歌詞/零れずの願いゴト

Last-modified: 2019-11-18 (月) 18:32:15
Music零れずの願いゴトYHST-0081
Recorded in零れずの願いゴト
Vocalssenya
Lyricsかませ虎
ArrangementIceon
Guitarneiro
Original Title砕月
言葉では零せないこの思い
胸の中で広がっていた
くだらない記憶(かいわ)でさえも
鮮明に映った 
今は作った笑顔で 悲しさを隠せるよ 貰ったわずかな同情(ことば) 酔いと重ねて過ごせば
水面が揺れるくらいに 心は雨が止まず 風が泣く音に耳を塞ぐことにも慣れたよ
枯らせども 尽きることない 零れ落ちる淡き願い事 不意に拭われても意味が無いと 告げる前に…
君の押し付けがましい優しさ 見返りは要らぬとばかりに 慰めと程遠い話 延々語られた
微かに笑う自分に気付いて すぐさま顔を下に向けた 意地を張る私の浅さ 情けない序曲(はじまり)
小さなため息でさえ*1 零れたら拾われた… 稀に感じてしまうよ 照れによく似た喜び
この温かさはきっと 酔いのせいなんでしょう? 信じたい過去(あい)を決して 裏切りたくはないから
遠ざけても無駄と知って イタズラに哀しみを空へと ばら撒けば君はやってきた 嫌な顔ひとつせず
ここにいる自分を愛し始め 知らず知らず向き合っていた 囚われに似た自由の唄 口ずさむみたいに
苦しいといつも作り続けた 胸の中の葛藤はもう 君に壊され消え失せた そう、零れる前に 飲み干されるようだ
心からここにいること 知って欲しくなれる気がしてる どんな痛みさえ誇れる 君がいてくれるから
静かさを愛し、孤独を嫌う 悪酒さえ美味く 飲み干した それが生き物の腐敗と 知れども私はいい 君と共にならば
ここにいる自分を愛し始め 知らず知らず向き合っていた 囚われに似た自由の唄 口ずさむみたいに
君となら零れずの願いゴト 叶え合えば、優しい世界 上を向くたび見つけるよ もはや例えじゃない 君と共にならば

*1 24thアルバム「零れずの願いゴト」では『小さなためで息さえ』と表記