モバイルニュース配信会社「OREジャーナル」の記者見習い。
「OREジャーナル」の編集長・大久保大介は大学時代の先輩。
普通の感覚を持つ一般的な青年だが、単細胞かつ天然で若干不器用。
しかし、強い正義感と行動力の持ち主でもあり、何にでも首を突っ込まないと気が済まない性格で、彼を知る人物からは、尊敬及び侮蔑両方の意味を込めて「バカ」と呼称されている。
料理が得意。
バイクは「ホンダ・ズーマー」を乗用。
特撮テレビドラマ「仮面ライダー龍騎」
俳優 須賀貴匡?
主人公。
行方不明事件の調査を行っている際に訪れた榊原耕一のアパートで偶然カードデッキを拾ったことから、巻き込まれる形でミラーワールドやライダーの戦いを知る。
そして、モンスターから人を守るためにドラグレッダーと契約し、仮面ライダー龍騎となる。
お人好しなので善人を装って近づいてきた敵対するライダーにコロッと騙されてしまう事も度々ある。
蓮と一緒に喫茶店「花鶏(あとり)」に居候するようになる。
ライダー同士が戦い殺し合う宿命を負うと知り、それを止めることを願っていた。
しかし蓮の本心や手塚から明かされた事実から、ライダー達に命を懸けてでも叶えたい「願い」があると知り、苦悩する。
それでも「人を守る」ために戦う決意を新たにし、志を同じくする手塚や香川らと接触するなどして奔走した。
クセのない性格ゆえ、多くの事情を抱えるライダーらとも一人の人間として対等に接し、受け入れようとすることができる稀有な存在だが、その全てを受け入れようとする姿勢は、自らの心に迷いを生じさせる要因にもなっており、蓮にもその点を指摘された。
終盤、香川の遺した資料から、戦いが無効になれば優衣が消えてしまうことを知り、答えが出せないまま再び苦悩し続けるが、全てを知った大久保のアドバイスを受けて、ライダーバトル最後の日に自分の信じる「戦いを止めたい」という願いをようやく見つけ出す。
しかし、現実世界に溢れ出たレイドラグーン?から、少女をかばって致命傷を負いながらも変身、レイドラグーンを殲滅した後に蓮に看取られて死亡する。
最後まで苦悩し続けはしたが、信じるものを貫き通そうとする彼の強さは、蓮・北岡・手塚など多くのライダーに影響を与えた。
最終回エピローグにおける新世界では「金色の蟹」の取材に行く途中、ライダーだった者たちと顔を合わせていった。
劇場版特撮ドラマ「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL?」
俳優 須賀貴匡
戦いを止めるために奔走する中で霧島美穂と出会い、戦いを止めたい思いは美穂の心境を変えていき、次第に彼女から好意を寄せられるようになる。
特撮テレビドラマ スペシャル「仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS?」
俳優 須賀貴匡
ミラーワールドに迷い込んだところを榊原に救われており、瀕死状態でカードデッキを託され龍騎の継承者となる。
「ライダー同士の戦いを止めようとする」という目的は本編と同じだが、そのために高見沢率いるライダー軍団から狙われることとなる。
戦いの末オーディンにカードデッキを破壊されるも、ベルデから自分を庇い致命傷を負った蓮から、ナイトのカードデッキを授かりナイトに変身し2代目ナイトとなり、自身の正義と信念であるコアミラーを破壊し「戦いを止める」、蓮の願いと意思を継ぎ蓮の分まで「戦いを続ける」、の二択の決断に苦悩する。
蓮と自分の見つけ出せなかった「答えを見つける」為に、蓮との友情に報いる為に「戦い続ける」事を選択しライダーの戦いの渦中へと進んでいった。
コアミラーを破壊したことでミラーワールドとライダーを消滅させ、戦いを終わらせて元の日常に戻る
そんなある日、突然再びミラーモンスターが現れた時の耳鳴りを感じ、建物のガラスには消滅したはずのライダー達が映り、いつの間にか手の中には龍騎のカードデッキが握られていた。
戦いは終わっていないことを知り、あまりのショックに街中で人目も憚らず絶叫する。