「シナジーバグがなければ、実際のシナジースキルに投資すればいいじゃない」(王侯貴族の形相で)
本職による本物のシナジーボーナスを積み、あのルーンワードが帰ってきた!
RW Brandで戦う骨槍・召喚ハイブリッドと投げネクロの未来形Necromancer、ここに誕生。
構想
召喚ネクロをベースにしつつ、死体作りのためにネクロ自ら戦闘に参加する投げネクロの進化型。
投げネクロと異なるのはダメージソースで、物理ダメージよりもシナジーボーナスを満載したRW BrandのBone SpearのMagic属性がメイン。
戦い方
表にRW Brand弓を、裏には標準的な召喚ネクロの装備を用意し、表の弓で死体を作り、裏装備で壁となる手下を次々に召喚。
十分な数が揃ったら表装備に戻し、手下と共に敵を撃つ。
いい感じで死体が積み上がったらCorpse Explosionで一気にとどめ。
各種のCurseを的確に使い分け、戦況を上手にコントロールしたい。
パーティプレイ
手下の召喚はラグるので控えめに。
猛者どもの集まるバールランではRedemptionやDeath Sentryのソースを奪うため非難囂々。
手下の代わりにパーティの人々が敵を遮ってくれるので、ゴーレムと傭兵だけ侍らせて弓攻撃とCurseに専念すべし。
基本的に、Help依頼を受ける時以外は涙を飲んで骨戦士とReviveに休暇を与えよう。
良い点
- 守備力が固く、死ににくいのはスキル振りの共通する召喚ネクロに同じ。
ソウルのLightning、蛇の骨槍、化け猫のジャベリンなど、貫通攻撃への対策さえ出来ていれば怖いものなし。 - 投げネクロと同じで、召喚ベースながら本体も攻撃参加できるので退屈しない。
- ダメージソースが傭兵&骨戦士の物理属性+RW BrandのMagic属性+Reviveモンスターの各種属性と多岐にわたり、また自前Curseでレジストも下げられるため、属性無効に苦しむ場面はほとんどない。
- AR不足に悩まされる投げネクロと違い、RW BrandはITD標準装備なのでザコ戦では気にしなくていい。
- ネクロなのにHellfire Torchの炎が大活躍。
欠点
- 主力兵器RW Brand弓の発動コスト(Jah+Lo+Mal+Gul)、これに尽きる。
シナジーバグが消滅した今、あまり潰しが利かないこの武器を作れるかどうか… - また両手武器なので、敵の攻撃をブロック出来ない上にレジストは悲惨。矢の消費量はかなり激しいので、弾数制限も煩わしいかも。
- 貫通効果の有無で本体の戦闘力に差が出るので、ベルトの選択肢が事実上存在しない。
- 殲滅力は少人数プレイが限度。8pplでの快適さを求めちゃダメよ。
- ITDの効かないボス戦での活躍は無理がある。大人しく裏装備に替えて手下と傭兵の活躍を見守るが吉。
スキル配分
守備用に骨戦士召喚スキルをまず確保。
Curseはお好みに応じてチョイス。面倒なら全部1ptずつ入れても困らないだろう。
残った分はBone Spearのシナジーに全部。この時、Bone Armorとの共通シナジー2種(Bone Wall、Bone Prison)から優先的に埋めると、物理攻撃にかなりの耐性が付きます。
Bone Spearの破壊力をアテにしつつも、Bone Spear自体には通過の1ptしか振らないのがこのビルドのポイント。
Summoning Spells
- Raise Skeleton : 20(MAX)
- Skeleton Mastery : 1~20(MAX)
- Clay Golem : 1
- Golem Mastery : 1
- Raise Skeletal Mage : 1
- Blood Golem : 1
- Iron Golem : 1
- Summon Resist : 1
- Fire Golem : 0 or 1
- Revive : 1
Poison And Bone Spells
- Teeth : 1~20(MAX)
- Bone Armor : 1
- Corpse Explosion : 1~
- Bone Spear : 1
- Bone Spirit : 0 or 1~20(MAX)
- Bone Wall : 20(MAX)
- Bone Prison : 20(MAX)
Curses
- All : 0 or 1
スキルオプション
スキル配分の分かれ目は以下の通りで、省いたポイントの行き先はBone Spearのシナジースキルになります。
ただし、どう頑張ってもRW Brandから出るBone Spear自体のレベルは18で固定だということに注意。
- Skeleton Mastery
基本的にMAXだが、攻撃重視なら1ptに切りつめる手も。
- Curses各種
裏の召喚用装備であるワンドとネクロ専用盾にはスキルが個別に付くので、攻撃重視の人は装備品ブーストに頼って本体は取得しないという手法もあります。
ほぼ必須となるのはAmplify Damage、Dim Vision、Decrepifyあたりでしょうか。
戦況により使いこなすと便利なのはLife Tap、Attract、Lower Resistなど。
特にLower Resistは召喚が御法度な多人数プレイでキャスター系と同行した時に重宝します。
が、AttractとLower Resistを普通に取得すると全Curseが埋まる罠。
- Corpse Explosion
RW Brandの威力に納得できたら、死体生成後の殲滅力を考えてこっちに振るという手も。
ステータス配分
STRは装備の要求値が基本。
DEXについてはRW Brandの物理ダメージを当て込んでいるわけではないので、ベース弓の要求値で止めるか、ITDが効かないボス戦での命中率向上の意味合いも込め、召喚用裏装備のブロック率を補強してみるかの2パターン。
残りはひたすらVITへ。
- Str: 装備の要求値
- Dex: 装備の要求値 or 裏装備の盾ブロック率に納得できるまで。
- Vit: 残り全部
- Ene: 初期値
装備
基本はスキルブースト重視! なのだが、実はPoison and Boneを切り捨てて召喚タブ一辺倒でも良かったりする。
というのも、ブースト不可能な装備の発動効果でBone Spearを取得する以上、いくらPnBタブを上昇させても破壊力向上にはメリットがないからだ。
実際にスキルポイントを振った分だけが有効であり、 装備品によるブーストはボーナスの対象とならない。
というシナジーシステムの仕様を逆手に取った方法でもある。
ただし、Corpse Explosionの爆破有効範囲とBone Armorの吸収基本値にはブーストが影響するので、この二つをどれほど重要視するかでブースト先のバランスを決めよう。
スキル以外で重要になってくるのは防具IAS、レジスト、FCR、そして貫通効果。
Magicダメージがメインとは言え、あくまで初弾は物理攻撃なので、優先順位はIAS>FCR。
攻撃速度に影響するので、凍結無効も補っておきたい。
レジストは手下をもってしても遮れないソウル系のLightning(雷レジ)、蛇の骨槍(MDR)、そして貫通ジャベリン(DR)の3種類に重点を置くと良い。
貫通効果はその有無でBone Spear発射回数が露骨に違ってくるので是非欲しいのだが、Amazon以外のクラスが防具で取得する方法はRazortailただ一つ。このため、ベルトはほぼ固定。
装備例
- 武器: RW Brand
- (裏装備)
- 右手: Arm of King Leoric、Carin Shard、RW Call to Arms、必要スキル付きワンドなど
- 左手: Homunculus、Boneflame、RW Spirit、必要スキル付き専用盾など
- 頭: Andariel's Visage、Harlequin Crest、Nec+2 or 召喚+3のレア/マジックサークレットなど
- 胴: RW Bone、Skin of the Vipermagi、RW Enigma、RW Duress、RW Chains of Honorなど
- 手: Blood Craft、Laying of Hands、Trang-Oul's Clawsなど
- ベルト: Razortail(標準) or Thundergod's Vigor(ソウル多発地帯向け)
- 足: Marrowwalk、Gore Riderなど
- 護符: Highlord's Wrath、Mara's Kaleidoscope、Seraph's Hymn、Caster Craft、Blood Craft、召喚+3のマジックなど。
- リング1: Raven Frost、Bul-Kathos' Wedding Band、The Stone of Jordan、FCR+レジスト+マナ吸いなど
- リング2: 同上
装備オプション
召喚ネクロにほぼ必須の手下コントロール用Teleport装備だが、両手は表と裏が両方塞がってしまうので、おなじみのチャージ杖は厳しい。
運良くTeleportチャージ付きのサークレットや護符を入手するか、奮発してRW Enigmaを調達するかしてなんとか確保したいところ。
Crushing BlowやOpen Woundsなどのボス戦対策効果をネクロ本体にも求めるか、傭兵と分業するかはお好みに合わせて。
逆に、相性が悪かったり身につけても無駄だったりするのはCurse発動、Slows Target、ライフ吸収など。
欲しいCurseは自分で好きな時に使えるため、想定外のCurse発動は回避したい。
RW Brand自身にWhen StruckのAmplify Damageが備わっているのが何とも空しい。
スロー化は自前スキルClay Golem+Decrepifyコンボの独壇場である。
ライフ吸収も本体がLife Tapを一瞬だけ使えばいいので必須ではない。吸収はマナだけあればOK。
RW Brandのベース速度別・要求IAS早見表
表の数値だけ防具IASを稼ぐと、そのフレーム数で通常攻撃を出すことができます。
- オーラによる支援なし
Base Speed / Frames 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 Bow [10] - - ★ 2 6 11 20 29 42 58 83 120 194 Bow [0] - - - - - ★ 8 15 26 39 58 86 138 Bow [-10] - - - - - - ★ 4 13 23 39 60 99 Crossbow [10] ★ 3 7 11 19 27 37 50 70 95 138 215 - Crossbow [0] - - - ★ 7 14 22 32 48 68 99 152 - Crossbow [-10] - - - - ★ 3 9 18 30 46 70 109 - Crossbow [-60] - - - - - - - - - - ★ 8 -
- Act1傭兵+RW Faith構成
Base Speed / Frames Fanaticism 16 15 14 13 12 11 10 Bow [10] Lv12 - - ★ 9 22 39 68 Lv13 - - ★ 8 20 37 65 Lv14-15 - - ★ 7 19 35 63 Bow [0] Lv12 - - - ★ 9 23 46 Lv13 - - - ★ 8 22 44 Lv14-15 - - - ★ 7 20 42 Bow [-10] Lv12 - - - - ★ 10 29 Lv13 - - - - ★ 9 27 Lv14-15 - - - - ★ 8 26 Crossbow [10] Lv12 ★ 5 15 27 46 75 - Lv13 ★ 4 14 26 44 72 - Lv14-15 ★ 3 13 24 42 70 - Crossbow [0] Lv12 - ★ 4 14 29 52 - Lv13 - ★ 3 13 27 50 - Lv14-15 - ★ 2 11 26 48 - Crossbow [-10] Lv12 - - ★ 3 15 34 - Lv13 - - ★ 2 14 32 - Lv14-15 - - - ★ 13 30 - Crossbow [-60] Lv12 - - - - - ★ - Lv13 - - - - - ★ - Lv14-15 - - - - - ★ -
その他
育成
RW Brandが使えるのはLv65から。
それまではただの召喚ネクロとして無難に育てるか、エセ投げネクロとして頑張って下さい。
ステータスを多めに割り振る人は、Buriza-Do Kyanonで弓ネクロデビューをLv41から飾ってみるのもいいかも。
傭兵
選択肢は二通り。
RW Insightでマナ切れ問題とおさらばしたい人にはAct2傭兵。
オーラは回復性能に優れたPrayer、命中率増強のBlessed Aim、物理ダメージアップのMight、Melee系に倍返しのThorns等からお好みで。
ただし、Oblivion KnightにIron Maidenを食らうと一瞬でお亡くなりになるのが辛い。
RW Faithを持たせてやれる豪快な資産家の人には、Fanaticismオーラで本体&手下のダメージ・AR・IASを補えてIron Maidenにも強いAct1傭兵がお薦め。
Crushing Blowを防具で補ってやると快適さアップ。
兜ならGuillaume's FaceかGiant Skull、鎧ならRW Duress(Etherealキューブバグ品推奨)は最終装備としても申し分ない。
注意点
RW Brandを外すと単に守りの堅い召喚ネクロとしてもやっていけます。
また逆に、余剰スキル&ステータスポイントの行き先さえ調節すれば、既に構築中の召喚ネクロからそのまま移行することもできます。