概要
ドイツ軍が第二次世界大戦を通して運用した伝説的短機関銃。

↑MP40を持つ兵士。
諸元
| 制式名称 | MaschinenPistole 40 |
| 開発元 | エルマ・ヴェルケ |
| 口径 | 9×19mm |
| 重量 | 3.97kg |
| 装弾数 | 32発 |
| 全長 | 833mm |
解説
アルミ部品使用と切削加工部品の使用によって量産性が低くコストも高かったMP38を低コスト化すべく改良した短機関銃。
先述の問題点を廃し省力生産が可能となり、大量生産が行われた。国防軍・武装親衛隊・国民突撃隊と幅広く配備・運用された。
軽量ながら発射速度を抑えることですぐに故障することもなく、泥や煤にも強い頑丈な構造からドイツ兵に好まれたのはもちろん、鹵獲したソ連赤軍の兵士やパルチザンも積極的に運用した。第二次世界大戦後もベトナム戦争でソ連がベトコン側に供与したり、その生産量からコレクターたちにも比較的安価な銃として好まれている。
アタッチメント・派生型
Supperesor
MP40用の消音器。アラド、シュナイダー2社によって試作された。
1941年12月にクンマースドルフ兵器試験場にて試験が行われた。アラド社のL41は銃口開口部の問題で不発が発生し、開口部を広める改良を行った。一方シュナイダー社のL43は問題なく動作した。これらのサプレッサーの使用には特殊装薬弾の装填が必要だった。
MP40/1
強度増加のためにリブを増設、コッキングハンドルも改良された。最も量産されたモデル。
MP40 II


継戦能力向上のためマガジンを合計2つに増設し、64発連射を可能にした型。重量増加のため機動性を低下させ、量産コストも高かったため少数の生産にとどまった。
MP40/II
発射速度を毎分1000発まで高められるようにした量産型。
ギャラリー

↑MP40を持つドイツ兵。

↑MP40を分解清掃するドイツ兵。

↑MP40を持つドイツ兵、冬季迷彩。

↑MP40を射撃するドイツ軍下士官兵。

↑MP40を持つ降下猟兵。