「娑」

Last-modified: 2024-04-09 (火) 18:30:20

mama_to_ma-ra.jpg


「神は盲目だが、凡人は盲心だ」


名前:
CV:日笠陽子
年齢:2億5千万歳
職業:医者
身長:-cm
体重:-kg
スリーサイズ:x-x-x
誕生日:-月-日
出身:プルシャ
好きな物:()()()
苦手な物:深淵


キャラクター

ヴィ娑さん
世界の泡に人々の願いを叶える規則を埋め込み、それによって滅亡を加速させて崩壊エネルギーを回収する大悪人のTSスウ
その力の根源は全知の権能であり、彼女に祝福を与えられた世界の泡は人間が持つ一般的な欲求によって統計的にありきたりな過程を導き滅亡という結末に至る
繭が人類に試練を与えて飛躍をもたらす神とすれば、「娑」は人類の願いを叶えて破滅をもたらす悪魔
そんな「娑」もかつては彼女のような天使だったらしい


劇中での活躍

本編前

人類の家

chapter39の話
はるか昔、戦争があった
少女は文明の未来をその肩に背負い、『深淵』(終焉の繭)との戦争を導いた
運に恵まれぬ彼女らに勝利が続くはずはない
新たな対抗手段を養っては敗戦を繰り返し、隠滅に至りつつあった彼女らの文明はまるごとの勇気と知恵を集め、『海』(量子の海)から得た比類無きエネルギーを武器に最後の戦いに挑んだ
それが2億5千万年前の戦争
少女らは猛々しく戦い、惨敗した
霊識システムによって再現された文明のデータ空間すら深淵に乗っ取られたプルシャ(金星)
その無惨さを目にした煩悩の名を持つ少女の仲間宇宙への脱出(人類存続と文明放棄)を提案する
しかし絶望から目を逸らす権利すら持てなかった少女はこれを拒絶
星の命運を掛け金に博打に出る愚すら犯し、『津波』を呼び込んだ

世界に平和が訪れた
星の自転方向すら変わるほどの時間は全てを解決し、かつて人類の家という意味の名で呼ばれた星には都市の廃墟と死の野原、そしてかつてと何も変わらぬ少女だけが残されていた
少女は霊識システムを修復し、より完璧な疑似生態系システムを構築してそこに人類の意識のバックアップをアップロードした

「娑」の誕生

chapter39の話
疑似生態系システムはその後も進化を続け、データ空間に小さな文明が再現された
しかし、その発展と共に一度は完全に排除されたはずの深淵獣が現れるようになる
かつての深淵は去り、現れる深淵獣は全く弱いものだったが、もし深淵がこの星に戻ってくることがあれば、霊識システム上で文明の黄昏が再演されることになるだろう
また、長い年月をシステム上で過ごしてきたかつての仲間達の人格データは摩耗を続け、あの聡明だったテイラーやノートンですら復旧出来ないほどに正気を失ってしまっていた
それでも彼らを諦めきれない少女は淡い期待を抱いて面会に行っては失望させられ、この「文明の終末の介護」に疲れた心をすり減らしていく
唯一、かつての盟友マーラだけは正気を保ち続けていたが、彼女はかつての少女の選択を責めたててくる
……もううんざりだった
だから現状を変えるために少女は再び賭けに出た
あの深淵が再びプルシャに降り立ったとしても滅びない、永遠に続く本物の文明をこの手で作るのだ
それが少女の願う未来
そこには愚かな過去も、浅はかな感情も、恥ずべき失敗も、それらを象徴する自身の名前も必要ない
そうしてさらなる改良が施され、最終構築を完了した霊識システムのあり方は、深淵を模倣したものだった
「娑」はワープ装置『スタージャンパー』で海に潜り、その深部──星の彼岸へ旅立った

代理人と清掃員

chapter39、42の話
新たな家を求め目の見えぬ旅人となった「娑」はスタージャンパーによる宇宙航行の傍ら瞑想により「海」のエネルギーを取り込み復興の道を探っていた
しかし「海」のエネルギーを取り込み自らを膨張させることは自我の希薄化と反応の鈍さを招くことも意味する
他方で手ごろな世界の泡に願いの規則を植え込み無駄なくエネルギーを搾取するのも復興に大切なプロセスだ
そこで「娑」は己の意思を聞き入れ手ごまとすべく存在を生み出した
すなわち願いの規則が安定するよう監視、管理する代理人と安定を脅かす要因を排除する清掃員だ
代理人と清掃員は「娑」の意のままに動く手駒にすぎずプルシャ人ではない
それがなぜかかつての自身に似てしまった個体マーラの意識データを持つ個体であったとしても
……そう、神に近づきつつある旅人にとって手駒が何を考えていようがすべては神の手のひらの上にすぎず些事でしかない
たとえ清掃員が己に似た代理人の自我・自意識の誕生を促し、あまつさえ大量の清掃員を引き連れての脱走を企てていようとも
その裏切りと脱走の確率が99.853%で起こり、それが代理人に及ぼす影響が未知数だとしても霧中を行く旅人には関係のないこと
規則を埋め込みエネルギーを搾取し、深淵を避け、第三第惑星と四惑星に近寄らなければいいだけだ
逃げた清掃員の穴埋めは代理人にやらせればよい

ネーミングセンス

chapter42の話
スタージャンパーによる希望の逃避行は太陽系の外縁で終わりを迎える
数万「年」を航行してもなお星系と星系を断絶する虚数エネルギーの壁を超えることは叶わなかったのだ
同時にそれは復興プランの大半を余儀なく破棄せざるをえない事態との直面をも意味していた
もはや残された復興プランは太陽系の最果てで文明を育むことだけ
そのためには自身を「海」に絡みつく寄生植物のような器に変化させてエネルギーを制御する鍵にならなければいけない
数万「年」にわたって「海」からエネルギーを取り込み膨張していた「娑」にとっては難しいことでもなかった
だが鍵が扉を開くには深淵の繭に比肩しうる程に膨れ上がって「樹」の末梢に接続する必要がある
そうするには今あるすべてのエネルギーを用いても圧倒的に足りない……、さらなるエネルギーが必要なのは明白だった

遥か遥か世界の果てで
幸せを育む神が目を開けた

「それで僕たちの文明を復興させることができるのでしょうか?」

それが彼女の一番嫌いなところだ
前途を虚数エネルギーに阻まれた中で開けた僅かな可能性――代理人はそこに希望の灯を燃え上がらせていた
そんな彼女は嫌いだ
忌み嫌ったかつての自分を見せつけられているようで
自我の弱さとぬぐい切れていない「人間性」を突き付けられているようで
なのに彼女を破棄せずその自我、人格の成長を許しているのはなぜか
全知全能の神となればその問いにも答えが出るだろう

どんな方法にせよ太陽系内で文明を復興させるには「深淵」に気付かれてはならない
幸いにもスタージャンパーを阻んだ太陽系外縁は適地だった
天文学的な隔たりによって「深淵の繭」の末梢が届かず、そのため固有世界でありながら「規則」を植え込むことができる
加えて虚数エネルギーの潮間帯では太陽光に頼らずとも星にぬくもりを与えられるほどの無尽蔵のエネルギーも手に入る
あとは適切な惑星に規則を植え込み環境さえ整えてやれば人類の誕生に相応しい星が生まれる

神が地を開く
すると「世界」という箱庭が生まれた

こうして旅路の果てに鍵を手にした旅人は自らの血肉と魂を引き換えに宮殿を築きあげた
すなわち「娑」の指揮下、代理人の手によって太陽から遠く6200天文単位(金星基準)離れた小惑星に「娑」の実験場が誕生した
ここを文明の苗床としてプルシャの伝承を受け継ぐより強固な文明『ネオプルシャ』が芽吹いていくだろう
星に『ポロス』と名付けた代理人はプルシャにはなかった花を見つけ喜ぶ

林が茂り 水が音を奏でる
魚が光を誘い 雀が安眠を与える
だが 白昼は荒涼とし
黒夜は静寂に包まれた
幾千万 幾千万の昼夜がやってくる

神にとってそんなものは肝心の種がなければなんの意味もなかった
そう、種──文明の担い手となる人間がいなければこれまでの全てに等しく価値がない

「たぶん、僕のことも同じように見ているのでしょう」

それが彼女の一番嫌いなところだったはずだ
いま代理人とやり取りしているのは「海」の外を感知するための一部の意識の分身、いわば触手のような存在
意識の大半を「海」に沈めた「娑」は沿岸帯と「海」のエネルギーを同時に吸収することでますます存在が膨れ上がり鈍くなっていた
それは人格の薄れと自我が流れ去ることも意味していたが「娑」にとっては望むべき結果でもある
膨大なエネルギーを統御しながら住処を築くのには人格も自我も妨げにしかならない
凡人の体では星の重さに耐えられない
「そんな風になって、何の意味があるんです?」
そうまでして人から離れてしまうことに意味があるのか
人間性を失った神が人間を導けるのか
代理人の問いに神が言う
そもそもプルシャが宇宙の塵となったのも人間性に拘泥し、人類の存続にとって真に必要な合理的な方法を捨ててしまったからだ
……そんなものに最後までこだわろうとしていたのは誰だったか
これまで払った努力と犠牲、そして生き残っている僅かな人を理由に提案された宇宙への脱出(人類存続と文明放棄)を拒絶した少女は誰だったか
従うべきは有効な真理であり、想像によって生じる道徳ではない
ましてや人間ではなく神なる身であればなおのこと道徳により真理を損なってはいけない
人間性が窮地をもたらすのであれば、道徳が知を遮るのであれば、神の全知全能が絶対なる自由をもたらさなければならない
「娑」こそがポロスの規則
世界を維持する審判者である神に人間性は必要ない
「どうして、そこまでするんです?」
必要だからするのではない、必然的にしなければならないからだ
プルシャ最後の民であり第二惑星の文明の痕跡である「僕」が存在している限りプルシャの「火種」は絶えない
その火種をもとに「ネオプルシャ」を築き上げることこそプルシャ最後の人間である自分がなすべきこと
自我の薄れつつある神が、神なる身になろうとする人間が答えた

「実は、新たな住処も人類も、僕は心底どうでもいいんです」

代理人が切実に告白する
どうでもいいと思っているのに代理人として行動したのは「娑」が初めて自分の問いに答えてくれたから
あなたに人間として見てほしいから
ようやく思い出した、彼女を忌み嫌う理由を
その姿が想起させるのは最後のプルシャ人として無数の歳月を慟哭して過ごした絶望の日々
見るのも聞くのも苦痛な過去を嫌うのも無理はなかった
そんな過去の生き写しと過去を捨て最後のプルシャ人である自分には一切の共通点などない
代理人をプルシャ人として扱うなどありえないのだ
「……そうなんですね」
ちょうどそのころ太陽系の外縁に飛行物体が訪れた

それは空が
世界に 大事な宝石を投げ放つ時まで続いた

渡りに方舟

chapter42、イベント『スターボヤージュ』の話
神といえど文明を担える(しゅ)を核とする豊かで高度な生物層や生態を作り出すのは容易ではない
だが繭の末梢すら届かぬ太陽系の辺縁に目を隠している彼女には目算がついていた
繭の支配下に存在しない崩壊獣たちが暮らす惑星に立ち寄っていた第三惑星からの飛行物体(方舟)である
流れ星が浄土に降臨し
大地に知恵の精霊をもたらす
それは「ポロス」にとってまさしく天恵
方舟に保管されていた第三惑星の人間の遺伝子プールこそ浄土に撒くのに値する「種」といえる
こうして「種」に霊識システムに保存されていたプルシャ人の意識データが移殖される

──それが 人類の始まりだった

深淵によって滅亡に瀕した状態のプルシャ人の意識を持ったポロス人、だが

プルシャのソドム

chapter42の話
人類が生まれてどれだけの「年」を経たのか、投影がポロスに浮かび上がる
「娑」の意識は自身がポロスに浮かび上がった理由を把握するのに時間を要するまでに膨れ上がっていた
だが、ともかくとして種まきの結果の確認すなわち「審査」の時が訪れていたようだ
そのためには町を歩き判断材料を得なければならない
広場に向かおうとする「娑」はポロスの第一村人発見と同時にぶつかりそうになる
投影をすり抜けたポロスの少女ナナは見慣れない格好の相手に語りかける
「『なんでも知ってる』ナナがポロスを案内するガイドになってあげようか」
元気のいい人間を前に「娑」は自らの正体と成し遂げた御業を認識する
「海」の力によってポロスに絡み合った神の根系は星海にまで続いている
その力の全ては把握できないが、神は確かに生態の改造と生物の育成という奇跡を顕現させていた
だがそれゆえに造物は創造主を知り得ず、接触した記憶もすぐに忘れてしまうようになっていた
人という視点からすればそれは確かに「神」と呼べる存在であり、であれば人の手助けは必要ない

ナナの誘いを断った「神」はさらなる判断の材料を求めポロス人に接触していく
誠実な目をした老商人の心を見つめる

老人は新鮮な洋ナスも腐りはじめた洋ナスも区別せずに売っていた
彼はまだ若い自分の目利きの力を信じているが、腐った野菜の返品を迫る客が来れば都合よく老人になってとぼけるだろう

老商人に悪徳商人と呼ばれる若者の心を見つめる

若者は頭の中で憎悪する老商人が虫の息になるまで痛めつけていた
彼はそういう脳内での鬱憤晴らしに慣れている

こそこそリュックサックを整理する男の心を見つめる

暴動や災害が起こった時に生き延びられるのは俺のように備えていた人間だけだ
準備を怠った愚か者は永遠にその愚かさの中で後悔しつづけろ!

広場では町の監督者ボニーの家に入った泥棒の話題を口にしている男女の姿があった
泥棒はただ貴重品を盗むだけではなく家主に見せつけるように家中を荒らしたという
しかし人々はボニーに同情を向けることはなかった
最近ポロスの監督者になった彼は町を統治するどころか住民に圧政と搾取を強いて風紀を紊乱させていたからだ
だから泥棒もボニーへの復讐を果たしその行いに対する警告を発したに違いない

女性の心を見つめる

泥棒が我が家に入らなくてよかった!

男性の心を見つめる

隕石でも地割れでもいいからこんなクソみたいな町も人間もとっとと滅べ!

広場を後にしようとする「神」は人間を恐れる黒猫に気付いた
その姿と性格がかつての同僚のアバターに似ているのは偶然か否か
それは「神」なる身にもわからなかったが友好的な意思での交流を促すには十分な動機だった
「どうしてそんなに人間を怖がる?」
怖がっているのは人間の方だ! あいつらは黒いアタシを「ふじつ」な猫だと思ってる!
人間は黒い夜道を「しんへん」だと思っていてそこに身を置くと白くて宙に浮く化け物になると考えてるみたいなんだ
「『ふじつ』『しんへん』……まさか『不吉』と『深淵』って言った?」
太陽系外縁にあるこの地に深淵はやってこないはずだ
だが人々は無意識下で夜道に深淵を見出し、自分たちが白くて宙に浮く化け物(深淵獣)になるかもしれないと恐れている
アンタがそう思うんならそうなんだろう アンタの中ではな
でもたまに夜に動く人間もいるんだ、あそこの二人みたいな連中だよ
二人組の男は博物館の入り口で話し合っていた

リーダー格の男の心を見つめる

博物館に入り中のものを手に入れたら俺はボニーを追い落として街の権力者になれるんだ

ポロスの人類発祥の地に通じる博物館は権限もない町の住人が立ち入れる場所ではない
ましてや凡人の権力闘争のだしに使っていいような場所ではない
禁足地に触れようとする愚か者の心に「神」は恐怖を刻み付けた

審査を行うのに十分な材料がそろった

「あんなに苦労したのにまた最初から始めるなんて残念だと思いませんか?」
審判を下した「神」に代理人が問う
残念に思うことなどない、彼らの人心はひどく荒んでいてとっくに壊れていたのだから
そもそも霊識システムに記録されていた意識データを用いるプランに希望を持つべきではなかったのだ
深淵に生命を脅かされ続けたプルシャ人の意識と精神はとっくに荒廃し、利己的な感情を内包していた
そんなものを移殖されたポロス人が平和的に暮らせるだろうか?
楽土たるポロスに住んでいるにもかかわらず彼らは互いに奪い、騙し、蔑み、憎悪しあう末期的な社会しか作り出せなかった
深淵はそこになくても育苗に悪影響を与えていたのだ
次の一手を案じた「神」は代理人に指示を与える
方舟に保管された遺伝子のうちプルシャ人の意識データを移植されていないもの全てを育苗せよ、と
「ではプルシャ人の意識データはどうするんですか?」
代理人の言葉の裏にある意味を察した「神」は黙考し、第一村人の心を見つめた

腐った町にあって善意からガイドを申し出たであろうあの少女の態度はかすかな光を感じさせた

ナナは兄に謝っていた
町の権力者と関係があるのか怪しい奴の素性に探りを入れ、隙あらば騙そうとしたのだが芳しい成果を得られなかったからだ
だけど今はどうしてかその怪しい奴の姿もやり取りも思い出せなくなっている
それを聞いた兄は憤懣する
お前もか! 俺も博物館の前で誰かに会ったはずなのに思い出せないんだ!

自らの審判と次の指示に誤りがないことを確認した「神」に代理人が改めてリマインドする
「方舟の遺伝子サンプルにプルシャ人の意識データを移植せずに新たなポロス人とするのならば、その新生ポロス人たちは第三惑星の人間でしかありません」
それは種を腐らせた病原体、プルシャ人の意識データの廃棄を意味する
そんな方法を本当にプルシャ文明の復興と言えるのか
言外にそう問う代理人に「神」は自信をもって答える
次に生まれるポロス人は大事な土で、プルシャ再興に必要な種は我が身にある
もはや人ならざる身ではあるがそれでも最後の「プルシャ人」である僕こそが重要な種の保管所だ、と
「娑」には鹵獲した方舟で眠る少女の能力を知ってから温めていたある目論見があった

7人の代理人

chapter42の話
黒猫1匹を残してリセットされたポロスに住まう新生ポロス人は遺伝子的に言えば完全に第三惑星の人間だ
それだけならポロスをプルシャ文明の正当なる後継者とは呼べない
だがグレーシュの能力にインスピレーションを受けた「娑」は自らに残っていた美徳を種にして7人の代理人を生み出していた
霊識データを破棄したいまプルシャ人最後の生き残りである「娑」から分離された存在、それもまたプルシャ人と言えるだろう
ならばそういった存在が導く文明もまたプルシャ文明の後継と呼べるのではないか?
彼ら彼女らはこれまでポロスを管理し世界の泡を飛び回り清掃員も兼ねていた代理人と違い、専属的にポロスを維持、管理する役目を担う
プルシャ人の美徳を備えた7人の代理人たちによる集団指導体制によって理想にのみ存在する文明を現実のものとした文明、それこそ「神」が定めた新たなるプルシャであった
こうして「娑」は再び無限の海に沈み、7つの種がポロスに根付く日を待つことにした

零落の星

chapter38の話
海からのエネルギー回収の実例
「娑」は化石燃料の枯渇しつつある零落の星に規則を埋め込み、星岩という鉱石を出現させた
星岩には人々の願いによって出現するという性質があり、尽きることのない新たな燃料としてこの小さな世界の泡の逼迫したエネルギー事情を一変させる
しかし星岩にはひとつ重大な欠点があった、何の予兆もなく爆発するのだ
人々はこの欠点を克服するために星岩の研究を続けたが解決の糸口は見えず、結局爆発する危険性を承知の上で星岩を使い続けるしかなかった
爆発によって人口は減り続けたが燃料である星岩は願いによって出現し続け、そのうち地表が星岩に埋め尽くされて人類は地下シェルターでの生活を余儀なくされるようになった
しかし生きるために人類は星岩を使わざるをえず、とうとう連鎖爆発が起こったことで人類は滅亡した
このように「海」に沈んだ「娑」は引き続き世界の泡からエネルギーを収奪していた

美徳の導き

chapter42の話
美徳に基づいて人々を導く方法が必ずしも失敗しないとは限らない
文明はいくつかの段階を経て発展していくが途中それが望ましくない方向に進んでいるのならば糺すのが「神」である
一方で望ましい方向に進んで好ましい発展を遂げたのならば褒美として天恵を授けるのも「神」である
また「神」や世界の泡を飛び回る代理人がすぐにポロスの危機に対応できない場合もある
そうした事態に備え「神」はあらかじめポロスに関する権限の一部を7つに分けて代理人たちに分け与え3つのルールを課していた
権限、それは全てを解決する聖遺物を起動する鍵だ
取り返しのつかない危機に陥った際に使用すればすぐに「神」を呼び起こせる緊急通報装置のようなものである
実際ポロスはこれまで何度か聖遺物の起動と、その結果として導かれる全ての問題の最終的解決を経験していた
そのつど代理人は7人の代理人を拾い上げ禁足地で記憶を整えて再びポロスに送り出す
「神」から生まれた7人の代理人たちであるが、彼ら彼女らはポロス人でもあるため「神」に関する記憶も知識も持てない
7人は町の創設者から権限と3つのルールを与えられポロスの管理を任されていると考えている

神と代理人の愛憎

chapter42-12の話
膨張した「娑」はかつてのように自らの分体を遣わせることはなく、代理人に宿した全知の目を通してポロスを見た

そして今、審判が始まる

久々にポロスに戻ったヴィタが見て回る町の様子は霊識データを移殖していたころに比べてはるかに平和で、代理人たちは住民の信頼を得ていた
その時の訪問で最初に出会った代理人はヴィタが和光と名付けた少年だった
彼に連れられて訪れた博物館は清掃が行き届いており、ヴィタは不真面目な「清掃員」より真面目な「代理人」の方がポロスに向いているよねと「娑」を当てこする
姉のそんな意図を知らないブルーはヴィタ姉さんは1人で管理していたのだから手の行き届かないところがあるのは普通だよ、いまは8人いるからみんなで分担できるよと慮った
だがヴィタは一体いつから自分が7つの美徳の勘定に加えられているのかと吹き出し笑いをした
かつての「娑」とたまたま顔も性格も似ただけの自分と「娑」から美徳という恩寵を授かり目をかけられている7人はけして同列ではないからだ
それでもかつて「娑」が自分の問いかけに答えてくれた体験を忘れられなかったヴィタは「娑」の変化を促そうと、ここは博物館という名の割に展示品が少なく博物館らしくないねとブルーに問いかける
だったらヴィタ姉さんが他の場所から持ち帰ったものを展示して博物館らしくしよう
そんな和光の発想にヴィタは意地悪く「だったら他の6人の許可も得ないといけないんじゃない」という
その時ヴィタの帰還に気付いた他の代理人たちが寄って来て7人からの近況報告を受ける
誇らしく報告するもの、協力して教材を作るもの、祭りの準備をするもの、それぞれの報告を受け最後はブルーの番となった
ブルーは特に報告できることはない、日々の変化を記録していただけで普通だと自信なさげに口にする
控えめで自ら前面に立とうとする彼はもっとも「娑」に似ていない
「全然普通じゃないよ、記録こそ人々が後に過去を振り返る際の大事なよすがだし、そこから未来が見えることもあるよ」
そう誉めるヴィタの言葉には明らかに「娑」への当てこすりが含まれていた
過去を捨てた結果、未来さえ見えなくなっているのは一体どこの誰なんだろうね?
記録という話からブルーは6人にヴィタ姉さんが博物館に展示品を飾れるようにするのはどうだろうかと提案する
ヴィタだけがそんな風にできるようにするのは贔屓が過ぎるし、新たなルールを勝手に設ける権限もないから賛同できない
そんな反対論を切り口に即席のヴィタ集会が始まる
それでもブルーは、自分たちが権限を託され3つのルールを課されていることに思いを馳せて自らの意見を開陳する
7つに分けられた鍵は権限の象徴というだけではなく、町の創設者が自分たちを信頼している証のはず
もし展示品を増やすのがだめなら最初からそういうルールを課しているはずだけど、そうでないのなら次のように考えられないかな
自分たち代理人は必要があればそのつど話し合ってポロスの変化に臨機応変に対応していく
創設者が僕たちに期待していると言っていた姉さんの言からすると、そう捉えるのが合理的じゃないかな
「娑」から最も遠い「謙遜」の美徳は「娑」が種にかけた期待の意図を最も理解しかけている、なんて面白いのだろう
隙あらば構ってもらおうと語りかけるヴィタは実にうるさい
(はいはい思考を停止させますよ、でも本当に思考を停s)ふいにヴィタの首が絞めつけられる
それは生殺与奪の権はこちらにあるのだという「娑」の優しい警告だ
そんな警告を突き付けられたのにもかかわらず笑いを残すヴィタは「娑」にとって意味不明だった
展示に関する話し合いは決着を見つつあった
記録に値するものをヴィタが持ち込み、過半数の代理人の賛同を得られたものだけを展示する
これは代理人たちが話し合って初めて定められたルールとなったのである
首絞めで「娑」に構ってもらえたヴィタはとっくに話し合いへの興味をなくしていた
このように最初は興味をもって接しても結果が分かった途端どうでもよくなるのは彼女のいけない性質だ

「人」の本性は簡単に変えられるものではない

そして「娑」自身も簡単に変えられない本性のためにポロスでの出来事に興味を失い目を離そうとした
その瞬間だった、ある事故が起きたのだ
ヴィタを強く抱きしめたレッドが、ヴィタお姉ちゃんに「和光」と名付けられたブルーがとても喜んでいたよと明かす
しかし「和光」の名は第一印象に基づいて与えただけで、目立たない「謙遜」が結果的に一番最後の名づけになっただけだ
「娑」は代理人たちが審査に合格した褒美として欲しいものはないかと問うようヴィタを促した
代理人たちを代表してブルーが回答する
もう少しヴィタお姉さんと一緒にいたいんだ
その言葉を耳にしたヴィタの中にとてつもない大きな衝動が生まれた
それは彼女の人生にとって二度目の衝動、「新生」により自我を得たとき以来の喜びだった
「僕──」ヴィタの回答は突然遮られる
彼女の急激な感情の膨張が、感情を捨てたはずの「娑」に割り込んだため強制的に「海」に沈められたのだ
君のポロスでの仕事は終わりだ代理人、次の目的地へ向かうべきだ
ひどく冷たい言葉は、ヴィタの思いが創造主である自分ではなく種たちに向けられたことに対する怒りの表明ではなかっただろうか
もっとも感情を捨てた「娑」にはそうなのかどうかすらわからないだろう 感情残ってません?
しかし「娑」の目が離れたヴィタはこんな思いを抱いていた
三回目は、いつなんだろう……

本編

本性

chapter38、39の話
セントソルトスノー滅亡の元凶として綺羅子の口からその存在が語られる
これまで何度もそうしてきたように世界の泡の滅亡からエネルギーを回収しようとしていた「娑」だったが、そこに深淵に連なる存在が紛れ込んでいて自身に対抗しようとしていることを知り、先手を打って奇襲をかける
この奇襲は異物達の中でもとりわけ危険な存在に手痛い打撃を与え、とりあえずその計画を打ち砕くことには成功した
しかし異物達は別の計画を立案し実行し始め、焦った「娑」はエネルギーを使って世界の泡の融合を加速させたが、逆にそれが異物達の計画を推し進めてしまった部分もあり、このままではあの恐ろしい深淵の介入も時間の問題に思われた
本来問題を解決できるはずだった決め手は何一つ機能せず、「娑」に残された選択肢は3つしかなくなった
撤退するか、世界の泡に直接乗り込むか、手下により強い力を与えて対抗させるか、だ
もちろん1つ目は論外だ
世界の泡の滅亡によるエネルギー生産の行程は投資と回収であり、最終段階の今になって撤退すれば大損になってしまう
確実性は高いとしても2つ目もあり得ない
万が一にも深淵とぶつかるのは避けたい
というわけで「娑」がとったのは3つ目の選択肢だった
しかしその選択を強いることこそが彼女の仕向けた罠だったとは……

感動的な親子関係

chapter40、42の話
「娑」は権能を持ち逃げしようとした彼女を捕まえたが、消去することはなく、力を奪って精霊の道に捕らえただけだった
なぜ彼女を消去しないのか?
その答えは現在の「娑」にはわからない
いや、かつての「娑」にもわからなかった
管理人などいくらでも作り直してきたが、自身に似て、自身が捨てた名を名乗り、自身を最も苛立たせる、彼女のことだけは消去する気にならなかった
とにかく、現在の「娑」の規則の中に彼女の存在を否定するものはなく、そして「娑」は自身の定めた規則の通りに権能を行使する、それだけだった

そして醜い遺骸になる

chapter42の話
ポロスに「娑」が降臨し、洪水を起こす
この降臨は聖遺物の起動によるものではなく、代理人たちが創造神に対する叛意を持った場合に自動で行われるもの
しかし実数空間に手を突っ込んだところを何よりも恐れていた深淵に狙い撃ちにされてしまい、手痛い打撃を負って海に逃げ帰ることになってしまう
さらにこの結末を予想していたヴィタが「娑」の前に現れる
今度こそ盲目な神から権能を奪い、神に成り代わり、真の自由を手に入れるために……
そんなヴィタに対して「娑」は神のなんたるかを説く
かつて失われた故郷の復活を夢見た少女は力を求め、膨大なエネルギーをその魂に宿すにつれ余分なものを捨てていった
過去を捨て、名を捨て、感情を捨て、身体を捨て、八識を捨て、あらゆる繋縛から解き放たれた後に残る研ぎ澄まされた純粋な真我は、プルシャという概念だった
この真我のために神が生まれ、そして真我は神を縛る唯一の枷となる
今やそれを追い求める意味すらわからず、ただ膨張し続け、いずれより強い真我に飲み込まれ、最後には醜い遺骸と成り果てる
それが至上の自由
それが至上の虚無
しかし、「娑」は本当に彼女が語るような神であれたのだろうか?
否である
隠滅を前にした「娑」が願うのは、プルシャの永遠ではなく、新たに生まれる神への期待と心配
『娘への愛』、それがこの瞬間に生まれて死んだ古き神の持つ真我だった

イベント時空

イベントの活躍まとめて書く

イベント名

でイベントごとにまとめてもいいかもね


装甲

装甲名

[添付]
n級生物異能機械量子虚数星屑物理役割
装甲についてのコメント


他キャラとの関係

僕の右腕マーラ

マーラの事は大好きだよ!
なにせ他のグズ共とは違ってまだ人間だからね
マーラはそうとは思ってないみたいだけど

我が親愛なるノートン

このアホ
約立たずのクソ野郎
ガラクタ
老いぼれノートン

研究所の未来の星テイラー

医者に診てもらうべきなのは君だよ、クズが
才能溢れるクズ
君も早く消えてくれ

「代理人」

彼女を殺せ


余談

  • 取り繕った外面とは真逆の激しい内面から繰り出される暴言に定評がある
    • ノートンはその気持ちの悪い機械の身体から冷却管を一本取り出して、子供が遊ぶ水鉄砲みたいに、少しの冷却液をヒフチの巣穴に注入した
    • 僕は仕方なく、このアホの希望に沿って、じっくりと観察してみた
    • ハッ!(鼻で笑う)
    • 確かに、このアホの言うとおりだ
    • 役立たずのクソ野郎であるノートンは、大笑いしながら再び冷却管を持ち上げ「洪水」をもう一度注いだ
    • 誰かこのガラクタを黙らせてくれないか?
    • 医者に診てもらうべきなのは君だよ、 クズが
    • 我が才能溢れるクズよ、君の脳には悪魔が住み着いているみたいだね
    • そうだね、 君も早く消えてくれ
    • その名前で僕を呼ぶな……その名前で……
    • じゃあどうしろって言うんだ!?ああ?何が出来るって言うんだ!?
    • ハッ、またこのくそったれな星の本当の顔が拝めるってことだね
  • 双生の泡における全知を描写する地の文において、ヴィ娑さんの独白は赤、ヴィタさんの独白は緑で書かれている
  • 本格的な初登場となるchapter39では、「娑」がすっぽんぽんになると言い終わらぬうちに服を脱ぎ始め管理人に止められる、という印象的なエピソードから彼女の過去編が始まる
    • このエピソードは本来黒画面に会話劇のいつものやつの予定だったようだが、これ見た演出担当のオタクは合わせてモーションも作るべきだと強く主張し、その結果無重力遊泳からパンプスを放り投げるまでの一連のドスケベシーンが生まれた
      • なお、この案を通した演出担当のオタクは「本の中で銃が現れたら、それはある時点で必ず引き金を引かれることになる」などとチェーホフの銃の法則を持ち出して「娑」の脱衣モーションを作る必要性を説き、周囲を納得させたという
        実にインテリオタク集団なmiHoYo社員らしい裏話だ
  • 本編での戦闘時は「一心三惑(いっしんさんわく)」「成住壊空(じょうじゅうえくう)」の二形態と戦う(デザイン秘話「娑」も参照)
    • ユウレイグサをモチーフにしたという「一心三惑」は不安定要素を排除する自動殲滅システムで「娑」から分離された存在
      道中のレインボーロードではセント・ソルトスノーで戦った「願いの芽-全知の翼」も3体出現する
      • ちなみに冥界の花ことユウレイグサとは本国ではギンリョウソウモドキを指すらしい
        日本だとユウレイグサはアジサイやオキナグサの別称でユウレイソウだとギンリョウソウの別称
        まったく違ってくるじゃねえか!
    • 成住壊空は「娑」が量子の海から実数空間に伸ばした触手のような存在
      触手とはいえ「娑」本体に通じているのでそこを狙われて手痛い一撃をもらうのは本編で見た通り
    • 戦闘では時間を遡行させる能力と加速させる能力を使い分け、部分的に「星門」を開放しているらしい
  • 「娑」関連は全般的に仏教用語が多い
    • 成住壊空とは世界の成立から破滅に至る時期を成劫、住劫、壊劫、空劫の四つに分けたものをまとめた呼び方
    • 唯一プルシャはバラモン教のうち数論学派の用語で、神我と訳される
      常一主催の個の根源を意味し、他の学派におけるアートマンと同じものを指す概念、つまり真我を意味する
      • バラモン教とそこから派生した仏教の大きな違いは、この真我の考え方にある
        諸行無常、諸法無我、一切皆苦、涅槃寂静と四法印でも謳われている通り、仏教においては常一主催の真我の存在を否定しており、これを無我論という
    • 技名も「物我~」「凡我~」「神我~」「仮我~」「大我~」「無我~」からなる
  • For Vita
  • 戦闘曲は「Before Light」「Zero Time」「Turn The Situation Around」
    • 「Before Light」はvs一心三惑で「Zero Time」「Turn The Situation Around」はそれぞれvs成住壊空の前半と後半
    • わけてもvs成住壊空の二曲はセント・ソルトスノーでのvs代理人の各曲と同じ主旋律が用いられている
      • 1キャラのテーマとして同じ旋律をこれほど使っているのはおそらく3rdではが初めて
  • 古の楽園『覚者の追憶・8』でスウが語った内容とは一致しない部分も多く、「娑」がTSスウなのかどうかは人によって見解が分かれる
    • 結論から言うと楽園開発当時はまだ「娑」の設定についてほとんど決まっておらず、スウが語った内容とのズレはそのせい
      ただあそこで仕込んだ伏線を使ったキャラではある
      双方もっともな根拠があるから君は「娑」をTSスウと思ってもいいし、思わなくてもいい
    • 以下よくある論点
    • 観測できるかどうか問題
      • そもそも月と地球でも苦労したのに地球から2億5千万年前の金星の泡を観測することなんて不可能
      • 「娑」の過去は金星の泡でなくても太陽系に張った根である精霊の地でも見られる
    • 地球じゃない問題
      • 「娑」が繭を騙したのは地球ではなく金星
      • 楽園同期時の繭もループも知らないスウがかつての緑豊かだった金星の光景を見て金星と認識する方が不自然
    • 第二の神の鍵問題
      • 機能の近いスタージャンパーをそう表現しただけ
      • ロボと列車で外見も全然違うのに同じものと見做すのは不自然
    • 「娑」の目的問題
      • プルシャ復活を目的に宇宙に出ているだけで影響力拡大は目的じゃない
      • プルシャ復活のためのエネルギー回収手段として太陽系中に根を張って影響力を拡大している


画像コレクション



  • 画像コレクションに博士が紛れ込んでおるぞよ -- 2024-01-10 (水) 15:07:13
  • 尻助かる -- 2024-01-10 (水) 23:53:17
  • すぐそうやって好きな物で泣かせてくる... -- 2024-01-18 (木) 12:43:30
  • 好きな物があの人の割には随分なパワハラ振りでしたね… -- 2024-01-23 (火) 18:00:12
  • 母というものは慈愛と共に束縛のモチーフだからね~ -- 2024-01-23 (火) 19:32:02
  • 構ってくれないからああするしかないのだ。首絞めで構ってもらえて嬉しそうだったし -- 2024-01-23 (火) 21:31:36
  • 「彼女と話し合っても意味などないが」って思ってるのにそもそも人間として見てすらいない嫌いな相手と会って話そうとしたり新しい「種」が無くてなんの価値も持たない町の案内をさせてあげてるのモリなんとかが煽ってたヴィタの小ヴィタたちを気にかけない態度の矛盾そっくりで可愛い可愛くねえよどうしてこんなことに... -- 2024-01-29 (月) 15:39:48
  • ヴィタと娑との戦闘曲は戦闘中でもしっかり主張してくる力強い弦楽器の旋律が印象に残りやすい個人的な名曲。同じ旋律をアレンジして色んな曲に織り込む演出に弱いんだ俺は -- 2024-02-04 (日) 00:55:34
  • ふふっ見えないよマーラ -- 2024-02-12 (月) 23:31:46
  • 全知全能の目を遮るマーラ(煩悩)... -- 2024-02-13 (火) 09:50:06