【どくのちりょう】

Last-modified: 2023-11-20 (月) 08:28:34

概要

【教会】等で選択できる項目のひとつ。有料。
この項目を選択すると、仲間一人の【毒】を取り除くことができる。【猛毒】の治療も可能。
【状態異常】を受けたら教会で治療できるという点が、初心者には覚えやすい。
 
FC版DQ2の使用料は【レベル】×2Gのため、レベル5以上になると【どくけしそう】の方が安くなり誰も利用しなくなる。
DQ3だとレベル÷4+4で、レベル28以上で毒消し草の価格を超える。DQ4以降はレベルに関係なく5Gで固定になった。
また、DQ2の頃はBGMの変化はなく単に画面がフラッシュするのみだったがDQ3以降になって【いきかえらせる】と同じ曲が流れるようになった。
 
お金がなく節約したい序盤、わざわざ毒消し草を買う手間を考えれば、教会で治療した方が楽だし資金の節約にもなるだろう。
また、毒消し草が尽きたときも、【町】の中では毒ダメージを受けないので、町にたどり着きさえすれば、教会まで安全に歩いていける。FC版DQ2では【せいすい】【トヘロス】の歩数が町の中でもカウントされるので紛らわしいが、町中で毒のダメージを受けない点については当時から同様である。一方でFC版DQ3ではマップチップの種類を参照しているらしく、ダーマ1Fのように教会まで多少の毒ダメージを受ける施設もある。
 
ただ、近年の作品ではわざわざ買わずともそこら中に毒消し草が転がっていることが多く、毒に罹患する確率もかなり下がっているので教会の解毒機能を利用する機会はほぼない。
【ふくろ】に大量に毒消し草をストックできるようになったのも向かい風。
また、作品を問わず【キアリー】を覚えたら、MPが尽きてしまっていて、かつ宿代をできるだけケチりたいという場合でもない限り、まず利用することはなくなる。
 
初期の作品では、道具スペースの問題で毒消し草をいくつもストックすることができず、キアリー習得前はそれなりに利用価値は高かったが、最近は【のろいをとく】以上に存在感は希薄になりつつある。
一方、DQ11Sの【希望の旅芸人】ではキアリーの使い手がおらず、ふくろの中身も引き継がれないため、【シルビア】自身がどくけしそうを持っていない状態で毒を食らってしまった場合には利用価値はある。