Perth

Last-modified: 2017-03-24 (金) 19:43:48

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概要

イギリス連邦(オーストラリア)国家にて実装されている唯一の艦船。
船体はイギリスTier6巡洋艦であるリアンダーをベースとしているが、HE弾を発射可能なことや、搭載している消耗品が異なる。

強いところ

・特殊な煙幕を装備
イギリス巡洋艦をベースにしていることもあり、このパースも発煙装置を装備している。
特筆すべきは、その発煙装置の仕様が本家英国をはじめ各国の駆逐艦とは大きく異なる点だ。
通常の煙幕は、15~20秒間ほど発煙した後に、その煙幕が90~120秒ほどその場に留まるというものだが、
このパースの煙幕は、90~120秒ほど延々と『発煙し続ける』というものである。
発煙した煙幕は10秒ほどで消えてしまうが、上記の通り発煙し続けているため、姿を隠し続けながら微速前進することができる。
機関1/4で微速移動しながら、煙幕が切れる頃合までに安全な場所へ退避したり、魚雷を緊急回避することも容易である。

また画像にもあるように、発煙装置の特殊アップグレードを搭載すれば、その煙幕の効果時間を90→117秒へと増加させることができる。
これは米駆の持つ効果時間の長い煙幕と同等の時間のため、この間に相手を撃破するなり、安全な場所まで退避することが可能だ。
特殊な発煙装置はランク戦の報酬であったり、スパコンから入手が可能だ。
倉庫で埃を被っているようであれば、是非パースに搭載して戦場に出てみよう。

 

・高い隠蔽性
英国巡洋艦同様、高い隠蔽性能を誇る。
その能力、隠蔽能力を最大限まで高めれば、海面発見距離8.6kmとなる(ベルファストの8.7kmに比肩)。
この高い隠蔽性を活かして、駆逐艦の護衛をはじめ、艦隊の目となる役割
そして相手に最大限接近してからの煙幕展開、AP・魚雷による攻撃が可能だ。
もちろん相手に接近し過ぎると、強制発見距離やソナーにより捕捉されてしまうため、適度な距離を保とう。

 

・HE弾が使える
英国巡洋艦をベースにしておきながら、HE弾を使用することができる。
このため艦を立てた相手にはAP弾ではなく、HE弾でダメージを与えつつ火災を発生させることが可能である。
また主砲口径が152mmのため、Lv4艦長スキルの「IFHE」とも相性がよい。
スキルポイントに余裕ができたら習得してみると、目に見えて与ダメージが増加する。

 

・煙幕の中から、自力で視界確保ができる
煙幕の中から自力で視界を確保できる手段を持つ、(Ver0.6.2.2)現在において2隻しかない艦船。
それがこのパースである(もう1隻はご存知ベルファスト)
消耗品にソナーと水上戦闘機/観測機を装備できるため、近距離ではあるが敵艦を捕捉する事が可能である。
相手が巡洋艦や戦艦などの隠蔽が悪い船であれば、安定した補足が可能。
ただしソナーは3.5km圏内でなければ捕捉はできず、戦闘機/観測機は相手の対空砲で撃墜される危険がある。
煙幕を使う際は、可能な限り味方艦の視界がある場所で使うことを意識しよう。


弱いところ

・耐久性は劣る
元が英国巡洋艦であるため、非常に撃たれ弱い。
最大装甲100mmとあるが、ほとんどの部分は薄い装甲でしか守られていないため、152mmAP弾で簡単に貫通されてしまう。
戦艦の大口径AP弾などもってのほかであり、接近されれば駆逐艦にもバイタルを貫かれてしまう。
煙幕や地形を利用して、可能な限り撃たれない立ち回りを念頭に行動しよう。

 

・消耗品のリロード中は無力
上記の通り非常に撃たれ弱いこともあり、姿を隠せる煙幕のリロード時間中は無力である。
極力砲撃は避けて、リロードが完了するのを待ち続けるのが賢明。
そのため消耗品の準備時間を短縮する、艦長スキルの何でも屋や、大口径旗などを装備しよう。

 

・空母にゃ弱い
対空能力は非常に弱いため、空母の攻撃機を叩き落すことは諦めよう。
視界確保用の水上戦闘機も、艦長スキルで2機に増やしたところで大きな効果はない。
英国巡洋艦らしい加速が可能なため、持ち前の機動力でがんばって空からの攻撃を回避しよう。

 

使い方

この巡洋艦は兎にも角にも、消耗品を使って戦うことが前提となる。
消耗品の効果時間中は果敢に前進できるが、それが切れた時には脱兎の如く逃げることが重要。
生きていれば、また消耗品の準備を完了させて有利に立ち回ることが可能だ。

 

意を決して突貫してきた敵艦を必殺の魚雷で沈めることも可能であり、また魚雷を回避されたとしても、次はAP弾を叩き込むことができる。
有利な状況の中、特殊な煙幕で活躍できるチャンスは、1試合のうちそう何度も無い。
そのためチャンスは見逃さず、的確に味方をアシストする形で前線へ躍り出て、戦線を押し上げよう。