【バズズ】

Last-modified: 2024-03-29 (金) 20:56:01

概要

DQ2で初登場した【あくま系】モンスター。
同系統に【シルバーデビル】【デビルロード】【グーシオン】が、色違いボスに【バズッチャイーナ】が存在する。
【破界篇】では【バズズエリート】という強化個体が登場した。
通常ドロップは【ウルベア銀貨】、レアドロップは【きんかい】
 
名前だけはサービス開始当初から【メギストリスの都】の民家、B-1にある本『フォステイルの奇跡 第3巻』に【銀の丘】誕生の伝承として記されていた。
【アトラス】【ベリアル】と揃い踏みするのはナンバリングではDQ2以来となる。
DQ5では雑魚敵として登場していたが、魔界に入ってからの登場であり、他の雑魚敵に混じってメガザルを使う厄介なモンスターであった。

Ver.1.2

2番目の【コインボス】として登場。【魔法の迷宮】【バズズコイン】を投入すると戦える。
実装当初は討伐報酬の【ソーサリーリング】が有用であったため、コインも高値で取引されていた。
討伐称号は【紫魔神バニッシャー】。vanishは消滅させるという意味。

Ver.1.3

【悪霊の神々】の1体として登場。眠り耐性があるため、真っ先に倒さなければならない相手である。
プレイヤー側が強くなって眠らせる必要が薄くなった現在でも、悪霊の神々の中では最初に動き出すため、必然的に真っ先に相手をすることになりやすい。

Ver.1.5

【占い師ミネア】の実装で行く手段も増えた。業者の買い支えも逝ったのか、バズズコイン自体も6~7万前後と安くなってきた。
後期からは【コイン屋ペピール】で販売が開始されたことにより挑戦しやすくなった。
 
また、【冥王ネルゲル強】戦の途中に登場するようになった。
ここで出現する個体は(コイン)表記が外れた別物であるため、要みやぶる。
先述の本のものと同一個体かは不明(シルバーデビルになったのだから違うと思われるが)。

Ver.2.2

プチバズズとバズズ強が実装。戦うにはスペシャル福引き5等(当時)で貰える対応したカードが必要。なお図鑑は別であるため要みやぶる。
プチによると自慢のツメを専属のネイルアーティストに研がせているらしい。まさかアーティスト試験に合格した妖精じゃなかろうな…?

Ver.4.1

1000年前の物語で名前のみ登場。【不死の魔王ネロドス】の配下で、「妖将バズズ」の肩書きを持つネロドス軍の中核。
ネロドスから直々に魔術の手ほどきを受け、不死の魔王軍が殺害した人間の魂を集め、自身やネロドス、幹部達に分配し魂をストックさせた邪悪なる暗殺隊長。
ストックされた魂の力で不死の力を行使していた。
魔王軍成立のきっかけとも言える存在だが、戦時中は僻地に飛ばされていたのか、主人公と会うことは無かった。
この時期に上述した銀の丘でのフォステイルとの絡みがあった可能性もあるが、当の伝承が果たして本当のことであったかは不明のため、この段階では何とも言い難い。
なおネロドスの豆知識には「魔王は部下を1度殺し不死のチカラを与えた」と、12将が元々不死だったような記述がある。戦時中は魔王が蘇らせていて、現在の不死能力は魂のストック分なのだろうか。

Ver.6.2

討伐報酬が変更。
通常コインは現物確定、強は現物+破片3こ確定。
プチは現物と破片4こが出やすくなった。

Ver.7.0

【邪神の宮殿】天獄のボスとして登場する【不死の支配者】の手下として、魔軍十二将の姿で呼び出される。名前は「呪滅の妖将」。
ストーリーでは魔軍十二将としての出番はなく、ネロドスの城にある像も素の姿であるため、この姿で現れるのは初となる。
一定時間倒さずにいると、不死の支配者を強化して力尽きる。

攻略

通常

開幕【ツインクロー】で討伐報酬である【ソーサリーリング】を狙う多くの冒険者を血祭りにあげた。
その他【かがやくいき】【イオグランデ】【バギムーチョ】【ザラキーマ】など実装当時のLvでは脅威となる行動ばかりを連発し、また非常に命中率が高い【マホトーン】で後衛の呪文が封じられるとパーティが空中分解する。
そのうえ他のコインボスと比べて体格がかなり小さく抜けられ易いために前衛の相撲の難易度がかなり高く、後衛も被弾しやすい。
防御面でも全属性に耐性を持っており、攻撃呪文で攻めるのはやや難しいところがあるなど、悪霊の神々中では最も難易度が高い。
 
まず即死ガード100%は必須で、野良でPTを募集する際は即死ガード100%がほぼ暗黙の了解になっている。
僧侶には封印ガード100%も必須。ブレスや呪文は装備以外に【魔結界】【心頭滅却】等で軽減できるので必須ではない。
パラメータ低下や笑い耐性に穴があるのでそこを突いていきたいところ。
ただしぶきみなひかりといった「耐性低下」は完全耐性であるため全く効かない。属性攻撃にも多少耐性があるため、魔法構成だと時間がかかりがちになる。
 
ザラキーマ対策として【聖印のゆびわ】を狙う【シャドーノーブル】狩りが流行した。
現在は討伐法も確立し、プレイヤーのLvも上がっているので、きちんと対策を立て、パーティもきちんと組めば攻略は難しくなくなっている。

プチバズズ

通常より大きく劣ったバズズ。能力値がほとんど下げられた上、凍える吹雪、イオナズン、バギクロス、ザラキと行動が1ランクずつ低下しており弱体化が著しい。
ただしツインクローは相変わらず単体に大ダメージを叩き出してくるため油断は禁物。

バズズ強

通常モードより一回り強化の施されたバズズ。驚愕の3回連続行動を披露することもあるが、【ターンエンド】のタイミング次第では4連続行動してるようにみえることもしばしば。
そのせいでコマンド間隔が短く見えるが、実際のところはアトラス強・ベリアル強と大体同じぐらい。
新しくクモノとズッシードと光の波動を習得した。ターンエンドがズッシードになった都合上イオグランデは忘れている模様。
呪文は詠唱が早くなっており、かがやくいきも無耐性だと330近く食らってしまう。そしてツインクローが強力になっており、一撃で400程度のダメージを2回食らうため、盾or武器ガード等が発動しないと必死確定。
しかもいずれの行動にも制限は無く、ツインクローやかがやくいきを3連発したりすることも。
真っ向からやると死人が出まくるため、蘇生は手早く行い、クモノにも引っかからないよう位置を調整しつつ戦おう。
ちなみに特技の使用に反応して怒り状態になることがあるが、通常モードのように痛恨の一撃や痛恨のツインクローの使用は確認されておらず、使わないようになっているものと思われる。
が、どのみち怒り時のツインクローのダメージは一撃で450以上食らうことが多いので、【真・やいばくだき】等の効果がない限り大抵は即死する。
その為、達人クエストで圧勝の~が出されるともはや運に頼る以外に手がなく、カードの調達も面倒なのでストレスフリーでやりたいなら避けた方が無難。
 
耐性も強化されており、通常・プチで有効だった「笑い」や攻撃・守備低下、行動間隔延長は強耐性に変更され、大弱点だったふっとび、詠唱中断耐性も無耐性に変更されている。
ただし「耐性低下」耐性は完全耐性から無耐性になっており、唯一の穴となっている。
 
特殊な戦術として、賢者を入れ賢者自身を含めた2~3で押しまくり、ターンエンドをわざと連発させることによって他の行動を抑制するという戦法が注目されつつある。
ターンエンドは通常攻撃かズッシードであり、ズッシードをすぐに消すようにすればしばらくズッシードしか唱えなくなる場合がある(ズッシードを消すのは早ければ早いほどいい)。
またズッシードを唱えず攻撃してきたとしても目に見えてツインクローを使われなくなるため、作戦がうまくはまれば安定することが多い。
ただし殆どの場合攻撃を2回連続で受けると死んでしまうため、かなり素早くホイミが唱えられる人でなければ、ダメージを受けた人は回復するまで押すのをやめてターンエンド攻撃を貰わないようにして死なないようにすること。
死人が出ると押しがどうしても甘くなりがちなので、死人を出さないことが第一である。
 
その他、先述通り耐性低下に穴が出来ているため、パラディン等で隔離しつつぶきみを入れての魔法構成も意外といける。
ズッシードを消す手段もあると攻撃の手が緩まるためなお楽かもしれない。
消す手段がなくても押しまくればターンエンドばかりになるのでほとんど動かない。
ただし怒り状態で攻撃を2回受けるとパラであっても死ぬ可能性が高い点には注意。
また、相変わらず20~30%の属性耐性は持っているため、ぶきみが入らないとなかなか削れないのと、そのぶきみもひかりのはどうで消される恐れがあり、長引きやすいのが難点。
 
なお、通常モード同様に最高峰の【判断力】を持っており、封印ガード100%の相手にはマホトーンを、眠り耐性100%の相手にはラリホーマを使わなくなり、その分他の行動をする確率が増える。
が、なぜかザラキーマも通常モードと同じく即死耐性100%でも使用してくることがある。
搦め手が多い分、立て直しの時間も計れるので、HPの低下もあってサポートオンリーでも運次第では勝てる。

使用呪文・特技・特性

分類プチバズズ通常バズズ強悪霊の神々悪霊の神々強
ときどき2回連続行動特性××××
2回連続行動特性×××
3回連続行動特性××××
【イオナズン】呪文ターンエンドのみ××××
【イオグランデ】呪文×ターンエンドのみ×ターンエンドのみ×
【バギクロス】呪文××××
【バギムーチョ】呪文×
【ザラキ】呪文××××
【ザラキーマ】呪文×怒り時のみ怒り時のみ
【ラリホー】呪文怒り時のみ怒り時のみ×怒り時のみ×
【ラリホーマ】呪文××怒り時のみ×怒り時のみ
【マホトーン】呪文×怒り時のみ怒り時のみ
【クモノ】呪文×××
【ズッシード】呪文××ターンエンドのみ×ターンエンドのみ
【ツインクロー】物理
【こごえるふぶき】ブレス××××
【かがやくいき】ブレス×
【ひかりのはどう】-×××

※バズズ強以外のツインクローは怒り時、ときどき痛恨発生
※バギ系、ラリホー系、マホトーンはマホカンタ中または対応する状態異常耐性が100%の相手には使わない
※イオ系はマホカンタの有無を無視して使う
※ザキ系は即死ガードが100%の相手にも使う

討伐報酬

モンスタータロット

Ver.3.4後期にて追加されたSSSランクのモンスタータロットの一種。アスタロトと死のカラステングの合成によって作れる。
使った時に、50%の確率でテンション消費しない。単純なセルゲイナス系の上位である。トロルキング系やキラースコップ系のタロットと相性が良い。
【魔王のいざない】で引き出すことも可能なので【エンゼルスライム】の代わりとしても使える。
デッキには1枚しか入れられないが、悪霊の神々のタロット3枚が全て揃うことでオーラが宿る。
悪霊の神々全てが揃えばベリアルの効果でテンションが上がるので相性抜群。【戦車のタロット】【死神のタロット】など強力な攻撃タロットをセットしてメイン火力にしたい。特に【リバートハンド】【ワイルドカード】で消費しない効果が噛み合えばトップクラスの瞬間火力が出せる。

ついてクン

2020年6月3日より、【冒険者のおでかけ超便利ツール】のふくびき1等景品として「バズズカプセル」が登場。
デフォルメ具合はアトラスほどではなく、かわいいと思うかどうかは評価が分かれるところだが、時々鼻ちょうちんを出して居眠りをするのはかわいい。
 
その後、ふくびき2等景品を経て、ゆめのかけら交換所で交換可能となっている。
2020年9月25日からはDQXショップで色違いのカプセル(シルバーデビル、デビルロード、グーシオン)が発売開始された。