【ザイナー衛士団長】

概要

ヴェリナードの衛士団長を務める【ウェディ】の男性。
「ガハハハ」という笑い方と口ひげが特徴的。
やはり衛士団の標準装備である【せいどうのよろいセット】を着ているが、彼のみ頭のかぶとは外している。

人物

大国の衛士団長と言う立場にはあまり似つかわしくない、歯に衣着せないがさつな言動をする人物。
衛士団長としての仕事はきちんとこなしており、ヴェリナードを守るという強い意志は持っている。
同じくヴェリナードの片翼を担う魔法戦士団には強いコンプレックスがあるらしく、当初は魔法戦士団の【アーベルク】や【ユナティ】に対し露骨に噛み付くような言動を見せていた。
また質実剛健な気風を好んでいるようで、華やかな見た目に憧れて魔法戦士を志す冒険者が増えていることも、気にいっていない様子だった。
　

しかし一方で魔法戦士団の実力そのものは認めており、いざ衛士団と魔法戦士団が共同で作戦行動を行なった際には、団長自ら率先して協力する姿勢を見せていた。
部下の【ノーラン】にも強い信頼を寄せていたが、彼が【魔物商人ザルギス】に唆されて国を裏切った際には、さすがに意気消沈した様子を見せた。
　

一連の事件が解決した後は考え方を改め、「衛士団と魔法戦士団の間の溝を埋めてノーランのような若者を生み出さないように努力していく」と語った。
　
ミスリードを狙ったのかザルギスと非常に容姿が似ている。唯一違うのは目付きだけで肌の色やヒレの色、髪の色や口ヒゲまで同じである。(ザルギスはターバンを被っていて髪型が判別できない。)