多くのLISP系言語と同じで、SKILL言語でも記号を扱うことができる。
リテラル表現
特殊フォーム quote を使って表現する。
; 「Tokyo」という印刷名の記号 (quote Tokyo) または 'Tokyo
比較
eq 関数、または、equal 関数で同一性の比較をできる。どちらの関数でも、記号オブジェクトの生成方法によらず、印字名が同じ場合に t を、さもなくば nil を返す。equal 関数よりも eq 関数のほうが計算コストは安い。また、eq 関数の論理否定を返す neq 関数、equal 関数の論理否定を返す nequal 関数もある。
(setq city 'Tokyo) (eq city city) → t (eq city 'Tokyo) → t (eq city 'tokyo) ; 大文字・小文字の別は区別される → nil (eq city (stringToSymbol (strcat "To" "kyo"))) → t (eq city (stringToSymbol (strcat "Tok" "yo"))) → t