???
未編集
???
未編集
???
未編集
ランファ
あらためまして、私はランファと申します。 先日は皆様を襲ってしまったようで、 本当に申し訳ありませんでした。
……けれど、信じていただけないかもしれませんが、 実は私……あの夜のことはほとんど覚えていないのです。
覚えているのは……武器を向けられた瞬間に 得体の知れない衝動が身体中を駆け巡って……、 気がついたら皆様に囲まれていたことくらいでしょうか。
……皆様が仰っていた通り、 私はキョンシーとなってしまったようですね。 自分が既に死んでいる、と認めるのは辛いですが……。
だって……何一つ思い出せないのです。 自分がなぜキョンシーになったのかも、 キョンシーになる前の自分が何者だったのかも……。
ですが、名前の他に思い出せることが一つだけあります。 それは、華の国のどこかと思わしき土地の風景です。
その地に行くことさえできれば、 失った記憶を取り戻せる……そんな気がしています。
ですから私は、どうしてもそこへ行きたいのです。 他のキョンシーと違い、私に意志があることの 意味を知るために……。
ですが、どうやってその地へ行けばいいのかも わかりませんし、先日のようにキョンシーとしての 力が暴走してしまう可能性を考えると、怖くて……。
……え、一緒にその地を探してくださるのですか? そんな……そのようなお手間をおかけするわけには……。
…………なるほど。確かに私の記憶が戻れば、 私をキョンシーにした邪仙の企みについて なんらかの情報を得られる可能性はありますが……。
……本当に、それだけの理由で キョンシーである私にご協力いただけるのですか?
……ありがとうございます、王子様。記憶が蘇った 暁には、必ずや御恩に報いさせて頂きます。 それまでは、どうかお力をお貸しください。
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集
???
未編集