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国勢調査

Last-modified: 2009-10-09 (金) 14:15:27

国勢調査(こくせいちょうさ)

 

日本に住んでいるすべての人を対象とした、国の最も基本的な統計調査で、国内の人口や世帯などの実態を把握するために行われています。ちなみに、国勢調査の「国勢」とは、「国の情勢」を意味します。

 

国勢調査の歴史 Edit

国勢1.JPG

日本で最初に国勢調査が実施されたのは、今から85年前の1920(大正9)年でした。以後、ほぼ5年ごとに行われれている。古代ローマ時代に行われた人口・財産登録制度にその源を発するが、その後、徐々に近代化され、国家のある一定時点における人口の規模、分布、構造などを明らかにする今日の人口静態統計調査(人口センサスpopulation census)となった。国勢調査とは、この人口センサスのわが国における法律上の呼称である。

 

国勢調査の方法 Edit

9月下旬から国勢調査員が国内の全世帯を訪問して調査票を配布し、10月1日現在の状況を調査票に記入していただきます。そして10月上旬に国勢調査員が再び各世帯に訪問して調査票を回収します。10月1日午前0時時点で国内に居住しているすべての人が調査の対象になります(外国人も含まれます)。国勢調査員がそれぞれの世帯におうかかがいし、調査票の配布・回収を行っている理由は、一定期間内にすべての調査票を回収し、一人の漏れ、重複もなく、正確な統計を作成するためです。調べる内容は、男女の別、出生の年月、国籍、就業状態、通勤・通学地など世帯員一人一人について調べるほか、世帯の種類、世帯員の数、住居の種類など世帯について調べます。調査項目は全部で17項目あります。 調査をする人が、調査の結果を他人にもらしたり、統計をつくる目的以外に調査票を使ったりすることは法律で固く禁じられています。
なお、調査票は外部の人の目にふれないよう厳重に保管され、集計後はすべて溶かして再生紙として生まれ変わります。

 

メリット Edit

それぞれの世帯を訪問することにより、調査の趣旨や記入の説明を行えるため、みなさんの協力が得られやすくなるという利点。

 

デメリット Edit

  • 調査員が調査票を回収する際留守にすることがある。
  • 自分の個人情報が漏れる恐れがあるの心配。
     

国税調査でわかること Edit

人口
少子高齢化の進行状況
 人口ピラミッド(老年人口、年少人口の増減、75歳以上の人口における割合、人口転換期)
 世界におけるわが国の人口の順位
 大都市のある都道府県人口の伸び
 年少あるいは老年人口が最大の都道府県

 

世帯
世帯の小規模化(1世帯あたりの平均世帯人員、また世帯人員が最多の都道府県)
・配偶関係
未婚率の上昇率
・労働力人口
労働力人口の中位数年齢
働く女性の割合
第3次産業就業者や販売・サービス関係就業者の増加率

 

外国人人口
外国人人口の増加率

 

国勢調査の利用先 Edit

 

法定人口として利用される 主な利用例

・議員定数の決定・・・・・・・・・都道府県議会や市区町村議会の議員数は、国勢調査の結果に
                             よる人口を基にして決められる。市や指定都市などの設定要件市や
                             指定都市、中核市となるための要件に、国勢調査の結果による
                             人口が用いられている。
・地方交付税交付金の配分・・・地方交付税交付金の配分基準を決める際に、国勢調査の結果による
                             人口や世帯数が用いられている。
・都市計画の策定・・・・・・・・・都市計画区域を定める際に、国勢調査の結果による人口が
                               用いられています。
・過疎地域の要件・・・・・・・・・過疎地域を決める場合の要件に、国勢調査の結果による人口の
                               減少率が 用いられています。
・衆議院議員選挙区の画定・・・・衆議院小選挙区選出議員の選挙区の 改定は、国勢調査の結果による
                               人口を基に行われます。
 

国及び地方公共団体の各種施策に利用される主な利用例

・社会福祉・・・・国勢調査は、福祉施策の基礎資料となる高齢者の一人暮らし世帯、
                 母子世帯などの統計を地域別に明らかにできる。
・街づくり・・・・・国勢調査は、市区町村別の結果だけでなく、もっと小さな地域単位でも
                人口や世帯数の統計を作成し、生活環境整備のための基礎資料を提供できる。
・経済政策・・・・国勢調査から得られる男女・年齢別の就業者数、産業・職業別の就業者数
                 などの統計は、各種の経済政策の策定のための基礎資料になる。
・防災対策・・・・国勢調査から得られる人口の地域分布、人口密度、昼間人口などのデータは、
                消防設備や避難区域などの防災設備を整えるための重要な資料となる。
 

人口の分析などに利用される例

毎月の推計人口、将来の人口や世帯数の推計、平均寿命をみる生命表などは、
いずれも国勢調査の結果を基に計算されている。
このほか、国勢調査の結果は、人口学、地理学、社会学、経済学などの学術研究を
始め小・中学校などの教育、さらに民間企業でも幅広く利用されている。