1998年夏、アメリカ中西部の地方都市ラクーンシティの郊外で、孤立した民家が10人前後のグループに襲われ住民が食い殺されるという猟奇事件が発生した。その異常性にも関わらず犯人の特定は難航、犠牲者が続出したことでラクーン市警は特殊作戦部隊S.T.A.R.S.(Special Tactics And Rescue Service)に出動を要請する。
7月23日の夜、同部隊のブラヴォーチームが現地へ向かうが、その後通信が途絶え、チームは消息不明となってしまう。翌日の夜、残るアルファチームがブラヴォーチーム捜索のため現場へと向かい、墜落したヘリとパイロットの遺体を発見。直後、全身の皮膚が腐り落ちた異様な姿の野犬の群れに襲われてしまう。
隊員の一人は死亡、一人は行方不明となり、ヘリで待機していた隊員は恐れをなして仲間を置いたままヘリで飛び去ってしまう。残された隊員たちは森の中を逃げ回るうち、古びた洋館を発見してどうにか逃げ延びることができた。しかし、この館こそが猟奇殺人事件の元凶であり、数々の化け物を生み出した恐怖の研究所だった・・・・・・。
S.T.A.R.S. ALPHA TEAM
- クリス・レッドフィールド
主人公。元空軍所属の熱血漢であり精神的にも強靭なタフガイ。
逃走中にハンドガンを紛失するという迂闊な所や、そのままナイフだけで単独捜索を開始するという無鉄砲な所をみせる。
- ジル・バレンタイン
もう一人の主人公。米陸軍特殊部隊デルタフォース訓練課程を修了している。
爆発物処理の専門家にしてある程度の化学知識もあり、薬品の調合などもこなす。また手先が器用なため開錠術やトラップ処理などを得意としている。
- アルバート・ウェスカー
S.T.A.R.S.隊長にして生物工学のスペシャリストで、元陸軍の技術将校。
アンブレラ社からの派遣により就任し、高い戦闘能力と豊富な知識、鋭い洞察力を持つ。
- バリー・バートン
ジル編のパートナー。元SWATにしてクリスとは親しい仲。
火器関係の知識が豊富で、隊内での火器の整備・補充を担当、その扱いにも優れている。
モイラとポリーという二人の娘がおり、家族を大切にしている。
- ジョセフ・フロスト?
整備技師で、危険物取り扱いなどの資格を持ち、車軸整備を担当、血の気が多く暴走気味な性格で、緊急時の行動には不安がある。
ケルベロスに襲われ、取り乱しながら携行していたショットガンを乱射するも喉笛を噛み千切られて死亡する。
- ブラッド・ヴィッカーズ?
科学防護要員で、通信機器関係の扱いに長けており、ヘリ操縦免許も取得している。しかし、プレッシャーに弱く長い物に巻かれるタイプ。
今回の作戦ではヘリの操縦を担当、ケルベロス襲撃の際ヘリで仲間を見捨てて逃走するが・・・。
S.T.A.R.S. BRAVO TEAM
- エンリコ・マリーニ?
S.T.A.R.S.副隊長兼ブラヴォーチーム隊長で、サバイバル経験豊富なベテラン。
単独行動で洋館を探索していた。
- ケネス・J・サリバン?
化学兵器に対する対策・防護専門で、偵察、陣地確保といった危険を伴う任務につく、無口でチーム最年長かつ唯一のアフリカ系。
発見したときには、もうゾンビの餌食となって死亡していた。
- リチャード・エイケン?
通信担当。陽気な好青年にして人情の機微を読むことに長けており、年齢も近い事からレベッカの指導役として行動した。
- フォレスト・スパイヤー?
電脳犯罪・整備担当で、プロ意識が強く、チーム内での信頼も厚く、射撃能力も高く、クリスと1、2を争う程。
クリスやジルとは入隊以前からの仲。
- レベッカ・チェンバース?
クリス編パートナー。衛生担当にして化学知識に優れている。
経験不足ではあるが、毒に冒されたクリスを助けるために血清を取りに行ったり、怪植物を退治するための薬品を調合したり、起爆装置を作動させたりとかなり有能なパートナー。
その他
- ケビン・ドゥーリー?