【嵐魔ウェンリル】

Last-modified: 2021-03-29 (月) 21:36:03

概要

Ver.3.5前期のストーリーで最後に戦うことになるボスモンスター。物質系。色違いに【獄嵐鬼ウェンリル】がいる。
【翠嵐の聖塔】にエルトナの神【エルドナ】が配した【最後の試練の番人】
最後になる試練の番人も例外なくこれまでのものと似通った姿をしており、金色の鎧の空洞からは風が渦まき、肩から背中にかけて幾つかのスパイクが付いている。
 
名前の由来は、ウェントゥス(ラテン語で風: ventus)+エンリル(メソポタミア神話の嵐の神:Enlil)からと推測される。
 
一度は【トビアス】達が呼び出した黒蛇鬼アクラガレナに倒されるが、試練の番人に反則のように扱われ復活する。
この辺のストーリーの流れについての詳細は【嵐穿つ断罪の虚空】項を参照。
 
【氷魔フィルグレア】以来久々に、各ストーリーの最後に戦うボスが守護者である(ただし邪魔者込み)。

攻略

第三軍の【黒蛇鬼アクラガレナ】を交えたDQ史上初となる三つ巴戦になる。
先に片方を倒すか、回復に徹してできる限りお互いをぶつけるようにして消耗を狙うかで立ち回りは変わってくる。
いずれの場合であっても同時に2匹を相手取るのは悪手と言えるため、常に戦況全体を確認し、引く時は引く戦い方を要求される。
タフさで言えばこっちの方が上のため、各個撃破を狙うならアクラガレナからの方が楽かもしれない。
 
例に漏れず雷属性と風属性に完全耐性を持つ。【塔のタロット】【プラズマブレード】は効果がないので注意。
使用技は、【いかずち】や500ダメージ前後の【ひかりのブレス】に加え、
前方直線上に雷ダメージ+【ミニ化】【ライトニングバニッシュ】
対象とその周囲に風ダメージ+【与ダメージ減少】【メルトハリケーン】
対象と前方直線上にダメージ+【全属性耐性低下】【フォースブレイク砲】など。
ちなみに風属性のブレスは既に存在していたりするが、こいつが使わない理由、及び光属性のブレスを使っている理由は不明である。
 
アクラガレナ共々、厄介な状態異常とブレス攻撃が多い。
ミニ化や耐性ダウン、アクラガレナの【破甲の魔炎】による被ダメージ増加が入ると殆どの攻撃が致死ダメージとなるので非常に危険。
属性耐性ダウン以外の状態異常は【キラキラポーン】【弓聖の守り星】でも防げないので、とにかく複数人でまとめて食らわないのが重要である。
また、食らった際のリカバリーとしてどうぐ使いの【プラズマリムーバー】などもあれば便利。
ブレスに対してはとにかく耐性を高めておきたい。レンジャーを入れて【まもりのきり】を撒くのも有効。
また、【レボルスライサー】【ケルベロスロンド】で片方が受けるダメージ量を上げてやれば、三つ巴の戦いも多少早く決着がつくかもしれない。
 
基本的に即死級の攻撃はなく、冷静に対処すればそれほど怖くはない敵。
キモになるのはアクラガレナと合わせての波状攻撃を受けないこと、状態異常への対処になるだろう。
一方アクラガレナに比べると全体的に状態変化に対する耐性が高くなっており、特に幻惑はたまにしか入らないので要注意。
なおアクラガレナによる攻撃で倒されても、撃破後には勝利を認めてくれる。

【バトル・ルネッサンス】

Ver.4.2での超強い実装ボス。
三つ巴戦でターゲットが分散され、火力も超強いにしてはそれほど高いというわけでもないので、倒すだけなら前回のピロリアンに比べれば遥かに楽。
しかし、TAは4分20秒とさほど余裕がない為、敵同士の巻き込み、特にダメージブースト源となるフォースブレイク砲やライトニングバッシュ、破甲の魔炎等を積極的に利用しないと厳しい。