243-245雨宿り

Last-modified: 2009-01-29 (木) 14:27:52

243 :それも名無しだ:2008/07/28(月) 23:40:48 ID:ULLqwNHO
ザーッ。
都合よく近くにある大きな木の下に避難。
周囲には人影はなく、激しい雨で煙る。

 

アイビス「はーっ、もう」
フェルナンド「すごいな、突然降ってきた」
アイビス「ふええっ、びっしょびしょ」
フェルナンド「ああ」
アイビス「なんか止みそうにないね」
フェルナンド「そうだな」
アイビス「しばらくはここで雨宿りだね」
フェルナンド「仕方あるまい」
アイビス「……!」
フェルナンド「どうした?」
アイビス「なななななななな何でもないよっ」
フェルナンド「?」
アイビス「(ど、どーしよっ、白いTシャツだから、中が透けちゃってるっ)」

 

どーする、アイビス~♪

 

244 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 00:22:33 ID:7BIRxxLh
その後
アイビスを抱き寄せて温まろうとするフェルナンド
いきなりの事に内心焦って硬直するアイビス
やってしまってからアイビスの服の透け具合に気づいて焦ってそっぽ向くフェルナンド
(でもアイビスが冷えるだろうと思い離れようとはしない)

 

という場面が浮かんだ。

 

245 :それも名無しだ:2008/07/29(火) 12:59:33 ID:fNTuV3LL
フェルナンド「アイビス」
アイビス「え?何っ―――きゃっ」

 

アイビスの手を引っ張り、バランスを崩した彼女を抱きとめる形で受けとめたフェルナンド。
そのままきゅうっと抱きしめる。

 

アイビス「ふぇ、フェルナンド!?」
フェルナンド「……寒さをしのぐときは、人肌で温めればいいと、この間ショウコが見ていたテレビで言っていた」
アイビス「///」
フェルナンド「あったかいか?」
アイビス「(あ、あったかいとか、あったかくないとか、わ、わかんないよ~)」
フェルナンド「(やはり濡れた服を着たままでは温かくなりにくいのか、いや、だがしかし……ん?)」

 

視線の先には、アイビスの胸元。
本来覆い隠しているはずの下着が、濡れて透けている。
フェルナンドは見てしまった。
濡れて肌にべったりとついた白いTシャツと、そして可愛らしいブラジャーを。

 

フェルナンド「!!!!」

 

思わず視線を逸らす。
だが一度眼についたものは、なかなか消えようとしない。

 

アイビス「(どうしよう、心臓が、破裂しそうだよっ)」ドキドキドキドキ
フェルナンド「(ええいっ、アイビスの胸がっ!くそっ)」ドキドキドキドキ

 

けれども、せっかく二人の体温で温かくなってきたので、離れようなどという考えは浮かばない二人だった。

 

ツグミ「ふぅ、甘酸っぱいわねえ……折角迎えに来たのに」ジーーーーッ
イルイ「いっそのことODEな展開になってしまえばいいのに」