歌詞/至上の喰字

Last-modified: 2019-07-29 (月) 15:30:16
Music至上の喰字YHST-0080
Recorded in綴れぬ森の少女
Vocals兎明
Lyrics奥山ナマリ
Arrangement奥山ナマリ
Original Titleヴワル魔法図書館
目がいつ覚めたのか測る窓もなく
永遠と(うた)って取り残されてた
紙をこする音が響く静けさの
地下室は私の食卓のようで 
か細い腕が心(めく)って
文字は肉と血に変わった 香るインクは食欲を(そそ)る 書き写されたその想いを 噛み締めたら体に流れる
至上の喰字これ程に 永遠の使い方はないだろう まだ誰も知らない知られていない ()えを埋める本に巡り逢えるように
時々思い出す曜日の形を 冗談で変えても気にならない場所 ここが世界ならば心地良いのにさ 風も無く邪魔する日時計も無くて
知らないことが罪となる前に
文字は肉と血に変わった 無限に溢れる粒を飲み込んで 鮮明に見える人格が 細い体の骨を作った
至上の喰字これ程に 色の良い暮らしはないでしょうと 生ける文字 昔に誰かが 生贄の様に知識を捧げた
文字は肉と血に変わった 香るインクは食欲を唆る 書き写されたその想いを 噛み締めたら体に流れる
至上の喰字これ程に 永遠の使い方はないだろう まだ誰も知らない知られていない 餓えを埋める本に巡り逢えるように