CryENGINE Introduction
ドイツに本拠を置くゲーム開発会社「Crytek」により開発されました。
元々はグラフィックカードを開発しているNVIDIAの技術デモ用により作られたものでしたが、その技術力が評価されゲームエンジンに転用されました。
CryENGINE(1)は、2004年に発売されたサバイバルFPSゲーム「FarCry」に初めて搭載されたゲームエンジンです。
FarCryの映像美は当時、世界中に評価され、勢いに乗ったCrytekはCryENGINEの後継である「CryENGINE2」を開発。CryEngine2で作られたFPS「Crysis」は高性能なパソコンではないと動かせないゲームとして話題になりました。
「Crysis」
かの有名なオンラインMMORPG「タワーオブアイオン」もこのCryENGINE2が使われているそうです。
2009年には、CryENGINE 2の後継である「CryENGINE 3」が公開されました。CryENGINE 3が使用されたFPS「Crysis2」(2011)、「Crysis 3」(2013)もまた映像のクオリティにより高く評価されています。しかし、日本での知名度はまだまだ低いようです。