プロローグ
ソードコーストの断崖に寄り添ったキャンドルキープの城砦には、フェイルーンの地で最も優れた、幅広い分野の文書がそろっている。それは堂々とした要塞である。フォーゴトンレルムを襲う数々の陰謀からまぬがれることができたのだ。要塞は他の世界から隔離され、よく統制されている。そしてあなたの故郷でもある。
この神聖なる学問の殿堂にてあなたの物語が始まる。あなたは20年間の人生の大半を、賢人ゴライオンの元、この城砦にて過ごしてきた。育ての父としてゴライオンは幾千もの英雄やモンスター、恋人達、異端者、戦闘、そして悲劇の物語などのもとにあなたを育ててきた。だが、決して語られぬ物語が1つだけあった。あなたの本当の人生についてである。あなたが孤児であると聞かされていたが、その過去は謎に包まれたままである。
最近ゴライオンは何か悩みでもあるのか、あなたと距離を置いている。さりげなく聞いてみても、何も言わない。ゴライオンが賢いという事実があなたを安心させる。いずれ時期が来れば教えてくれるだろうが、彼のかたくなな沈黙がひどく心配だ。
今日はゴライオンが今までにない様子で興奮している。日中の仕事を途中で止めさせにわざわざやって来る。理由も説明もなしに、彼の持つわずかな財産である金貨を全て持たせ、旅の準備をさせる。とにかく今はキャンドルキープの前に立ち、突然の無計画な旅に必要な道具を買うところだ。
概要
バルダーズ・ゲートの世界へようこそ!
始めはチュートリアルのようになっていて、町中の人たちに話しかければ一通りの操作方法は覚えられる。
とはいえ、操作に慣れないうちに戦闘になることもあるのでいくつか便利な操作方法をここで紹介したい。(キー設定はデフォルトのもの)
クリック&ドラッグ(マウス):選択範囲内のパーティメンバーだけを選ぶ。選択していない状態で動いているキャラを選ぶときにも使える。
スペースバー:ポーズ。熟考したいときのお供。
=キー:パーティ全員選択。一斉攻撃や総員退避するときなどに重宝。
プロローグを終わらせたい人は、街の中央にあるお城っぽい建物の前に立っている、灰色のローブを着たおじいちゃんに話しかけて「旅立つ」を選べば一章に突入する。
キャンドルキープ
- キャンドルキープ・イン
宿場の入口からゲームが開始する。壮大な冒険の第一歩だ。
この章では主人公の生まれ故郷を背景に、基本的な操作方法を習うことが出来る。
まずはキャラクターを動かし宿場に入って、人々と会話してみよう。
最初のクエストは1階にいるファイアービードが与えてくれる。
テストーリル(⑫)からアイデンティファイ・スクロールを返して欲しい、とのことだ。
言われた通りにスクロールを持ち返ればクエスト完了。EXP50取得。
ご褒美にプロテクション・フロム・イービルをかけてもらえる上、ポーション・オブ・ヒーリングも一献もらえる。 - フリディア
フリディアという女性から、どこかになくしたハルーアの歴史という本の探索を頼まれる。
本は④のドレッピンの背後の干し草に埋もれているので取り戻してやろう。(EXP50、リンクスアイジェム) - プリーストクォーター
中に入るとシャンクという男が襲ってくる。 - ドレッピン
ドレッピンという男がフリディアの本のありかを教えてくれる。もう一度話しかけると頼み事をされる。
彼の調子の悪い牛のために、ハル(⑦)から解毒剤を調達して欲しいとのこと。解毒剤を届ければEXP50。 - テンプルオブオグマ
- 倉庫
倉庫付近にはジョンダラーという男がいて、戦闘に関する簡単な訓練をつけてくれる。エリックかジョンダラーに攻撃を加えれば終了。
また、倉庫の扉前にいるリーバーというドワーフがネズミ退治を依頼してくる。
中に入って全滅させよう。その後リーバーに話しかければお駄賃(5G)をくれる。EXP50。 - 正門
ハルがいる。兵舎(⑪)に剣を忘れたので持ってきて欲しいと頼まれる。
また剣と共に置いてある解毒剤をドレッピン(④)に届けてくれるよう依頼される。
剣を持ち返れば完了。EXP50、10G。 - 貯蔵庫
付近には監督官がおり、パーティ戦の手ほどきを受けたいならオベに会いに行くようにと言われる。
案内に従って貯蔵庫の中に入ろう。
共に戦うパーティをオベが召喚し、パーティ戦の訓練を受けられる。終了すると彼らが持っていたアイテムは消え去る。 - 診療所
中のプリースト・オブ・オグマがポーション・オブ・ヒーリングをくれる。 - 安宿
入るとカルボスの襲撃を受ける。 - 兵舎
中には兵士が駐在している。右の宝箱にはハルに頼まれていた剣と解毒剤が入っている。
またフラーという人物に話しかけると、ボルトを持ってくるようお使いを頼まれる。
イン(①)のウィンスロップから1本購入して渡そう。EXP50、10G。 - テストーリル
テストーリルは建物の周りをウロウロと周回している(一定の所にいない点に注意)。
ファイアービード(①)から依頼されていたスクロールは彼が持っている。 - キャンドルキープ図書館
手前には幼なじみのイモエンがいて話しかけてくる。適当に会話しよう。
図書館入口に養父ゴライオンがいる。準備が整った旨を伝えれば出発となる。
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