19-24遊園地トリプルデート(+α)

Last-modified: 2008-12-30 (火) 10:33:44

19 :それも名無しだ:2008/06/01(日) 17:50:50 ID:DO58SPTa

アイビス「フェルナンドー!こっち、こっち」
フェルナンド「ここか?先週できたばかりのケーキ屋は?」
アイビス「そうなのよ!結構おいしいって評判いいのよ」
フェルナンド「よし、入るぞ」
ガー
???「おめでとうございまーす」
アイビス「!?」
???「あなたたちは100万人目のお客様です」
アイビス「え?だってここ先週できたばっかり…」
???「お二人には遊園地のペアチケットを差し上げます」
アイビス「…なんだか怪しいんだけど…けど遊園地か…」
???「ええ…ぜひそちらの彼氏さんと行ってください」
アイビス「か、彼氏だなんて///」
フェルナンド「アイビス!このケーキうまそうだぞ!!」

 

???「うまくいきましたね…私の力を持ってすれば造作もないこと…」
???「ええ、簡単なほどうまくいきました…」
???「それも私だ…」

 

店員「店長!!なんなんですか、あの人たちは!!」
店長「オープンしたばかりなのに~~」

 

ショウコ「♪~♪」
フェルナンド「なんだ、楽しそうだな」
ショウコ「えへへ~今日ね商店街の福引で遊園地のペアチケットを当てちゃって」
フェルナンド「何!?俺たちも今日貰ったぞ!!」
ショウコ「へ?それはまた、偶然ね」
ドタドタ
コウタ「ショウコ!今度の日曜日、弁当作ってくれ!」
ショウコ「な、なによ、突然!」
コウタ「それがさ、今日街で変な仮面のおっさんがかつ上げされてたんで
    助けたら遊園地のペアチケットをもらったんだよ」
ショウコ「なにそれ!すっごく怪しくない?」
フェルナンド「ということは全員で行くことになるのか?」
ショウコ「……」
コウタ「……」

 

なんだかんだで当日

 

~遊園地~
フォルカ「ここが湯兎炎血というところか」
ティス「うわぁ~」
フェルナンド「なかなか興味深いな」
ショウコ「ではではここからは別々に移動しようか?あ、私観覧車に乗りたいな~」
フォルカ「艦乱者?よくわからんがショウコが行くなら…」
コウタ「い、いきなり観覧車だと!ふざけるなぁ!」
ティス「コウタ!あっちのお化け屋敷行きたい!」
コウタ「だぁ!引っ張るな!!」
アイビス「…いいなぁ…観覧車にお化け屋敷は彼氏と絶対行きたいところなんだよなぁ」
フェルナンド「アイビス!アイビス!!」
アイビス「何?」
フェルナンド「でかいコーヒーカップが回ってるぞ!!」
アイビス「へ?じゃあ乗ってみる?」
フェルナンド「乗れるのか!?よし、行くぞ」

 

???「では我々も…」
???「ええ」
???「ふふふ…」 ショウコ「うわぁ…高い~」

 

フォルカ「そうか?」
ショウコ「う~ん…戦闘とかで高い場所とか慣れちゃってるからねぇ」
フォルカ「神化したヤルダバオトは飛べるしな」
ショウコ「うぅ…やっぱ観覧車はやめて違うアトラクションにすればよかったかも」
フォルカ「しかしこうやって狭い場所で二人っきりになるのはあの時以来だな」
ショウコ「え?いつだっけ?」
フォルカ「修羅城からショウコを連れ出した時だ」
ショウコ「う~ん…でもヤルダバオトの中はちょっとつらかったなぁ…」
フォルカ「その…すまなかった」
ショウコ「…フォルカ…隣に座っていい?」
フォルカ「ああ…かまわないが?」
ショウコ「えへへ…好きだよ、フォルカ」
フォルカ「ショウコ…普段はコウタがいるからこんなことは出来ないが…」チュッ
ショウコ「フォルカ…私、ほっぺだけじゃ満足出来ないよ?」
フォルカ「ならこの乗り物が下に降りるまで満足させてやる」

 

???「こ、これはなんというODEな展開…」カシャーカシャー
子供「ママー、お兄ちゃん観覧車の上でなにやってるのぉ?」
母親「見ちゃいけません!!」
???「ククク…私の力を持ってすれば造作もないこと」

 

ティス「!!」
コウタ「なんだよ、さっきの元気はどこにいった?」
ティス「べ、別に~いきなり出てきたからびびっただけなんだからな」
コウタ「なんだ、怖いのか」
ティス「こ、怖くなんか…」
コウタ「あ、後ろ」
ティス「うあああああ!!」ギュ
コウタ「あはは、嘘だってば」
ティス「う、うわぁぁぁ」
コウタ「な、なにも大泣きするこたぁねぇだろうが」
ティス「だって、ぐす、コウタが…うぅ…びびらせるから、ちょ、ちょっと」
コウタ「ちょっとなんだよ…へ?もしかして」
ティス「うぅ///」
コウタ「ちょっとだけなら別にかまわねぇだろ?すぐ乾くって」
ティス「このでりかしー無し!!そんなの嫌に決まってるだろ!!」
コウタ「わ、わかったよ…だったらそのパンツ脱げ」
ティス「え?」
コウタ「このハンカチをパンツ代わりにすれば」
ティス「う、うん」

 

???「さてあの二人はどうしてるのやら…あそこいましたね」

 

ティス「コウタのせいでパンツが濡れちゃったじゃないか!」
コウタ「責任取っただろうが!!お前だってすごい声を上げて俺にしがみ付きやがって…
    おかげで背中が痛いっつーの!!」
ティス「あ、あれはコウタが悪いんだからな…言っとくがこのこと誰にも言うなよな」
コウタ「言うわけねーだろうが!」

 

???「O・D・E」パリーン

 

ティス「ん?今眼鏡が割れる音がしたぞ」
コウタ「眼鏡ぇ?まさかラージじゃあるまいし」

 

アイビス「うぅ…目が回る」
フェルナンド「す、すまん…調子にのって回し過ぎた」
アイビス「ふふ…でもフェルナンドとっても楽しそうだったね」
フェルナンド「あんな面白い乗り物は初めてだったからな」
アイビス「けど今度はゆっくり乗ろうね」
フェルナンド「ああ」
アイビス「ふぅ~なんとか落ち着いてきた…次は何に乗ろうか?」
フェルナンド「……」
アイビス「何?乗りたい物でもあった?」
フェルナンド「馬がいる」
アイビス「ああ、メリーゴーランドね…ってまた回るやつなのね」
フェルナンド「あ、すまん」
アイビス「いいよ、さっきみたいにはひどくならないしね」
フェルナンド「ならあの馬に乗るぞ!!」
アイビス「はい、はい…じゃ私は隣の馬にでも乗ろうかな」
フェルナンド「何を言ってる?一緒に乗る!」
アイビス「い、一緒に!?べ、別にかまわないけど…」

 

フェルナンド「俺、馬に乗るのは初めてだ!」
アイビス(偽者なんだけどなぁ…ま、いっか)
フェルナンド「アイビス、落ちないようにもっと俺にくっついていろ」
アイビス「う、うん」
フェルナンド「さっきまで目を回していたしな…俺が抱きついたほうが落ちないか」ギュッ
アイビス「はぅ!///」
フェルナンド「そういえばここは夜にもなにかあるらしいぞ」
アイビス「パレードか何かかな?けど夜って…
     今日はショウコちゃんやティスちゃん達がいるから夜遅くは…」
フェルナンド「うん、だからその…今度は二人だけで来たい」
アイビス「そうだね」
フェルナンド「約束だからな、指きり!」
アイビス「はい、はい」

 

???「これはなんというほのぼの…いい絵が撮れそうだ」カシャーカシャー
ツグミ「うふふ…とてもいい動画が撮れたわ」ジーーー
???「!!…いつの間に…」

 

アイビス(でもよく考えたら夜遅くってお泊り決定では///)

 
 

後日
???「ククク…ODEな絵が撮れました」
???「O・D・E」
???「きゅん死にしそうのも私だ」
ツグミ「さて今度は夜の遊園地デートね」