267-270フェルビスのODE観察日誌4

Last-modified: 2009-03-06 (金) 13:12:52

267 :それも名無しだ:2008/08/03(日) 18:08:19 ID:6dMhRqzd
結局何もないまま、夜は明け、互いに誤解したままチェックアウト。
その帰り道。

 

アイビス「ね、ねえフェルナンド」
フェルナンド「な、何だアイビス?」
アイビス「も、もし、その……こ、子供が出来てたらっ」
フェルナンド「こここここここどっ、子供!?」
アイビス「う、うん、その、ね、あ、あの……お、男の子と女の子とど、どっちがいい?」
フェルナンド「も、もちろんどちらでもいい!お、俺とアイビスの子ならば、どっちだって……」
アイビス「そ、そっか、どっちでも、いいのか……ははっ、そ、そうだよね、私のフェルナンドの子だったらどっちだって可愛いもんね!」
フェルナンド「当たり前だ!……あ、だが、男が、いいかもしれん」
アイビス「どうして?」
フェルナンド「お、女ならばっ、いずれ、嫁に―――」
アイビス「もうっ、気が早いよフェルナンドったら」
フェルナンド「そ、そうだな……いや、だが……女ならば、お前に似て、可愛いだろうから、俺は……」
アイビス「///」
フェルナンド「///」
アイビス「……きっと、男の子だったら、フェルナンドに似てすっごくかっこよくなるよ」
フェルナンド「そうか?」
アイビス「うん」
フェルナンド「(とはいえ、記憶がないのが悔やまれるな。アイビスの初めてを、俺が奪ったのに)」
アイビス「(全然思い出せないけど、初めてなのに痛みがないのはきっと、
      フェルナンドがすごく優しくしてくれたおかげだよね)」
フェルナンド「(だが記憶がないと言えば、アイビスは悲しむだろう。
        それならば、俺はこの記憶を墓場にまで持っていくぞ!)」
アイビス「(覚えていないって言ったらフェルナンド怒るかな?
      ううん、怒らないけど、落ち込むよね。ならやっぱり一生黙っておこう)」

フェルビス「「(でもまあ、俺(私)たちが昨夜愛し合ったことは本物なんだし)」」

 

ツグミ「な、なんてことっ、最後の最後でこの展開はっ!!」ガビーン
ショウコ「双方の誤解が誤解を呼んでこんな思いも寄らない展開になるなんてっ」ガビーン

 

フォルカ「土産はこれくらいでいいか?」
イルイ「うん」

 

愛し合ったことに関して素直に受け入れるんだなW
実際は誤解だけどな

 

ショウコ「真実を言わなくていいのかな?」
ツグミ「言わない方が次のODEに発展しやすいでしょう」
ショウコ「確かに一度やってしまえば恥ずかしいことなんてないですよね」
ツグミ「それに今の状況では言いにくいのよね」

 

アイビス「(覚えてないとはいえ私もAV女優のようにあんな淫らな姿やエロい声を出してたのかな?)」

 

ボヒュッ///

 

アイビス「(うわぁぁ…恥ずかしい///)」

 

フェルナンド「これで俺も大人の男だな!…父親というのもなかなかいいものだ!」

 

ショウコ「…言いづらい」