【仲間モンスター(システム)】

Last-modified: 2024-04-22 (月) 23:36:30

概要

Ver.2.0から実装。
【まもの使い】【どうぐ使い】【モンスター酒場】に行き、スカウトの書を購入・使用して、特定のモンスターに【スカウトアタック】をすることで仲間モンスターになる。
最初は全部で10種、【酒場】に置いておけるモンスターは8体までだったが、バージョンアップに伴って増加し、Ver.4時点でまもの使いでスカウトできる15種、どうぐ使いでスカウトできる15種の計30種が存在。
専用の施設としてモンスター酒場に併設されている【モンスター牧場】がある。
 
仲間モンスターの一覧は「仲間モンスター」を、モンスター個別の特徴は各仲間モンスターページを参照。

仲間モンスターの特徴

連れて行けるモンスターは一人一匹で、サポート同様に参加、スタンバイは自由、経験値はスタンバイにしているかどうか、何人でパーティーを組んでいるかに関わらず同じ値が得られる。
メンバーとしてはサポートとは別枠となり、サポート3人+仲間モンスター1体を連れて歩けることになる。ただし戦闘に出せるのは4名までとなり、1名はスタンバイにしなければならない。
サポート扱いになるので、【魔法の迷宮】には連れて行けない(スタンバイにしておく事は可能、また【ドロシー】で行く場合なら参加できる)。
また、レベルアップに必要な経験値もプレイヤーよりは少ない。
ただし、【元気玉】は自分一人だけなので効果がない。【超元気玉】なら効果がある。
クエストの報酬による経験値はモンスターには入らないので戦闘で稼ぐしかない。
転生システムがあるので、総経験値こそそれなりに必要ではあるが、1回分のカンストLv50まで上げること自体は超元気玉+【育みの上香水】で10分程度で済む。
 
上限のレベル50に達すると【転生】が可能。転生するとレベルは1になるが、ステータスや追加スキルなどが増え、装備品も装備レベルに関係なく装備が可能になる。
SPも転生回数×10(6回目以降は×5)のボーナスが付き、更に多くのスキルを使いこなせるようになる。
レベル50以上の装備も、1回でもレベル転生をすることで全て装備可能になる。
そのため、物理攻撃が主体のモンスターは転生を1回は済ませておくことが特に重要視される。
呪文攻撃が主体のモンスターは呪文習得のスキル振りが最も重要視される為、更に数度の転生が必要とされる。
当初は5回までだったが、管理人の「現在はこれ以上はできない」との発言の通り、Ver.2.3以降のバージョンアップと共に徐々に回数が追加実装されていき、Ver.6.5後期で15回目の転生が可能となっている。
この時点での【スキルポイント】は最大でレベル50での69pt+転生15回での150pt+なつき度300での10pt=229ptとなっている。
転生を待たずにスキル振りやスキル選択をしなおしたい場合は、酒場の道具屋で売っている【やりなお草】【とりなお草】のお世話になる。
 
なお、転生するほどレベルアップに必要な経験値も若干増える。
また、バージョンアップによって仲間モンスターが追加された場合、そのモンスターの元々の個体数が少なかったりすると、既存の地域に新たにシンボルが追加される場合がある。
前例として【やみしばり】【たんすミミック】にこのような調整が施されている。
 
リメイク版DQ3にもあった性格も設定されているのだが、ステータスには影響しないとの報告があり、現状では性格が何に影響するのかは不明。
今作では仲間モンスターを住宅村でなでることは出来ても話す事は出来ないため、目に見えて何かが変わるということもないし、スタッフ側も「それだけは絶対に言えない」と頑なに回答を拒否している。
 
プレイヤーキャラと比べると、レベルアップ時の能力値の上がり幅が多いのが特徴。
上がり幅はモンスターによるが、特に分かりやすいのはHPで、レベルが上がるごとに多いもので6前後上がり、転生なしでも300を超える事はザラにある。
スキルによるパッシブも数値が非常に高く、習得すればプレイヤーキャラのステータスを余裕で超える事もある。
レベルによっては【PL】に起用しても問題なく作業が出来る。
また、仲間モンスター専用の特技も多数存在するが、AI任せなのを考慮してなのかプレイヤーが使えるものと比べてはるかに強力な効果を持った特技が多い。
 
Ver.3.0あたりになるとプレイヤーのステータス向上や達人のオーブ導入等によってプレイヤーとモンスターの戦力差が大きく水を開けられ、ドラキーなど一部のモンスターを除いてあまり戦力として見られなかった。「夏祭り2015」でこの点に関してはコンテンツ追加と同時に解決したいと回答しており、その後一応何度か強化はされているものの、プレイヤー側の強化もそれ以上に進んでいるのであまり改善になっていなかった。
Ver.5.1で転生時にプラスされるステータスの上昇量が大幅に増加したことで、最大回数まで転生していればレベル110のプレイヤーにも引けを取らないステータスを得られるようになり、11回目の転生時に初期から習得している武器スキルがIIに強化され、50まで振れば宝珠を付けたのと同等の補正を得られるようになるため、プレイヤーとの格差は一気に縮まった。
更にVer.5.2でパッシブスキルの強化や特技の計算式の改善などが行われ、プレイヤーに引けを取らない強さを得られるようになった。
そしてVer.6.5前期で転生時にプラスされるステータスの上昇量が更に増し、Ver.6.5後期に固有スキルを中心に大幅な強化が入り、ステータスはプレイヤーを大きく超え、火力も特に範囲攻撃はプレイヤーの物を凌駕する仲間モンスターも少なくなく、戦力としては並のプレイヤーを凌ぐようになった。
 
AIはサポート仲間とも違う独自の設定がされており、単体相手に単体特技より威力で劣る範囲攻撃を使ったり、その逆もしたり、何故かHPの全く減ってない相手を狙ったりと若干の無駄も目立つ。
特技に関してはメニューから使用の可不可を選択できるので、それである程度は調整できるが戦闘中の変更はできないし、ターゲット選択など行動そのものに関してはどうしようもない。
また、押し合いの当たり判定がプレイヤーキャラと体格相応に異なっているようで、バトルレックス等の体格が大きいモンスターは隣接時に回避移動しよとしてもモンスターに引っかかって失敗してしまうケースも多い。
 
レベルの他に「なつき度」も設定されており、100になると他の職でも連れて行けるようになる。
仲間モンスターもスキルを覚え、さらに仲間モンスター専用のスキルも存在する。
また、なつき度を100にするとせんれきの仲間モンスターリストに2ページ目が表示されるようになる。
こちらは連れて戦闘しないと上がらない上にランダムかつ1ずつしか上がらない為、上げるのが面倒なのはレベル上げそのものよりむしろこっちである(育みの上香水併用で超元気玉4個分ぐらいで転生15回+カンストできるのに対してなつき度はこの3倍か4倍ぐらい時間がかかる)。
普通に上げるのであれば、上がりやすさはモンスターレベルの高さに比例するが、倒した数は一切関係しないので、1匹ずつしか出ずかつ1ターンで倒せるモンスターを倒し続けるのが最も早い。【トロルキング】までのトロル系統や(【大神殿・地下】))の【ロードコープス】などが該当する。
ジェムを使う余裕があるならモンスター牧場のパーティで済ませてしまうのが一番手っ取り早いが…

 
フィールドなどで戦闘参加メンバーとして表示されている際、プレイヤーが【ルーラストーン】を使う、「しぐさ」のアクションをする等で仲間モンスターもそれぞれに応じたアクションを見せてくれる。
例:プレイヤーが「土下座」をするとモンスターも頭を下げる、「武器をかかげる」と決めポーズをとるなど、ダイスやコイントスなどではモンスターも自分が出した数字を発言するので勝負してみるのも良いだろう。
また、庭具のモンスターのお家がある関係で住宅街でも仲間モンスターだけは例外的に表示される為、住宅街でも見られる。
 
仲間モンスターは装備の所持枠を専用で持っておらずプレイヤーと共通になっており、プレイヤーが所持する装備品をそのまま装備させることになる。
新品をモンスターに装備させると中古になる。ただし、使い込み度は上がらない。
装備自体はプレイヤー側が所持しているので、酒場に預けても持って行ったりはしないが、モンスター用のアクセまで用意すると装備枠を圧迫しがち。
Ver.3.1以降は自分と同じものを共有できるので、迷ったら自分のと同じものを装備させると良い。
なお、見た目に反映されるのは武器と盾のみ。さまようよろいが鎧着たらどうなるの?ということらしい。
代わりにメガネや帽子など専用のおめかしグッズで着飾る事が可能となっている。
おめかしグッズはモンスター酒場で作成ができ、一度作れば何体でも付けられる。
どうぐ扱いにはならない為、装備品袋などは圧迫しない。
なお、Ver.2.2前期から元々武器や盾を持っている魔物(リザードマン等)はデフォルトの見た目で固定できるようになった。また、これらのモンスターは武器や盾を装備させなくても装備を付けているという扱いになるため(リザードマンであればデフォルトで「リザードソード」と「リザードシールド」を装備している。これらは外すことはできない)、武器スキルの「装備時こうげき力+」などが常時適用される。
 
仲間モンスターを参照する特技(【かわいがる】など)やイベント(職業クエストなど)が存在するが、これはどの職業で仲間にしたモンスターなのかは区別されていない。
まもの使いで仲間にしたモンスターに【チューンナップ】することもできるし、どうぐ使いの職業クエストをまもの使いで仲間にしたモンスターでクリアすることも可能である。
 
仲間にした時とモンスター酒場で好きな名前をつける事が出来るが、プレイヤーと同じく6文字まで。「バトルレックス」などは残念ながら入りきらない。
意外と7文字の種族が多いのが悩みどころ。
妥協して「バトルレック」ではちょっと不恰好なのでできればきちんと名前は付けてあげよう。
2014国勢調査によれば、「ホイミン」「ピエール」「ドランゴ」など歴代の名前を付けるプレイヤーも多かったようだ。
 
まだ仲間モンスターがいない系統は、カラー変更を含めないと【エレメント系】【植物系】【ゾンビ系】【水系】【虫系】【???系】の6つ。
「???系」は別としてこうしてみると仲間モンスターの系統は結構偏っていることが分かる。
 
酒場に預けられるモンスターは24匹までのため、オプション課金を用いない限りは全30種を同時に仲間にすることができない。

変遷

Ver.2.1後期

【まものマスター】【アイテムマスター】110スキルに「なつきやすくなる(専)」が追加。これがない場合に比べておよそ2倍の早さでなつき度が上がるようになり、仲間モンスター育成にほぼ必須のスキルとなった。

Ver.2.2後期

新たに実装された【王家の迷宮】ではサポート仲間を連れて行けない代わりに仲間モンスターは連れて行ける。
一々鍛えたり、装備を揃えたりしなければいけないので、これまでの場での戦闘ならばサポート仲間を雇った方が数百倍早かったが、王家の迷宮では戦力強化の為にモンスターの育成はほぼ必須となる。
これまであまりモンスター育成に力を入れなかったプレイヤーもこぞってモンスターを鍛え始めたとか。
また、『DQXTV Ver.2 夏祭りスペシャル』にて2.3後期で実装されるモンスターバトルロードは、モンスター3匹1パーティで戦う形式であると発表があったため、2匹目、3匹目のモンスターを鍛え始めたプレイヤーも多い。

Ver.2.3前期

6回目の転生が解放された。

Ver.2.3後期

【モンスターバトルロード】が正式に開始。
それに合わせて、モンスター専用特技の威力が軒並み強化。
またバッジを装備する事で、これまでとは一線を画した特技も使用出来る。
この景品として【育みの香水】【育みの上香水】が登場し、モンスターのレベル上げがやりやすくなった。
 
酒場に預けられる数も最大20まで増えた。

Ver.2.4前期

なつき度が200まで上がるようになる。
他の職でも連れて行けるようになるのは100のままで据え置き。
100以上にすると絆効果が発動しやすくなる他、200になるとスキルポイントを5ポイント得られる。
また提案広場のスタッフ回答によると「なつきやすくなる(専)」はどちらの職で仲間にしたモンスターでも有効との事。

Ver.2.4後期

【おめかしカラー券】でモンスターのカラーリングを変えられるようになった。
 
なつき度が上がった時の吹き出しに、いくつになったのかが表示されるようになった。Ver.2.4前期では上限が200になった関係で、100へ到達しても単に上がったとしか表示されなかったのだが、これでわかりやすくなった。

Ver.3.0前期

7回目の転生が解放された。

Ver.3.1前期

自身+仲間モンスター×4の【パーティ同盟】コンテンツが登場。
自身の職業と仲間モンスターの組み合わせが問われるように。
 
育成では、8回目の転生が解放された。
また、装備品を自身のものと共有できるようになった。
これにより、仲間モンスター用の装備をわざわざ用意する必要も無くなり、アクセサリ欄も充実化。
手持ちの装備品の節約にも一役買っている。
 
加えて、モンスター酒場に預けられるモンスターの数も24まで増加。
オプションプランによって更に増やす事も可能で、最大32まで増やせる。

Ver.3.1後期

転生時のスキルラインに、各自が持てる武器の極意スキルと、固有の能力を伸ばす固有の極意スキルが実装。
まずはVer.2.0初期に仲間になった、【まもの使い】側の10匹が対象。
スキルはどれもが戦闘能力を飛躍的に伸ばす強力な効果が並ぶが、それ故にスキルポイントのやりくりが厳しく、あれもこれもと選ぶことは出来ない。
必要なスキルを厳選する必要があるだろう。

Ver.3.2前期

【どうぐ使い】側の10匹を対象に極意スキルが追加。
また、前回の実装であっという間にダメージ上限に達していたのを調整し、チャージタイム付きの特技のダメージ上限が9999になったことで更なるダメージが期待できるようになった。
 
更に、なつき度が300まで上がるようになる。
300になるとスキルポイントを更に5ポイント得られる。

Ver.3.2後期

Ver.2.2以降組を対象に極意スキルが追加。ひとまず全ての新スキルが揃った。

Ver.3.5前期

9回目の転生が解放された。追加スキルはなし。

Ver.3.5中期

10回目の転生が解放された。また、一部のモンスターで固有スキルの強化版(II)が追加された。

Ver.3.5後期

一部のモンスターで固有スキルの強化版(II)が追加された。

Ver.4.0

一部のモンスターで固有スキルの強化版(II)が追加された。

Ver.4.1

新たな仲間モンスターに【キラーパンサー】が追加され、残りのモンスターにも固有スキルの強化版(Ⅱ)が追加された。

Ver.4.2

新たな仲間モンスターに【ミステリドール】が追加された。
また、耐性の詳細が見れるようになり、仲間モンスターの詳しい固有の耐性が判明した。

Ver.4.4

「待機状態だと転生出来ない」という制約の為、メタキン持ち寄り・ペア迷宮券等でレベルが急激に上がる場合は一々解散して再編成しなければならず、その間の元気タイムが無駄になっていたのだが、このバージョンアップで待機状態でも転生が可能になった。長年出されていた要望が遂に通った形。
しかし、元から転生する際の選択事項が多すぎて時間がかかることは変わらないので、やはりメタキン持ち寄り時に転生不可で募集するプレイヤーは多い。

Ver.4.5前期

仲間モンスターの名前は過去ナンバリング作品と違って種族名の最初6文字がそのままデフォルト名となっていたが、デフォルトネームが設定された為、種族名が長いモンスターも以前のような不格好な名前となることは(意図的に付けられない限り)なくなった。
 
【無料体験版】でまもの使いやどうぐ使いが使えるようになり、体験版では基本的にプレイヤーの名前以外では自由に文字を入れることが出来ない*1ことから、この処置が取られたと思われる。
 
多くは歴代シリーズで登場した名前が設定されているようで、用意されているのは各種毎に一つの名前だけのようだ。

Ver.5.0

11回目の転生が解放された。追加スキルはなし。

Ver.5.1

転生時のステータス上昇量が増加。
11回目の転生時に初期習得している武器スキルがIIに強化されるようになり、ステータス補正が倍に強化された。

Ver.5.2

モンスターをスカウトできる確率が上昇。
【キラーパンサー】以外の仲間モンスターの特技やパッシブスキルの効果が強化された。

Ver.5.3

12回目の転生が解放された。追加スキルはなし。
スキルポイントの振り分け画面がプレイヤーのものと同じレイアウトになった。

Ver.6.0

13回目の転生が解放された。
転生時に前回選んだスキルラインをそのまま引き継げるようになった。

Ver.6.3

14回目の転生が解放された。
また以前はレベル上限が低く不意をつかれやすかったのが調整され、転生回数が増すほど不意をつかれにくくなるようになった。

Ver.6.5前期

全仲間モンスターで、転生時のパラメータ上昇量が大きくなった。
また、武器IIスキルと一部モンスターの固有スキルの強化量が上昇し、(Ver5.1当時の)極意宝珠のレベル5→現在の6相当になった。

Ver.6.5後期

15回目の転生が解放された。
転生12回で武器極意スキルがIIに、転生13回で固有極意スキルがIIに、転生14回で固有スキルがII→IIIに、転生15回で武器スキルがII→IIIに強化されるようになった。
新たなパッシブに加えて固有スキルや武器スキルがIIからIIIになると既存のパッシブの強化量も大幅に上昇し、更に一部モンスターは新たな特技を習得可能になっている。
また、IIIはポイントの割り振り上限が60になった関係で、6回目以降の転生1回毎にスキルポイントを10貰えるようになった。
転生回数・レベル・なつき度全てを完成させた際のSPは229と前Ver.の最大値より激増しており、60SPのスキルライン2つと50SPのスキルライン2つに全振りすることができる。
固有スキル重視で初期の方の武器スキルに依存しないモンスターであれば、実質的にスキルの全取得が可能となりSP問題から解放されたと言ってもよい(武器スキルパッシブも強力なので結局やりくりは必要ではあるが)。
各固有特技も全体的にダメージアップやダメージ上限アップ、モーション短縮等様々な調整が行われ、大きくパワーアップしている。
特に範囲攻撃はプレイヤーキャラを完全に上回っているものも多々あり、勝どきMP相当のスキルもほぼ全モンスターに追加されたことでフィールドでの狩りには最適になった。それ以外でも元気玉を使ったり、時間制限、あるいは撃破時間がわかるコンテンツに連れて行くとよくわかるが、人間キャラを使うよりもよほど早く片が付く。

Ver.7.0

バトルロード外で使えるフリーバッジが実装され、仲間モンスターの能力の更なる底上げが可能になった。
それに伴うバランス調整として、ブレス系を中心に一部の特技が下方修正された。

関連項目



*1 実際、体験版では仲間モンスターの名前は変えられない