ゴールドラッシュ20160512/会話

Last-modified: 2019-12-28 (土) 17:35:36
ネタバレ注意
1:鬼神の臣従
1:開始時

???

足掻くな人間ども。
おとなしく、死を受け入れよ。

レオナ

……くそッ!
辺境の村の魔物退治と甘く見ていたが、
まさか我が軍がここまで押されるとは……。

アンナ

──レオナさん!?
私たちもすぐに加勢します!

???

ほう。援軍か。
いくら人間が増えたところで詮無きこと。
良かろう、全て滅す──ら、ラクシャーサ様!?

ラクシャーサ

それはこちらの台詞だ、我が配下らよ。
主の命もなく活動を始めるとは、どういうことだ?

ラクシャーサの配下

……人間に与したラクシャーサ様に、委細を話す
義理はありません。邪魔立てするならば、
例え貴方であろうと滅するまで……ッ!

ラクシャーサ

なるほど……主への背信の愚を解さぬ程の
乱心ということか……いいだろう。
私自らが滅殺してやる。

アンナ

……つまり、あの魔物は
ラクシャーサさんの配下の
方々という事なのですか?

ラクシャーサ

そうだ。
ただ私の制御を離れてしまったがな……。
回数制限付きだが、倒しても蘇るから気をつけろ。

レオナ

王子! 我が帝国軍は西方の敵を迎え撃つ!
王子軍は東方からの敵をたのむ!
1:終了時

ラクシャーサの配下

く……ぬぁぁあああ…………あ…。
さ、再生が及ばぬ……。
一度魔界に戻らねば……。

レオナ

……何とか、勝てたか。
今回の助力、不本意ではあったが、
感謝しておく……王子。
礼ついでに忠告しておいてやる、
近頃、同時多発的に各所において魔物の
動きが活発になっている。
偶然とするには不穏に過ぎる。

ラクシャーサ

魔界に御していたはずの我が配下が
解き放たれた事も解せぬな。

レオナ

貴様らがどうなろうと知ったことではないが、
今日のような事もあるからな……。
つまらぬ所で死なれては困る。注意は怠るな。
さあ、全軍撤収だ!
急ぎ帝国へ戻り、
陛下への報告を一刻も早く行うぞ!

アンナ

王子、出来ることならば、先ほどのように共に
魔物に立ち向かえればと願ってしまいますね……。
では、私たちも戻りましょう。
王子、この度はお疲れ様でした。
2:仙猿の里帰り
2:開始時

ファー

ひゃ~良い空気だ! 久しぶりの祖国はいいな!
ありがとな、王子。俺の我がままに付き合ってくれて。
早速、あいつらに挨拶しなきゃならねぇ!

アンナ

ふふ。
お猿さん達も、きっと喜びますよ。

ファー

さぁお前ら出て来い--!
俺様が帰ってきたぞ---!
2:戦闘中

ファー

イテテっ!
おい! お前達なんで石投げてくるんだよ!?
俺の事忘れちゃったのかよ!?

アンナ

そんな……。
せっかく会いにきたのに……。
一体どうしたっていうんでしょうか。

ファー

くっそぉ-、もう怒ったぞ!
ここはもう一回、誰がボスかをしっかりと
分からせてやる!
おい、王子!
あんたもボサっと見てねぇで手伝ってくれよ!
2:終了時

ファー

ウッキィ--ッ!! オレさまの勝ちだぜ!
お前らのボスはオレだってことちゃんと
理解したか? これに懲りたら二度とーー

アンナ

ああッ!?
ファーさん、お猿さん達が逃げていきます!

ファー

おいおいおいッ!?
何も逃げ出すことねぇだろ……なんでだよぉ……。

ロイ

彼らの眼……心ここにあらずといった様子でした。
もしかしたら、何者かに操られている
可能性があるのではないでしょうか。

ファー

ばかやろー!
オレの仲間がそう簡単に操られるかってんだ!
・・・…でも、操られでもしないと、
オレにあんなヒドイことなんてしないしな……。
もしかして本当に操られてるのか……?
もしそうだとしたら、
とんでもなく強い妖力を持った奴の仕業だな……。

アンナ

現状では推測の域を出ませんね……。
お猿さんたちの行方も気になりますが、
今日の所はいったん引き上げましょう、王子。
3:合体デーモン
3:開始時

???

やっぱり魔界の門が開くのはここだったのね……。
場所を抑えてしまえばこっちのものよ……ふふ。
さて、仕事開始っと!
3:戦闘中

アンナ

王子、気をつけて下さい、
この地にて多数のデーモンの出現が確認されたとの報告を受けています。

???

(……誰?
こんな危険なところに来て……何者なの?

モーティマ

おい! そこのお嬢ちゃん、早くこっちへ来いよ!
デーモンにやられちまうぜ!

???

あなた誰? 素人の助けなんて無い方がマシよ。
言っておくけど、デーモンを倒した数は、
あんたたちよりも多いはずよ。

フウカ

よっぽど腕に覚えがあるようね……。
でもあの数のデーモンを一人でさばけるとは
思えないわ……王子、加勢するわよ!

???

デーモン退治の専門家の
私と張り合おうっていうわけね?
いいわ、どっちが多く倒せるか勝負よ!

合体デーモン

おお……この体……素晴らしい……ッ!
この合体を繰り返せば他のデーモン達の
力をすべて取り込めるぞ……。

???

──えッ!?
な、何よ……あれ?
デーモンが合体している……?
一体どういう事なの?
3:終了時

???

何とか敵を一掃できたみたいね。
ふぅ。今回はちょっとだけ苦戦しちゃったわ。

アンナ

あの……お怪我はありませんか?

???

大丈夫よ、これくらい。かすり傷だわ。
……でも、助けてくれてありがと。
ほんのちょっとだけだけどね。

ドルチェ

自己紹介を忘れていたわね。
私の名前はドルチェ。
デーモン専門のモンスタースレイヤーよ。

アンナ

デーモン専門……?
プロとして活動してるという事ですか?

ドルチェ

うーん、まぁそんなとこね。
にしても、さっきの合体したデーモンには、
あなた達も気をつけておいた方がいいわ。
もし、デーモン同士で合体して新たな力を
得る事が出来るようになったとしたら……。
後はわかるわよね?
さて、私はもう行くわ。
武器の調整も必要だし、
デーモンのことも調べないといけないしね。
それじゃあね、王子。
あなた達との戦い、悪くなかったわよ。

アンナ

分かりました。
ドルチェさん、お気をつけて。
また機会があればご一緒しましょう。
4:ロイヤルタンク
4:開始時

ゴブリン

ギャギャッ!
戦車! 戦車!
シンピン! シンピン!

ゴブリン博士

おい、私の芸術作品に汚い手で触るナ!
ゴブリンクイーン様へ、お披露目する迄に、
まだまだ調整しなくてはいけないのだかラ!

アンナ

王子、報告によれば、この場所でゴブリン達の
活動が活発になっているという事ですが……。

ゴブリン

ギャギャギャッ!
ニンゲン!

ゴブリン博士

人間だト!?
ゴブリンクイーン様が魔界に行っておられる時に、
なんてことダ。

ゴブリン

(……じーっ)

ゴブリン博士

これはまだ未完成品ダ……。
クイーン様用の輿もまだ出来ていないし、
クイーン様に乗って頂かなくては、本来の力が……。
……いやまてよ。
この騎獣の破壊力ならば、人間など粉々ダ。
多少の傷ならばクイーン様にバレる事もないだろウ。

兵士

報告!
ゴブリン達の姿を確認──せ、戦車!?
敵は最新型の機獣戦車を有しているようです!

アンナ

こんな狭い洞窟で戦車!?
王子、慎重なご采配をお願い致します!
4:終了時

ゴブリン博士

そんな……クイーン様の専用御車が……。
なんと報告すれバ…。
……くぅぅッ……うっ、うぅ……。

アンナ

ゴブリン達が退却していきます。
戦車も破壊しましたし、
追撃の必要はなさそうですね。

グスタフ

それにしても、さっきの面を被ったゴブリンは
一体何者なんじゃ? 長い事ゴブリン達を
見てきているが、あれは初めて見るな。

ケイティ

風貌からしてゴブリン達の武器を作っている
博士のような感じでしたね。ゴブリンは高度な
技術は持ち合わせていないはずですが……。

グスタフ

ふむ。もし、そのゴブリンが例の戦車を
作ったのだとしたらやっかいじゃな。
また新種の兵器を製造するかもしれん。

ケイティ

今後もゴブリンの動向に注意していきましょう。
数で勝るゴブリン達が最新鋭の武具を作れる
となれば、手強い敵になるのは明らかです。

アンナ

王子、我が軍も今後に備えて、
準備をしておいた方がいいですね。
では、一度戻りましょう。
5:飛来する合成魔獣
5:開始時

レオナ

先刻の戦いによる飛空船の損傷が酷いな……。
帝国に戻るまでちゃんと飛べるのか?

ボリス

俺様が整備した飛空船を
甘く見るんじゃねえぜ、レオナ。
このくらいの傷ならもう一戦くらい
魔物とやり合うことだって──どぅわッ!?
なんだこの揺れは?

イザベル

ほ、本当に大丈夫なのですか?
不測の事態に陥っているなんてことは、
ありませんよね……?

ボリス

こ、このくらいの揺れで、
慌てるんじゃねえ!

ディルク

──報告!
左舷後方よりキマイラの襲撃を確認!

ボリス

キマイラだって? ちくしょうッ!
本当に魔物が襲ってきやがるとはな……。
いよいよもって船が持たねえぞ……。

イザベル

さっきと言ってることがちが──きゃぁっ!?
揺れがどんどん酷くなって……、
わ、わわ……何とかしてくださいボリス殿ぉ!

レオナ

くそ、魔物め……ッ!?
総員、直ちに臨戦態勢を取れ!
陛下、ご采配をお願いします!
5:終了時

レオナ

キマイラの掃滅を確認!
何とか窮地を乗り切ってようです。
今日は厄日だな……。
ボリス、可能な限り飛空船を急がせてくれ。

ボリス

無茶言うなっての!
さっきの戦闘で、飛空船の各所が
またぶっ壊れちまったんだぞ?

レオナ

泣き言とはおかしいな……。
『俺様の整備した飛空船が世界最速』
……では無かったのかな?

ボリス

人の言葉尻つかまえてこの女軍師め……。
俺が気に入らねえなら
他の飛空船技師を雇いやがれってんだ。
ああむしゃくしゃするなぁッ!
お前ら、このボリス様をなめるなよ!!
全速前進で帝都に突っ込んでやらぁッ!!

ドワイト

いや、ボリス殿……?
帝都に突っ込むのは如何なものかと……。

ボリス

かたッ苦しいことは言いっこなしだぜドワイト!
それに見てみろ!
陛下も異論は無いみたいだぜ?

皇帝

っふ……もっと飛ばせ、ボリス。

ドワイト

陛下まで──ッ!?
あぁ……無事に帰還できることを
不肖ドワイト、ただ祈るばかりです……。
6:豪風の四天王
6:開始時

兵士

伝令!
斥候部隊が魔物の姿を確認!
発見者によれば鬼の姿をしているとのことです!

ヨジロウ

おぉッ!?
あの出で立ち、間違いのう酒呑童子の手下だ!
いっちょオイがくらしつけてやる! 覚悟ぉッ!

チズル

待てヨジロウッ!
無暗に飛び出しちゃ危ないって──。

ヨジロウ

ぐうぅッーー!?
何だ、この強ぇ風は……
これじゃ近寄る事もできん……。

チズル

無理すんなヨジロウ。
敵の放つ風技を見切れないようじゃあ
怪我するだけだぜ。

ヨジロウ

面目ねぇ、チズルさん……。

チズル

いいってことよ!
さってと、久しぶりに暴れてみるかねぇ……。

アンナ

王子、私達もチズルさんに続きましょう!
急ぎ、戦いの準備をお願いします!
6:終了時

チズル

ふぅ、どうやら全て倒したようだな。
あ~疲れた。今日は良い酒が飲めそうだぜ。

ヨジロウ

チズルさん、やっぱあんたはスゲえ侍だ!
いっつも酒飲んで寝てるだけの
益体なしじゃ無がったんだな?

チズル

お前、私のこと
そんな風に思ってたのか……?

ヨジロウ

気を悪くしないでくれよ……そうだ!
今日はオイが丹精込めて作った濁り酒を
たっぷりと振る舞わせてくれ!

チズル

濁り酒だって!?そいつぁ嬉しいねぇ!
よし、そうと決まれば、とっとと帰ろうぜ!
フドウのおっさんに飲まれる危険があるからな。

アンナ

お酒……ですか。
祝い酒で済めばいいのですが……。

チズル

お~い、王子、アンナぁ!!
駄弁ってないで早く帰ろうぜー?
今夜の酒宴は王子も主役の一人なんだからよ。
7:警備用クリスタル
7:開始時

メーリス

王子ー!早く来てよぉー!
ここに重要な魔術書があるって、
確かな筋から情報を得たんだから!
シャロン
あまり急がれては危ないですよ?
この区域には巡回用のクリスタルゴーレムが
多く配備されているのですから。

兵士

前方に敵影を確認!
どうやらクリスタルゴーレムのようです!

メーリス

ほ、本当に出てきた!?
よし、私の魔法で一気に倒します!
もう見習いなんて言わせな──

シャロン

だ、駄目です! メーリスさん!
あのクリスタルゴーレムに無暗に攻撃を
してはいけません。
あのゴーレムは、一度でも攻撃を受けると
敵を排除する為に敵対してきます。

メーリス

えぇ~……。
と言う事は、魔法を使っちゃいけないのか……。
魔法都市の防犯装置だものね。そりゃそうかぁ。

アンナ

では。慎重に進まねばなりませんね。
王子も充分お気を付けください。
7:戦闘中
緑のクリスタルはHPを
少しでも減らすと、
遠距離攻撃をしてきます。
倒さなくても★の評価には影響せず、
拠点にも向かいません。
7:終了時

アンナ

すべての敵の鎮圧を確認しました。
これで、安全に塔に入れますね。

メーリス

やったね!
さて、魔術書は……っと。
うーん……これかな!?
えーっと……。
「……であるからして、……原理の追及には」
……あぁ~……難しい……。

ロイ

どれ、メーリスさん本を貸してください。
王宮魔術師の私ならば、簡単に読むことが……、
……むぅ……、なかなか難しいですな。

メーリス

魔術書を手に入れただけじゃ、
簡単には術を磨けないんだね。
やっと見習い卒業だと思ったのに……。

ロイ

魔術の真理は奥が深いものですからな。
一旦戻ってじっくり読んでみると良いですぞ。

メーリス

そうだね。
バルバス爺にもこの本を見てもらおう。
沢山、勉強して見習い卒業するんだからね!

アンナ

私たちも応援します。
メーリスさんの魔術がより一層強力になれば、
軍も安泰ですね、王子!

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