イバラキドウジ(絵:バケマネキ/声:山本和臣) | ||||||||
レア度 | 魂 | 種族 | 兵種 | 世代 | ||||
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金 | 10 | 妖 | 侍 | 桜代 | ||||
ステータス | 体力 | 腕力 | 守備 | 魔力 | 退魔 | 俊敏 | 幸運 | |
初期 | 79 | 8 | 6 | 4 | 8 | 205 | 207 | |
Lv50 | 1843 | 180 | 104 | 53 | 180 | 205 | 207 | |
Lv50(陽/陰) | 1897/1879 | 182/185 | 109/105 | 54/56 | 185/182 | 209/209 | 211/212 | |
Lv75(陽/陰) 覚醒後 | 3247/2779 3946/3535 | 232/323 265/393 | 234/143 284/162 | 66/118 76/168 | 310/232 377/260 | 309/309 350/329 | 311/337 383/439 | |
Lv99(陽/陰) 覚醒後 | / | / | / | / | / | / | / | |
『この牙が疼くんだよ……』 八百万界の鬼で、シュテンドウジの手下。 鬼の子として疎まれ、両親に捨てられた。 床屋に拾われそこで働くが、剃刀で血の味を覚えてしまう。 人を狩るために暴虐の限りを尽くす。 基本的に本能を優先し、他人に指示されるのを嫌うが、 シュテンドウジだけは認めている。 この八百万界の混乱の中でも血の欲求を抑えられない……。 | ||||||||
奥義 | 習得Lv | 倍率 | ヒット数 | 備考 | ||||
突通 (物攻/単体/前衛/近接) | 1 | ?倍 | 1ヒット | |||||
集斬・上の段 (物攻/単体/前衛/近接) | 15 | ?倍 | 1ヒット | |||||
陽ノ加護 (補助) | 30 | - | - | 陽属性耐性+(初期+2 1Lv毎に+2) | ||||
陰ノ加護 (補助) | 45 | - | - | 陰属性耐性+(初期+2 1Lv毎に+2) | ||||
陽転身(Lv50以降) | ||||||||
空牙 (物攻/単体/前衛/近接) | 50 | ?倍 | 1ヒット | |||||
闘心 (補助) | 60 | - | - | 全攻撃属性+(初期+2 1Lv毎に+2) | ||||
閃斬連 (物攻/横2マス/前衛/近接) | 75 | ?倍 | 2ヒット | 親愛度20 | ||||
血晶刃 (物攻/横3マス/前衛/近接) | 90 | ?倍 | 1ヒット | 確率で魔防低下 覚醒+親愛度30 | ||||
陰転身(Lv50以降) | ||||||||
地斬 (物攻/単体/前衛/近接) | 50 | ?倍 | 1ヒット | |||||
闘心 (補助) | 60 | - | - | 全攻撃属性+(初期+2 1Lv毎に+2) | ||||
獄落 (物攻/単体/前衛/近接) | 75 | ?倍 | 3ヒット | 親愛度20 | ||||
血晶刃 (物攻/横3マス/前衛/近接) | 90 | ?倍 | 1ヒット | 確率で魔防低下 覚醒+親愛度30 |
SD | |||||
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初期 | 陽 | 陰 | |||
入手 | |
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入手時(一血卍傑) | イバラキドウジだ。オレの牙に流せない血などない。 |
入手時(遠征・召喚台など) | 誰かに従うつもりはない。あまり調子に乗るなよ。 |
本殿 | |
本殿帰還 | チッ……、もう終わりかあ……。こんなもんじゃないだろう? |
本殿クリック | シュテンドウジ様の第一の子分と言えば、このオレのことだ。 |
一度忠義を尽くすと決めたら、とことん付いて行くのさ。 | |
頭の血は吸わないよ。……どんなに美味しそうでもなあ。 | |
本殿クリック(親愛度50) | 頭の下だと、血に困らなくていい。せいぜい居座らせてもらうとしよう。 |
なあ、早く戦場に連れて行ってくれよ。肉を裂き、血を啜りたいんだ。 | |
本殿クリック(親愛度100) | 頭(かしら)の敵は、オレが一滴残らず血を啜ってやる。さあ、殺(や)りたい相手を教えな。 |
頭(かしら)に会えて良かった。血とか戦いとか関係なくな。つくづくそう思うよ。 | |
シュテンドウジ様より敬える相手が出来るとはねえ……。悪くはないよ。 | |
放置時 | もっと……、もっとだ。もっと血が欲しい。 |
寝首を掻かれないように気を付けるんだな。 | |
平和なんてものはいらない。オレが求めているのは血と騒乱……。さぁ、オレに与えろ。 | |
頭も、オレを捨てるのか? | |
放置時(親愛度50) | オレの刀が、頭の肉の味を知りたいらしいんだが? |
オレを手懐けたと思ったんなら間違いだ。放っておくと、牙を剥くこともある。 | |
オレをおざなりにするとはなあ。後悔先に立たずという言葉を知っているか? | |
!クリック | 断末魔の声……。いや、これは知らせだ。 |
任務達成 | オレには関係ないが、任務とやらが終わっている。 |
任務未達成 | 何もない。やる相手も、啜る血もな……。 |
八百屋 | 買うよりも、奪った方が早いだろうに。 |
店主を貰おうか。ちょうど何かで試し斬りをしたかったんだ。 | |
ふれあい機能(親愛度上昇時) | ふふ。このオレが、誰かの役に立つ日が来るとはな。 |
編成 | |
部隊配置 | 新しい血を求めるのか……。ならば答えよう。 |
大将 | 勝手についてこい。遅れる奴は置いていく。 |
社 | |
花壇収穫 | こんなものが嬉しいのか? |
花壇収穫(発光) | 何か変なものが紛れているようだ。 |
錬金(高品質) | |
錬金(極品質) | 血と同じぐらい甘美なものだな……。 |
お庭番任務(開始) | なあ、アンタ。殺(や)ってもいいか? |
お庭番任務(終了) | 血のにおいは、やはりいいな。 |
蒲団に入る | オレに休息など必要ないが、頭が言うのであれば仕方ない。 |
蒲団に入る(戦闘不能) | このオレでも、少しは疲れを感じているようだ。 |
蒲団から出る | 寝たら喉が渇いた。血が欲しい……。 |
戦績確認 | 必要なのは、どれだけ殺ったか……。それだけだ。 |
英傑 | |
陽転身 | まさか、オレにこんな力が隠されていたとはな……。 |
陰転身 | ふふっ、これで更に……、殺して殺して殺しまくってやる! |
輪廻 | アンタのぶんまで殺(や)りまくってやるよ。 |
奥義解放 | オレの血が沸騰する……。これが新しい力……! |
昇天 | ははっ、これでオレは自由だ! |
昇天(親愛度50) | 頭に捧げた心は置いていく。もう、オレにはいらないものだから。 |
討伐 | |
出撃 | さて……、何匹やれるかなあ。 |
戦闘開始 | お待ちかねの時間が来たようだなあ。 |
通常攻撃 | はっ! |
会心ノ一撃 | アンタの血をよこしなあ! |
奥義(突通) | この感触……、堪らないなあ! |
奥義(集斬・上の段) | 見た目で判断したか? 案外この右腕も使えるんだぜ! |
奥義(空牙) | 思ったよりも弱かったなあ! |
奥義(閃斬連) | 仲間と一緒に逝かせてやる……。オレに感謝しなあ! |
奥義(地斬) | そこそこ楽しめた。だがもう終わりなのが残念だ! |
奥義(獄落) | アンタの死に様は、覚えておいてやろう! |
奥義(血晶刃) | さあ、新しい血を啜ろうか! |
負傷 | ううっ。 |
致命傷 | ぅあ……。 |
回避 | やったつもりか。 |
秘術(妖術・代命夜行) | ---------- |
秘術(妖術・逆境機会) | はっは! その血を以て命を燃やせ! |
秘術(妖術・性質強堅) | ひ弱なヤツ。少しばかり手助けしてやろう。 |
秘術(妖術・冥府反魂) | 起きろ。こんな愉快な場所で眠るなんて勿体ない! |
秘術(妖術・重鎧破壊) | 自慢の守りも、オレの前では無力! |
秘術(妖術・闇豚狩猟) | はっはっは! 実に愉しい狩りだ! |
勝利 | この牙が疼くんだよ。 |
討伐結果 | 暴れ足りないんだがなあ。 |
討伐目標達成 | 何だ、もう終わりか。……つまらない。 |
Lv上昇 | ふん、血で塗り固めるたび、オレの牙は強くなる。 |
辛勝(体力あり) | チッ、どいつもこいつも情けない。 |
辛勝(体力なし) | 足手まといはいらない。さっさと外せ。 |
再挑戦 | ははっ、さすが頭!わかってるじゃないか。 |
遠征開始 | 血を求めて遠くに行くのも悪くない。 |
遠征帰還 | 暴れてきた。見ろ、この返り血を。 |
久遠城(階層突破) | フフ、新しい獲物はどこだ……。 |
鶺鴒台 | |
一血卍傑(黒) | 頭(かしら)が望むなら、誰とでも。オレは構わない。 |
まあ、始めてもいいか。 | |
たまには血を流すんじゃなく残すのも悪くない。 | |
一血卍傑(青) | ふふっ、オレので何が起こるのか……。 |
一血卍傑(赤) | オレの血と交われること、光栄に思うがいい。 |
兵舎 | |
贈り物 | オレに命令する気か。良い度胸だ。 |
贈り物(親愛度50) | よく来たなあ。頭なら歓迎する。 |
贈り物(親愛度100) | 頭(かしら)のことを待ちわびていた。……本当だ。 |
大好物 | ふふ、甘美な匂い……。オレを酔わす最高の代物だ。 |
好物 | なかなか面白そうなものじゃないか。 |
普通 | くれるというのなら、貰っておいてやる。 |
苦手 | 頭がくれたのでなければ……、握りつぶしてやるところだ。 |
目録 | |
英傑誕生時 | イバラキドウジだ。オレの牙に流せない血などない。 |
ゲーム開始ロード画面 | 待つのは嫌いじゃない。この牙が肉を裂く時の喜びを思えばな。 |
親愛度レベル5達成時 | オレが認めるのはシュテンドウジ様だけ……のはずだったが、最近は少し気が変わった。 |
タイトル画面 | さあ、次の獲物を捕らえに行こうか。 |
親愛度レベル10達成時 | 少し、髪が伸びたんじゃないか? よければオレが切ってやる。 ……ふん、心配しなくても、頭は傷付けない。……多分な。 |
戦闘開始時 | お待ちかねの時間が来たようだなあ。 |
親愛度レベル15達成時 | オレを必要とするなんて、アンタもつくづく変わった奴だな。 愛してくれていたはずの人ですら、オレを捨てたというのに……。 |
汎用(喜)その1 | ふっ。 |
汎用(喜)その2 | ははっ。 |
親愛度レベル20達成時 | 以前、渡辺綱から刀を奪ってやった。 そいつが奪い返しに来るかもしれないが……、そんなことは有り得ないなあ。 |
汎用(怒)その1 | はあ? |
汎用(怒)その2 | もう一度言ってみろ。 |
親愛度レベル25達成時 | 右腕が気になるなら、触ってもいいぞ。頭なら、爪を立てても構わない。 普段はオレが立てる側だけどなあ。 |
汎用(哀)その1 | うっ。 |
親愛度レベル30達成時 | 鬼だからって、同族に心を開くわけじゃない。オレはオレのためだけに生きる。……例外はあるけどな。 |
汎用(哀)その2 | はあ……。 |
汎用(楽)その1 | ふふっ。 |
親愛度レベル35達成時 | なあ、オレの牙が疼くときは、頭が鎮めてくれないか? その身体でさあ。 |
汎用(楽)その2 | ふふふっ。 |
親愛度レベル40達成時 | ああ……、頭の血を啜ってみたいなあ。きっと、オレを酔わせる味をしているんだろう。 |
汎用(呆) | ったく……。 |
汎用(問) | なんだ? |
親愛度レベル45達成時 | オレに血を求めるなと言うのは、他の奴らに息をするなと言うのと同じことだ。 生きるために必要な欲求なんだ。 |
汎用(呼) | おい。 |
親愛度レベル50達成時 | 柔らかな肌に牙を立て、生温かい血が噴き出す瞬間が最高なんだ。 ……血だけが、オレの心を躍らせる。 |
親愛度レベル55達成時 | 昔の右腕に未練なんて無い。このオレから斬り落とされるような軟弱なものなど、オレに必要ないからな。 |
親愛度レベル60達成時 | 最近、頭のことが頭から離れないんだ…こんなこと初めてだ。オレは、頭を殺したいのか……? |
英傑入手時 | 上記参照 |
親愛度レベル65達成時 | 頭のために、断末魔の叫びで曲を奏でてやるよ。最高の調べだぜ。地獄絵図こそ、この世の浄土……ってなぁ。 |
親愛度レベル70達成時 | 頭になら、オレの一番大事なものを献上してもいい。だが、それでお役御免になるのなら……話は別だ。 あくまで、オレを傍におけ。 |
親愛度レベル75達成時 | オレが頭の心臓に牙を突き立てたら、頭は死ぬのか……? なら、どんなに欲しても、我慢するしかないな。 |
親愛度レベル80達成時 | 頭を見てると、不思議な気持ちになる。無茶苦茶にしてやりたいとも思うし、失いたくないとも思う。 |
親愛度レベル85達成時 | 頭が血を我慢しろというなら、少しぐらいは我慢してもいい。どれだけ持つかは、俺自身も分からないがな……。 |
親愛度レベル90達成時 | 鎮まれ……俺の右腕よ……。頭の血を求めるというのなら、引き千切ってやる。 |
親愛度レベル95達成時 | シュテンドウジ様と頭(かしら)の命令なら、迷わず頭の命令を採るなあ。もうオレにとって頭に代わる奴なんていないんだ。 |
親愛度レベル100達成時 | 頭(かしら)のためなら、誰だって、何だって殺(や)ってやる。だが、傍から離れるのだけはごめんだ。 |
占領(旗) | 拠点は必要だな。 |
【未公開音声】お庭番任務中止時 | 止めるのか。……さて、この憤りをどこにぶつければいいのか。 |
侍の名刺 |
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【職業】 調理師 実家は美容室で元々そこで働いていたが、家庭の事情により 家を出た後、紆余曲折を経てお洒落カフェに辿り着いた。 見た目も口も怖いが、同僚と常連客にはとても可愛がられている。 シュテンドウジとは学生時代の先輩後輩で、 今でも新作ができると味見してもらったりと仲が良い。 ▽ひとことメモ 飯を奢ってくれるシュテンドウジより給料が多いことを言い出せない |
お年玉 | ……もらっておいてやる。 頭(かしら)が選んだにしては、 なかなか悪くない。 それに……オレのために選んだんだろう? 受け取らないわけにはいかないな。 |
バレンタイン | 牙が疼(うず)く……血を求めて いるのはいつものことだ。だが今日は、 その他にも欲求がある。 これは頭(かしら)にしか鎮められない望みだ。 ……頭(かしら)のために用意した コレ、受け取ってほしい。 今は断末魔の叫びより、頭の喜ぶ 声が聞きたいんだよ。 |
ホワイトデー | お返しは血がよかった…… ――とでも言うと思ったか? ふふっ。最高だぜ、これ。感謝してもいい。 さすが頭(かしら)、 オレの欲求をわかっているじゃないか。 さらにオレ好みにするために 血で塗り固めてやろうかとも思ったが…… それはまたの機会にしてやるよ。 |
大蛇酒 | あー……。なんだかな……。 ……いや、酒は不味くない。むしろ美味い。 ただ、オレがこんな風に酒を楽しんでるのは……ちょっとな。 本来なら、オレを酔わせるのは酒じゃない、血だ。 赤く滴る血にこそ牙が疼く……はずなのに、今はこうして、 頭(かしら)と飲む酒も悪くないなって思ってるんだぜ。 ……ったく、オレを酔わせた責任とれよな。 |
流星鳥の羽根の短冊 | これは……? 贈り物? 頭(かしら)からもらえるものは、有難くいただくぜ。 別に、好きなのは血だけじゃない。 他に好きなもの? それは、頭…… ……いや、なんでもない。 オレの願いは、これからもずっと頭の傍にいることだ。 だから、傍から離れるな。 そうすればいつだって守ってやるから。 |
【一周年】 感謝の手紙 | 頭(かしら)……いつも、ありがとうな。 な、なんだよ! オレが礼を言ったら いけないのかよ? 今日は、その…… 大事な日だろ? 記念日には気持ちを 伝えるもんだって聞いたんだよ。オレは 血が大好きだけど、頭の血だけは絶対に 見たくない。そばに置いてくれるのなら、 誰にも傷つけさせはしない。だから ……これからも、何があっても離れるな。 絶対に、守ってやるから。そばにいろよ。 |
お月見団子 | オレに団子を与え、月を一緒に見ようと願うなんて……。 オレもこれまで、そうとう変わったやつを見てきたほうだが、 頭(かしら)はその中でも一番だな。 ……褒めてるんだぞ? だがまあ、オレは団子よりも血を――……冗談だ、 そんなに睨むな。オレは、頭が嫌がることは誓ってやらない。 フッ……ああ、もちろん頭が見てない所でも、ちゃんといい子でいるさ。 それよかほら、団子は食った。次は、オレの酒に付き合う番だろう? 酒に似合う、頭が好きそうなつまみも用意したんだ。 ……さあ、準備は整った。楽しもう。 月も、頭と過ごすこの緩やかな時間もな――。 |
お歳暮 | 何だよ頭(かしら)、オレに用があるだなんて……。 ……贈り物? これをオレにくれるってのか? かなり重い箱だな……開けるぞ? これはすごい……! ずいぶんと上等な生肉じゃないか! お歳暮だと? ……なるほど。そういった風習があるのか。 感謝するぞ、頭。まあ、もっと血が滴った肉でもよかったがな……。 ……なあ頭。一度しか言わないから、聞き逃すなよ。 オレは今まで、オレ自身のために力を使ってきた。 けれど頭に会ってから、オレは頭のためだけに刀を振るってきたんだ。 頭。これからもずっと、オレに守らせてくれよな。 |
嚆矢の筆 | 抱負って、なあ……。頭(かしら)がやれというなら、やってやるが……。 なら、この筆を使って血文字で書くってのはどうだ? フフ、さぞ愉快な光景になるだろうな。滴る血が俺の牙の疼きを鎮め――。 と、思ったが……オレの血への欲求を満たすより、 頭の喜ぶ顔を見るほうが気分が良い。 オレは頭には甘いからなあ。甘すぎて困ることがあるくらいだ。 それに、頭といるときは、飢えた獣のような血への欲求も、あまり感じることはない。 だから頭はオレが暴れないように、できるだけ近くにいてくれ。 今年も、よろしくなあ? |
【手作り】おかし | オレの血の欲求は頭(かしら)も知っての通り、 何よりも心を占めるものだ。 そんなオレが、まさか頭のために 菓子を作る日が来るとはな……。 不思議と、手を動かしている間は 血のことは一切考えなかった。 心にあったのは……頭の、その笑顔だけだ。 さあ、受け取れ。 もちろん、見返りはきちんともらうぞ。 ……ずっと隣にいること、それがオレの望みだ。 |
秘密の 交換日記 | 秘密のような、ともすれば弱点に繋がるものなど、 本来ならばやすやすと明かすわけにはいかないが……。 信頼する頭(かしら)相手ならば、 ひとつくらいはオレの秘密を打ち明けてもいいだろう。 ……実は、頭と出会ってからというもの、 オレはどんなに血に飢えていたとしても、 頭を守る以外では刃を振るわないようにしているんだ。 無用な殺生は、頭を悲しませるだけだからな。 だが、頭からの血の滴る肉などの差し入れは、 いつでも受け付けているぞ? |
ひと夏の 思ひ出 | 潮の匂いがすると思ったが……どうやら奇妙な時間に立ち会ったようだ。 視界が鮮血に染まるのも果てしなくたまらないが、こういった粋な紅も悪くない。 このようなものに、まさかこのオレが心を動かされるとはな……。 なるほど、これも頭(かしら)と共に過ごした影響とやらか。 オレにはいちいち日が沈みゆく瞬間を尊いと感じるまではないが、 頭が気に入りそうな光景だからな。 フッ……後で知らせてやろう。 |
目覚まし時計 | 頭(かしら)! 頭、起きろ! ああ……、起きたばかりだからまだぼんやりしているようだな。 だがオレは待てない。頭も早く準備しようぜ。 ん……? 式典? なんだそれは。そのために来たんじゃないぞ。 血が足りないんだよ、だから早く戦場(いくさば)へ行こうぜ。 肉を先、血を啜る感覚に飢えているんだよ、オレは。 ……ん? 嫌だね。時間は有限だ。それに今、飢えているんだ。 少しくらい待ったほうが、その分狩りの喜びもひとしおだって? 確かにそれも一理あるな。 仕方ない。少しくらいなら待ってやる。他ならぬ頭の命だからな。 |
道具奪還 奮闘記 | 材料はこれで全てだ。頭(かしら)、今日は一体何を作る気なんだ? ……焼菓子(まふぃん)? 初めて聞く名だが、これが完成図か。 ふっ、血とは対極にあるような代物だな。 ……頭に、オレ自らが手にかけたものを食わせるのもまた一興だ。手伝ってやろう。 どうした? まさかオレが手伝うとは思わなかったか? 確かに菓子などとは縁がないが、今日くらいは血への欲求も耐え抜いてやる。 ――他でもない、頭の為にだ。 そういう日なんだろう? ばれんたいんとは。 ふふっ……なんとも滑稽で、愛おしい行事だな。 |
掃除道具 | 頭(かしら)か、ここの掃除は終わったぞ。 随分と綺麗になっただろう? こういう細かい作業は嫌いじゃない。 だが、ここまで綺麗にしてしまうと 血で汚す訳にはいかなくなったな……。 また掃除が必要になったなら、 オレを呼ぶといい。 ……今度は一緒に、だと? 頭と共に掃除できるなら、 汚してしまうのも悪くない。 |
ポップコーン | 頭(かしら)、オレと一緒に“めりーごーらんど” とやらに乗ってみないか? 血に飢えたオレとは対極にある、煌びやかで オレには相応しくない乗り物だが、頭(かしら) が一緒なら、乗ってもいいと思ってる。 馬車に乗れば、頭が笑顔になるだろうし、 オレは、その笑顔を誰より近くで見たいからな。 |
ペア入場券 | 頭(かしら)がオレを観覧車に誘うとは思わなかったが、 ……ふふっ、最高の気分だ。ありがとう。だが、こんなに狭い空間で オレに頭のその甘美な匂いを嗅がせるのは……なかなか、意地が悪いぞ? |
周年の 記念置物 | 箱を持つと、ほのかに血のような匂いがする気がした。 【添えられた手紙の内容】 頭。いつもオレと一緒にいてくれてありがとう。 ずっと頭の血を欲していた。その気持ちは今も変わらない。 いつか必ず、頭の血を啜らせてもらう……少しだけ、な。 『贈り物:剃刀』 |
卍傑伝承
雑感
- 使用感、逸話、コメント等何か書きたい事あればご自由になんでもどうぞ