252-255フェルビスのODE観察日誌2

Last-modified: 2009-03-06 (金) 12:58:38

252 :それも名無しだ:2008/07/31(木) 17:00:59 ID:lP84KEeS
もちろん、TVのスイッチをつけると・・・

 

TV  「(自主規制)」
フェル 「うおぉ!?な、なぜこの男女は人前で!?」
アイビス「うわぁ・・・・・・(ゴクリ)」
フェル 「消せ消せーー(赤面)!!」
アイビス「しっ!静かに!!」

 

TV  「(自主規制)」
アイビス「(じぃぃっ・・・)」
フェル 「(ドキドキドキドキ)」

 

TV  「(激しく自主規制!!)」
フェル 「おおぉぉぉぉぉ!?」
アイビス「こ、これやっちゃうの!?」
フェル 「は、は、は、破廉恥だ!破廉恥だ!(赤面)」
アイビス「黙って!今いいところだから」

 

TV  「(自主規制)」
アイビス「(じぃぃぃ・・・・・・)」
フェル 「(ドキドキドキドキ)」

 

TV  「(再び激しく自主規制!!)」
アイビス「うゎあ、この女の人、よくこんな事出来るね!?」
フェル 「止めろ止めろ!!(と、言いつつ、目はTVに釘付け状態)」
アイビス「静かに!!」

 

 (以下同様な繰り返し)

 

 ~6時間後~
アイビス「はぁはぁはぁはぁはぁ・・・(真っ赤な顔で汗だく)」
フェル 「ハァハァ・・・やっと終わった(アイビスと同様)」
アイビス「はぁはぁ・・・わたし・・・もうダメ・・・・・・疲れたよ」
フェル 「破廉恥な・・・あのようなことを何人も・・・地球人って一体・・・ブツブツ」

 

イルイ 『ツグミ・・・あれ逆効果だったんじゃないの?』
ツグミ 『う、うんちょっと効きすぎだったかな・・・?』

 

ぐったりしてしまった二人は、取りあえずお風呂に入って汗を流すことに。

 

フェルナンド「おお、窓の外に風呂があるぞ!」
アイビス「すごーい、お風呂に入りながら海を眺められるのね」
フェルナンド「見ろ、海に太陽が沈んでいくぞ」
アイビス「ほんとだー、綺麗!」
フェルナンド「よし、入るぞ!」
アイビス「うん」

 

と、そこで気がつく。

 

アイビス「あ、あのっ、フェルナンド!」
フェルナンド「何だ?」
アイビス「さ、先に、どうぞ……///」
フェルナンド「何を言ってる、今入らねば夕日が沈んでしまうぞ」
アイビス「え、でも、だって……い、一緒に入ると、その……」
フェルナンド「アイビス」
アイビス「はいっ」
フェルナンド「これを、使え」

 

つタオル

 

アイビス「え?」
フェルナンド「それを体に巻いて入ればいい。この間見ていたテレビで女がそれを巻いて男と一緒の温泉に入っていた」
アイビス「う、うん……」
フェルナンド「先に行ってる」

 

ガラガラガラ。

 

アイビス「フェルナンド……」ドキドキ

 

ツグミ『おっかしいわねぇ、>>252であれだけのものを見たというのに、何あの少女マンガ的ノリは!』
ショウコ『やはり一筋縄ではいきませんね、あの二人』
フォルカ『大変だな』モギュモギュ
イルイ『予想を裏切らないね』モギュモギュ

 

温泉饅頭は美味しかったです。byイルイ

 

外にある脱衣所で着替えて露天風呂に一足お先に入ったフェルナンド。
続いてこそこそ服を脱いで、白いタオルを体に巻いて入ったアイビス。
二人は両端に離れて、落ちる夕日を眺めた。

 

アイビス「綺麗だね」
フェルナンド「ああ」
アイビス「海の色が、オレンジ色だ」
フェルナンド「本当だな」
アイビス「潮の匂いもするね」
フェルナンド「そうだな」
アイビス「…………ね、ねえ、フェルナンド」
フェルナンド「何だ?」
アイビス「そっち、行ってもいい?」
フェルナンド「あ……ああ、い、いいぞ」
アイビス「じゃあ、行くね」

 

すすす、とアイビスは中央へ。
フェルナンドも、すすす、と中央へ。

 

アイビス「あ、フェルナンドは動かなくていいんだよ!」
フェルナンド「え?いや、あ、す、すまないっ」
アイビス「戻らなくてもいいよっ」
フェルナンド「そうか?なら、このまま」
アイビス「うん……」

 

その隙間、ほんのわずか。

 

アイビス「(フェルナンドが近すぎるっ)」
フェルナンド「(アイビスが、近い)」
アイビス「(あ……二の腕、しっかり筋肉ついてる。フェルナンドも、男の人、なんだ)」
フェルナンド「(……細いな、アイビスは。あれだけすいーつを食ってるのに、何故だ?)」
アイビス「(胸板とか、逞しいなっ。あそこに顔とか預けてとか……わーわー!何考えてんのあたし!)」
フェルナンド「(どこもかしこも細いし、白いし、抱きしめたら潰れてしまっ……うおっ、何を俺はっ)」
アイビス「う、海、泳ぎたいね、また!」
フェルナンド「そ、そうだな!また競争しような!」
アイビス「はははっ、ははっ」
フェルナンド「わはははっ、わはっ、はっ」
アイビス「……」バクバク
フェルナンド「……」バクバク

 

ツグミ『何あれ何あれ何あれ!』
ショウコ『なんて青春真っ盛りな男女!』
ツグミ『折角ナイスなシチュエーションなのにキスのひとつもないなんて!』
ショウコ『ううっ、これが若さか』

 

イルイ『ショウコの方が若いのにね』モギュモギュ
フォルカ『ああ』モギュモギュ