戦術(BG2)

Last-modified: 2016-11-11 (金) 21:04:37

BG2の魔法、戦術、パーティ編成、キャラ育成などについての記事です。
また1人旅、縛りプレイ、ネタキャラ、豆知識などもここです。自由に書いていって下さい。
(誤削除防止の為にも必ず文章のバックアップ保存してから更新しましょう)

 

魔法(メイジ)

レベル1

Magic Missile(マジックミサイル 略:MM)
BG2も後半に差し掛かると魔法耐性などでレジストされる回数が多くなり、安定感は若干下がる。しかしレベル1の魔法でこれと同じくらいの信頼性を持つ魔法は少ないので最後の手段として取っておくといざというときに役に立つ。メイジにとってこれは護身用のピストルのようなものである。詠唱から射出までが非常に速く、また必ず命中するので使いやすい。
特に対メイジ戦では有効で、敵のストーンスキンを一気に剥がし取り無防備にすることができる上、呪文詠唱中であればスペルを失敗させる事ができる。
Chromatic Orb(クロマティックオーブ)
攻撃呪文。術者レベルにより追加効果が違い、LV7で麻痺、LV10で石化、LV12で即死。+6のST修正があるため効きにくいがレベル1呪文であるため、一か八か狙う価値はある。
Blindness(ブラインドネス)
敵弱体化呪文。STに失敗した敵一体の命中判定、ACに4ポイントのペナルティを課す。効果は10ターン(10分)と非常に長い。敵が盲目になるとこちらを見失い何もしなくなるので、このスペルが成功するとほぼ勝ったも同然である(中には治癒して復活する者もいる)。

レベル2

Mirror Image(ミラーイメージ)
序盤から中盤にあたりでは、頼りになる防護魔法の一つ。魔法詠唱一回分を稼ぐくらいの時間を保証してくれる。ストーンスキンに効果が似ており、敵の攻撃が命中するたびに分身がひとつ消える。ストーンスキンと組み合わせた場合、敵の攻撃を受けるとこちらの分身が優先的に消耗される。またトラップ回避にも役立つ。
Blur(ブラー)
ACに-3の修正がつく。基本値でなくAC合計値からの修正であるため、アーマー系呪文との重ね掛けが有効。強敵との格闘戦になりそうなときはぜひかけておきたい。
Invisibility(インヴィジビリティ)
透明化呪文。敵の攻撃対象から免れることができる。いざというときの回避用にストックしておきたい。シーフ系にこの魔法で透明化しておくと、索敵しながら罠探知や解除ができるので便利。
Horror(ホラー)
複数の敵を混乱させる。ヒューマノイド系によく効く。序盤はかなりお世話になる。
Stinking Cloud(スティンキングクラウド)
BG2でも便利な敵無力化呪文。有効範囲が広く効果が持続するためコストパフォーマンスが非常に高い。気絶した敵には面白いように攻撃が当たる。敵の部屋へ投げ込み扉を閉めて蒸し殺したり、ウェブの呪文を重ね掛けしたり、毒耐性があれば無効な事を利用して雲の中に逃げたりなど多彩な戦術ができる。アンデッド系には効果がないためアニメイトデッドとのコンビネーションが強力。
Strength(ストレングス)
STRを18/50にする。効果時間が長いためファイター系でSTRが18以下のキャラがいれば一つは記憶していたい。イモエンの様な非力なキャラに掛けてアイテム運搬させるのも。
Web(ウェブ)
BG2でも便利な敵無力化呪文。効果的にはスティンキングクラウドに似ているが、こちらはアンデッドに対しても有効であり(ただし実体を持つものに限る)、また敵のSTに-2ペナルティが付くので効き易い。 スパイダーはこの呪文に耐性を持っているためスパイダースポーンとのコンビネーションが強力。
Glitter Dust(グリッターダスト)
敵弱体化呪文。効果時間こそ短いが範囲内の敵にブラインドネスとST-4ペナルティ、ステルス看破の効果があり、低レベル呪文にしては強力。対ゴースト、アサシン戦でも役立つ。

レベル3

Fire Ball(ファイアボール 略:FB)
BG1ほどではないが相変わらずの安定感を誇る範囲攻撃。ただしディレイド・ブラスト・ファイアーボールやアビ=ダルジムのホリッドウィルティングには劣る。
範囲攻撃なので近隣に落とせばスペルターン/デフレクションで保護された敵にもダメージを与える事ができる。
Flame Arrow(フレイムアロー)
後半でダメージ重視をするならこちら。
Lightning Bolt(ライトニングボルト)
一条の雷を放つ攻撃呪文。壁に当たると跳ね返る性質を利用して複数ヒットを狙えば高ダメージだが使いづらいのが難点。跳ね返りを見極めて使わなければ術者にも当たる。
Skull Trap(スカルトラップ)
範囲攻撃呪文。指定場所で浮遊し敵が近づくと起爆する。有効攻撃範囲はファイアボールより狭いが、術者Lvによる潜在的なダメージ上限は高く上位スペル並みの攻撃力がある(ファイアーボールは最大10D6だが、スカルトラップは最大20D6)。ファイアーボールと違い炎属性で抵抗されない点も注目。地雷みたいな使い方では安定性に欠けいまひとつ使いにくいため、範囲魔法と考えて敵に骸骨をぶつけるように使った方が良い。詠唱時間も短く、終盤まで使える優秀な攻撃呪文。
Melf's Minute Meteors(メルフズミニッツメテオ)
武器アイコンに火球が現われ投げる事ができる。+5の魔法の飛び道具なので命中率が高く、純メイジでもそこそこ当たる。術者のストレングスが高いとダメージボーナスが付く。ストレングスボーナスは付かない。火球は攻撃回数5回と元々多いが、インプルーブドヘイストと組み合わせるとさらに連射することができる。対トロルへのとどめ用や序盤に魔法武器耐性の高い敵(リッチ等)に遭遇したときの唯一の対抗手段となる。
Haste(ヘイスト)
高速化呪文。移動速度が上昇し攻撃回数が+1されるが効果切れ後に疲労のペナルティがある(疲労にならないこともある。バグ?)。探索にはもちろん、敵を振り切って逃げたり、戦闘では飛び道具を駆使してヒット&アウェイにも使える。
〔追記〕攻撃回数が一回増えるため武器攻撃を行う人数が多ければ多いほど効果的な呪文。特に序盤は劇的な戦闘能力の強化を実感できるはず。また、召喚した手下のみを効果範囲に指定すれば疲労を気にせずに何度も手下を強化することができる。
Slow(スロー)
ST失敗で攻撃回数半減、移動速度低下、ACとアタックロールに-4のペナルティ。敵にのみ有効なのでフレンドリーファイアの心配が無く、-4の呪文STペナルティがあるため効きもかなり良い。弱体化スペルとしてはかなり優秀。
Remove Magic(リムーブマジック)
敵のみを対象としたディスペルマジック。味方には影響がないため、味方の強化系のスペルをディスペルしたくない時はこちらを使おう。
Vampiric Touch(ヴァンピリックタッチ)
敵の体力を吸い取り自分に加える。さらに一時的なボーナスHPを得る。メイジにとって貴重な回復呪文。敵に近寄る必要があり危険なので、不要になった召喚獣を利用すると良い。

レベル4

Stoneskin(ストーンスキン)
術者のメイジクラス2レベルごとに1回、敵の武器攻撃を無効化することが出来る。使い勝手がよく、HPが低く打たれ弱いメイジにとっては命綱。
ミラーイメージと組み合わせると多層の防御を張る事ができる。デュアル/マルチクラスの戦士系でこのスペルをかけて戦えば大抵無傷で勝てる。持続時間も優秀。終盤まで必須の防御呪文。
Improved Invisibility(インプルーブド・インヴィジビリティ)
透明化呪文。レベル2との違いは大きく強力である。行動を起こしても半透明が持続し、この間は術者にSTの-4ボーナス、敵の攻撃に-4修正*1の上、単体指定魔法のターゲットにならない(無論、味方のキュア呪文などもかけられない)。よって、このスペルがあればスペルターン/デフレクション系の代わりにもなる。STボーナスが呪文回避などに貢献するため終盤まで使える。ちなみにこれとミラーイメージで各種トラップをほとんど回避できる。
Emotion(エモーション)
レベル1スリープの強力版。気絶した敵には簡単に攻撃が当たる。使うならコンフュージョンよりこちらを選んだ方が事後の展開が有利である。
Enchanted Weapon(エンチャンテッドウェポン)
+3武器を召喚する。特筆すべきは効果時間が「一日」な所。1,2回休憩を挟んでも効果が続き、他の召喚武器と違いパーティー内で武器の受け渡しが可能なので、強力な武器が乏しい序盤では割と心強い。
Spider Spawn(スパイダースポーン)
スパイダーを召喚する。スパイダー自身はTHAC0、ACが共に悪くそれほど強くないが、メイジLv2のウェブと組み合わせる事で化ける。特に術者Lv12から召喚できるソードスパイダーは攻撃回数5回なのでウェブに捕まった敵を圧倒的な攻撃回数で一掃できる。
Minor Spell Sequencer(マイナースペルシーケンサー)
スペルLV2までの呪文を二つセット出来る。
代表的な使い方は「マジックミサイル(クロマティックオーブ)*2」、「ブラー + ミラーイメージ」など。
Spirit Armor(スピリットアーマー)
基礎ACを1まで下げ、対呪文STに+3ボーナス。持続時間が10ターンと長く、ファイター/メイジのような前衛を務めながら呪文も使いたいキャラには便利。対呪文STに大きなボーナスがあるのも魔法の的になりやすい前衛には嬉しい。ただし、ディスペルマジックには要注意。
Greater Malison(グレーターマリソン)
敵のSTに-4ペナルティを与える。これをかけるだけで魔法のかかりがかなり違ってくる。マジックレジスタンスで無効化されるのに注意。これ単体ではイマイチ効果は実感しにくいので、スペルシーケンサーや別のメイジとタッグで状態異常系スペルを重ねがけするのが良い。
Polymorph Self(ポリモーフセルフ)
変身可能モンスターの一つのマスタードジェリーはマジックレジスタンス100%でビホルダーの光線を全て無効にできるため、対ビホルダー戦の最終兵器になりえる。
Wizard Eye(ウィザードアイ)
透明化した目玉を召喚する。索敵に使えるのはもちろんの事、術者の視界外へ召喚モンスターや分身を送り込みたい時の視界確保用に非常に便利。敵の範囲魔法による巻き添えや透明を見破るクオトアやゴースト系には注意。
Far sight(ファーサイト)
マップで指定した範囲を一定時間見れるようにする。ウィザードアイはトゥルーサイトなどで消される可能性があるが、こちらはその点安定して使える。

レベル5

Animate Dead(アニメイトデッド)
アンデッド(術者LV14まではスケルトン、Lv15以上でスケルトンウォーリア)を呼び出す。スケルトンは弱いが、スケルトンウォーリアーはマジックレジスタンス90%、叩き潰し以外の物理ダメージを約50%減、チャーム等の精神攻撃を無効、と非常に強力の上、持続時間が8時間と圧倒的に長い。SoAなら複数体召喚してからヘイストをかけて特攻させるだけで大体の敵は蹴散らせる。また敵メイジの呪文を浪費させることにも使える。ただしデススペルで消される点に注意。クレリックのLV3スペルと効果は同じなのでクレリックがいるならそちらのスロットに複数回は記憶させておくと良い。
Cloud Kill(クラウドキル)
4HD以下の敵なら即死、4HD-6HDは-4ペナルティのST失敗で即死、それ以外でも毎ラウンドにダメージを与える。密室や視界外からの先制攻撃に便利。意外な敵も即死することもあり、アンバーハルクはST失敗で即死となる。
Chaos(カオス)
Lv4のコンフュージョンの強力版。-4呪文STペナルティがあるため効きが非常に良い。
Breach(ブリーチ)
敵のコンバットプロテクション(ストーンスキン、プロテクションフロムマジカルウェポン、マントル、インプルーブドマントルなど)を剥がす。ボスやメイジとの戦闘でよく使う。ただし単体指定呪文なので、透明状態の敵を対象にすることができない点、スペルトラップやスペルイミュニティ(アブジュレーション)で防がれる点には注意。
Lower Resistance(ローワーレジスタンス)
敵のマジックレジスタンスを10+1経験レベル分(最大レベル20の30%)下げる呪文。マジックレジスタンスが高い敵に呪文を食らわせたい場合に必要。
Spell Immunity(スペルイミュニティ)
指定スクールのスペルを完全に無効にするため、呪文のスクールをしっかり把握してると強力。指定スクールで良く使われるのはディヴィネーション系(トゥルーサイトなどを無効)とアブジュレーション系(ディスペルマジック・ブリーチ・インプリゾンメントなどを無効)。メイジの潜在力を発揮するためには必須の呪文。

レベル6

Death Spell(デススペル)
あるレベルまでの敵と召喚呪文で呼び出された敵を、無条件で殺すことが出来る。
Conjure Fire Elemental(コンジュア・ファイアエレメンタル)
召喚呪文。メイジ版は失敗があるため、プリースト版にお世話になる事が多い。他のエレメンタルと違い、体が小さく移動に小回りがきくので選ぶならこれが良い。終盤までかなり頼りになるが、特筆すべきは直接攻撃が+4武器扱いのため、あのブリッジ地区のほとんど無敵のリッチに対してもダメージを与えられる存在ということである。
Mislead(ミスリード)
分身を作り自身は透明化する。分身は移動しか出来ない*2が、「トゥルーサイトで看破される」 or 「分身のHPが0になる」 or 「持続時間が過ぎる」 までは、本体は攻撃や呪文詠唱等のアクションを起こしても透明化が解除されない(厳密にはアクション時に一瞬だけ透明化が解除されるが直後にまた透明になる)。これを利用して、敵の視界外や物陰でミスリードを唱えて囮が見えないようにして本体が行動すれば、透明のまま一方的に攻撃が可能に。シーフ/メイジはこの呪文の効果中はバックスタブを連発できるようになる。
True Sight(トゥルーサイト)
透視系の効果を解除する。クレリックLV5のトゥルーシーイングと同じ効果。対シーフ戦や魔術師系が良く使うシャドードアやミラーイメージなどのイリュージョンをはがすのに有効。スペルイミュニティ:ディヴィネーションで守られた敵の透明状態を解除することはできない。メイジの重要呪文の一つだが、シーフスキルのディテクトイリュージョンを100%まで鍛えたキャラがパーティに居る場合、スペルイミュニティを無視して敵の透明状態を解除できるため、この呪文の重要性は下がるだろう。
Improved Haste(インプルーブドヘイスト)
単純に攻撃回数が倍になるので、二刀流やベルム+2を持たせたキャラに掛けると非常に強力。疲労にもならないので連戦で使えるのも便利。
Tensor's Transformation(テンサーズトランスフォーメーション)
呪文と特殊技能を使用不可とする代わりに最大HPを倍、AC-4ボーナス、ダメージとアタックロールに+2ボーナス、基本THAC0を術者LVのファイターと同じに設定する。攻撃回数は増えないので純メイジではあまりメリットは無い。この呪文の真価はファイター/メイジのデュアルキャラやベルム+2を持った二刀流シーフ/メイジ、シミュレイクラム or プロジェクトイメージの分身が唱える事にある。各種強化スペルを重ねた最後のシメに唱えよう。
Protection from magical weapons(プロテクションフロムマジカルウェポン)
4ラウンドの間、魔法武器(+付き武器)に対して無敵になる。レベル6であるが、高レベルのコンバットプロテクション系呪文(マントルやアブソルートイミュニティ)を不要にするほどコストパフォーマンスに優れる。これは、ほとんどの強敵(ToBでは雑魚も)が魔法武器を使っているためである。ストーンスキンでは敵の物理攻撃に属性ダメージが含まれる場合に防ぐことができないが、この呪文であれば魔法武器である限り完全に無効化する。これとストーンスキンの重ねがけにより、4ラウンドの間、大半の敵の物理攻撃に対して無敵になる。このため、敵に囲まれてタコ殴りにされながらも、無傷でタイムストップやインプルーブドアラクリティ(ともにレベル9呪文)を詠唱することが可能になる。

レベル7

Project Image(プロジェクトイメージ)
自分の分身を作り出す超強力なスペル。分身は本体がストックしているのと同じ呪文やアイテムを使う事ができる。さらに分身がシミュレイクラム、ミスリード等を唱えることで分身を5体まで作り出す事ができる。
分身が攻撃されても本体は全くダメージを受けない。記憶スロットも個別扱いであるため、本体と合わせれば倍の数だけ呪文を使える事になる。また、分身が消耗品アイテムを使っても本体のそれはそのままであるため、何回でも使う事ができる。
BG2ではモンスター召喚は5体までと制限があるが、分身にはその制限が無いためワンド・オブ・モンスターサモニングや召喚系のスペルを仕込んで分身すれば、何十体のモンスターを召喚してのパワープレイも可能。
ただし、分身中は本体は動けないので、敵に見つからない遠い位置で待機させるのが賢明。分身を敵に当たらせるには味方か魔法で敵を視界に捉えることが必要である。一人旅ではウィザードアイやファーサイトを使えば、安全に視界が確保できる。
分身は直接攻撃ができないが、分身が唱えたシミュレイクラム、ミスリード、またはシェイプチェンジ(LV9スペル)中なら可能である。
ただし分身はトゥルーサイトやディスペルマジックで消されてしまう点に注意。消されないためには、本体の安全を確保した上で、スペルイミュニティのアブジュレーション(ディスペル・リムーブマジック対策)とディヴィネーション(トゥルーサイト系対策)を唱えれば良い。
Limited Wish(リミテッドウィッシュ)
レベル9呪文のウィッシュよりは効果が劣るものの面白い効果が現れるためとっても損はしない(ただしウィズダムが高くないとろくな結果が出ないことに注意)。
願いによってはリミテッドウィッシュでしか起こらない新たなクエストが発生する。
Mordenkainen's Sword(モルデンカイネンソード)
強力な召喚呪文のひとつ。敵の武器攻撃に対して強く、よほどに優れた武器か、あるいはマジックミサイルのような魔法のエネルギーでなければ倒せない。そのためキャスター相手には弱いが、物理攻撃しかしない敵にはほぼ無敵。ただしデススペルで消される点に注意。
Spell Sequencer(スペルシーケンサー)
スペルLV4までの呪文を三つセット出来る。
代表的な使い方は「攻撃スペル×3」、「グレーターマリソン + 状態異常系スペル」、「インプルーブドインビジビリティ + ブラー + ミラーイメージ」など。
Ruby Ray of Reversal(ルビーレイオブリバーサル)
どんな呪文防御でも一つ無効化にする。Lv9の防御スペル(スペルイミュニティ、スペルトラップ)を無効化するために有効。

レベル8

Horrid Wilting(アビ・ダルジムのホリッドウィルティング 略:HW)
敵に大ダメージを与える範囲魔法。味方には当たらないので乱戦時でも安心して使える。植物系のモンスター(マイコニド等)に効果大。メイジ最強攻撃呪文の一つ。詠唱時間が長い点だけがネック。
Simulacrum(シミュレイクラム)
分身を作る。プロジェクトイメージと違い、分身・本体共に移動や攻撃のアクションが可能。ただし、分身のレベルは50%(説明では60%とあるが間違い)のため普通なら分身は高レベルのスペルは唱えられないが、アイテムスロットにスクロールをセットして分身する事でタイムストップ等の高LVスペルも使用が可能。
トゥルーサイトの説明文ではシミュレイクラムを無効にするとあるが、実際には分身はトゥルーサイトやディスペルマジックなどのスペルでは解除されない。
Spell Trigger(スペルトリガー)
スペルLv6までの呪文を三つセットできる。スペルシーケンサーの強化版。
代表的な使い方は「攻撃スペル×3」、「ローワーレジスタンス×3」、「インプルーブドヘイスト + ミスリード + テンサーズトランスフォーメーション」など。
Pierce Shield(ピアースシールド)
効果は、Lv7スペルのルビーレイオブリバーサル + Lv5スペルのローワーレジスタンス。Lv9の防御スペル(スペルイミュニティ、スペルトラップ)を無効化するために必要。リッチなど、レベル5までの呪文への完全な耐性を持つごく一部の強敵(ローワーレジスタンスが効かない)には、マジックレジスタンスを下げたい場合に必要になる。詠唱時間がやや長いのが欠点。
Power Word, Blind(パワーワード・ブラインド)
ターゲット周囲10フィートの敵を強制的に盲目にさせる。このスペル、実はスペル・トラップ等の呪文防御で無効化されずST判定も無い、よって特殊耐性やマジックレジスタンス以外では必ず盲目にさせる。盲目状態の敵はこちらから近寄らなければ何もしてこない。詠唱時間も最速のためコンティンジェンシーやスペルトリガーでシールドを張るメイジ・リッチに対して先制攻撃で唱えれば6ラウンド間、何も出来なくさせるため、後は落ち着いてシールドをはがして、メルフズ・ミニッツ・メテオや遠距離攻撃をすれば完封も出来る超強力なスペル。

レベル9

Wail of the Banshee(ウェイル・オブ・バンシー)
自分の周りに寄ってきた敵にダメージを与え呪文セーブに失敗で即死させる。メイジ自身が窮地から脱出する候補呪文の一つ。
Time Stop(タイムストップ)
時間を止めて好き放題する究極のスペル。3ラウンドしか止まらないのでどう行動するかは慎重に。まれに耐性を持つ敵も居る。インプルーブドアラクリティと組み合わせると発狂状態に。
Wish(ウィッシュ)
お願いをして望みを叶えてもらう。Wisが低いと悲惨な結末が訪れる諸刃なスペル。ただしWisが十分高ければ(もしくは高めれば)元は取れる。例えば休息と同じ効果を発動する選択肢もあり、これにより戦闘中や休息できない場所でも呪文使用回数を回復できる場合がある。ただし、常に目当ての選択肢が出るわけではない。
Chain Contingency(チェイン・コンティンジェンシー)
設定した条件下でスペルLV8までの呪文を一気に放つ事ができる。ホリッドウィルティング×3がお手軽かつ強力。通常であれば詠唱に時間がかかる呪文もこれを使えば一瞬で3つ発動することができる。
戦闘前にスペルをセットしておくという使い方でも良いが、このスペルは例外的に「1ラウンドにつきスペル詠唱は一回」の制限の対象にならず、ポーズ中でもスペルを選択すると即座に設定画面へ移るので、乱戦時でも、「ポーズをかけてチェインコンティンジェンシーを選択」→「発動条件を「敵発見時」」と設定すれば次ラウンドで即座に三回分のスペルを発動させる事が出来る。
またこの呪文は透明の敵にも単体指定呪文を当てることを可能にする。そのため、スペルイミュニティ:ディヴィネーションで守られて透明状態を解除できない敵であっても、隣接し、see enemy,nearest enemyなどの設定でルビーレイ・オブ・リバーサルやピアースシールドを当てればスペルイミュニティを剥がせる。そしてその上でtrue sightなどを使えば透明状態を解除できる。ちなみにプロジェクトイメージの分身はこの呪文を使うことができない。
Spell Strike(スペルストライク)
全ての呪文防御スペルを無効化にする。これとブリーチを掛ければほぼ全ての防御スペルを剥がせる。

エピックスペル(レベル9相当・ToB)

Summon (Dark) Planetar(サモン・(ダーク)プラネーター)
プラネーター(天使のような存在)を召喚できる。メイジの最強召喚スペル。SoAなら一体でほとんどの敵を蹴散らせる。ダークは悪キャラが召喚できる悪クレリック相当の存在。
本来はパーティ内で一体しか召喚できないが、プロジェクトイメージでの分身が詠唱する事で同時に二体以上召喚することが可能。デススペルで消されない、透明の敵を攻撃することができる、詠唱時間が短い、シルバーソード(ST失敗で即死)を装備、ヒール等Lv7までのプリーストスペルを網羅、ヘイスト状態と全召喚スペルでも最強の性能。
Improved Alacrity(インプルーブド・アラクリティ 略:IA)
タイムストップと並ぶ究極のスペル。有効時間は2ラウンドと短いが、その間に冷却時間なしで連続してスペルを詠唱できる。たとえばタイムストップ中に発動してファイアボールを続けざまに発射すれば、時間復帰後に敵の陣地に一瞬にして十発近いファイアボールを降り注がせることも可能である。最大限に効果を引き出すために、呪文詠唱時間を短縮する効果を持つアミュレット・オブ・パワーローブ・オブ・ヴェクナを装備したキャラで使おう。
Energy Blade(エナジーブレード)
ミニッツメテオ同様、手元に武器を作成する魔法。魔法耐性が高すぎる上に自前の貧弱な武器も通用しない相手(リッチなど)に有効。純メイジやソーサラーでは武器命中率が低いが、タイムストップ中に投げれば全弾命中させることができる。

魔法(クレリック・ドルイド)

レベル1

Doom(ドゥーム)
全てのロール(STとTHAC0。ダメージロールは対象外?)に-2のペナルティを負わせる。ST判定が無く、詠唱時間も短いため積極的にスロットに入れたい。マジックレジスタンスで無効化されるのだけには注意。
Sanctuary(サンクチュアリ)
クレリック版透明呪文。メイジと違うのは持続時間が短い事と敵対行動をしなければ透明化は解除されない事。ターンアンデッドを使用しても解除されないので、アンデッドの群れにはこれで透明化してターンアンデッドをする戦法が有効。
Armor of Faith(アーマーオブフェイス)
あらゆるダメージを軽減する。SoAでは術者LVの関係であまり使えないが、術者LVによって最大で全ダメージを25%軽減するため、ToB辺りではなかなか馬鹿に出来ない効果に。
Bless(ブレス)
味方のSTとアタックロールに+1のボーナス。詠唱に1ラウンド丸々使うため戦闘中では使いづらい。戦闘前の強化のシメに。
Remove Fear(リムーブフィアー)
恐怖に対する回復と耐性を与える。メイジLv2スペルと同じ効果。持続時間が1時間でパーティー全体に効果があるため、なるべく常時かけておこう。

レベル2

Chant(チャント)
味方のST、アタックロール、ダメージに+1のボーナスと敵に対して-1のペナルティ。ブレスと同じく詠唱時間が長いため戦闘前の準備で唱えるのが良い。
Drow Upon Holy Might(ドロー・アポン・ホーリーマイト)
STR・DEX・CONにボーナス(最大+6)。レベル2スペルにしては破格の性能。主人公ならアライメントによっては特殊技能としてこの呪文を使える。なお、この呪文でCONが20以上になった状態で休息すると、その間リジェネレーションの効果がずっとかかるようで、一回の休息でHPがかなり回復する。この回復テクニックは休息時だけでなく、エリア間移動による時間経過でも使える。
Silence 15' Radius(サイレンス 15フィートレイディアス)
沈黙させる。STに-5のペナルティがあるため効きが恐ろしく良い。ただし、敵味方関係無く影響を受けるため敵の視界外から先制攻撃や味方のキャスターを巻き込まないよう唱える事。
Hold Person(ホールドパーソン)
ヒューマノイド系の動きを封じる。序盤はヒューマノイド系の敵は多いので、そこそこ使える。敵に使われると非常に厄介。

レベル3

Animated Dead(アニメイトデッド)
メイジLv5版のと同じ。とにかく術者LV15から召喚できるスケルトンウォーリアーが強力。LV3スロットはこの呪文を優先的に。
Call Lightning(コールライトニング)
ドルイド専用。野外でのみ使用可能だったり、攻撃対象を選べないなどの欠点はあるが、ダメージはプリーストLv5のフレイムストライクと同等かそれ以上なので、野外での戦闘が予想されるなら覚えときたい。
Holy Smite(ホーリースマイト)
範囲魔法。クレリック系では数少ない信頼性の高い攻撃スペル。ただし、イービル系が攻撃対象になるので、イービルのNPCを連れている場合はフレンドリーファイアに注意。

レベル4

Call Woodland Being(コールウッドランドビーイング)
ドルイド専用。ニンフを召喚する。レベル4スペルだがニンフはクレリックレベル5のマスキュアを使用出来るので、回復目的でスロットを埋めるのもアリ。
Defensive Harmony(ディフェンシブハーモニー)
味方のACに-2のボーナス。持続時間が6ラウンドと短いが、詠唱時間がほとんど無いので、戦闘開始時の初手に掛けるのが常套。
Lesser Restoration(レッサーレストレーション)
レベルドレインを回復する。レベルドレインはレストレーション系でしか回復出来ないので、スロットに一つくらいは常備しておきたい。
Protection From Evil 10' Radius(プロテクション・フロム・イービル 10フィートレイディアス)
イービルの敵に対して、アタックロールに-2のペナルティと味方に+2のSTボーナス。敵のほとんどはイービルなので実質的にはAC+2と同じ効果と考えれば効果は言わずもがな。持続時間も非常に長いので、常時かけておきたい。

レベル5

Chaotic Commands(カオティックコマンド)
精神系のスペルや攻撃を無効にする。対マインドフライヤー、アンバーハルク、ヴァンパイアには有効。前衛用にいくつか用意しておくといい。
Mass Cure(マスキュア)
範囲系の回復魔法。複数人を回復できる上、術者LVで回復量が上昇するため、有効な回復手段である。
Righteous Magic(ライチャスマジック)
術者のSTRと最大HPにボーナスを与え、更に与ダメージ量が常に最大となる。前衛系のクレリックなら是非とも欲しい。
Iron Skin(アイアンスキン)
ドルイド専用。メイジのストーンスキンと効果は同じ。ストーンスキンの効果を知っていれば言わずもがな。ドルイド職の強みの一つ。
Insect Plague(インセクトプラーグ)
ドルイド専用。虫で対象の周りの敵に継続ダメージ+恐怖。対キャスターの切り札。敵は透明化していようと呪文で防御していようとも虫は必ず覆い、呪文詠唱を100%失敗とするため非常に強力。ただし最初の指定ターゲットのマジックレジスタンスで無効化されてしまうのには注意。ドルイド職の強みの一つ。
True Seeing(トゥルーシーイング)
敵の透明効果をディスペルする。メイジLv6のトゥルーサイトと同じ効果。とにかく対メイジ戦では透明化を剥がない事には相手の独壇場なので、必ず一つはスロットに記憶したい。

レベル6

Blade Barrier(ブレードバリアー)
術者の周りに刃の輪を作り出す。ダメージ量が高く強力だが、味方にも当たるためガチガチに防御を固めたキャラで単騎特攻させると良い。ブレードバリアー後にサンクチュアリやインビジビリティで透明化すると、敵はこっちを認識できないまま、ブレードバリアーのダメージを与え続ける事が可能。
Conjure Fire Elemental(コンジュアーファイアーエレメンタル)
ドルイド専用。メイジ版と効果が同じだが、3ラウンド間の交信が無く必ず召喚に成功する。パーティにドルイドがいるならこっちを唱えよう。
Heal(ヒール)
HPを全回復。有用性はいわずもがな。
Wondrous Recall(ワンダラスリコール)
使用済みのLv5までの呪文を二つ再記憶させる。再記憶されるスペルは高いスペルLvの左上スロットからなので、ドルイドならアイアンスキン・インセクトプラーグ、クレリックならトゥルーシーイング・カオティックコマンド・マスキュア辺りの使用回数を稼ぐのに使える。

レベル7

Creeping Doom(クリーピングドゥーム)
ドルイド専用。インセクトプラーグの強化版。インセクトプラーグと同じく対キャスターに対して絶大な効果を発揮する。ただしマジックレジスタンスで無効化されてしまうのには注意。レベル7スペルのためリッチにも効く。
Greater Restoration(グレーターレストレーション)
範囲内の味方全てのレベルドレイン等の状態異常を回復、HPも全回復する。回復系では文句なしの性能。
Nature's Beauty(ネイチャーズビューティー)
ドルイド専用。術者の周りの敵に即死判定+永久に盲目。盲目は盲目耐性を持っているかマジックレジスタンス以外では防げず、盲目はディスペルしない限り永久に続くため、敵によってはこれだけでほぼ完封状態に。

エピックレベル

Globe of Blades(グローブオブブレーズ)
術者の周りに刃の球体を作り出す。クレリックLv6のブレードバリアーの強化版。呪文詠唱後に透明化して敵に近づく作戦が非常に有効。
Greater Elemental Summon(グレーターエレメンタルサモン)
ドルイド専用。エレメントを召喚。ドルイドでの最強召喚スペル。ワールウィンドやグレーブオブブレーズを所持していたり、直接攻撃にディスペルマジックの効果があったりと非常に強力。
Storm of Vengeance(ストームオブヴェンジャンス)
8HD以下の敵を即死+毎ラウンドに3属性のダメージ+最初のターンのみ毒付加のST判定。3属性のダメージを同時に与えるため、よほどマジックレジスタンスが高くない限り大抵はスペル詠唱を阻止できる。
Summon (Fallen)Deva(サモン(フォールン)デーヴァ)
デーヴァを召喚する。クレリックでの最強召喚スペル。弱い訳ではないが、性能ははっきりいって劣化プラネーターでプラネーターと同時召喚も不可能なので、メイジがいればプラネーターを唱えよう。ドルイド・クレリック以外にもパラディンが習得可能。

プロテクションについて

プロテクション系の呪文にはコンバットプロテクションとスペルプロテクションがある。

コンバット・プロテクション
ストーンスキン、プロテクションフロムマジカルウェポン、マントル、インプルーブドマントルなどの、物理攻撃を防ぐ効果があるもの。
コンバットプロテクションを解除できる呪文は、ブリーチ、ディスペルマジック、リムーブマジック。
スペル・プロテクション
スペルイミュニティ、スペルターン、スペルディフレクション、スペルトラップなどの、呪文を防ぐ効果があるもの。
スペルプロテクションを解除できる呪文は、シークレットワード、ピアースマジック、ルビーレイオブリバーサル、ピアースシールド、スペルストライクなど。
 
 ゲーム中の強敵は、スペル、コンバット両方のプロテクションを重ねがけしてくることがある。
 例えば、ストーンスキン+スペルイミュニティ:アブジュレーションという組み合わせ。ストーンスキンを解除しようとしても、ブリーチ、ディスペルマジック、リムーブマジックはスペルイミュニティで無効化されてしまう。このような場合、まずルビーレイオブリバーサルなどでスペルイミュニティを解除した後、ブリーチなどでストーンスキンを解除すれば良い。
 このように、まずスペルプロテクションを剥がしてからコンバットプロテクションを剥がすのが基本的に有効である。
透明の敵のプロテクション解除について
敵が透明もしくは半透明の場合は、単体指定タイプの呪文の対象にすることができない。このためほとんどのプロテクション解除呪文の対象にできない(ただしディスペルマジック、リムーブマジックは範囲呪文なので、これらが効く場合には透明状態やコンバットプロテクションを解除することができる。特にインクウィジターのディスペルマジックは効きやすい)。
そこでこの場合、敵のプロテクションを解除するには、まず透明(半透明)を解除する必要がある。簡単な戦闘であればトゥルーサイトで透明状態を解除すれば良い。
透明+スペルイミュニティ:ディヴィネーション、アブジュレーションへの対応
透明状態の敵にスペルイミュニティ:ディヴィネーション、アブジュレーションを使われてる場合、トゥルーサイト、ディスペル・リムーブマジックが効かないため、これらの呪文で透明状態を解除することができない。スペルイミュニティを解除しようと思っても、透明状態のため単体指定呪文の対象にできないのでスペルプロテクション解除呪文をかけられない。
対策として以下が考えられる(パーティにシーフが居ない場合)。
 
①スペルイミュニティの効果終了まで待つ
 スペルイミュニティの効果が切れるまで待ってからトゥルーサイト。
②チェインコンティンジェンシーの活用
 チェインコンティンジェンシーは透明の敵にも単体指定呪文を当てることを可能にする。このため、これでルビーレイオブリバーサルなどを当ててやれば、スペルイミュニティを解除できる。
③プラネターに任せる
 プラネターは透明の敵も感知してそのまま攻撃できるので、これに任せる(プロジェクトイメージであればプラネターを量産できる)。これなら透明状態を解除するまでもなく倒せる。
たとえ敵がコンバットプロテクションとしてプロテクションフロムマジカルウェポンやマントルを使っていても、4ラウンドで切れるので、その後はプラネター軍団のタコ殴りが効き始めて瞬殺。
④シェイプチェンジでマインドフレイヤー
マインドフレイヤーの通常攻撃は命中すると相手のインテリジェンスを5下げる効果がある。そしてインテリジェンスが0になった相手は死亡する。一部の敵を除き、ボスクラスを含め大半の敵に有効である。さらにプラネター同様、半透明状態の敵を攻撃することができる。このため、シェイプチェンジでマインドフレイヤーに変身すれば、スペルイミュニティを使った半透明状態の敵を攻撃することができ、敵のインテリジェンスが0になるまで攻撃を命中させれば倒すことができる。シングルクラスのメイジでは武器命中率が低いので攻撃を当てにくいが、タイムストップで敵を止めた状態で攻撃することで100%命中させることができる。この攻撃はストーンスキンでは防がれない。プロテクションフロムマジカルウェポンやマントルなどにより無効化されるが、それらは4ラウンドで効果が切れるので、タイムストップ中にもう一度タイムストップを重ねがけするなどして効果切れを狙えば攻撃を当てることができる。(この戦法は大半のボスクラスの敵にも効いてしまうため、通常のプレイでは使用を控えた方がゲームを楽しめるかもしれません。また、本来倒せないはずの敵を倒すことができてしまうので、その場合ゲームの進行に支障を来すかもしれません。)
 
パーティにシーフが居る場合は・・・
シーフスキルのディテクト・イリュージョン(Detect Illusion)を100まで上げていれば、スペルイミュニティの有無に関係なく透明状態をすぐに解除できる(このスキルは罠探知モードにすることで発動します)。

ソロウィザード無双のススメ

概要

対象クラスはシングル・デュアル・マルチクラスのメイジと、ソーサラーを想定。ソロプレイの利点は経験値を独り占めして早くレベルアップできることである。低レベル時はやや苦労するが、ある程度以上のレベルになるとパーティプレイよりも快適なことも多い。
デュアルとマルチの違いについては、経験値上限達成時におけるファイターとしての戦闘力を重視するならマルチ、比較的早い段階で高レベル呪文を使えるようになりたい場合はデュアル、となる。
ソーサラーはどの呪文を覚えさせるかについて悩まされるが、戦闘毎に呪文を選びなおす必要がなく、戦略に幅ができ、またプロジェクトイメージの分身と本体とで別々の呪文が使えることなどのメリットがあり、総じて自由度が高い。ただし低レベル時の非力さが目立ち、低レベルでアンダーダークなどに突っ込むのはリスキー。
ファイター/メイジは武器を使った戦闘でも相応の強さを発揮する。ただし呪文に関しては貧弱で、レベル依存の呪文は強くないし、使用回数も少ないというデメリットがある。
どのクラスでもソロでのクリアは可能なので、ぜひ試してみてください。

最終装備

おすすめはスタッフ・オブ・マギローブ・オブ・ヴェクナアミュレット・オブ・パワークローク・オブ・ミラーリング。ブーツは利便性を考えてブーツ・オブ・スピード。ファイター/メイジであればファイター用武器も強力である。

攻撃呪文を食らわせるために

攻撃呪文が敵に効くかどうかで重要になるのが、対象が持つ各種耐性である。ここでは属性攻撃への耐性とマジックレジスタンス(呪文そのものへの耐性)を考える。

  • 属性攻撃への耐性:
    敵ごとに炎、冷気、酸などの各属性攻撃への耐性があり、中でも炎への耐性が高い敵は多く見られる。属性耐性が高い敵にはその属性の攻撃呪文を食らわせる手段がない。属性攻撃が耐性により無効化されやすいことを考えると、BG2を通して「最も効きやすい」攻撃呪文(ただしダメージを与えるタイプ)はスカルトラップ(レベル3)やアビダルジムのホリッドウィルティング(レベル8)になる。
  • マジックレジスタンス:
    対象の属性耐性をクリアしていても、マジックレジスタンスが高い場合は呪文そのものが効かない。しかしマジックレジスタンスには対抗手段があり、これを下げる呪文が用意されている。ローワーレジスタンス(レベル5)やピアースシールド(レベル8)である。それらで対象のマジックレジスタンスを下げてやれば、基本的に呪文を食らわせることができる。ただしこれは単体指定呪文なので敵が透明状態になっていると呪文の対象にできない。またスペルイミュニティ:アブジュレーションを使われていると、スクールごと無効化されてしまう。このような場合については、本ページ中の「プロテクションについて」の項目を参照のこと。またセービングスローが優秀な敵には攻撃呪文のダメージが半減したり、状態異常系の呪文を食らわせることが難しかったりする。そのような場合には、対象のマジックレジスタンスを下げた後、グレーターマリソン(レベル4)でセービングスローも悪くしてやれば良い。

上記の2点(属性耐性とマジックレジスタンス)をクリアすれば基本的に攻撃呪文を食らわせることができる。

戦い方

ソロのウィザードクラスで攻略する場合、敵の攻撃を食らわずに戦うことが重要になる。このための方法を4つあげる。

  1. 召喚獣を盾にする
    召喚獣を盾にすることについては説明不要だろう。召喚獣の中ではプラネターが最強で、プロジェクトイメージの分身であればプラネターを量産でき、ボスを含めてほぼ全ての戦闘においてプラネター軍団でねじ伏せることができる。戦闘が味気なくなる恐れがあることにだけ注意が必要である。
     
  2. 透明状態になって、そもそも敵に感知されない
    透明を感知できない敵が相手であれば、透明化が有効である。透明状態を維持して行動し続けることができれば敵の攻撃を受けずに勝てる。このために特に有効な2つの戦法を以下に示す。
    1. スタッフ・オブ・マギは装備した途端に自身を透明化する効果がある。このため、まずこれで透明化する。攻撃呪文を詠唱するなどのアクションをとると、透明が解除されるので、すぐにスタッフ・オブ・マギをはずして(素手になって)、再度スタッフ・オブ・マギを装備。これでまた透明になる。敵がトゥルーサイトなどを詠唱してくる場合には、スペルイミュニティ:ディヴィネーションをかけておくと良い。
    2. レベル6呪文のミスリードは、囮を出現させ、同時に本体が透明になる効果がある。そして囮が存在している限り、本体で何をしても透明状態が維持され、また半透明にもならないため敵に感知されない。このため、敵の視界外に囮を出しておけば、敵は囮を見つけることができず、本体で好き放題できるようになる。敵の視界外に囮を配置することができない場合(狭い場所など)には、まず囮を出し、すぐに本体でインヴィジビリティなどを詠唱して囮を透明にしてしまえば良い(コンティンジェンシーでミスリードを出せばタイムロスもない)。ただし、囮はトゥルーサイトなどで消されることに注意。その場合は敵のトゥルーサイトの効果が及ばない程離れた場所に囮を出すことができればそれがベスト。
       
  3. タイムストップで敵を止めて一気に消し去る
    ほとんどの敵はタイムストップへの耐性がないので、タイムストップ中の行動で敵を壊滅状態にできれば、攻撃を受けずに勝てるだろう。ファイター/メイジであればタイムストップ中に通常攻撃で倒すのも良い。以下にタイムストップ後、攻撃呪文で敵を倒す手順の一例をあげる。
    ①戦闘前に、呪文詠唱時間短縮のためのローブオブヴェクナとアミュレットオブパワー、スカルトラップを自分で食らわないためのクロークオブミラーリングを装備。
    ②タイムストップ(持続時間3ラウンド)
    ③インプルーブドアラクリティー(持続時間2ラウンド)
    ④対象の敵のマジックレジスタンスが高いときはローワーレジスタンスを3,4回かける。(多くの場合3回くらいでOK。さらにグレーターマリソンをかけるのもいいかも。ただしこれは単体指定呪文なので敵が透明状態になっていると呪文の対象にできない。またスペルイミュニティ:アブジュレーションを使われていると、スクールごと無効化されてしまう。このような場合については、本ページ中の「プロテクションについて」の項目を参照のこと。)
    ⑤スカルトラップを連発。(スカルトラップは属性耐性で防がれないため効きやすい。レベル5のサンファイヤーやレベル6のチェインライトニングも一瞬で詠唱できるが、それらは属性攻撃なので、耐性により無効化され得る点には注意。)
    ⑥タイムストップの余った時間でアビダルジムのホリッドウィルティングを数回詠唱する。これでボスクラスを含め大半の敵は倒せるはず。
    (ローワーレジスタンスが効かなくても、ピアースシールドなら効くことがある。ピアースシールドには対象のマジックレジスタンスの低下に加え、スペルプロテクションを解除する効果がある。さらにレベル8呪文なので、リッチやデモゴルゴンなどの特定レベルまでの呪文への完全耐性がある敵にも効果がある。弱点は呪文詠唱時間の長さで、装備により短縮しても一瞬では詠唱できない。同じくスペルプロテクションを解除できる呪文としてルビーレイオブリバーサルがある。こちらは一瞬で詠唱できるので、まずこれでスペルプロテクションを解除して、ローワーレジスタンスというのが有効な場合もある。ピアースシールドを使う必要があるときは、呪文詠唱時間のことがあるので、まずはこれで対象のマジックレジスタンスを下げることに集中し、その後またタイムストップやインプルーブドアラクリティを使って上記の攻撃呪文ラッシュを食らわせてやるのもいい。)
     
  4. 敵の攻撃が無効になるように防御系呪文で固める
    敵の攻撃が無効になるように防御系呪文で固める戦法。一部のボスや雑魚は透明になっても感知して攻撃してくる。さらにごく一部の敵はタイムストップへの耐性がある。このため彼らからの攻撃を食らわないために防御系呪文が必要になる。雑魚が相手の戦闘であれば、透明状態になった上でストーンスキンとプロテクションフロムマジカルウェポンをかければ大丈夫であることが多い。
     
    • 防御呪文の組み合わせ
      完璧な防御を実現するためには以下の組み合わせが有効である(ポーションを使うなど他にも方法はあり、あくまでも一例)。
      ストーンスキン+インプルーブドインヴィジビリティ(透明であれば他でも可)+スペルイミュニティ:アブジュレーション+スペルイミュニティ:コンジュレーション+スペルイミュニティ:ディヴィネーション+プロテクションフロムエナジー×2回+スペルトラップ+プロテクションフロムマジカルウェポン
      • 透明になる理由は、透明になることで単体指定呪文の対象とならなくなるから。スペルイミュニティを解除するような呪文(シークレットワードやルビーレイオブリバーサルなど)をかけられなくなる。(インプルーブドインヴィジビリティについては、セービンスローを改善する効果があり、行動後も半透明が維持される上、呪文詠唱時間は十分に短いことから選んだ。)
      • スペルイミュニティ:アブジュレーションは、ディスペルマジックなどでコンバットプロテクションや透明状態を解除されるのを防ぐために。カンガックスが使うインプリゾンメントも防ぐことができる。
      • スペルイミュニティ:コンジュレーションにより、インセクトプラーグ、メイズ(ソロプレイでは即死)、デモゴルゴンが使うアンホーリーワードを防ぐことができる。ただし、これはなくても問題ない戦闘が大半。
      • スペルイミュニティ:ディヴィネーションは、トゥルーサイトなどで透明状態を解除されるのを防ぐために。
      • プロテクションフロムエナジーは、各種耐性が75%になるというものだが、重ねがけで効果が累積する(2回かけると各種耐性が100%を超える)。これによりドラゴンのブレス、敵メイジの攻撃呪文や、ノーマルウェポンかつ属性ダメージの武器から自身を守ることができる。
      • スペルトラップについて。一部の敵は透明状態であっても単体指定の攻撃呪文を食らわせてくるから(デモゴルゴンのインプロージョンなど、スペルイミュニティで防ぐことができない場合もある。プロテクションフロムエナジー×2回によってダメージは受けなくなるが、呪文詠唱が中断されたり、攻撃を食らったものと判定される場合があるよう。なので、強敵との戦闘では保険の意味でもスペルトラップをかけておくことをおすすめ)。
         
    • 詠唱の手順
      ストーンスキンは持続時間が非常に長いが、プロテクションフロムマジカルウェポンは4ラウンド。呪文詠唱にかかる時間は、ローブオブヴェクナとアミュレットオブパワーを装備すれば短くできるが、それでもプロテクションフロムエナジーは詠唱にやや時間がかかる。スペルトラップはスタッフ・オブ・マギの能力として自身にかけることができる。
       
      以上から、いくつか方法はあるものの、以下の手順を紹介する(戦闘直前にやる)。
      ①呪文詠唱時間を短縮するためローブオブヴェクナとアミュレットオブパワーを装備
      ②インプルーブドアラクリティを詠唱し、スペルトラップとプロテクションフロムマジカルウェポン以外を全てかける。
      ③スタッフ・オブ・マギでスペルトラップをかける。
      ④コンティンジェンシー(レベル6呪文)でプロテクションフロムマジカルウェポンを敵発見時として設定する。
      (コンティンジェンシーを使う理由:プロテクションフロムマジカルウェポンは4ラウンドしかもたない。コンティンジェンシーで呪文を発動させれば、1ラウンド待つことなく、直後から呪文詠唱が可能になる。このため、プロテクションフロムマジカルウェポンで無敵になってすぐに別の呪文を詠唱することができ、無敵の4ラウンドをタイムロスなく生かすことができる。ただしファイター/メイジで物理攻撃をする時など、無敵になった直後からの呪文詠唱を考えない場合には、コンティンジェンシーを使う必要はない。)
      以上により、戦闘開始後、コンティンジェンシー発動からの4ラウンドが無敵になる。
       
    • 防御呪文詠唱後の行動
      詠唱後の4ラウンドで攻撃するわけだが、呪文での攻撃を考える場合には、まずタイムストップ(後インプルーブドアラクリティ)もしくはインプルーブドアラクリティを詠唱するのが効率的だろう。
       
      呪文詠唱数を節約するためにプロジェクトイメージを活用する以下のような戦法もとれる。
      コンティンジェンシー発動(プロテクションフロムマジカルウェポン)直後にプロジェクトイメージで分身を出現させ、本体を盾にするようにして敵から少し遠ざかる。無敵の本体が敵を引きつけている間に分身でタイムストップもしくはインプルーブドアラクリティを詠唱し、呪文を連発する。本体が無敵の4ラウンド以内にやれることを済ませた後、ディスペルマジックを分身自身にだけ当たるように放つ(本体には当たらないように)ことで、わざと分身を消滅させる。これによりプロテクションフロムマジカルウェポンが切れる前に再び本体で行動できるようになる。
      (敵がトゥルーサイトをすでに詠唱している場合は、分身出現後すぐにゲームをポーズし、分身でスペルイミュニティ:ディヴィネーションを詠唱すれば消されるのを防ぐことができる。)

呪文切れ対策

レベル9呪文のウィッシュには休憩と同じ効果をもたらす選択肢があり、これにより休憩できない場所でも呪文詠唱数を回復することができる。同選択肢が出るかどうかは運次第で、WISが高いほど出やすい。セーブ後、ウィッシュを詠唱して、その選択肢が出れば使って回復、出なければロードを繰り返すのが有効。

 

なお、以下のようにウィッシュを無限に詠唱できる方法もある(ノーリロードプレイ時などで便利)。
①レベル9呪文にウィッシュとスペルトラップと単体指定攻撃呪文をセット。
②レベル7呪文にプロジェクトイメージと単体指定攻撃呪文をセット。
③スペルトラップを自分にかける。
④プロジェクトイメージで分身を出現させる。
⑤分身でウィッシュを詠唱。
⑥休憩と同様の効果をもたらす選択肢(☆とする)が出るまでウィッシュを詠唱する。
⑦失敗したら、レベル9単体指定攻撃呪文とレベル7単体指定攻撃呪文で本体を攻撃。これにより、スペルトラップがかかった本体のレベル7およびレベル9呪文の詠唱可能数が回復する。
⑧ディスペルマジックで分身を消す。
⑨☆が出るまで③以下を繰り返す。
(ちなみにレベル7,9の単体指定攻撃呪文およびウィッシュを必ずしも覚えさせる必要はない。上記の手順であればクイックスロットにスクロールをセットして使う方法でも可能。これはプロジェクトイメージの分身によるアイテム消費は本体に影響を与えないためである。)

お手軽戦術

召喚&透明化
インヴィジビリティをかけて進み、とりあえず敵の前までマップを埋める。
1度遠くまで戻り、適当に召喚して、その召喚した全員にインヴィジビリティ系をかける。
敵に特攻させる。死んだら召喚&透明化。
召喚呪文・透明化を出し尽くしたら休憩。
 
以下繰り返しで大抵の敵に勝利可能。
ただし狭い場所にいるボスが相手の場合、これだけでは難しい。
会話前にトラップ
会話後に戦闘になる場面において、戦闘開始前にシーフでトラップを仕掛けまくってから、会話する。戦闘開始直後に大ダメージを与えられる。対ドラゴン戦などでも有効。
シーフがいなければスカルトラップでも代用が出来る。
プロジェクト・イメージ活用法
プロジェクト・イメージは通常トゥルー・サイトで消されるが、スペル・イミュニティのディヴィネーションでこれを防げる。
また分身が使用する呪文や消耗品は本体に影響しないため、呪文を連発しても平気。
ローブ・オブ・ヴェクナアミュレット・オブ・パワーを装備していれば、インプルーブド・アラクリティにより高速で呪文を連発することができる。

ネタプレイ(ネタバレあり&一周目は禁止)

  • マンチキン御用達@BG2
    SoAクリア直前でバールの涙というクエストアイテムが五つ出る。
    これは特定の場所で使用すると自キャラを強化するものだが実は同時に取ることができない善行の涙と悪事の涙で効果が違う。
    そこで悪事の涙のみを回収したセーブデータと善行の涙のみを回収したセーブデータを作成する。

リーナル・ブラッドスキャルプの倒し方

リーナルについて
シャドウ・シーフのギルドホール2階のリーナルブーツ・オブ・スピードを持っている。
これは出来れば手に入れたいが、ピックポケットでは取れないので倒す必要がある。
この際に注意すべき点は、2章、3章のときにリーナルを攻撃すると強敵アルカニス・ガスが出現してしまう事。
このアルカニスさんは不死身で、かつ即死攻撃を連発してくるのでヤヴァい。戦いたくない。
リーナルといつ戦うか?
リーナルを倒すのに重要なポイントは2つ。
・2章でヴァンパイア側につくと、リーナルはいなくなる。
・2章でシャドウ・シーフ側についた場合はリーナルは消えず、かつ6章以降、リーナルを攻撃してもアルカニスは出現しない。
 
つまりヴァンパイア側につく予定なら、ボーディと契約する前に(∴2章の内に)リーナルを葬る必要がある。この場合アルカニスとの戦闘は避けられない。
アランと契約する場合は、2, 3章でリーナルと戦う(アルカニス付き)か、あるいは6章以降でリーナルと戦う(アルカニスなし)か、の2通り。もちろん後者の方が簡単。
結局、一番楽にリーナルからブーツ・オブ・スピードを奪える方法はシャドウ・シーフ側について6章以降にリーナルを倒す、ということである。これについてはとくに難しくないので述べない。
2, 3章でリーナルと戦う場合
必ずアルカニスが出現するため苦戦は必死。アルカニスは難敵の上に倒せないので、逃げるしかない。
方針はリーナルを即死させる → ブーツ・オブ・スピードを回収する → 逃げる
 
懸念材料となるのはアルカニスで、どのように逃げるのか計画を立てる必要がある。
アルカニスの主な特徴は、
「不死身、ヘイスト状態、即死攻撃、即死攻撃は召喚物には効かない、2階から出られない、出現時は主人公の近く」
という事が挙げられる。(アルカニスの攻撃の前にはストーンスキンも役に立たない。ACがいくら低くてもダメダメ。)
即死攻撃は召喚物には効かないという点を利用し、召喚モンスターで壁を作り、アルカニスがモンスターを必死こいて殴っている間に逃げる、という形にもっていきたい。
  • 事前準備
    戦闘の前に主人公の周りに壁となるモンスターを大量に呼び寄せる。またリーナルを素早く倒すためにトラップを敷き詰める。
     
  • リーナル即死、ブーツ回収、撤退
    トラップを敷き終わり、ヘイストや各種補助魔法を唱えたら全員でリーナルを集中攻撃する。完全に力技だ。タイムストップ系があると楽ちん。(他に有効なのってあるかしら?)
    リーナルを殺してブーツを回収したら一目散に逃げよう。階段で下に下りるより、階段近くの扉から外に出る方がスムーズ。出たらすぐに扉を閉めてしまおう。
    アルカニスは永遠に2階をさまようのだ。

禁断(ゲームが面白くなくなる可能性があるので自己責任にて)

  • 資金無限増殖
    通常盗品はどこの商人も買い取ってはくれないが
    アスカトラ・ドック地区のメイヴァールのアジト入り口にいる商人だけは盗品も買い取ってくれる。
    しかもその商人から盗んだ商品もそのまま売れてしまうため、盗む→売るを繰り返せば永久に資金を増殖できる。
    この商人の場合はピックポケットの数値が180以上あれば盗みが看破されることはないため
    前もってポーション・オブ・パーセプションやポーション・オブ・マスターシーフで能力値を上げておけば効果的。
  • 資金無限増殖その2
    水中都市にいるサコラの僧侶は、ある程度の評判とカリスマがあれば、売値>買値となるためアイテム売買を繰り返すだけで資金を増殖できる。ただし、利用期間は短くアンダーダークへ進むと利用出来なくなる。
  • 経験値無限増殖
    6章に入るとウォーキーンズ・プロムナードのアドヴェンチャーズ・マートでは
    高価なアイテムも売り物に出されるようになる。
    その中でもフリーダムのスクロールは600G前後と安価で、いくら買っても在庫が尽きない。
    レベル9呪文なので何度でも覚えなおせばその都度パーティに9000の経験値が入る。
    上記資金無限増殖と合わせれば、事実上永遠に経験値を獲得できる。
  • 資金経験値無限増殖
    ウォチャーズキープ3F
    各ルームでの休息で強敵が1グループで襲ってくる
    楽なのは魔法が使える部屋でさらに6体出てくる部屋
    おすすめはデッド魔法ゾーンのピリファイヤーがある石柱の部屋 経験20000のグラブレスが6体出るときがある
    中央にグローブを象ったヘルムの紋章がある部屋もなかなかいい
    出てくるときは同種族でのグループ
    (アル-フィーンド/経験9000/+3武器道具/ヒーリングポーション)
    (他モラージ・マリリス・サキュバス・グラブレス・ゴーヌゴン・インプこれは逃げる)
    ここでしか出ない敵もいる。強すぎるが,罠で一掃可能
    戦利品もあり+3武器が豊富に手に入る売って資金にできる。
    PT編成でPT数を減らして経験を稼ぐとマルチ職ポイント上げなどなにかと便利
  • 能力値を25にする方法(能力値のループについて)
    BGには、キャラクターの能力値が1つでも0になると死亡するというルールがある。
    ただしアイテムを使用して一時的に能力値を上げている状態だと、素の能力値が0になっても死なない。
    その状態で更に能力値が下がるとループして25になる。
     
    これを利用していくつかの能力値を25にすることができる。
    現在確認されているのはデクスタリティ、インテリジェンス、カリスマの3つ。
    • デクスタリティ:ポーション・オブ・マインドフォーカスを飲んで狂人ラムの機械をデタラメに操作する。ラムの機械をデタラメに使うとデクスタリティが1減少することがある。デクスタリティが0になる際にポーション・オブ・マインドフォーカス(デクスタリティとインテリジェンスに+3)を使用していれば、能力値0によるキャラ死亡を回避しつつ、能力値を25にループさせることができる。
    • インテリジェンス:デクスタリティに同じ。方法も理屈も一緒。
    • カリスマ:リング・オブ・ヒューマンインフルエンスを装備しながらロッド・オブ・テラーで何かを殴る。リング・オブ・ヒューマンインフルエンスは装備者のカリスマを18にするアイテムで、ロッド・オブ・テラーは殴ると20%の確率で装備者がカリスマを失うアイテム。

スレイヤー状態を永続させる方法

パッチなし、BaldurDash、G3BG2FixPack、それぞれの環境下で実行できることを確認済み。

1、主人公のクイック武器の欄から武器をすべて外す。(※重要。)
2、スレイヤーに変身する。
3、プロテクション・フロム・マジックエナジー等で、主人公のマジックダメージに対するレジスタンスを100以上にする。
4、5回被ダメージアクション(※ダメージは受けない。)があって、スレイヤーのまま生き残る。

生き残ったスレイヤーは武器の変更が可能になるが、インプリゾンメントに対する耐性が消える。

 

イモエンを第二章、第三章で使う方法

1、第一章で、地下から地上に出る直前にリミテッド・ウィッシュを唱える。
2、リミテッド・ウィッシュで召喚したダオに話しかけられる前に、タイミングよく地上に出る。
3、イレニカスとシーフがイベント戦闘を始める前にダオが話しかけてくると、パーティが動けるようになる。
4、直後にパーティメンバーが一歩でも移動すると、イベントが始まらなくなる。
5、スラム地区に移動する。あとは通常と同じ。

 

この方法でToBの最後までプレイ可能。第一章~第七章の間でイモエンが瀕死になると、パーティーから離脱することがあるものの、それ以外は特に支障はない。
なお、このイモエンはイモエンのベルトを装備しており、いくつもの特殊な耐性をもっている。

コメント欄

コメント欄は編集ができない方のためのものです。また、議論はこのコメント欄で行って下さい。

  • こちらこそ、いつもこのサイトを参考にしています。興味本位に書き込んでいます笑。どうぞ遠慮なく編集してください。 -- 2013-12-14 (土) 18:13:20
  • この戦術ページはすごくいいですね。 -- 2014-03-21 (金) 21:26:33
  • 編集しようかと思ったけど不要でした。以前見た時より編集されてる感じですね。呪文は強いですよね。 -- 2014-03-21 (金) 21:29:29
  • プロテクション関係のことをメイジ呪文に追記してみました。どこに書くのが適切か迷ったのですが、とりあえず最後に書きました。参考になる方がいれば幸いです。内容については、正確でない部分がある可能性があります。また文章も拙いので、どなたでも随時編集されてください。管理者の方へ:メイジ呪文の最後に勝手に入れちゃいましたが、より適切な挿入箇所があったら移してしまってください。 -- 2014-05-01 (木) 22:36:19
  • ソロメイジとプロテクション、それぞれ独立した章にしました。濃厚な記事ありがとうございます。 -- 2014-05-05 (月) 23:34:49
  • ソロウィザード無双の記事が冗長だったので少し文章を修正し、段落、改行、レイアウトの変更をしました。 -- 2014-07-26 (土) 21:53:42
    • ありがとうございます! -- 2014-07-26 (土) 22:58:35
  • メイジ呪文のスプークもSTペナが最大で-6になるので低レベルながらかなり使える。TOB -- 2015-01-16 (金) 08:36:46
  • TOBのファイアージャイアントクラスの強敵にも頻繁に通ります。 -- 2015-01-16 (金) 08:37:26
  • リーナル戦、2章の最後で報酬をもらった後、「攻撃→ヒット→即話しかける」の繰り返しでガスが出る前に楽に倒せました。 -- 2015-07-18 (土) 16:24:30
    • クソゲーになるからそのテクニックは封印しとけ。ドラゴンとか強敵に限って使えちゃうし。 -- 2015-07-18 (土) 17:16:37
  • 無限経験稼ぎと金稼ぎ追記 -- 2016-11-11 (金) 21:04:37

*1 公式パッチでのバニラではバグで修正がかからない
*2 バードの歌だけは例外。分身が歌っても、歌の効果は発揮される