概要
伝説的な短機関銃MP40の初期型

↑スターリングラード攻防戦にて、荒廃した市街地を進むドイツ国防軍兵士。MP38を持っている。
諸元
| 制式名称 | MaschinenPistole 38 |
| 開発元 | エルマ・ヴェルケ |
| 口径 | 9×19mm |
| 重量 | 3.9kg |
| 装弾数 | 32発 |
| 全長 | 833mm |
解説
1936年、ドイツ国防軍は各社に新型短機関銃の開発を要請。エルマ・ヴェルケ社は前年に開発されたEMP35の機構を土台に新たな短機関銃EMP1936?を開発した。これは折り畳み式ストックと別々に設けられたグリップ、下方に装着するマガジンなど当時として非常に先進的構造をしていた。しかし製造コストなどの問題から採用されることはなかった。
その2年後、ドイツ軍は再び各社に短機関銃開発を打診。開発には小型軽量で扱いやすく高い量産性を求められた。
これに応えるべくエルマ社はEMP1936で培った技術をふんだんに注ぎ込み、結果MP38が採用される。1938年から量産が始まったMP38は量産性が低かったが性能は良好で、降下猟兵や装甲擲弾兵などの精鋭部隊に配備された。しかし希少資源のアルミを使用する点や切削加工を多用する点は問題とされ、さらなる安価生産を可能とするべくMP40が開発されることとなる。
派生型
MP38/40
生産がMP40に切り替えられ、余剰となっていたMP38のレシーバーにMP40の部品を組み合わせた型。
MP38(L)

部品にアルミ製のものを多用した試作型。軽量化を目的としていた?
ギャラリー

↑家屋に突入するドイツ兵。手前の兵士がMP38を持っている。

↑一般突撃章を佩用したドイツ国防軍下士官兵。MP38を持っている。

↑MP38を持った装甲擲弾兵と下士官。