【みちくさ冒険ガイド】

Last-modified: 2020-05-23 (土) 09:41:44

解説

2000年代末から出版されているドラクエ関連の書籍。
PS・PS2時代は【あるきかたシリーズ】が出版されていたが、DQ9以降はこの「みちくさ冒険ガイド」という書籍に代わった。
DQ9みちくさ冒険ガイドのアンケートハガキには「既刊のあるきかたシリーズが面白かったから」という選択肢があり、事実上「あるきかた」の続編として扱われている。
名称変更の理由は定かでないが、「あるきかた」は海外旅行ガイドブックの定番『地球の歩き方』を踏まえた名称であり、その元ネタを知っていれば「ドラクエ世界の旅行ガイド」という意味合いが伝わるが、ドラクエを遊んでくれる子ども世代にはそういう含みが伝わらず意味がわかりにくいと判断されたのかもしれない。
 
DQ9のほか、DS版DQ6、Wii移植版DQ1・2・3、DQ10、DQ11のものが出版されている。
DQ1・2・3とDQ11は「超みちくさ冒険ガイド」の名で刊行されている。
これによってDQ11までのナンバリング作のものは「あるきかた」と合わせて一通り揃っていることになるが、既存の「あるきかた」とナンバリングの重複するDS版DQ4・DQ5、3DS版DQ7・DQ8などについては出版されていない。
 
DQ10ではVol.2以降も刊行されたが、書籍スタッフがゲーム内では規約違反となるbotを使っていたことが明るみにされたため騒動になった。詳しくはこちらを参照。
このためDQ10のみちくさ冒険ガイドに関してはVol.6で打ち止めとなり、代わりに2016年より『ドラゴンクエストXのあるきかた』が発行されているものの、DQ11では『みちくさ』として発売された。
ただDQ11のみちくさも、【ベロニカ】【マルティナ】を呼び捨てにしたり(本来ベロニカはマルティナに対しては「マルティナさん」と呼ぶ)等、若干原作部分を知らずに書いている節が見られる。