※ネタバレ注意 Trueルート後に見て下さい
2ch(関連スレッド)などに挙がった、疑問点や伏線などについての考察・情報の整理。
考察には公式の説明が無い物が多く、記述者の妄想が多く含まれます。
気付いたりしたことや考察への反論があったら遠慮無く追加してください。
まだコンテンツが少ないので、疑問点は遠慮無く下にある掲示板に書き込んで下さい。
登場人物
雛絵の「あでぃおすぐらっしあー」ってどういう意味?
- スペイン語の「Adios(さようなら)」と「Gracias(ありがとう)」をくっつけたもの。「チャオっす」はイタリア語で挨拶をする時に用いる「Ciao」から。
久野里さんが1章で電話していた知り合いってシュタインズゲートの紅莉栖?
梅原(メインシナリオライター):僕はそのつもりでシナリオを書いていました。
(電撃オンラインのインタビューより)
また、来栖乃々編で有村に久野里が『脳に電極ブッさしてやるからな』と紅莉栖の決まり文句を言い放っているシーンもある。
久野里さんが能力者を憎んでいる理由は?
※PS版の限定版特典 ドラマCD『間に合わぬ愚者の微睡-Fools』のネタバレ
かつて澪は300人委員会が関わる組織において子供達を検体とするギガロマニアックス研究に従事していた。澪と子供達は親密な仲で、他の研究者に知られないようこっそりお菓子を与えている程だった。
澪は子供達に苦痛を与える実験に疑問を持ち始め、密かに投薬の量を減らし結果を改竄する行動に出る。その結果、成果が出ないことに焦りを感じた上司が投薬の量を増やし、誤って子供達を殺してしまう。
実験に反対しながらも、「このまま成果が出ないと子供達の苦しみが無駄になる」という上司の言葉によって、投薬の量が増やされることを知りながら見て見ぬ振りしてしまった澪は、自分が殺したという罪悪感から研究所で錯乱し病院に送られる。
心を病んでしまった澪は無意識に自分の記憶を改竄し『投薬の量を増やす事を自分は知らなかった』という嘘の真実を作り出した。宮代達、CC症候群者を憎んでいるのも、『子供達が死んでしまったのは全てギガロマニアックスのせい』とすることで自らの精神のバランスを保つ為である。
他の科学アドベンチャー関連
※元ネタであったりゲスト出演や裏設定的なネタバレや関連事項
- AH総合病院
CHAOS;HEAD/Steins;Gate0/CHAOS;CHILDで登場。
各作主人公たちが訪れる事になるが、これらは全て代々木にある同一の病院。 - 神成が仇を取りたい先輩
CHAOS;HEADより。
言及されてはいないが、前作で殉職した判安二であると思われる。 - 久野里のディソード(物干竿)
CHAOS;HEADより。
言及されてはいないが、蒼井セナのディソードとデザインがほぼ同じ。 - 南沢の母親が傾倒していた宗教
CHAOS;HEADより。
言及されてはいないが「天成神光会」であると思われる。 - 百瀬の正体
CHAOS;HEAD NOAHより。民間調査会社フリージアの社長である百瀬克子は、300人委員会の一員である。
蒼井セナの個別ルート【デウス・エクス・マキナ】では人知れず「監視者」として暗躍している事が描かれており、エラー(ギガロマニアックスが見る妄想)のデバッガ(300人委員会にとって不利益な事象に対処する)として行動していた。
CHAOS;CHILD劇中では一切明かされていないが、6年後のCHAOS;CHILDの時点でも300人委員会の人間である事に変わりはなく、ギガロマニアックスの能力などについて理解が深い事の裏付けともなっている。他の科学ADV作品でも節々に300人委員会の存在は挙がっており、世界層の異なる作品では明確に「委員会のエージェント」と明かされた人物の動向も見られるが、百瀬と同様に必ずしも主人公勢にとって敵対対象と言うわけではなく、利害が一致している場合は協力体制を取るケースもある。
- カフェLAXの店員
CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!より。
科学アドベンチャーシリーズの劇中作「ブラッドチューン」の主人公である星来オルジェルの妹。
名前は「エリンフレイ・オルジェル」。
その姿はカオスチャイルド症候群者にしか見えておらず、正常な人間には普通の店員として認識されている。 - 香月の「エンスー2」のチャット相手
CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!より。
作中でも語られている通り「ナイトハルト」の中の人は前作主人公である西條拓巳。
ギガロマニアックスとしての能力を失いながらも日常生活に戻れている事からLCCの後の拓巳。 - 香月が叫んだ「ゲジ姉」
CHAOS;HEAD/STEINS;GATE/ROBOTICS;NOTESに登場。
これらの「ゲジ姉」は全て同一人物であると公式のインタビューで明言されている。- CHAOS;HEAD
直接的には登場しないが、拓巳がやっているオンラインゲーム「エンスー」のプレイヤーの一人として名前が挙がる。
「ニュージェネコミュに参加していないのはナイトハルトとゲジ姉だけ」と言った程度。 - STEINS;GATE
直接的には登場しないが「IBN5100の捜索祭りを主導した人物」として「疾風迅雷のナイトハルトとゲジ姉」と名前が挙がる。
そうした出来事があったと触れる程度。 - ROBOTICS;NOTES
物語に大きく関わる主要人物の一人として登場する。
香月がゲジ姉を見知っていたり、面識があっても不思議ではない。
「助けを求めた」際に「ゲジ姉」と名前を挙げた事から、この時点で既にゲジ姉は何か特別な人物であると予想出来る。
余談だが、西条拓巳、橋田至、牧瀬紅莉栖の三名は2019年には本名を知る程度に面識と交流がある。
- CHAOS;HEAD
- 久野里の通話相手
STEINS;GATEより。
直接的には登場しないが、神成が久野里と初めて顔を合わせた際に久野里が通話していた相手「Chris」が牧瀬紅莉栖。
このシーンはアニメではカットされている。
また、CHAOS;CHILDの前日譚であるChildren's Collapseで二人が知り合った経緯が描かれている。 - 久野里の言う「私以上の腕を持つハッカー」
STEINS;GATEより。
直接的には登場しないが、渋谷を離れるに当たって久野里が協力を仰いだのが未来ガジェット研究所のダル(橋田至)で、秋葉原へと手引きされる。
Children's Collapseでもダルについて触れている。 - 伊藤も使っているタブレット状の端末「ポケコン」
ROBOTICS;NOTESより。
科学アドベンチャーシリーズの世界でこれから日常生活レベルで普及してゆくガジェット。
ビデオチャットやネット、ゲームはもちろん、カメラを通したAR技術(拡張現実)など多岐に渡って活用されており、ロボノでは物語に大きく関わっている。
2019年では世代を問わずほとんどの人間が使っており、学生はファッション感覚でポケコンを入れたケースを腰からぶら下げている。 - 文化祭の準備で宮代と香月が運んだパーツ
ROBOTICS;NOTESより。
科学アドベンチャーシリーズの劇中作「機動バトラー ガンヴァレル」のパーツ。
ロボノの舞台は2019年で、カオチャは2015年。
2015年当時まだ高校生であったロボ部の初代部長・瀬ノ宮みさ希が立ち上げた「実物大ガンヴァレルをつくろうプロジェクト」に関するもの。 - ナイトハルトの言う「ガンヴァレル最終話打ち切り」
ROBOTICS;NOTESより。
ロボノの物語に大きく関わる出来事。 - 太陽嵐(磁気嵐)
同じ世界線上の科学アドベンチャー作品群においての共通項。
CHAOS;CHILDでは「2015年クラッシュ」として若干触れる程度だが、ROBOTICS;NOTESでは物語に大きく関わる事象。 - ギガロマニアックスとカオスチャイルド症候群者の能力の違いなど
便宜上後者を「ニア・ギガロマニアックス」と記載するが、これは正式名称ではない。- ギガロマニアックス
「妄想を現実に変える」リアルブートの能力そのものを持つ。
個々に多少の性質や差はあれど、その気になれば妄想次第で出来ない事はほとんどないと言える。
貧困から衣服をリアルブートで賄っている人物もいる。
しかし万能ではなく、そもそも能力を多用する事自体がリスクを伴う。
科学的根拠とする設定やその影響の例としてはこちらに詳しく記載されている。
他人の脳を利用して能力を発動させると言う性質から、能力者が一人きりの状況では能力は使えない。
また、怪我などは痛覚が脳に伝わる事から「この怪我が現実のものである」と認識してしまうため、リアルブートによる治療は出来ないとされている。
CHAOS;HEADの登場人物でディソードを持つ者は、全員純粋なギガロマニアックス。
CHAOS;CHILDの登場人物のディソードを持つ者の中で、純粋なギガロマニアックスは宮代と和久井の二人だけ。
また、実在した人物であるアインシュタインも作中ではギガロマニアックスであったとされている。
純粋なギガロマニアックスは基本的にはディソードを具現化させた状態で能力を使う事が多い。 - ニア・ギガロマニアックス
カオスチャイルド症候群の能力者がこれに該当。
自身の過去の出来事に起因する特徴であったり、願望を現した特定の能力だけを持つ。
ギガロマニアックスと比べて「不完全な能力者」とされており、前作主人公の発言を引用すると「混じりっ気なしの純粋なギガロマニアックスにはカオスチャイルド症候群の君たちでは歯も立たない」ほどの差がある。
ニア・ギガロマニアックスはディソードを出さずに能力を行使していたり、日常的に意図せずとも常時発動していたり、そもそも任意で能力を使えないと言った者が目立つ。 - ディソードそのもの
能力者でなければ視認する事も触れる事も出来ないが、リアルブートした状態なら人体だろうとコンクリートの壁であろうとどんな物質でも熱したナイフをバターに当てるが如く難なく斬れる。
リアルブートしていない状態であれば、振り回して当てたところで擦り抜ける。プリクラにも映らない。
リアルブートした状態であれば、能力を持たない者にも視認され、監視カメラにも映る。
ディソード自体を物理的に使う事は「正しい使い方ではない」とされているが、能力者が一人きりの状況でも具現化して使う事が出来る。 - 人為的なギガロマニアックス
人為的にギガロマニアックスの能力に似た力を使う事も可能ではある。
- CHAOS;HEAD
天成神光会の信者やポーターと呼ばれる組織の人間が、機械装置により思考誘導や幻覚による強い精神攻撃を行うなど「人工のギガロマニアックス」と自らを指し、能力者と同等の力を発揮していた。
背中に背負ったリュックに仕込まれた機械を用いる。ディソードのような端末はなく、これ自体がノアⅡの端末。
これが破壊されれば当然能力は使えなくなる。
IR2と言う公式をハードウェアとし、ギガロマニアックスが能力を使う際に発する脳波をサンプリングしたデータをソフトウェアとしている。 - CHAOS;CHILD
前作のポーターが持たされていた機械を模造・復元したものと思われる。
佐久間曰く「俺みたいな人間でもギガロマニアックスと似たような能力が持てる」もので、行動を見るからに「思考誘導」の範囲に収まる能力しか使えない。
ポーターのものと似たような形状のリュックや機械装置に加えて、ヘッドギアと剣状の端末を使う。
余談ではあるが公式インタビューによると、剣状の端末は稼働時は手が焼けるほどの熱を帯びている。劇中では佐久間は「気合で持っていた」と明かされている。
- CHAOS;HEAD
- 他の科学アドベンチャー作品
明言されているわけではないし、ギガロマニアックスと言うわけでもなく、ディソードのような独自の端末を持つ事もないが、特殊な能力を持つ人物は多数いる。
これらの人物も過去に何かしらの強いストレスや苦痛や疾病であったり、過酷な状況を切り抜けた経験がある者が多い。
岡部倫太郎
瀬乃宮あき穂
八汐海翔
・OCCULTIC;NINE
相川実優羽
日下部吉柳
鬼崎あすな※カオス・シュタゲ・ロボノは同じ世界線上にある世界である
(世界線変動率1.048596。世界線の収束の影響を受けないとされるSG世界)※元々オカンは科学ADVとは別の作品として区別されていたが、現在では科学ADVの枠組に組み込まれている。また「カオス・シュタゲ・ロボノとは『世界層』が異なる」と言う舞台設定ではあるが、カオスの「共通認識」と似た「相互認識」と言う概念が物語に大きく関わっている
- ギガロマニアックス
『ニュージェネレーションの狂気の再来』関連
『回転DEAD』ノック音は誰が鳴らした?
- 世莉架が部屋の内側から鳴らしていた説
- 根拠:伊藤が『理屈で考えると、音のみでは誰かがドアの向こうからドアを叩いたという証明にならない』と推理している。
- ノック音が聞こえたように思考誘導されていた
- 思考誘導を受けた者特有の血涙は宮代からは出ていないし、劇中でも「脳をダメにする思考誘導は宮代に多用するな」と釘を刺されていたはず
回転DEADの流出した動画は誰が撮ってアップロードしたの?
- 思考誘導されていた渡部が念写したという説
- 問題点:渡部は事件現場の状況を知らないはずなので、誰かが伝えなければいけない。
- 尾上が宮代の録画を一時的に持っていたためそこから佐久間経由で流出(?)
- 問題点:渡部は事件現場の状況を知らないはずなので、誰かが伝えなければいけない。
雛絵が取調べを受けていた時、神成刑事の言葉に反応した理由は?
- 「君は持っているもの(ディソード/能力)に気づかれなかったのか、元から持っていなかったのか、どっちだ」=柿田と一緒に殺されなかったのはなぜだ? と解釈したから?
- 震災後に雛絵が柿田と出会った時「君は持っているのかな?」という趣旨の事を聞かれていたので、その時の事を思い出して反応した。(小説より)
「こっちみんな」の大谷や「ごっつぁんデス」の渡部は症候群者なのにネットで人気だったのは何故?
- 小説『CHAOS;CHILD とある情弱の記録』にて、ニコニヤの番組スタッフが渡部を見世物として扱っていた事が判明する。
- ちなみに、渋谷外の人達は症候群者関連のコメントもしていたはずだが、そういったコメントは症候群者たちには全て都合の良いように認識されていたと思われる。
「非実在青少女」のプレゼントボックスは誰が用意した?
- 説明書では伊藤の趣味が『贈り物』となっているので伊藤の私物と思われる。
CC症候群
CC症候群とは(Trueより引用)
渋谷地震の被災者の一部が発症した、特定の病状
心因性の精神疾患だと考えられている
統合失調症型障害――自らを統合失調症と認めない障害――の一種であるらしい
伏線と思われる描写
- 碧朋学園には手すりが多く取り付けられていた
- カラオケの店員に不審な顔をして見られたという拓留の証言
- ニコニヤ生放送の「渡部友昭のトゥデイズニュース」に付けられているタグ『なんかむかつく顔』『CC症候群』
- 主人公達が息を切らすシーンが頻繁にある
- 主人公達がディソードを使った戦闘で体力や身体能力で不利なシーンが多かった
- 神成「子供たちの前で、そこまでは……」久野里「……。子供たちの前、か。フンッ」
- 第5章、AH東京総合病院の地下で久野里に拘束された後の『あの細い身体のどこにそんな力があるのかと思うほど、彼女の力は強かった。』という表現
- 実在しないはずの「エリン」がCafeLAXにいる(見えている物が妄想であるという暗示?)
- @ちゃんねるで泉理だと思われていた杯田理子の容姿に対する書き込み「昔は可愛いかったのにすっかりメンヘラBBA化してんな。泉理たんに何があった?」
- 第10章、拓留が大学生に襲われるシーンでの台詞「ああ?こいつなんだろ、例の犯人。大丈夫だ、こんなヨボヨボに負けっかよ」(拓留は単に身体のひ弱さを言われたと思っているため、直接的な表現のまま聞き取っている)
- 公式資料集より、『拓留は「DQNが体力を消費した自分をそう表現した」と認識した』
- 渋谷復興祭に現れた、宮代拓留の名を騙った狂言者について
- 世莉架が『宮代とは似ても似つかない若い男だった』と誤報を見抜く
- 久野里「宮代との違いなんて、遠目からでも一発で分かるはずだろう?」
- 神成「確かに、狂言で捕まった男は、CC症候群の患者じゃなかったな」
- 佐久間「お前の腕力で俺とチャンバラする気か?」
- 雛絵編の手を繋いで歩く拓留と雛絵に対して女性が「あたしたちも、あのふたりみたいになりたいね……」と意味深に話す
- 雛絵編で雛絵の母親が雛絵と間違えて別人を刺したこと
- 雛絵編のラストシーン、拓留の死体がただのミイラ化にしては異常に老けている
- 雛絵はそのままなので老化とは関係無い?
- 華編、ナイトハルトの発言「(混じりっ気なしの純粋なギガロマニアックスには)カオスチャイルド症候群の君たちでは歯も立たない」
- 前作の戦闘シーンはディソードで斬り合ったり肉弾戦の描写が多数あり、その過程でも「ただの女子高生の攻撃」と言った身体面や技術面での力量も示されている。能力による精神攻撃で相手を封殺してから攻撃すると言った事が基本だが、それが成らない時は結局肉弾戦となるであろう。ギガロマニアックスとCC症候群の能力差だけを言ったわけではないと取れる
- うき編、不審者と間違えられた拓留に対する警官の言葉「これ碧朋の制服ですね……」「ああ、なるほど。どおりで……」
- CHAOS;HEADの反粒子による老化設定
症候群でない世莉架は久野里達に怪しまれなかったのか
- 碧朋学園には外見が老化していない症候群者も存在したという説
- 『CC症候群』は「心因性の精神疾患・統合失調症型障害の一種」とだけ説明されており、必ずしも全員が老化しているとは限らない。つまり碧朋学園には周囲の異変に気付かないが、老化現象は伴わない症候群者もいたと考えられる。
- 碧朋に尾上が入学出来ているのは「老化を認識していない」フリをしていたから?
- 老化現象が起きていない生徒には能力発現の前例が無かったため、久野里は尾上を見逃した?
- 根拠1.神成が碧朋の制服を着た久野里と会った時、それほど驚いていなかった
- 前作のセカンドメルトの影響で渋谷周辺のPC・機械類のHDDやデータの多くが破損している。そうした状況から過去のデータが一切残っていない被災者も僅かにいたかもしれない。尾上は事件との関連を疑われた結果身辺を調べられる事になったがそれまでは一切追及される事はなくごく普通に生活出来ている。似た境遇の身寄りとデータのない者がいれば、そうした状況のまま生活していると推測される。
- この辺りを言い出すとキリがなくなるが、地震当時渋谷を離れていて親族を亡くした少年少女もいただろうし、そうした子も当然被災者として取り扱われる。学費免除ともなれば碧朋の支援を受けるしかないだろうし親族や行政などもそう働くと思われる。被災者の子供も自分以外の周りが老化しても「こうした状況だから仕方ない」と考えられるはず。
- 和久井が何か理由をつけて久野里達に説明していた?
なぜ老化現象が起きた?
CHAOS;HEADのネタバレを含みます
- ギガロマニアックスはディソードを用いて粒子と反粒子(=ギガロマニアックスが生み出す妄想、世界にとってのエラー)を作り出し、この粒子を他人のデッドスポット(視覚の盲点となる場所)に送り込む事で周囲の人間に共通認識を持たせ、妄想を現実として成立させる。この際、粒子と共に対生成された反粒子はディソードにストックされていく。粒子と反粒子は数学的に言えば「+1」と「-1」であり、反粒子は"過去へ向かうもの"であるため、ストックすればするほどギガロマニアックスには"現在の状態とのずれ"が発生する。この矛盾によって将軍は存在としての自己崩壊へ至り、老化が進行した。 という説明がCHAOS;HEADでされている。
- カオスチャイルド症候群の詳細は解明されていないため将軍の老化現象と関連があるかは不明。
- 渋谷の症候群者はディソードを持っていないギガロマニアックスもどきが多いため、反粒子をストックする能力が低く、妄想による老化現象が強く発症した?
- 純粋なギガロマニアックスである折原梢も世莉架と似た能力が常時発動されており、負の感情に任せて能力を使う度に精神に異常をきたし、自分の意志に反する行動を自動で行い、自我すらも制御出来なくなる場面があった。
- 既存のギガロマニアックスたちを見るからに、覚醒の条件も踏まえて精神的に不安定な者も多く、能力を重ねて使う事で老化に限らず人格や性格にも影響を及ぼしてゆく可能性が高い。
症候群者は震災の現実から妄想に逃避しているはずなのに、一般人との認識に大差が無い矛盾
- 急ピッチな渋谷復興は碧朋の生徒達の「都合よく復興が進んでいる」という妄想がリアルブートされた結果?
- 実際には震災の回想シーン以上に悲惨な状態だった?
Trueで昏睡しているシーンが無かったけど結人もカオスチャイルド症候群か?
- 世莉架が「~碧朋学園や青葉寮の特殊性に気づいていて――」と発言しているので結人も症候群者だと思われる
- CHAOS;CHILD SILENT SKY(アニメ13話)ではAH総合病院の病室にはヒロイン4人に加えて、結人と伊藤も並んで寝かされており、結人も伊藤も老化状態だった
Trueルート
来栖がTrueルートでは命を落としていないのは何故?
- Trueルートでは回想シーンの通り、尾上が来栖に切りかかる瞬間、尾上の思考に来栖ルートの映像が紛れて意識が逸れたため、最初の攻撃で急所を外している。その結果拓留が間に合い、来栖は命を落としていない。つまり、11月4日の来栖の生死でSilentSkyEndかOverSkyEndに分岐している。
- このシーンで未来予知の様な能力(STEINS;GATEのリーディングシュタイナーにも似た能力)が起きているため、世莉架は真のギガロマニアックスではないかという意見もある。
Trueルートのラストで世莉架は記憶を取り戻したのか
- 最後のシーンで「舞台の照明が、まるでスポットライトのように『私』に降り注いでいた」という表現があるが、カーテンコール中に舞台の照明が客席に降るという演出はあり得ないため、少なくとも記憶改変前後のことは思い出していると考えられる
- 予想1: 舞台で拓留の『世莉架は何も知らずに幸せな人生を歩んで欲しい』という願いを思い出したため、ラストシーンでは涙を流しながらも拓留の望み通りに「知らない人」と答えた。
- 予想2: 舞台でスポットライトを浴びるのは"主人公"を表し、拓留の創造物としてではなく、世莉架自身が主人公となる"人生の始まり"を象徴しているのではないか。
- 予想3: 舞台で全てを完全に思い出してしまう。「拓留のやりたい事」を叶える。その意志と覚悟と世莉架への気持ちを尊重する。皆が敢えて足を運ばなかった移送の際にただ一人顔を合わせに行く。それを口にする意味。お互いそれを理解する。だからこそ言えた『知らない人』と『僕もキミなんて知らない』ではないか。
2016年10月の時点で世莉架が横浜から碧朋学園に通っている理由は?
- 世莉架の記憶が曖昧にしか戻っておらず碧朋への興味があったから?
- 震災孤児の学費が免除になるから?
- 記憶が戻ったと仮定し忘れる前までの学校生活を捨てたくなかったため?
- 後日談の小説"children's revive"では、『世莉架が通っている横浜の高校』(2016年12月時点)との記述がある。
- 2015年度までは世莉架は碧朋に(カオスチャイルド症候群者として)在籍していたため、書類上はまだ碧朋に(も)在籍していることになっている?
世莉架ギガロマニアックス説
以下は基本的に「世莉架が純粋なギガロマニアックスである」と言う前提での仮説や推測となる。
- 強力な能力者である将軍にリアルブートされた存在の拓巳も純粋なギガロマニアックス。
- 同じく「ぶっ飛んだギガロマニアックス」である拓留にリアルブートされた存在の世莉架が同等のギガロマニアックスであっても不思議はない。
世莉架は「いつから」能力者だったのか
- 世莉架は覚醒因子とされる白い光を見ても浴びてもいない。
- 災害が起きた瞬間にいたわけではなく実際には体験していない。地震が起きて渋谷が崩壊してから生まれた存在。
- そもそも世莉架はカオスチャイルド症候群ではない。正常な女子高生として成長している
- 老化していない世莉架が「カオスチャイルド症候群の能力者と同じように特定の能力しか持っていない」方が不自然である
- 拓留と言うギガロマニアックスに生み出された時点で先天的に同等の能力を持っていた
- 後天的な能力者だとして、その後に能力を発現したならカオスチャイルド症候群者としてではなく純粋なギガロマニアックスとしての覚醒のはず
- 和久井との間で能力に関する知識などを得る機会はあった
- コミック版では「彼(和久井)からもらった思考盗撮」と世莉架は自身の能力を語る
- が、原作通り「生まれてから色んな人の心を読んできた」と元から持っていたかのような発言もある
- ゲームやアニメとは展開が異なり、一連の殺人事件の黒幕が和久井と委員会寄りに筋書きが変わっている
- 6年前の時点で「希グループ」はギガロマニアックスへの覚醒方法を確立しているので、委員会もその方法を掴んでいても不思議はない
宮代の両親の死について
- どうやって小学生の世莉架が殺害したのか?
- いくらディソードが凶器として優れていても、年端もいかない小学生の少女が思考盗撮だけで大の大人を二人も殺すのはかなり難しい
- 前作の折原梢の暴走例を見れば、別に子供であっても殺害するだけならさほど難しいものではないかもしれないが…
- 殺害した場所は避難所と世莉架本人が言っている。このような被災状況と被災地で、担任からの連絡を面倒くさそうに対応し、被災時に実の子供を置いて去るような大人二人を、見ず知らずの子供が呼び出すなりして殺せるかどうかが怪しい
- 能力を使って誘導する、適当な暴漢にでも襲わせる、または直接妄想で殺害したのではないか?
- この時、拓留も一緒にいるはずなので能力を使って隠蔽しないと厳しい
- 前作の七海ルートで、拓巳が現実逃避から妄想の七海を生み出した負担により一週間眠り続けると言う反動を受けた。この時の拓留も同様に世莉架を生み出した反動で昏睡状態に陥っていたとすれば、この時点ではもう意識はなかったのかもしれない
- TRUE冒頭の世莉架の夢における過去の記憶で両親を殺した事に関して「『彼』は心の中で喜んだ」と振り返っているが、これは直接的な表現なのか、心を読んだ感想なのか
- 純粋なギガロマニアックスが能力を使えば、大人二人殺すぐらい造作もない事と言える
何故「思考盗撮」しか使わないのか?
- 既出の能力者も普段から能力はあまり使わない
- 前作のギガロマニアックスたちは日常でも能力を多用する者はほとんどいない
- 野呂瀬は強力なギガロマニアックスであり、その気になれば自身の能力だけでどうにでも出来そうな力を持っているように思えるが、わざわざ「機械仕掛けのギガロマニアックス」であるノアⅡを作ったり、その端末を持たせた人を使っている。能力を使う事のリスクを知っているからこそ、自分の能力を活用する事はしていない
- 最も「リアルブート」を使用していると思われるのは咲畑梨深(貧困から衣服を妄想で賄う、クラスメイト間での自分の存在や交友関係を妄想で生み出す、など)
- 他には蒼井セナが能力を使う頻度が多く、街中でもディソードを持ち歩いたり、妄想の鎖を罠のように道に敷いたりしているが、リアルブートはせず「見える者を探す」と言った程度でしか使わない
- そもそも能力者は相手に「能力を使った」と観測されるような使い方をしない。使われる側は自覚がないまま交友関係を築かれたり、幻視により姿形を別の者として認識させられたり、能力の影響を受けた事を自覚出来ない
- 現に前作は終盤まで、敵からの精神攻撃も含めて現実で何が真実かわからないまま物語は進み、種明かしや後ほど覚醒する自分の能力がなければ何もかもわからず終いである
- よって、説明がない場面において「世莉架が能力を使ったかは誰にもわからない」と言う事になる
- 要所では普通に能力を使っていた
- 「能力を使っていた」で片付けてしまうと、都合の悪い部分や、不可解な事象は全てこれで説明出来てしまうが…前作の拓巳は後半都合主義的に突出した万能とも言える能力で多方面の穴を埋めていた
- ラブホ関連
- ノック音など、説明のつかない場面や要所では世莉架が能力を使っていたのではないか?
- 「とある情弱の記録」によると、状況的にラブホ内か周囲に佐久間がいる事は確定(雛絵はラブホのエレベーターに乗ってから気分が悪くなっているので、ラブホ内で佐久間の思考誘導を受けたと思われる。そもそも柿田をターゲットにした理由を考えると、世莉架か佐久間の思考を読まれたか何かで殺さざるを得なかったのではないか?)
- ここでの拓留は血涙を流していないので、ノック音を聞く際にも思考誘導は受けていないと思われる。となると世莉架が能力を使ってノック音を聞かせたのではないか?
- この状況で思考誘導をかけた雛絵を生かした理由も不明(拓留と自分以外に疑われる怪しい人物が必要だった?しかし結局誰も深く疑われる事なく経過を過ごしている)
- 拓留のカギや扉を開けた能力
- ラブホのドアの鍵、AH総合病院の自動ドア、解剖室の隠し扉。これらもまだギガロマニアックスについて知らず、潜在的にしか覚醒していない拓留ではなく、全ての場所に居合わせている世莉架の能力で開けたのではないか?開いている事に気付くのも大体世莉架
- 本人に自覚がなくとも、拓留がギガロマニアックスである事など世莉架は自分の存在から当然知っている事であり、遅かれ早かれ覚醒はする
- これまでの出来事も拓留の能力だった事にすれば、自分への疑念や能力者である事を誤魔化せるし、拓留を「特別」な存在に一歩近付ける事も出来る
- AH総合病院の地下
- 力士シールの顔の化け物に襲われる妄想を見た拓留。いくら妄想癖があり、臆病な人間の拓留であっても、あの場面で唐突にあんな妄想に捉われ騒ぎ出すのは不自然
- 世莉架が潜入している久野里の存在に気付き、炙り出すために拓留にあの妄想を見せて騒がせたのではないか?
- あれほど騒いで、当たり前に潜入して、発覚する事なく脱出出来ている事も不自然。世莉架が能力で制御していたからではないか?(ここに関しては場所と箱庭実験の面から考えて、和久井の差し金である可能性もある)
- 過去に忍び込んだ事がある二人(仮)はともかく、伊藤がこのような不法侵入に特に反論もなく当たり前に同行している事が不自然(伊藤がいつから思考誘導をかけられていたのか不明ではあるが、この時点では世莉架に操られていたのではないか?)
- 伊藤の思考誘導
- タイミングは不明だが、佐久間に思考誘導をかけられたのは、結衣殺害実行時だけではないか?(伊藤が血涙を流すのは凶行に及んだ時だけ。伊藤もこの機会に始末する対象だったと思われる。推理ミス連発によるバッドエンド時は場所と状況から考えて和久井の仕業であると思われる。世莉架が拓留を殺める理由も動機もない)
- 事ある毎に、あの装置を担いだ佐久間が青葉寮を離れて拓留たちに近付いて能力を使っていたとは考えにくいし、世莉架は佐久間に「脳をダメにするから拓留には思考誘導は使うな」と釘を刺している
- コミック版では伊藤は「長い間思考誘導をかけられていた」と描かれている
- 思考誘導を受けて流す血涙
- 思考誘導を受けると必ずしも流れると断定されてはいないが、明確に血涙を流している描写が描かれた人物と状況は以下の通り
- 大谷:絶命時に流している
- 雛絵:ラブホで倒れている時に流している
- 拓留:カフェLAXで若干、ヒカリヲでも若干流している
- 伊藤:凶行時に大量に流している
- 渡部:絶命時に流している
- 自分からの電話
- 利用停止になっている拓留のスマホから伊藤への通話で発せられたノック音を聞いた際にも世莉架は近くにいる
- スマホは世莉架が隠し持っていた事が後で発覚する。通話は偽装アプリでそう見せていたと種明かしされたが、これもまた推測。現に宮代は自分の電話からの通話でそのノック音を聴く。偽装アプリで音声を流すのは無理があるし、血涙も流れていないので思考誘導ではない
- となるとこの電話は何なのか?こんな怪現象が起こるはずがない。世莉架による能力の幻視と幻聴、精神攻撃と考えられる
- 11番目のロールシャッハや力士シール
- ギガロマニアックスならカオスチャイルド症候群者であっても確実に精神汚染の影響を受ける。拓巳もその事を知っており、和久井にも効果があると語った
- 能力者の世莉架が影響を受けないはずはない。気合で耐えていた?
- 世莉架の自宅の引き出しに本物の力士シールの束があった。宮下公園付近に貼り回っていたのも恐らく世莉架
- しかし、ごく短期間で大量の本物シールを貼り回れるのかどうか疑問があるし、それは普段は医者である佐久間も同様
- 灰田に追わせるための力士シール群は世莉架がリアルブートしたシールだったのでは?
- 屋上での戦闘
- 相手の思考や行動が読めるなら、老人との格闘など苦労はないだろうし現に勝利している。能力らしい力を使うまでもない
- 正体がバレて仕方なく斬ったが、拓留が事件を追う事を止めてしまいかねない程度に大きな存在である乃々を殺すつもりは本来なかった
- ヒカリヲでの戦闘
- あの場に足を踏み入れた時点で、拓留も佐久間も世莉架の能力下にあり、妄想を見せられていたと仮定する
- 思考誘導により拓留に殺された世莉架。医師である佐久間によって「死んでいる」と明言されていたのにもかかわらず、普通に生きていて起き上がる
- 佐久間はここまでは台本通りかつ自分の思惑通りと考えていたし、口では世莉架に「今後もお前とはやっていきたい」と言いながらも二人の関係は破綻しており、既にこの一件の前に世莉架に一太刀入れて深手を負わせている。この機会に邪魔となる世莉架を殺すつもりだったからこそ、世莉架が実際に危害を加える事が出来ない拓留に思考誘導をかけて殺させ、事後は世莉架の生死を疑う事すらなく拓留の身内を殺そうとその場を後にしようとした
- 佐久間がどのように事を運ぶつもりであったか、思考盗撮出来る世莉架が見通せないわけがない。ヒカリヲで起こるであろう事は全て想定済みだった
- 佐久間に足を叩き潰された拓留も、佐久間との一件が片付いた後は普通に自分の足で移動している。妄想で怪我は治せない。佐久間の死の瞬間に世莉架は能力を解除した。妄想中に拓留に起きた出来事はクリアされた
- 世莉架はこの事件の真犯人を佐久間に仕立て上げ、拓留に解決させて終わらせるつもりだった。佐久間の造反も含めて、ここまでの全てが世莉架の思惑通りだったのではないだろうか?
- 世莉架の誤算としては、拓留が佐久間の能力を打ち破り意識を取り戻してしまった事。それも「世莉架と言う大事な人を妄想した」事によって。拓留が佐久間に無力化されたままなら、世莉架は佐久間の隙をつくなり能力を発揮する事で殺し、スムーズに事を成せたであろう。ここで予定が狂ってしまった
- 佐久間を打ち破った際の拓留の妄想は世莉架なら見れていたはず。精神的に動揺するなり、この時点で思う事はあったのではないだろうか
- 拓留と世莉架の最後の対峙。両名は別に殺し合いがしたいわけではないし、牽制以外で危害を加える必要もない。世莉架は拓留を気絶させようとはしたが、攻撃的な能力は使わなかった
世莉架は自分の能力に関して、自覚していたか?
- 自分の生まれた理由がわかるなら知っていて当然と言える
- 「拓留のやりたい事を叶える」なら能力が必要でもある
- 能力に関しての知識がなく、自分の出来る事がどれほどの事かを自覚していない?
- 知らなかったとしても思考盗撮の能力があるのだから「とある情弱の記録」の柿田と同様にどこかから詳しく知る事は出来たであろうし、佐久間や和久井の思考や記憶を読めばすぐにわかる
- 佐久間や和久井がいる以上、もし世莉架が純粋なギガロマニアックスならそう指摘されているはず
- 自覚していてもわざわざ「私は混じりっ気なしの純粋なギガロマニアックスだ」と公言する理由も必要もないし、能力は隠しておいた方が有事の際に都合が良い
- 何より当の拓留よりも世莉架が「特別」になってしまうので、身内に明かす事はまず考えにくい
単純にギガロマニアックスとしての能力を使う事が不得意?
- 未来予知に似た能力を受動的に使う描写が見られる
- 世莉架のディソードを通して、自分の感情や記憶が相手に逆流する不具合と言える現象も起きる
- このような予知能力に似た力も持ち合わせていたため、ある程度先が見えていたからこそ、こんな修羅の道を歩んだ?
- 折原梢も相手の思考がわかってしまう世莉架と性質がかなり近い能力に特化しているが、彼女も自分の能力に振り回される傾向があり、ギガロマニアックスとして秀でているとは言えない
- 同じタイプなら挙動も似る?
- 将軍と拓巳の関係のように、世莉架が能力を多用すれば拓留に負担が掛かる?
- 1と-1など能力の原理や、使い続けるとどうなるかの危険性を理解しているから、本当に必要のない場面では使わないようにしている?
- むしろ「拓留のやりたい事=自分は特別な存在」を叶えるなら、ギガロマニアックスとして覚醒・自覚させるだけで充分成立するのに、それを促さないのはこうした面からではないか?
一連の被害者の選別理由
- 何故彼らをターゲットにしたのか?
- 共通点としては「カオスチャイルド症候群の能力者」
- 描かれていないだけで他にも何人もいただろうし、何故彼らだったのか?
- 能力を奪う事が出来た?
- 前作では「能力を使う時に出る特殊な脳波」をサンプリングして、機械仕掛けのギガロマニアックスに組み込むと言う手法を用いる者がいた
- また、あやせルートでは他のギガロマニアックスのディソードを奪う(吸収する)と言うシーンもある
- 似たような手法で能力を奪う方法があり、可能であれば奪うつもりだったからではないか?
- 被害者の能力「未来予知」「感情誘導」「思考盗撮」「念写」「発火能力」
- 世莉架が劇中に使った能力は「未来予知」「思考盗撮」
- 世莉架がいつから思考盗撮の能力を使えたのかは不明。元々使えたのか、いつから使っているのか
同じ被災者であるにもかかわらず拓留と共に青葉寮にいないのは何故か?
- 行政などの働きかけや、佐久間などが裏で手を回すなりして拓留は青葉寮に収容されたはず。何故被災時に共にいて身寄りもない世莉架は別のところで生活しているのか?
- 単純に世莉架はカオスチャイルド症候群ではないから青葉寮には入れなかった
- かなり古くから佐久間と裏での関係があったにせよ、尚更青葉寮に置いた方が都合が良いのでは?
- 世莉架が純粋なギガロマニアックスなら佐久間には簡単に扱えない。世莉架の意志で離れていた?
- 逆に能力を使えば、世莉架自身もカオスチャイルド症候群と認識させ、拓留と共に居れたのではないか?何故そうしなかったのか?
- そもそも何故青葉寮に収容される事を許したのか?
- 拓留の症候群を治療させたかったから?
- 拓留が意識を取り戻してからの世莉架の日常に詳しくないのは何故か?
- 小学生の子供一人で生活するとなると、ギガロマニアックスとしての能力がなければかなり難しい
- 全て世莉架が能力を使ってコントロールしていたとすれば説明が付く
- 現在住んでいる家を乗っ取る際などにも能力を使っていた?
- 現実に渋谷などの都心で住人を殺して家を乗っ取った上で何年も生活し続けるなんてかなり無理がある
- 公共料金や生活基盤の支払い方法であったり、根本的な金銭面、周囲の目、様々な面で能力を使って辻褄を合わせないと出来っこない
- この家と住人を紹介したのは和久井なので委員会がある程度力を働かせていたはず
- しかし警察に身辺を洗われたらあっさりバレた
何故協力していたのか?
- 世莉架が佐久間に協力する理由は?
- 振り返ってみれば、一連の殺人の実行も、殺害方法も、用いた能力も、全て佐久間の思考誘導によるもの
- 特に世莉架の力が必要であるとは思えないし、ただの助手が欲しいならそれこそ思考誘導で適当に操ればいい
- 描かれていない300人委員会の影響?
- TRUEで明らかになるように、元々和久井とも関係がある。その全容は全く明かされていないが、和久井は佐久間との件も当然把握しているし、委員会に迷惑が掛からないなら黙認すると明言していた。更に一連の事後は百瀬の世話にもなっている。委員会に関連した更なる裏もあったのではないか?
- 箱庭実験
- 渋谷のカオスチャイルド症候群者を使って、ワン・ワールド・オーダーの実験場とした和久井
- しかし和久井が手を下さずとも勝手に佐久間と世莉架がその実験の過程と結果を観測出来る行動を起こそうとし、世莉架に「委員会の迷惑にならないなら黙殺する」と事前に通達していた
- つまり、世莉架は佐久間よりも先に和久井並びに委員会と深い関係にあったと思われ、和久井のその許可を求めるように相談していた
- コミック版では和久井の依頼により、佐久間と世莉架が行動を起こす形になっている
- 精神が不安定な幼年期の拓留から生み出された存在とは言え世莉架は歪みすぎている
- 拓留の「したい事を叶える」上でもギガロマニアックスであるならわざわざ佐久間などを使わず、世莉架の妄想で拓留を「特別」に仕立てあげてしまえば良い
- しかし拓留は症候群を患っている。能力で治療は出来ないであろう事から、そこをどうにかしたかったのではないか?
- だからこそ青葉寮に拓留を収容させていた?
- 佐久間の思考誘導には勝てなかった?
- 装置もない状態の佐久間はただの人間でしかない。本気を出した能力者なら負ける要素がないし、日中病院で診察している際にでも襲えば楽に処理出来る
- 世莉架は能力者としては力がなく抗えなかった?
- 佐久間の目的は?
- 佐久間が「委員会に戻りたい」と言うのは委員会に関連させなければ久野里を誘導出来ないから組み込んだ設定であって、佐久間は元々委員会に属する研究員の類であったと思われる
- 「楽しい事がしたい」と言うのは嘘ではないだろうが、佐久間の言う「楽しい事」はギガロマニアックスの研究であるが、他には残虐行為であったり、精神的な責め苦であったり、常軌を逸している。そんなマッドサイエンティストを委員会が見過ごすだろうか?
- そんな人間性の佐久間などをカオスチャイルド症候群の被害者を治療する寮の責任者として任せるだろうか?
- 表向きは善良な医師を演じているので、その辺りは弁えていた
- 一連の事件を実行している時点で佐久間の目的は彼の言う「楽しい事」だったのだろうが、やはり世莉架が加担する理由と必要性がまるでわからない
- 世莉架は「拓留のやりたい事を叶える」事が存在意義であり、彼女の目的そのものだが「ニュージュネレーションの狂気」解決により英雄となった西條拓巳のような「特別な存在」にする事など、委員会や佐久間に何かメリットがあるのか?となるとこれもまた疑問
- 拓留が青葉寮に収容された時点で、世莉架は半ば強制的に佐久間の支配下に置かれたのではないか?
- 「人一人リアルブートするぶっ飛んだギガロマニアックスの拓留」と知られ、その身柄を佐久間によって青葉寮に押さえられたせいと考えれば、佐久間などに協力していた理由も説明も付く
- が、幼年期からお見舞いやらで青葉寮には普通に訪れている辺りが若干不自然
- 歪んでいった理由
- 前作梢ルートのこずぴぃのように能力の使用を重ねた結果、次第に精神に変調をきたした結果そうなった?
- 乃々を始めとする拓留を取り巻く家族や新聞部への嫉妬や、自身の存在意義への不安や不満とすれば、逆にそれらを排除しつつ、一連の事件を通じて「特別」に仕立て上げられるので、異常とも言える佐久間の提案に乗った?或いは利用した?
- もしそうなら、何もかも世莉架の歪んだ思想を元に、拓留が幼少期から憧れていた特別な存在「西條拓巳のようになる」ために、佐久間から何から全てを操っていたのではないか?
TRUE後の世莉架は?
- 宮代と同じく「普通の人間」になっている。
- その根拠を例の場面付近を振り返りながら示そう。
- 久野里が和久井に能力でどこかへ飛ばされる。(それより前にも能力で壁に吹き飛ばされている)
- 和久井が「ああ、そうだった。今の君には、見えてすらいないんだったね……これが」と発言する。
- 和久井の手にディソードが「現実化」される。
- まず「純粋なギガロマニアックス」である和久井が能力を使うには「能力者にしか見えない(手に持つことも出来るが武器としては扱えない、青く光る(※1))状態」のディソードがどこかに出現していなければならないが、2の発言とそれよりも前に久野里たちが和久井の手の先を見ていること、そして3で出現した位置から既に手に持っていると考えられる。
- そして何よりもこの時点で世莉架の視点で進む本ルートで「それが見えていない」ということは「能力者ではない」と断言することが出来る。
- では何故3で見えるようになっているのか…だが答えは簡単。和久井がディソードを「現実化(誰にでも見え、実際の剣としても扱える、赤く光る(※2))状態」にしたからである。
- 本ルートで宮代の視点は語られていないが、この時点で宮代にも見えている。
- また、何故「現実化」させたのかについては和久井が直前に語っている。「少し機嫌が悪くなっちゃったんだ。動けばー斬るよ」と。
- 本ルートで宮代の視点は語られていないが、この時点で宮代にも見えている。
- 以上のことから、本ルートにおける世莉架は「普通の人間」であると思われる。
- ※1:発火能力者に襲われた時や度々出現するが掴めない宮代のディソード、有村のディソード。
- ※2:11章で宮代が武器として扱うディソード。その他登場人物が武器として扱っている際のディソード。
余談だが有村のディソードがOP動画以外で赤く光っているのを見たことがないので、有村は唯一本編中でディソードを「現実化」していないキャラだと思われる。 - 参考:LCCのTIPS「ディソード」、及び終章。
まだ考察をまとめていない疑問点
- AH東京総合病院の地下で、二度目の対面なはずなのに尾上に会った久野里が驚いた態度をしていた理由
- サイコパス診断の話で拓留が「だって……ネットで先に、答えを見ちゃいましたから」と言った意味
- うきに碧朋の制服を与えた人物
- 「その目神の目」発言をネットで繰り返していた人物
- 消えた病院地下施設の被験者の所在
- 大谷の能力がギガロマにおいても特異と言われた意味
掲示板
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流石にシナリオミス? -- 2022-07-17 (日) 22:07:12