基礎文法・助詞・助動詞

Last-modified: 2018-08-10 (金) 22:05:24

基本の文法

母音は全部で8つです。

母音aiueoαιυ
読みエーアイユーイー

x→クス、s→ス といった、英語で使われる発音はそのままに、
母音と単語だけ変わった英語のような言語と思えば習得は簡単でしょう。

ただ、英語と違う部分もあります。

冠詞に該当する単語が無い

ウェルフィー語の特徴です。「the」「a」「an」が存在しません。

違う単語同士が同じ単語に統一されている

例えば、同じ「終わった」な意味の「end」と「over」ですが、
これらはウェルフィー語で「終わり」という動詞の「fins」の過去形
「finsit」に統一されています。

他にも、「疲れた」や「驚いた」はウェルフィー語だと全て「疲れる」と「驚く」の
動詞の過去形という事になっています。

動詞が重要視されている言語なので、そこが英語と違うんだなという点を
理解してもらえると上達が早まるかもしれません。

主語と助詞

Mi

Mi。「マイ」と読み、「私」という意味です。
自分が主語の場合、助詞には「em(イム)」を使います。が、人名の時は変わる事なく「em」です。
例:Mi em tiluit.(私は疲れた)
例:Mi em Mαlια.(私はマリアです)

emの過去形は「wam(ウェム)」です。

Mu

Mu。「ミュー」と読み、「あなた」という意味です。
あなた・彼らなどの相手に関する助詞は、「ee(イー)」を使います。

例:Mu ee nobeng.(あなたは勉強している)

eeの過去形は「waan(ウェーン)」です。


なお、「これ」「それ」などの物に関する単語も人名の時と同じく「em」です。
一番使う機会の多い助詞は「em」です。覚えておきましょう。

du

du。「デュー」と読み、「~に」という意味です。
「du」は英語の「to」と同じ意味ですので、英語の「do」にあたる動詞「da」とセットで覚えましょう。
少し覚えづらいかもしれませんが、「du da」 = 「to do」です。

例:du da visk.(仕事をする)

ob

ob。「オブ」と読み、「~の」という意味です。英語の「of」と同じです。
「the」は付けなくて良いので、例文のように使っても構いません。

例:kααby ob Hosι.(星のカー○ィ)

助動詞

例外:kan

kan。「カン」と読み、「~できる」という意味です。英語の「can」とほぼ同じです。
これは動詞扱いになっていて、「出来た」という意味の「done」は存在しなく
「kan」の過去形の「kanit」が「done」と同じ意味です。
例:bαst va wam kanit.(前は出来ていた)

bαst…前

on

on。「オン」と読み、「~ない」という意味です。英語の「not」と同じ意味です。
なお、「出来ない」はkanが動詞なので、後に付けて「kanon」です。

例:Mi kanon da va bay.(今は出来ません)

bay…今

wab

wab。「ウェブ」と読み、「~したい」という意味です。英語の「want to」と同じ意味です。

例:wab du dasp.(頑張りたい)

dasp…最高・ベストを尽くす

mov

mov。「モヴ」と読み、「~を持っている」という意味です。英語の「have」と同じ意味です。

例:Mi va mov.(それを持っている)