【ガウラド】

Last-modified: 2021-04-26 (月) 17:09:12

概要

武闘家クエストに登場する【オーガ】の男性。
超天道士の弟子【ヤーン】に仕え、幼少からその成長を見守ってきた。
ヤーンの奔放な性格には苦慮しているようであり、眼帯を付けているという点も含めどこか、後に登場した【ナジーン】を彷彿とさせる。

人物

ヤーンのもとへ超天道士の修行に関する巻物を渡し、主人公とヤーンの超天道士への修行を手伝う。
 
その正体は超天道士抹殺の使命を帯びた【魔界】の刺客【武闘魔ガウラド】
しかし彼がやってきた時には既に当時の超天道士は病の床にあり、完全な超天道士でなければ倒す意味がないとして、超天道士の弟子であるヤーンがその名を継ぐのを待っていたのである。
 
しかし使命を果たす事を悲願としながらも長い年月の間にその意識は薄れ、ヤーンと暮らすうちにその心に安らぎが芽生えていた。使命と安らぎとの板挟みに悩まされながらも最終的に使命を優先し、正式に超天道士を継いだヤーンと主人公に正体を現し、半ばヤーンにおしつけられるような形で主人公と戦うことに。
主人公に倒された後もヤーンに対して戦うように願い出て、それにヤーンは応える形で戦いとなり、そこで正式に敗北する。その後は上記の想いを語り、「ヤーンの知る姿で最期を迎えたい」とオーガの姿に戻り、ヤーンと過ごした日々を「楽しかった」と偲び息を引き取った。
 
彼は手紙を遺しており、その手紙には武闘家の証が入っていた。この証は先代の超天道士から「時が来たらヤーンに渡すように」と託されたとのことであり、ヤーンが指摘したように使命の事しか頭に無かったら託されたところで反故にしても良さそうなものであるため、使命を放棄するという選択も十分にあり得たのかもしれない。
 
なお、【大魔王城】にある書物によると、魔界で武術を極めし者はアストルティアにいる同種の武術を極めし者を倒すことで真に武術を極めた者となると記されている。

Ver.5.5前期(【凶拳は天を超えるか】

超天道士を狙った理由が、魔界においての師匠である【ダルカス】が超天道士に敗れたためであったことが判明する。
かつて魔界で「凶拳暴鬼」の異名を轟かせていた武闘家だったダルカスに命を助けられた事で弟子入りを志願し、彼のもとで武術を学んでいた。
だが、自身の腕を試すために単身アストルティアに渡って超天道士に敗れた事で、命からがら魔界に戻ったダルカスの名声は地に堕ちてしまう。
多くの魔族にそっぽを向かれる中、彼だけはなおも弟子として師匠であるダルカスを支え続け、超天道士を倒す事を自らの使命として、自らも単身アストルティアへと身を投じたという。
つまり、彼は誰かの命でアストルティアに来たのではなく、ガウラド本人の意思でアストルティアに来た、という事になる。

関連項目