日記帳/2010-09-06

Last-modified: 2010-09-07 (火) 09:54:57

この楽器はピッチがいいとか悪いとか言うけど、
おれはあんまりそれがわかりません。
「程度の差はあってもどの音も何がしかクチで調整しないと正しいピッチにはならない」
と、なんとなく思ってたし、彦坂眞一郎さんいう演奏家のホームページでも
そんなことが書いてあったから。

 

でも、そーなってくると「上から下まで全部正しいピッチの出るクチを身体で覚えんと
ちゃんとしたピッチでは吹けんのか?」というハナシになってしまうわけで、
そーなってくるとやっぱり違うのかなぁ?それとも幾つかの音については鳴ってしまった
自分の音に即座に反応して正しいピッチに補正するのがサクソフォンの当たり前な
吹き方なのかなぁ。。。。

 

そもそもおれの場合は、同じ音でも下から上がってきたときと上から下がってきた時で
違う音になってしまうから、もぉめちゃくちゃもいいところです。

 
 

で、楽器の調整ですが、たまたまこないだ買った新品のテナーがちょっと可哀想な状態で、
立て続けに2度、磯貝さんのお世話になりました。

 

で、調整が終わった直後の状態って、その直前の状態となんか全然違う!!(>_<)
そもそも、それこそ「ピッチがいい楽器」というか、あんまりクチを意識しなくても
正しいピッチが出ちゃう確率が高かったのだけど、そーいう意味じゃ
ダメになった気がする。
例えばオクターブキーを押したファ。
ミならともかく、この音は比較的安心して吹ける音やったと思うのだけど、
ミ見たいに油断するととんでもなく高い音になる。
あと、オクターブキーを押したシb。
横のキーを使わないで吹く場合ですが、前にオクターブキーを押したソやソ#で
発生していた、音が割れちゃってドーにもならんというかコレは楽器の音じゃないよ?
みたいな現象が。(>_<)

 

結局2時間ロングトーンやって、身体がちょっとは楽器に慣れたみたいで、
もろもろの困った現象はちょいとマシになったのですが。。。

 
 

もっと上手になって、自分の吹き方は前と絶対変わってない、楽器の調整が
変わったから音が変わった、と断言できるようになれば、
「ココのとこがこーかわちゃいましたよね?」と調整の人にも的確な
指摘ができるだろうし、そー言う意味でもいろいろ楽なんだろうなぁ。。。