【エンドールの旅の扉】

Last-modified: 2024-04-09 (火) 13:08:11

DQ4

地名。【エンドール】【サントハイム】を繋ぐ【旅の扉】があるほこら。
エンドール地方の北西部に位置しており、【エンドールへの旅の扉】へと繋がっている。
」があるかないかだけの違いである。
 
【宿屋】の建物の裏側に旅の扉の建物があるという構造になっている。
2章のエンドール周辺は強敵揃いなので、行く前にこの宿屋で体制を整えておこう。
2章でこの宿屋を夜になってから訪れると、「【勇者】を探して旅をしている」という【ライアン】に会うことができる。
最初は宿屋のベッドで横になっているが、【アリーナ】たちが話しかけると立ち上がって会話してくれる。
「こんな話をしてもおぬしらにはわかるまいな……。」と言いつつも就寝中にわざわざベッドの上に立ち上がって話すあたり、一行が只者でないことを感じたのかもしれない。
夜に訪れることは少ないので見落としやすいイベントだが、印象に残るシーンである。
ちなみに小説版・ドラマCDでも再現されており、これがアリーナたちとライアンの初対面となる。
余談だが「プリンセスアリーナ」でもアリーナたちとライアンの対面するシーンは存在するが、エンドール関所ではなくサントハイム城である。
 
3章でも旅の扉は一応使用でき、サントハイム大陸へ渡ることができるが、使ったところでエンドールへの旅の扉側にいる兵士が通してくれない。
カウンター内に入って話しかけると「人手は私一人で足りていますよ」と、3章らしい台詞を言われる。
しかし既にアルバイトながらそこそこ金回りの良い職がある【トルネコ】のこと、さすがにこんな儲からなさそうな宿屋に転職などする気はないだろう。
  
5章では3章と違い、エンドールへの旅の扉の兵士がなぜかこっちに来て道をふさいでるためこちら側からは使用できない。
さらに、今作では旅の扉を通ってから昼夜反転した場合は旅の扉を通る前の場所へ戻されるように仕様が変わっている。
これによって、【やみのランプ】を使うと入口に戻る仕様を利用してサントハイム大陸に抜けることはできなくなっている。
仮に抜けられたとしても、敵が強くて危険なだけでイベントをすっ飛ばせたり強力な武具が買えたりするわけではないのであまり意味はないが。
この兵士はアリーナが無事な姿を見せると泣いて喜ぶ。

リメイク版

PS版では宿屋の内部が【移民】の出現スポットになっており、システム上は「エンドール関所」という地名になっている。
しかしサントハイムへの旅の扉を探している泊り客のセリフがFC版から変更されていないため、「関所のはずなのに在り処が公表されていない」という妙なことになってしまった。
 
5章では、サントハイムの兵士はFC版と違って負傷して倒れている。
アリーナと再会させると喜ぶのは同様だが、その後もセリフは変わることなく死にもせずに相変わらず倒れている。
仲間会話システムでは、アリーナは「あのまま置いてきて良かったのか」と悔やむが、だったら宿屋にでも連れて行ってあげて欲しいものである。
 
またライアンは、宿屋のメシが美味かったことを覚えていた。