【仲間モンスター】

Last-modified: 2024-04-08 (月) 21:16:42

概要

【モンスター】【プレイヤーキャラクター】として【パーティ】に加えるシステム、およびそのシステムでパーティに加わった個々のモンスターのこと。システムを指す場合は「モンスター仲間システム」ともいう。
ここでは仲間モンスターのシステム面についての解説を行うので、仲間モンスターの一覧はこちらを参照。
 
DQ4では発売前の事前情報で、最大10人の大人数パーティ制の導入と共に「モンスターも仲間になる」と謳われた。実際には【ホイミン】【ドラン】NPCとして加入するのみだが、広義にはこれが仲間モンスターの元祖。
このホイミンが人気キャラクターになったのを受けて、次のDQ5では仲間モンスターが本格的に導入され、それまでプレイヤー側が扱えなかった特殊攻撃を自由に使えるなど戦術の幅も広がった。DQ6にも小規模ながら継承されている。
そしてその後は外伝として、モンスターを仲間にして戦わせることを主題とした「ドラゴンクエストモンスターズ」、通称DQMが登場。こちらも人気を博してシリーズ化された。
一方DQ7以降では【モンスターパーク】【モンスター職】【スカウトモンスター】といった他のシステムに代替され、DQ9やDQ11ではモンスターが味方になるシステム自体が無い。DQ10オンラインではVer.2(2013年末)から仲間モンスターシステムが登場したが、DQ10オフラインでは実装されていない。
またリメイク版DQ6ではオリジナル版のシステムが削除され【スライムスカウト】が導入された。
モンスターズ以外の外伝ではトルネコ3と少年ヤンガス、ビルダーズシリーズで採用された。
 
モンスターを仲間にして育成するRPGの先駆者である『女神転生』シリーズには「仲魔」(間となった悪。あちらでは神や魔物といった人外の存在を全て悪魔と呼ぶ)という用語がある。
RPG全般の話題を取り扱うスレッド等では、DQなど他のゲーム作品における仲間モンスターも同様に仲魔と呼ぶ者も中にはいるようだ。
また、女神転生シリーズには2体以上の仲魔を掛け合わせ、能力を継承しながら新しい悪魔を生み出す「悪魔合体」というシステムがあるのも特徴。
モンスターズの配合システム【ゆきのふ】こと【千田幸信】が競馬の配合を参考に作り上げたものだが、こちらの影響も多少はあるのかもしれない。
 
【グランシーザー】【メタルホイミン】など仲間にした際のデフォルトネームを元にしたモンスターも登場している。
それぞれの設定によると前者は「偉大なる竜」、後者は「神話の英雄」とされており少なくともホイミスライム、グレイトドラゴンにとっては尊敬に値する存在としてみられていることがわかる。

DQ5

前作のホイミンの好評を受けて、DQ5ではその延長線として仲間モンスターシステムが本格導入され、【プレイヤーキャラクター】として使えるようになった。
これはハードがSFCに移ったことで、FC時代の4倍である8kビット(1kバイト)のセーブファイル容量を確保できたことで実現したものである。
 
本作ではイベントでの加入を含めて42種(PS2版では70種、DS版以降では72種)のモンスターが仲間になる。
仲間にできるようになるのは青年時代になってからだが、例外としてベビーパンサーは幼年時代のイベントで仲間になる。
なお、SFC版の取扱説明書には下記の22種類が仲間になるモンスターとして紹介されている。(前半10種については簡単な解説付き)
スライム、ドラキー、まほうつかい、ドラゴンキッズ、ホイミスライム 、ダンスニードル、スライムナイト、ブラウニー、クックルー、イエティ
ドラゴンマッド、ミニデーモン、ビックアイ、オークキング、はぐれメタル、パペットマン、アームライオン、エリミネーター、キメラ、ばくだんいわ、ベホマスライム、キングスライム
以上、記載順の通り。
いずれも青年時代前半までに勧誘できる面子だが、ばくだんベビー、くさったしたい、おどるほうせき、メッサーラの4種のみなぜかリストから洩れている。そんな、ひどい…。

仲間にするには?

まず前提として「全てのモンスターが仲間になるわけではない」「いきなりモンスターを仲間にできるようにはならない」ことを覚えておこう。
 
モンスターを仲間にするためにはいくつかの条件があり……

設定上は【主人公】が特殊能力によって改心させているとのことだが、主人公が倒さないのはもちろん、死亡中や馬車待機だったりして戦闘に参加してなくても問題ない。
なおこのシステム、シリーズ初の要素だけあってかSFC版DQ5発売当初から「会心の一撃でとどめをさすと仲間になる確率が上がる」などという噂がユーザーの間でなぜか広まっていた。
もちろんそんなことはないのだが、滅多に見られないだけに何か特別な効果があるのだと思ってしまうのも仕方ない。
 
これらの条件を満たした時、勝利後に該当のモンスターが特定の確率で

のメッセージと共に起き上がってくるので、ここで「はい」を選択すれば、そのモンスターがパーティに加入する。
ただし、預かり所を含めてそのモンスターが現在何匹仲間になっているかでも加入確率が変動し、1匹目と2匹目以降の加入確率は大きく異なる。
加入確率の設定は下記の7段階のテーブルが用意されている。

タイプ1匹目2匹目3匹目図鑑評価代表的モンスター
11/21/321/16仲間になりやすいスライム
21/21/641/64ブラウニー
31/41/641/64スライムナイト
41/161/641/64たまに仲間になるドラゴンキッズ
51/321/641/128ホイミスライム
61/641/1281/256仲間になりにくいキングスライム
71/2561/10241/1024はぐれメタル

攻略本では、1匹目の加入確率が1/2~1/4が♥♥♥、1/16~1/32が♥♥、1/64~1/256がという三段階で評価されている。これはDS版以降の【モンスターずかん】での評価も同じ。
大体♥♥♥以外のモンスターは敬遠されることが多く、特に仲間になりにくい5種のモンスターは通称【5強】と呼ばれる。
 
もし仲間になる種類のモンスターが複数いた場合は、最後に倒した種族が起き上がる。
SFC版の公式攻略本において「仲間になる可能性のあるモンスターは最後に倒すと仲間になりやすくなる」と解説されているが、正しいのは以下の状況。
例えば、仲間になるドラゴンキッズと【イエティ】、そして仲間にならない【アウルベアー】が同時に出現した時にドラゴンキッズを仲間にしたいのであれば、イエティよりも後に倒す必要がある。
ドラゴンキッズを先に倒すと、ドラゴンキッズは決して起き上がらない。
イエティを仲間にしたい場合も同様で、ドラゴンキッズよりも後に倒す必要がある。
一方、仲間にならないモンスターを倒すタイミングは判定には全く関係がないので、この場合アウルベアーは最初に倒そうが最後に残そうが一切関係ない。
 
なお起きあがりとドロップアイテムの判定とは別々になっているので、何かのアイテムをドロップしたからと言って仲間モンスターが仲間にならないなんてことはないし、逆に仲間モンスターが仲間になったからと言ってアイテムドロップが発生しないなんてこともない(判定は「アイテムドロップ」→「仲間モンスター加入」の順に行われる)。
運さえ良ければ、アイテムドロップと同時に仲間モンスターも加入させられる。
上記の例で言うなら、ドラゴンキッズを仲間にしつつアウルベアーの落とす【てつのたて】が欲しいという場合にはイエティ→ドラゴンキッズ→アウルベアーの順に倒せばいい。ただしSFC版においては一度の戦闘で2種以上のモンスターを倒すとアイテムドロップはない。
 
また仲間になるモンスターでも【ニフラム】【ふうじんのたて】などで消滅させると判定の対象から外れる。
そのため、仲間にしたいモンスターを先に倒してしまっても他の仲間になるモンスターを消滅させてしまえば、先に倒したモンスターが仲間になる可能性がある。ニフラムや【ザキ系】(SFC版・PS2版における風神の盾の属性)が効かないと使えない手ではあるが……。
 
システムの都合上、モンスターが加入する/しないはどこまで行っても運任せになるわけだが、覚えておいて損は無い情報をひとつ。
同種であっても起き上がるのは最後に倒した個体だけなので、1度の戦闘で5匹出ようが1匹しか出なかろうが、仲間になる確率は常に一定なのだ。
したがって「何匹倒した」ではなく、「何回戦闘したか」が重要となり、出現数が多かったり同種を呼んだりするモンスターでも手当たり次第に戦闘して回数を増やす方がよっぽど早い。
一度にたくさん出てくるモンスターを何十匹単位で倒してもなかなか仲間にならないのは運の良し悪し以前にこの仕様があるからなのである。
それだけに出現率の低いモンスターは確率以上に仲間にするのが困難。
 
以下のモンスターはイベントで仲間にすることになる。ベビーパンサーは幼年時代に強制的に仲間になり、それ以外は条件さえ満たせばいつでも仲間にできる。詳細は各モンスターの記事を参照。

 
モンスターが仲間になるかどうかは擬似乱数が作用しているため、数時間ぶっ続けで倒しまくるよりも、数十分単位でリセットして複数回に分けて仲間になりやすい乱数テーブルを探す手もある。
ただし、例えばSFC版のDQ5ではおよそ1/60秒ごとに乱数テーブルが動く処理が行われており、何度も戦闘を繰り返すような状況であれば乱数テーブルは都度大きく動くため、実感としてはあまり偏りの影響は受けない。
特に、メッセージの【表示速度】を8(決定ボタンでコマ送り)に設定していると、プレイヤーのボタン連射速度に依存して結果が大きく変わる。
なお、加入率が最高の1/2のモンスターであれば概ね5~6回以内の戦闘で仲間にできるが、次点の1/4の確率ですら、運が悪いと十数回の戦闘を強いられることが十分にあり得る。
1/16以下のモンスターになると、プレイヤーのリアル運の要素が非常に大きくなり、10回以内の戦闘ですんなり加入することもあれば、40~50回戦っても加入しないときはしない。
そのため、特定の仲間モンスターをどうしても仲間にしたいなどの理由で粘っていると、適正レベルを大きく超えてレベルが上がってしまうことも少なくない。
そうでなくても、ある程度仲間モンスターの勧誘を頑張るスタイルだと、【公式ガイドブック】に記載された到達レベルより少し高いぐらいで冒険することになる。
プレースタイルによってはそれを嫌ってリセットを繰り返す人もいるだろう。
プレイヤーによって本作のシナリオ上の到達レベルや資金の貯まり具合の感覚が大きくズレるのは、このモンスター勧誘のリアル運と、粘るかどうかのプレースタイルに寄るところが大きい。
逆に言うと、【メタル狩り】も含めて単調な作業になりがちだったレベル上げに、ある種の射幸心をあおるギャンブル要素が加わったことで飽きずに自然とレベル上げや資金稼ぎができる設計になっている。
いずれにせよ、本作のお楽しみ要素の中核をなすシステムと言えるだろう。
 
使わないモンスターはゲーム中4カ所にいるモンスターじいさんに預かってもらうことができる。これについて詳しくはこちらで解説している。

仲間モンスターの特徴

仲間になったモンスターはプレイヤーキャラクターとしては人間とほぼ同等の扱いであり、装備品を装備して戦いに参加することが可能。
 
【呪文】を使える種族もいたりする他、人間が使えない特殊攻撃(MPを消費しない)を使えることもある。
戦闘時は「じゅもん」の代わりに「とくぎ」コマンドが表示され、呪文と特殊攻撃を一括してここで扱う。これは取扱説明書によれば呪文もモンスターにとっては特技の一つであるというコンセプトによるものらしい。
 
一部の種族は人間が持っていない【耐性】を備えている(逆に人間キャラより耐性が弱いこともある)。
仲間モンスターの耐性は、基本的に敵として戦った時の耐性と同じ。
人間と違い、マヒ耐性の強度はザキ耐性と同一。【マヒ】は極めて効きにくいが【ザキ】はそこそこ有効といったような、人間キャラにあるケースはない。
 
【レベル】の初期値と上限は種族によりけりで、人間キャラと同様にLv99まで上がる種族もいるがほとんどの種族はLv99より前に上限に達してしまう。
強さもピンキリで、スライムナイトのピエールのように誰もが愛用するようなモンスターはもちろんのこと、PS2版で追加されたおおねずみのように使い勝手がイマイチなコレクター向けの領域を出ないものまで幅広い。
また、かしこさが20未満だとめいれいさせろでもを命令を無視して違う行動することがある。
DS版ではこの命令無視行動には【ぼうぎょ】まで入っており、特に幼年期のベビーパンサーが身を守ってばかりで中々攻撃してくれないせいで妖精の国の難易度が上がってしまっている。
 
青年時代前半では、【ニセたいこう】戦後の【ヘンリー】離脱から【山奥の村】での【ビアンカ】加入までと、【グランバニア城】での妻おめでたによる離脱から青年時代前半終了までは人間が主人公1人。
それ以外でも2人しかいないので否応なしに仲間モンスターに頼ることになる。
最終的には人間は身内や家臣を入れて最大6人になるが、それでも仲間モンスターがいないと馬車を埋めることはできない。
モンスターを仲間にするのなんか邪道だという奇特なプレイヤーや、人間キャラ縛りでプレイする上級者ならともかく、通常プレイでは仲間モンスターに頼らないと非常に苦しくなる場面が多々あるので、素直に頼ることを勧める。
前述したとおりモンスターが仲間になるかどうかは運次第だが、要所に仲間になりやすいモンスターが配置されていて、普通に進めていれば粘らずともそれらのいずれかはほぼ確実に仲間になるため、縛りプレイをやらない限り全く仲間にできないということはまずない。
また、仲間になりやすいモンスターは全般的に有用なものが多いため、仲間になりやすいモンスターだけで組んでも十分ゲームクリア可能なバランスになっている。
 
しかしリメイクで追加された【仲間会話】ではどのモンスターも1~2種類程度のパターンしかなく、状況会話は存在していないため会話を楽しむプレイなら人間の方が優れている。
モンスター特有の戦闘力を重視するか、人間キャラ起用で道中の会話を楽しむことを重視するか。
プレイスタイルに合わせてパーティ構成を考えるがいい。
仮に人間キャラ主体で進めるにしても、上述の通り人間が主人公1人になる期間が存在するし、さらに人間キャラの仲間は主人公を入れて最大でも6人まで(しかも全員揃うのは終盤)なので、最低でも馬車内に2匹は仲間モンスターを連れ歩く枠は残る。
 
なお、SFC版ではエンディングに登場する仲間モンスターは【キラーパンサー】のみだったが、リメイク版ではキラーパンサー以外に最大3匹まで登場するようになった。

仲間にできる場所一覧

一覧

緑字…SFC版でのみ仲間にできる
赤字…PS2版以降でのみ仲間にできる
青字…DS版以降でのみ仲間にできる
※…他のモンスターに呼ばれて出現する

出現場所該当モンスター必要レベル
修道院~オラクルベリー周辺スライム、ブラウニー、プリズニャン、※ホイミスライム4
サンタローズ周辺ドラキー、ばくだんベビー、おばけキノコ5
サンタローズの洞窟(1F、B1F)スライム、ブラウニー1
サンタローズの洞窟(B2F~B4F)くさったしたい、スライム、ブラウニー、メタルスライム6
アルカパ~レヌール城周辺ドラキー、エビルアップルおばけキノコ5
ラインハット周辺イエティ、スライムナイト、ダンスニードル、ドラゴンキッズ7
ラインハットの洞窟イエティ、くさったしたい、クックルー、スライムナイト8
神の塔周辺クックルー、エビルアップル7
神の塔1F~2Fスライムナイト、ドラゴンキッズ、ホイミスライム、エンプーサメタルスライム9
神の塔3F~4Fビックアイ、エンプーサさまようよろいメタルスライム、※ホイミスライム
ポートセルミ周辺ドラゴンキッズ、まほうつかい、さまようよろい、※ホイミスライム10
カボチ~魔物の棲み家周辺ビックアイ、エンプーサミステリドール
魔物の棲み家B1ビックアイ、まほうつかい、ドロヌーバミステリドールメタルスライム11
魔物の棲み家B2~B3ビックアイ、ドロヌーバメタルスライム
ルラフェン周辺パペットマン、さまようよろいミステリドール、※ホイミスライム12
ルラフェン北部パペットマン、ミステリドール
ルラフェン西部パペットマン、おばけキノコ
うわさのほこら周辺パペットマン13
ルラフェン南の洞窟ビックアイ、ドロヌーバ11
サラボナ周辺※ホイミスライム、※ベホマスライム14
死の火山周辺キメラ、ばくだんいわ、※ホイミスライム、※ベホマスライム15
死の火山B1おどるほうせき、キメラ、ばくだんいわ、メタルスライム、※ホイミスライム、※ベホマスライム16
死の火山B2~B3おどるほうせき、ばくだんいわ、ほのおのせんし、※ホイミスライム、※ベホマスライム
滝の洞窟B1~B4おどるほうせき、ベホマスライム17
滝の洞窟B5~B7ベホマスライム、メタルスライム
滝の洞窟B8~B9※ホイミスライム、※ベホマスライム
内海(青年期前編)しびれくらげ18
テルパドール周辺キングスライム、ベホマスライム、ほのおのせんし
メダル王の城周辺キングスライム、スライム、ベホマスライム、メタルスライム
ネッドの宿屋周辺ドラゴンマッド
チゾットの山道ドラゴンマッド19
グランバニアへの洞窟7F~11Fドラゴンマッド、ミニデーモン、ほのおのせんし20
グランバニアへの洞窟1F~6Fはぐれメタル、ミニデーモン、メッサーラ
グランバニア周辺オークキング、メッサーラ21
試練の洞窟オークキング、はぐれメタル、メッサーラ22
デモンズタワーB1Fはぐれメタル、ミニデーモン、メッサーラ
デモンズタワー1F~6Fオークキング、ホークマン23
デモンズタワー8F~10Fアームライオン、ホークマン
天空への塔周辺(青年期前編)エリミネーター、はぐれメタル、※ベホマスライム24
お金持ちの屋敷周辺おばけキャンドルゴースト7
古代の遺跡周辺など(青年期後編)エリミネーター、はぐれメタル、※ベホマスライム24
天空への塔近海以外の海(青年期後編)ネーレウス25
エルヘブン周辺エリミネーター、ゴーレム
海の神殿ブリザードマンしびれくらげ、※ベホマスライム26
天空への塔近海(青年期後編)ネーレウス、※ベホマスライム28
天空への塔周辺(青年期後編)ケンタラウス、はぐれメタル、プチヒーロープチファイタープチプリーストプチマージ、※ゴーレム27
天空への塔1Fケンタラウス、ゴーレム、スライムベホマズン28
天空への塔2~7Fエリミネーター、スライムベホマズン、ソルジャーブル
トロッコ(地下遺跡の)洞窟B1~B2ソルジャーブル、サターンヘルム29
トロッコ(地下遺跡の)洞窟B3~B4サターンヘルム
迷いの森周辺メガザルロック、プチヒーロープチプリーストプチマージ30
迷いの森アンクルホーン、おどるほうせき、メガザルロック、メタルスライムプチヒーロープチファイター
妖精の世界南部ホイミスライム、コロヒーローコロファイターコロプリーストコロマージガップリン9
妖精の世界北部まほうつかい、※ホイミスライム
封印の洞窟周辺ホークブリザード31
封印の洞窟B1~B3エビルマスターサターンヘルムアークデーモン30
封印の洞窟B4ソルジャーブル、はぐれメタル、エビルマスター、※ゴーレム31
ボブルの塔周辺ドラキー、おおねずみ7
ボブルの塔東部ダンスニードル、ホイミスライム、まほうつかい
ボブルの塔西部スライム、ブラウニー、プリズニャン
ボブルの塔4~6Fホークブリザード32
ボブルの塔地下アンクルホーン、シュプリンガー、メガザルロック、※ゴーレム
ジャハンナ周辺キラーマシン、グレイトドラゴン、ホークブリザード、※ゴーレム34
エビルマウンテン周辺キラーマシン、ギガンテス、はぐれメタル、メタルスライム
謎の洞窟B1~B2ギガンテス、シュプリンガー、はぐれメタル、ヘルバトラー、ライオネック、メガザルロック、キラーマシングレイトドラゴンメタルスライム41
謎の洞窟B3~B4ヘルバトラー、キラーマシン43

DQ6

前作より継続したが、規模は大幅に縮小された。
この理由は【堀井雄二】によれば、

  • 前作ではモンスターじいさんに預けっ放しのモンスターが続出したことから、42種では多すぎたと感じたため
  • 前作と違って習得できる呪文特技がレベルやキャラごとの固定ではなくなり、【転職】システム導入によって職業【熟練度】や習得状況をキャラごとに保存しなければならない都合上、セーブファイル容量を圧迫しかねないため

とのこと。(『ファミコン通信』1994年10月21日号)
 
SFC版では18種のモンスターが対象となっているほか、イベントで仲間になる【ドランゴ】【ルーキー】が登場。
しかし仲間にできるモンスターのその偏った顔ぶれは賛否両論。
特に正統派のいわゆる格好いい系モンスターが少なかったり、ドラゴン系がイベントのドランゴのみといった点がよく指摘されるようだ。

仲間にするには?

以下の条件をすべて満たすことが条件。前作に比べると条件が厳しくなっている。

  • 【魔物使い】の職業に就き、モンスターごとに必要な熟練度に達している。必要な熟練度はリンク先を参照。
    さらに該当のモンスターを倒すターン・戦闘終了時ともに、生存した状態で馬車の外にいる必要がある。ただしトドメを刺すのは他のキャラクターでも構わない。
  • 該当のモンスターを3匹(ランプのまおうは1匹)仲間にしていない。
  • ルイーダの酒場が定員に達していない。
  • 戦った場所が【夢見の洞窟】【アモール北の洞窟】【月鏡の塔】【地底魔城】【ムドーの島】4~6F、【はざまの世界】【ムーアの城】ではない。また、各種イベント戦闘でない。
    • ムドーの島やはざまの世界はともかく、夢見の洞窟などで仲間にできないのは永遠の謎。ここでスライムナイトを仲間にしようとして時間を無駄にした人は多いようだ。
      ちなみに、ムドーの島でも1~3Fに出現する【レッサーデーモン】とくさったしたいは仲間にできる。

 
モンスターじいさんがいなくなり、人間と同様に【ルイーダの酒場】でのパーティ組み換えに統一された。ただしルイーダの酒場にも定員があり、仲間モンスターの枠は最大で15体までと制限されているため、すべての仲間モンスターを1体ずつ仲間にすることもできず、最低3種は諦める必要がある。
例外的にルーキーとドランゴはこの枠にカウントされず、人間メンバー同様の専用枠で別扱いとなっている。
Vジャンプの「仲間を育てたくなる本」という付録には、仲間モンスターの定員数は最大20と書かれていた。これは単なる誤植と思われるが、もしかしたらルイーダの定員を超えた状態で人間メンバーも預け、馬車に空きを作って起き上がらせればさらに仲間にできる、という編集スタッフの勘違いから来ているのかもしれない。
この付録本には他にも、はぐれメタルの1匹目の名前を「はくげん」と誤表記していたり、なかなかカオスな誤植があるので、もし所有しているならば見返してみるのも面白いだろう。
また、前作と決定的に異なる点として、戦力的に弱い、それゆえにスタメン候補に就かせることが少ない魔物使いを必ず戦闘に出さないといけないことが大きなハードルとなる。
つまり、仲間になるモンスターを事前に把握して、常に勧誘を意識して立ち回る必要がある。
さらに、敵モンスターの種類が大幅に増えたのに対して、勧誘できる種が半減しているので、入念にレベリングするスタイルだとしても、自然と仲間になるようなことがほとんどない。

仲間モンスターの特徴

本作では人間キャラ・仲間モンスター共に【転職】が可能でほとんどの呪文と特技を覚えられる。特技の扱いも呪文とは別のものとなり、その意味では人間キャラと仲間モンスターの区別は無くなった。
前作よりもモンスターでなければできないことはかなり減少してしまったが、【ホイミスライム】のベホマズンなど仲間モンスターしか使えない呪文・特技も一部存在する。
バランス調整のためか、耐性もなぜか敵のときと全然異なる個別のものが適用される。
また【ベストドレッサーコンテスト】のランク7や【スライム格闘場】には仲間モンスターでないと参加できない(後者は【スライム系】限定)。
 
前作DQ5やリメイク版DQ6と異なり、仲間モンスターの耐性は敵として戦った時の耐性とは別物になっている。

リメイク版

概要で述べたように、従来の戦闘後にモンスターを仲間にするシステムは削除され、変わって町などにいるスライム系モンスター(全8匹)に話しかけて仲間にするシステム(【スライムスカウト】を参照)に変わった。
固定仲間モンスターである【ドランゴ】【ルーキー】は存続しているが、後者も仲間スライム8匹の中の一つという位置づけになった。
魔物使いの職業も【魔物マスター】に変更され、モンスターを仲間にする特殊能力は備わっていない。
これに伴って、ゲーム内でも「まものマスターになってもたたかいの後モンスターが仲間になることはない」「世界各地に仲間になりたがっているスライムがいる」と発言するNPCが新たに【ダーマ神殿】に登場。仲間モンスター削除とスライムスカウトの紹介の役割を担っている。
ただし、SFC版で仲間になったモンスターの【NPC】としてのドット絵は存続(描き直し)しており、スライム格闘場や【デスコッド】などで使われている。
 
仲間スライムとドランゴは耐性が敵のときと同じという仕様に変更されたが、人間キャラは全員問答無用に耐性カットされているので、この点では仲間スライムやドランゴは使いやすくなったともいえる。
特にドランゴは【バトルレックス】本来の強力な耐性を引き継ぎ、本作のプレイヤーキャラで名実ともに最強キャラとなっている。
ただし、それは特定の攻撃でダメージが増加する弱点も、敵と同一になったことを意味している。
新たに加入できるようになったスライムの経験値テーブルは新規の物が使用されている。
 
このシステムの大幅な変更に関しては発売前に発表されるや否や大きな話題となり、DQ6のリメイクの評価を下げる一因となった。
【ロビン2】【カダブウ】の2回行動コンビをはじめ強力な仲間モンスターを使えなくなり、代わりにスカウトするスライムはその2体ほど圧倒的な性能ではなく、加入が遅い・ステータスも低い・育てても弱い等の問題点も抱えているため、スライム達を主軸にするプレイングは手間が多くかかる。
公式からのコメントでは、主な理由は『【仲間会話】を楽しんでほしいから』というのと『容量の問題』とのことだが……実はDSカードの容量には結構空きがあったと確認されている。そのせいでイマイチ説得力に欠けているのだ。
中途半端にスライム系だけ残されたことについては、DQ6には【スライム格闘場】の存在がありこの施設まで削除することはできなかったという説が有力視されている。

DQ10オンライン

久々の復活。2013年のVer.2.0から登場した。
仲間にしたいモンスターに対応したスカウトの書を読んだ後、DQMJシリーズのように【スカウトアタック】を仕掛けて勧誘する方式に変化。
ただしオンラインゲームの性質上、基本的にCPUが操作する仲間モンスターがどこへでも出しゃばってしまっては困るため、仲間モンスターが参加できないコンテンツなど他作品と比べて冷遇気味な部分もある。
一方でプレイヤーが仲間モンスターを直接操作して戦ったり、プレイヤー+仲間モンスターのペアを集めてパーティを組んだりと、仲間モンスターに出番を与えるためのコンテンツも用意されている。
ちなみに、NPCモンスター【イワノフ博士】の助手は「仲間人間」と呼ばれている。
詳しくはこちらを参照。

モンスターズシリーズ

モンスターズシリーズはこの仲間モンスターシステムを前面に押し出したシリーズである。
実際には起き上がる確率はかなり低いが、各種の肉を使うことで確率を上げることができる。
配合システムもあるので、モンスターを自由にカスタマイズできるのは本編にはない強み。
また、ボスによっては倒すと仲間になってくれることもある。特に序盤のボスに見られる傾向。
 
DQMJ以降は仲間モンスターにスカウトアタックをさせることで仲間にする仕様に変更されたが、DQMJ2以降は肉で確率を上げられるように。
DQMJ2P~イルルカでは【タマゴ】【孵化】させることでも仲間にできる。
テリワン3Dからは「肉を与えていること」が条件だが戦闘後に起き上がってくることもあるようになった。イルルカ以降は必ずしも肉を与えなくて良くなった代わりに、クリアした世界のモンスターでないと起き上がってこない仕様になった。
また、イルルカではマップ上で他のモンスターに襲われているものを助けた場合にも仲間になりたがることがある。

トルネコ3

【ポポロ】編においてモンスターを仲間にすることができ、一緒に冒険することができるシステムが初めて導入された。
基本的にポポロが直接攻撃し、倒したモンスターが一定確率で起き上がることで仲間を増やすことができる。
仲間モンスターは10匹まで同時に連れ歩け、ポポロのLvに沿った【作戦】が出せる。
 
「モンスターが仲間になる確率」はポポロのレベルや装備している爪にも左右されるのだが、仲間にできない条件や例外が意外と多く、全てきちんと把握するのはけっこう大変。
 
スライムのように簡単に仲間にできるモンスターもいる一方、【キングスライム】など仲間にするのに極めて厳しい条件が必要なモンスターや、【ダースドラゴン】のようにそもそも出現フロアにたどり着くことすら困難(もちろん勧誘も難しい)というやり込みプレイヤー向けのモンスターもおり、プレイヤーの挑戦意欲を掻き立てる。
 
なお、【バーサーカー】を除く全てのモンスターに残りHPに応じて何種類かのメッセージが設定されており、話しかけることでモンスターの性格も分かるようになっている。またレベルが上がった時にも喋る。セリフ内容は多種多様で、これに萌える人も多いようだ。
 
戦闘力が低いポポロ本人がトドメを刺さないと、モンスターは仲間になってくれない。
逆に、仲間モンスターに経験値を与えるためには、ポポロがトドメを刺してはならない。
つまり、仲間モンスターの勧誘と育成は両立できず、片方ずつやらなければならない。
 
仲間モンスターは最大10匹まで連れ歩けるのだが、ポポロは非常に打たれ弱い上、同士討ち(【裏切り】)が発生するケースも多く、突発的な事故も怖い。
仲間が10匹いれば大幅に有利になるかと言うとそうでもなく、ポポロとはぐれていつの間にか死んでたり、経験値が分散して育成不足に陥ったりと、一筋縄ではいかない。
ナンバリング作品と違い、この作品では鍛え上げた強力なモンスターを沢山連れて行けば冒険が楽になるかというと、そうとは限らないのが悩ましいところである。
 
最大の問題点は、ほとんどの仲間モンスターは爆発をくらうと一撃死してしまうこと。
【地雷】【大型地雷】のワナはもちろんのこと、【ばくだんいわ】【キラースター】のような爆弾系モンスターや、【メガンテの石像】にも注意しなければならない。
【ドラゴンキッズ】【ドラゴメタル】などの【炎系】モンスターは爆発で即死せずに済むのだが、数が限られている。
【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】【不思議の宝物庫】等のダンジョンでは地雷や大型地雷が発生するため、常に罠チェックして歩かないと仲間を守り抜くのは厳しい。
一応、エンディング前にポポロが挑むダンジョンでは地雷が発生しないように配慮されてはいるが。
持ち込み可能ダンジョンでは【シャドーの指輪】を入手すればワナの問題は解決するが、シャドーの指輪を入手できない異世界の迷宮では常に罠チェックするしかない。
 
また、8種類の成長タイプも格差が大きい。
エンディング前や異世界の迷宮では【普通・早熟】がとにかく強く、このタイプに属しているおかげで【メイジももんじゃ】【ハエまどう】等が大人気モンスターになっている。
【攻撃・特殊】はレベルアップに必要な経験値こそ多いものの、レベルを1上げるだけで攻撃力が50~70近く上がるという凄まじい成長力を持つ。
【万能・晩成】【攻撃・晩成】は、低レベル帯の成長力が早熟タイプに大きく劣り、高レベルまで育てても攻撃・特殊タイプの攻撃力には全く及ばないため、ハズレの成長タイプと見なされている。
【守備・特殊】に至っては、レベルアップで防御力しか上がらず、HPや攻撃力はいくらレベルを上げても増えないので育て甲斐がない。

少年ヤンガス

少年ヤンガスでは本格的に採用された。
配合システムまで導入されており、さながらモンスターズシリーズのようである。
こちらでは基本的に【モリーの壷】を使って捕獲することになる。
セリフも健在で、【信頼度】【性別】に応じてセリフが変わる。トルネコ3とは異なり、残りHPではセリフは変わらない。
一部のセリフがトルネコ3から流用されているのが少々惜しまれるが、それでもかなり愛着は沸くだろう。このシリーズの強みとも言える。

ヒーローズシリーズ

【モンスターコイン】を使うと一時的にモンスターを仲間にできる。
言わば「一緒に戦えるスカモン」といったところ。
名前は種族毎に決められた中からランダムで決定される(1種につき10パターン程存在する模様)。

ビルダーズ1

【フリービルドモード】ではモンスターが島に住むことがあり、話しかけると仲間にできる。
仲間になったモンスターはPCが攻撃を受けるか自身が攻撃を受けると反撃を開始する。
戦闘能力はモーションが大きい攻撃が多く当たりづらい。また、ためてから攻撃することも多いため、ためている最中に攻撃されてを繰り返すことも多いなど、あまり安定しない。
遠距離攻撃を使うモンスターは使い勝手が良いが、HPが低いモンスターが多くこれまた注意が必要になる。

ビルダーズ2

シナリオNPCとして登場した後に正式に住人化するモンスターと、【そざい島】で任意にスカウトするモンスターの2種がいる。
後者は【かんごく島】にて【モンばあ】から【まもの使いのゆびわ】【まもののエサ】のレシピを入手すると、かんごく島クリア後からそざい島に出現するモンスターを仲間にすることができるようになる。
この手段で仲間になるモンスターは全部で13系統24種【かいたくレシピ】のクリアのためには8系統のモンスターをからっぽ島に集める必要がある。(当初は全系統の網羅だったがアップデートで緩和された。)
 
そざい島にて仲間になるモンスターを倒すと一定確率で起き上がり、規定時間内にまもののエサを与えると【からっぽ島】の住人として仲間になる。
からっぽ島やストーリーの舞台となる島では、モンスターは倒しても起き上がらず、仲間にならない。
また、起き上がりとアイテムのドロップとは同時に発生しないようで、モンスターが起き上がった場合はドロップアイテムは入手できないし、逆にアイテムを確実にドロップする【ぶよぶよゼリー】産のスライム系や、【ヒエヒエ島】にてグールに召喚されるリビングデッドも仲間にはできない。
 
住人となったモンスターはからっぽ島、かいたく島にひっこし可能。【住人めいぼ】を用いてパーティに入れ、そざい島に連れ歩くこともできるが、人間と違って装備を変更できないので攻撃力が低く、単体では戦闘であまり活躍が期待できない。
しかし、農業において人間キャラを超える活躍を見せるキラーマシン系や、騎乗によってそざい島探索に役立つキメラ系、ゴーレム系、キラーパンサーなど、むしろ固有の特性を活かした生産活動や探索で大きく貢献してくれる。
個室を与えないと夜はシナリオNPCを含む種類不問で【どうぶつの寝わら】に寝たがる。このため家畜を飼育する拠点では【飼育小屋】(や【うららか牧場】)で起床するパターンになりやすい。

ウォーク

2周年を迎えた2021年9月12日に満を持して実装。同時開始のDQ5コラボイベントにちなんでのものだが、イベント終了後もできる恒常コンテンツ。
フィールドに通常のモンスターとは別に「スカウト」と表記された特殊なモンスターが出現することがあり、それらを倒すとたまに起き上がって仲間にできる。
タマゴを入手し、それを台座にセットして一定歩数歩くことで孵化させて仲間にする方法もある。
 
仲間モンスターにはそれごとに「素質」と「性格」が設定されており、いずれも後から変更することはできない。
素質は「並」「優」「特」「超」「極」の5種類で、後に行くほど能力値がより大きく上昇する。
機能実装時点での性格は【ぬけめがない】【おせっかい】【ずのうめいせき】【きれもの】【ちからじまん】【いっぴきおおかみ】【むっつりスケベ】の7種類。
上記の性格に加え、2024年3月のアップデートで【おおぐらい】が追加され現在では8種類となった。
性格の違いは成長傾向やモンスターバトルをする際の行動に影響し、当然モンスターごとに合う合わないが出てくる。一応「ぬけめがない」が最も平均的。
また、異なる性格のものを仲間にすることで、その数に応じて永続効果を得ることができる。
 
仲間にしたモンスターは訓練場でレベルを上げることができる。
レベルは時間経過や経験値ではなく戦闘回数で上がり、戦闘回数はモンスターの種類、素質、性格などで変動する。
一定までレベルアップするとスキルや耐性などを修得する。なおレベルの上限はどれも一律50。
育成したモンスターはモンスター同士で戦わせることができ、結果によって報酬を得ることができる。
 
また、仲間モンスターは「おわかれ」で別れるとまものコインと覚えていたスキルの継承玉を残していくことがある。
継承玉はレベルが高いほど獲得確率が上がり、レベル50のときは必ず獲得できる。得たまものコインは継承玉などにかえられる。
こうして入手した継承玉は別のモンスターにセットすることで継承させ、使わせることが可能。
 
仲間になるモンスターは実装時点で合計13系統45種。
中には強敵やメガモンスターとして登場したものもあるが、それらとは関係なく強さはどれも一定。
なお、スカウト可能モンスターはこころは落とさない。

蒼天のソウラ

敵側にモンスターを従える者は当然多いが、味方側だと数名にとどまる。
【<荒野の快男児>JB】が叩きのめした【さんぞくウルフ】の「ウルッヘル」と【シードッグ】の「バドック」が後にトリマーとしてJBの【魔狼兵団(フェンリルアーミー)】の世話をしている。
「<ぷらっぺ一座モンスター世話係兼獣医>びふしちゅ」はまもの使いで、【ムーンパンサー】の「【さるさ】」を従えている。
「<超駆動戦隊ドルブレイブ/アオックブレイブ>アオック」は【ホイミスライム】の「【アオミン】」と過去回想でレベリングしていた。
「<緑の歌姫>ねる」が種から育てた【エグドラシル】の「【えぐみ】」も特殊な形だが仲間モンスターと呼べるだろう。