ブック・オブ・インフィニット・スペル

Last-modified: 2012-04-20 (金) 06:33:08

ブック・オブ・インフィニット・スペル (MISC3A)

この古い本は、開くときしんだ音がする。未知の呪文について書かれた、ブック・オブ・インフィニット・スペルのそれぞれのページは素人にも分かる言葉で書かれており、シーフやクレリック、ファイターでさえも理解して呪文をかけるに十分なほど簡単だ。１ページに書かれている、それぞれの呪文は、１日に１回かけることができる。
この本の二番目の機能は、違うページをめくることで、よりすぐれた呪文を取得できる可能性がある。しかし、ひとたびページをめくってしまうと、前の呪文は再び現れることがなければ、永遠に失われてしまう。

気をつけろ。一度この本の最後のページをめくったら、それ以上ページをめくることはできなくなる。

そのページの呪文はこうだ。

ファイアーボール（エヴォケーション）
レベル：３
距離：術者の視界内
持続時間：瞬間
詠唱時間：３
効果範囲：半径３０フィート
セービングスロー：１／２

この呪文は、低いうなって爆発する火球を作り出し、術者のレベルにつき１Ｄ６（最大１０Ｄ６）のダメージを与える。呪文を唱える時には、一点を指差し、爆発地点の距離と高さを言わなければならない。指先からの閃光が、指定した地点にたどり着くまでに、物体や障害がなければ、火球が炸裂する（途中で何かにぶつかると、その時点で爆発する）。呪文のセービングスローに失敗した者はダメージをそのまま受ける。成功したものは、避けたり、伏せたり、飛び込んだりすることでダメージを半減できる。