アバランチのフヒト直属部隊。黒いアバランチ。
レイブン(Raven)とは大きなカラスやワタリガラス、渡り鳥、略奪や貪欲、等の意味を持つ。
レイブンとはフヒトがソルジャーを独自の理論で改造、強化したもの。つまり、戦闘能力は並のソルジャーを上回る。
さらにレイブンには蘇生能力(宝条いわくリレイズ*1とのこと)があり、いくら倒されてもやられない不死身の強さを誇る。
しかし、章によって蘇生能力や戦闘方法の違いがあり、18章からはソルジャーを改造して作られていない個体もレイブンと呼ばれるなど、明確な定義は定まっていない。
なので、各章のレイブンの違いを以下にまとめる。
- 5章
レイブン初登場。このときはまだ「レイブン」の名は明かされていない。
ソルジャーのディスクを手に入れる前であり、ソルジャーを元に作られたかは不明。しかし、7章以降のレイブンと相違点が多々あるため、そうでない可能性は高い。- 各章で唯一、魔法『デス』を使用する。
- 全員が武器に刀剣を使用
- 蘇生能力と思われる力を発揮
- 各個体に自我が見受けられる
- 笑い声は『くくく』
- 7章~9章
ソルジャーのディスクを手に入れ、さらに改良された(と思われる)レイブン。
ソルジャー(おそらく3rd)以上の力を見せ付ける。
7章の時点ですでにフヒトはレイブンを使い捨ての駒を見ていたようだ。
フヒトはレイブンをカプセル内に入れると蘇生できると発言している。(しかし、そうなると5章の蘇生能力に矛盾が生まれるのだが。)- 蘇生に時間がかかった。
- 名を持つレイブン、「ティアス」「ケイノス」「カイニュー」が登場
- 全員が武器に刀剣を使用
- カプセル付けにされたソルジャー(エッサイ、セバスチャン)は一時的に自我を失った。
- ティアスについてはわずかに自我と思わしき発言がある。
- 笑い声は『クックックッ』
- 10章
10章で実際にみられるレイブンは「カイニュー」のみ。
またすべての章において最も自己蘇生能力が高かった。- 倒されてもすぐに蘇生される(特殊なリレイズ)
- 刀剣装備
- 発言は『クックックッ』のみ。
- 17章
以前までの章と違い、かなりの数のレイブンが見られる。
また、刀剣以外の武器を装備したレイブンも表れる。
- 蘇生能力は見受けられない
- それぞれ格闘、銃、刀剣を装備したレイブンが見られる
- 多数のレイブン
- 各個体に自我はまったく無し
- 笑い声は『クックックッ』
- 18章以降
3年の月日が経ち、アバランチ兵すべてがレイブン化される。
しかし、レイブンの特徴の「ソルジャーを改造」「蘇生能力」がないため、今までのレイブンとはほぼ別物と考えて良いだろう。
また、わずかに会話が見受けられる。- 蘇生能力は見受けられない
- 戦闘方法は格闘、銃、刀剣
- 大多数のレイブン
- 各個体に自我はおそらくないが、片言だが会話が見られる
関連性が高い章
- 5章『名も無き兵士の夢』
- 7章『散光を覆う闇』
- 10章『孤高なる眼光の照準』
- 18章『天地に響く咆哮』