【てんしのすず】

Last-modified: 2023-12-26 (火) 14:23:20

概要

天使の声に例えられるほどの澄んだ音が鳴る鈴で、その音を聞いた者の【混乱】を治す効果がある。
DQ4の【ほしのかけら】や、DQ7の【人魚の月】と同じ効果である。

DQ5

【ポートセルミ】以降の【道具屋】で500Gで販売している他、【バルーン】が落とすことも。
シリーズを通じて初の混乱専用の治療手段であり、【パーティアタック】が出来ない本作で混乱を治癒する唯一の方法となっている。
 
何度使っても無くならないが、必要となる機会はほぼない。
というのも、本作の味方の混乱は他作品と違い放っておいても危険性がほぼ無く、いちいち治さず攻撃に集中してさっさと敵を全滅させた方が早い。
そもそも敵に【メダパニ】の使い手自体が少なく、敵のメダパニは単体対象な上、混乱無耐性の仲間モンスターでもない限り命中率も高くないため、喰らうこと自体が稀。
本作の混乱はターン経過では回復しない為、戦力外が確実に増えるが、よほどもたつかない限り全員が混乱するような事態になることはないだろう。
万一、2人以上が混乱するような事態になったら、素直に逃げた方が賢明。
逃げられない戦闘だと活躍できそうだが、逃げられない戦闘で使ってくるのは【ニセたいこう】に呼ばれてくる【わらいぶくろ】【デモンズタワー】のイベント戦のバルーン、トラップモンスターの【ツボック】のみ。
ニセたいこう戦はまだ天使のすずを入手前で、イベント戦のバルーンは1体のみなので瞬殺、ツボックは馬車メンバーがいる場所にしか出ず、いくらでも対処のしようがあるため結局使いどころはない。
 
道具屋での出費を避けて呪文や宝箱のアイテムだけで済ませる派なら、存在自体気にも留めないというパターンもあり得る。
また、後代の作品では使い捨て品に変わっている事も災いして、他のどうぐ類と同じく使い捨て品と思い込んでいるプレイヤーも多いかも知れない。
せめて混乱以外の状態異常も治せるか、メダパニを使うボスキャラでもいれば、まだ使用機会もあったかもしれない。
DQ6では【メダパニダンス】を多用するボスが立ちはだかるので、もし存在していればそれなりに活躍しただろう。登場する作品を間違えたと言わざるを得ない。

リメイク版

敵のメダパニの命中率が大幅に上がったので、多少は使う機会があるかもしれない。

DQ9

こちらでは使い捨て品。表記は「天使のすず」。
【ツォの浜】以降の道具屋で90Gで売っているほか、【天使の泉】に落ちていることもある。
また、【とっしんこぞう】【さまようたましい】が落とすことも。
単独で使うよりも、錬金素材として使うほうが多いかもしれない。
中でも、【天使のはね】【天使のソーマ】の素材であり、最終的には足りなくなる人が多いだろう。
とはいえ店で買うだけなので、入手は非常に簡単である。
これを用いる錬金は以下の通り。

天使のすず×3+きんのゆびわ×1+ムーンアックス×1【りせいのリング】
天使のすず×1+ばんのうぐすり×1+めざめの花×1【超ばんのうぐすり】
+かぜきりのはね×3+きよめの水×2【天使のはね】

それにしても、こんな無機物を超ばんのうぐすりなんて薬品に突っ込んで本当に大丈夫なのだろうか?

DQ10オフライン

「天使のすず」表記。【ダークペルシャ】の通常ドロップとして入手可能。

DQ10オンライン

【ねこまどう・強】も通常ドロップで落とす。
混乱は【ツッコミ】で治せるため、ランプ錬金で混乱ガードを付けるための素材としての用途が大半。
詳しくは【天使のすず】を参照。

DQ11

【メダル女学園】購買部にて90Gで売られている。
パーティアタックの復活や【キアラル】の登用など、混乱解除の方法には事欠かないため、今回も【ふしぎな鍛冶】の素材が主な存在意義。
素材としては以下の装備に用いられる。

なお、このアイテムをドロップするモンスターや拾えるキラキラは存在せず、【サマディー城下町】の宝箱に1個入っているのみであるため、買い物縛りをしている間はこれらのレシピを全て埋めることは不可能である。

モンスターズシリーズ

こちらでも使い捨て品。
DQM1では落ちているアイテムのためのグラフィックはこれ専用(他は何かしら共有)という特別扱いだった。
初期の作品にのみ登場し、ジョーカー以降混乱直しは【めざめのはり】に代わった。