黄金バット(手塚治虫)

Last-modified: 2017-03-02 (木) 01:48:13

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髑髏の仮面と帽子で素顔を隠している凄腕の怪盗。
二丁拳銃と変装の達人で、自動車の運転も自在にこなし毒物も扱える。
 
キリギリス伯爵夫人として世を忍んでいる。
 

 

漫画「怪盗黄金バット

ルビー国支配のためにサラダ公爵がもつ「ルビー・ダイヤ」を狙う。
「ピューキー大臣の孫の孫の孫」を自称している。
 

公爵家に押し入ったが偽物のダイヤを掴まされたと知って激怒、追跡してきたトミイを人質にして本物を手に入れる。
ところがトミイがそれを飲み込んでしまったため、彼をトランクに詰め、キリギリス伯爵夫人の姿でルビー国へ渡航しようとする。
船で鉢合わせたサラダ公爵が偶然トミイを救出したために正体が露見し、船上で公爵と銃撃戦を繰り広げた。
 
船が竜巻で大破した後はルビー国に流れ着き、土人の酋長をお菓子で買収してダイヤを手に入れる。
国王死去の後に町は荒廃して活気を失っており、国民はダイヤを持つ彼女を幸福の使いとして歓迎、すぐさま新国王にまつり上げた。
 
国王となった黄金バットはサラダ公爵を「サーカスの刑」で殺そうとするが、処刑役の動物たちの反乱にあって失脚する。
「メクラ、オシ、ツンボ、イザリ」の浮浪者に化けて難を逃れた後は、デメーキン燈台を本拠地にして科学力によるルビー国支配を狙う。
 
ロケットで町の破壊を企んだが、発狂したチンチクリン博士の行為により燈台が爆発して計画は水泡に帰した。
黄金バットは爆発の衝撃で酋長の食卓にまで飛ばされ、最期はそのまま吸血こうもりの生贄にされてしまった。
 

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