弥海砂

Last-modified: 2022-09-24 (土) 20:37:48

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「DEATH NOTE」(原作 - 大場つぐみ・作画 - 小畑健による漫画作品)に登場するキャラクター。

 
備考
出身京都府ドラマ版では群馬県前橋市
生年月日1984年12月25日漫画版での設定
1986年12月25日実写映画版
1987年12月25日テレビアニメ版
1994年12月25日テレビドラマ版
命日2011年2月14日実写映画版は2016年12月18日
-生死不明(テレビアニメ版)
-テレビドラマ版では生存
享年26歳(漫画版)29歳(実写映画版)
身長152cm
体重36kg
3サイズB76・W51・H75
職業ティーン誌のモデル、タレント、女優
住所東京都港区白金台7-5-2映画「Light up the new world」時
 
 

キャスト

-演者
アニメ版平野綾
実写映画版戸田恵梨香
ミュージカル版唯月ふうか
連続ドラマ版佐野ひなこ、篠川桃音(幼少期)
 

登場作品

漫画・テレビアニメ「DEATH NOTE

[添付]

 

一人称は「ミサ」(映画版では「私」)。愛称は「ミサミサ」。

 

実年齢は月より1歳年上だが、子供のように幼稚で無邪気な面があり、殺人に対する恐怖心や犯罪をしたことによる罪悪感は希薄である。その一方で月と初対面を果たした際に1年前に両親を強盗に殺された自身の過去を語った時は「(犯人を)殺したいとも考えた…でも、それは、いけないこと」と発言していることから、犯人がキラに裁かれるまでの道徳観は、良識の部類にあった模様。また、非常に無鉄砲であるが、アリバイ工作や潜入捜査など人並み外れた行動力も合わせ持つ。

 

金髪が特徴。髪型はよくツーサイドアップ(初期はツインテール)にしている。服装は黒を基調とし、アクセサリーを付けていることが多い

 

Lの死後、夜神月とは恋人関係として同居生活を送り、裏では第二のキラとして活動する。同棲してからは月にも本気で愛されていると思い込んでいる。しかし相変わらず月には死神の目を持つ者として利用されているに過ぎない。また、レムに対する感謝の念は薄いらしい。マフィア壊滅後、月の作戦でデスノートの所有権を再び放棄。所有していたノートは魅上照の元へと送られ、以後はノートに関する記憶を全て失った状態で模木と行動を共にしている。高田清美との食事では、高田への対抗意識の為にあっさりとキラを否定した。

 

漫画版の最終回には登場しなかったものの、キラ事件解決後の2011年2月14日に死亡したことが、単行本13巻(解説本)にて明かされている。アニメ版最終回では、月の死を悟ったことで街中を徘徊し、その後はYB倉庫の近くにあるビルの屋上にて、柵の向こう側に佇んでいるシーンが設けられ、生死不明のまま出番を終えた。

 

実写映画「DEATH NOTE」

[添付]

 

強盗目的で家に不法侵入し、家族を惨殺した太村要一を目撃するも、目撃証言に信憑性が薄いとして太村は不起訴となる。料理番組に出演したりCDを発表したりと、芸能活動が多彩。また、後編では夜神粧裕の非難に動揺したり、総一郎を殺そうとした月の方針に戸惑う一面を見せるなど、原作のような何よりもキラ思想や月を優先するような盲目的で非道な面は抑えられており、家族を亡くした境遇ゆえに被害者への同情と殺人への罪悪感を根底に持ち続けている。

 

リュークによってノートに名前を書かれた月の死を目の当たりにし、深い悲しみに溺れながら逮捕されるものの、Lによるノートの焼却によってノートに関する犯罪の記憶が抹消され起訴はできなくなったため有罪には問われなかった。その1年後に月の家族同様、月を偲ぶ様子が描かれた。

 

月の死から10年後の2016年、警察からの監視を受けながらも、海砂はアイドルから女優へと転身し、芸能活動を続けていた。そんなある日、仕事現場の楽屋に置いてあったデスノートを手にし、再び10年前の記憶が蘇る。"キラの使者" なる紫苑から『6冊のデスノートをすべて手に入れれば月に逢える』という話を聞き、心が揺れる。後に "死神の目" の契約を再びし10年前の月の写真を見るも、月はやはり死んでいることが分かり、愛する人を失った絶望感が再び海砂を襲う。海砂は紫苑にデスノートを託し、所持していたデスノートの切れ端を使い警察の捜査員らを殺害。さらに自らの名前と『夜神月の腕の中で死ぬ。』と書き記し、最期まで月のことを想いながら死亡した。

 

テレビドラマ「DEATH NOTE」

[添付]

 

人気アイドルユニット「イチゴBERRY」のメンバーで、月は彼女のファン。愛称は「ミサミサ」。演じる佐野がグラビアアイドルをしていることから、リュークには当初「ボインちゃん」と呼ばれていた。似志田の無期懲役判決を報じた新聞記事によれば、幼少時は群馬県前橋市に在住していた。
両親の仇である似志田が仮出所することを告げられた際は憤慨していた。ストーキングしていた裕木田を衝動的に平手打ちし、逆上されて自宅前の階段で転落させられるが、幸い軽傷で済んだ。意識が戻った際、裕木田の死体を発見し、その直後に空から落ちてきたジェラスの「赤いデスノート」を拾い、レムと出会う。その後レムから「死神の目」の取引をし、ライブ会場にいた月の頭上に寿命が見えないことで彼がキラだと確信し、レイが月を殺害しようとする現場に居合わせ、両親の仇をとってくれたキラへの「お礼」としてレイの本名をノートに書き殺害。

 

月がLに監視されていることを知らずに彼の家を訪ねた際に、月がキラであることをうっかりバラしそうになる等、空気が読めないところがある。「死神の目」を使うことで月のL抹殺に協力しようとするが、テレビ局に送った脅迫状から彼女の指紋や部屋に飾っていた花の花粉が検出されたことで、7月27日のライブ当日に、Lの指示を受けた警察によって開演直前に逮捕・拘束された。この事については、同じく「イチゴBERRY」に所属しているマコとセリナから「(海砂は)急用ができて、ライブに出られなくなった」と説明されたのみで、同日に「イチゴBERRY」の活動休止も急遽発表された。また、海砂がLによって監禁されている間の彼女の動向については、世間に対して「『女優修行』の一環として、映画のオーディションを受ける為にハリウッドへ渡米した」と報道されている。「第二のキラ」容疑が晴れたその後、芸能活動に復帰した模様。

 

その後は原作同様に月の指示で秘匿されていたノートを回収するが、触れて所有権を得る前に奪われてしまい、魅上の手に渡ってしまう。しかし、魅上が月の側に付いたため、赤いノートに触れて記憶を取り戻すことには成功する。その後は赤いノートの切れ端を肌身離さず持ち歩くことで記憶を維持し、魅上と分担する形で裁きを行っていた。ニアとの最終決戦ではニア殺害の完了後、捜査本部メンバーの殺害を行うことになっていたが、実行前に赤いノートが焼失、それと同時に切れ端も力を失ったことでデスノートに関連する全ての記憶を再び喪失し、切れ端をゴミ箱に捨てた(直後、切れ端は消滅した)。その後どうなったのかは不明だが月や魅上と行動を共にしていなかったことから逮捕されることはなかったと思われる。

 

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