Sacrificer

Last-modified: 2014-10-30 (木) 22:24:22

 ザクザク道を切り開くZealot。鈍器をぶん回すCharger。腰を振りながらハンマーを投げ、盾すら凶器と化し、4属性攻撃まで備えたdin様。
 何か忘れていないか?そう、Sacrificeだ。
 海外では Martyr(マーター、「殉教者」の意味)という渋い名前で呼ばれている。

構想

 Zealにシナジーをぶっこむフリをして、MAX振りのSacrificeで敵をザクザク切り裂いていく。
 戦場を(自分と)相手の血でそれこそ染め尽くすまでひたすらぶん殴れ!

戦い方

 集団を見つけたらFanaticismRedemptionオーラを展開しつつ兄貴を突っ込ませ、右手に『速い、強い、吸える』武器を持って血を流しながら殴る。敵の数が少なくなったりアクトボスと戦う場合には、裏に装備した『重い、痛い』両手武器に持ち替え、やっぱり血を流しながら殴る。Sacrificeは、RedemptionFanaticismからシナジーボーナスを得ることができるので、Chargeに迫る気がしないでもない極大ダメージでどうにかしろ。
 傭兵だけだと心許無い場合が往々にしてあるので、手近な敵数匹をConversionで引っ叩いて喝を入れ、肉壁を増やすともあべたー。ただし、敵に囲まれてどうしようもなくなったからといってZealを使ってしまうと、+240%Damというフルシナジーの1+Zealで最強伝説になってしまうので気をつけよう。
 あと、吸えない敵は勘弁。本気で殉教してしまう。

パーティプレイ

 動く肉壁の後ろからパイクとかリーパーとかでつつく。Redemptionオーラはメンバー構成を見て使用するかしないかを判断すること。遠目にはAvengerにしか見えないのは何ともカントモなのだが、メンバーがドバドバ血を流す貴方に気付いた瞬間『lol』の嵐が来ることだろう。
 取るスキルが少なく、必須ポイントで60ちょい。サブスキルを取得して援護に回るのも良いかと。
 ただしZealマックスだけはいかん。
 

良い点

  • マナコストゼロ
    • 序盤からガンガン使っていける。
    • マナバーンがまったく怖くない。
    • 装備をライフ吸いにだけ絞ることが出来る。
  • Fanaticismからシナジーボーナスを得るので、スキルポイント節約。
    • Charger完成より丸々一つ分(20)スキルポイントが少なくて済む。
  • Chargerに次ぐ物理ダメージ。且つ密着状態から(のみ)繰り出せる。
    • なおかつChargeバグが存在しないので快適。
  • 空振りしても流血するパラディンがキュート。
    • 地面が真っ赤に染まるのでカコイイ。
  • 攻撃時の音がなんか楽しい。

欠点

  • LSが十分に確保されていないと自分のLifeが減る一方になる。
    • Life Tapを用意するか、Hellで20%程稼いでいればちょっぴり安心。
    • 関連して、Life Tapなしで骨とかをぶん殴るとえらい事になる。
  • 十分に振り速度が確保されない場合、肉壁生成などの下準備が必要。
  • 単純な破壊力はChargerに及ばない。
  • Zealにどうしても振りたくなる。

スキル配分

(経過スキルは省略)
Offensive Auras

Defensive Auras

Combat Skills

スキルオプション

 以上が最小構成だが、他は好みに応じて変えよう。
 お勧めはFanaが必要かつZealと相反する方向性を持つSmite+Holy Shield。ボスと戦う際にも使えるので、Smiter兼業で一個置いとくと何かと便利。
 兄貴がガチムチで、Conversionイラネ、というならいっそのことZealも切ってしまう。そうすれば浮気する可能性を排除できとってもナイス。
 パーティープレイを意識しないなら、Convictionへの経過スキルを全て切ることでさらに完成を早める。アンデッド対策にSanctuaryを取っておくと便利なので悩みどころ。
 物理ダメージの高い両手武器を持つので、Avengerの真似事も可能。その場合は残りのポイントをConvictionに意図的に振り込んでいくことになる。物理無効対策として最適だが、VengeanceのManaコストが重すぎるのが難点。

ステータス配分

  • Str: 装備の要求値(参考:Tomb Reaver 165)
  • Dex: 盾持ち且つHS20の場合100チョイでOK。両手武器も100チョイあれば大抵持てる。
  • Vit: 残り全部
  • Ene: 初期値


     盾を持たず、ポールアームじゃなくて芋トンカチを扱うなら、Dexはブーストでどうにかしても可。
     Avengerっぽく振舞うなら、Eneに多少振り込むのもあり。

装備

武器優先順位

  1. 物理ダメージ
  2. LS
  3. 振りの速度

防具優先順位

  1. DR
  2. レジ
  3. DEF

 Dracul's Graspがあるかないかで雲泥の差が生まれる。ボーンアーチャー一匹に泣きたくないならLife Tap投射装備を必ず用意しておくこと。

装備例

(バランス志向、安定)

(両手武器で極大ダメージ派)

(イモキンでPI対策派)

装備オプション

裏表にそれぞれ鈍器、盾を持ち、状況に応じ使い分けるのがクレバー。

その他

ライフ吸いについて

Lifeが減るSacrificeにとって、LSは文字通り生命線。以下にLSの量等を解説。

  • Dracul's GraspもしくはLife Tapワンドを裏で所持させた場合
    • 難易度としては最も下がりGood。骨野郎も問答無用でシバキ倒すことが出来るのでぜひとも用意したい。
    • また、LSを装備で稼ぐ必要が殆ど無くなり、MSやレジ等別のModを稼ぐことが出来る。

 NMやHellに突入するとLSやMSの値に対してさまざまな補正がかかる。
 これらの補正値と自身の与ダメージを天秤にかけ、「攻撃によるLS>SacrificeのLife消費量」としないと、自分のLifeが減少することになり非常にマズイ事態となる。

育成について

 邪悪の巣窟をクリアしたら左クリックにSacrificeを割り当て、トマトジュースを飲み血を噴き出しながら殴っていくとサクサク進める。RW Insight発動のBillやRibcrackerで殴ると、NorAct3くらいからMaxDamが2000を越え、メフィとかその辺を秒殺することが出来るだろう。

育成中武器例

Sacrificerとしてのプライドを保ちつつがんばる貴方に。

  • 最序盤
    • Civerb's Cudgel
      • 最大ダメージが伸びていく非常に頼もしい。ボカスカ殴る音もGood。
  • Dimoak's Hew
    • ダメージのばらつき?そんなものは気合で何とかしろ。
  • NorAct2後半くらいから
  • Bloodrise
    • もはやこれを使わずして何を使えというのかともかくSacrificerのための武器。Sacrifice+3!ライフ吸い!しかもOpen Wounds付きで戦場をより一層血で染めることができること請け合い。
  • RW Insight Bill(できればPartizan)
    • 手軽に用意でき、MSが無くてもZealし放題なんでお勧め。Fanaが無くても余裕の1500ダメージでBossも数撃。
  • Ribcracker
    • 速めの振りがとってもナイス。持ってるならそのままUpgradeして最終装備にしてしまうと良い。
  • Upgrade Steeldriver
    • 低Reqでそこそこ速く、とても痛い(自分も)。最終装備までの繋ぎとしても十分通用。
  • 最終装備までの安価なつなぎ
  • Spire of Honor
    • Sacrificeが+3される槍。+3はDam+45%ということになる。流した血は名誉に繋がるか。

傭兵

 定番通り、Act2傭兵
 Might兄貴と行きたいところだが、既に鬼のようなDam+X%を得ているPalには焼け石に水。Defiance兄貴でDefを向上させて両手武器でザクザク進むのが気楽でいいと思います。

注意点

 Zealotにならないように絶対注意。

余談・おまけ

  • Sacrificeのダメージで死ぬと、「XXは倒された。相手はXX」といった具合に自殺したことになる。
  • Act5の吸えないバリケード、カタパルトなどは下手なBossより強敵。吸えないActBossも強敵。