【ライアン】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:09:24

パーティメンバー:DQ4
【主人公】―【ライアン】―【アリーナ】【クリフト】【ブライ】【トルネコ】【マーニャ】【ミネア】(―【ピサロ】

概要

【ドラゴンクエストIV 導かれし者たち】に登場する仲間キャラクター。【導かれし者たち】の一人で【バトランド】の王宮戦士(近衛兵のようなものらしい)。
ダンディーな口髭に筋肉ムキムキの逞しいオッサンであるが、DQ3の【戦士】同様、全身ピンクの鎧をまとっている。
英語版での名前は、NES版DW4ではRagnar。DQ8でもこの名前でゲスト出演し、その後のDS版DQ4以降ではRagnar McRyan(ラグナー・マク=ライアン)がフルネームとされた(ステータス表示はRagnarのまま変わらず)。
 
その髭がチャームポイントだが、それだけだとブライと被るためか、マスコットキャラの【ホイミン】と組んで人気を得る。
地味な立ち位置にもかかわらず、実はモンスターを仲間にしたDQのキャラは彼が初めてであり、【経験値】【NPC】から手渡されたキャラも彼が初、勇者の血筋でない主人公キャラも彼が初めてである等々、彼が嚆矢であった出来事は多い。
バトランドの同僚からは「のろま」呼ばわりされ、うだつの上がらない中年戦士(ドラマCDでは29歳という設定)扱いされているが、強さと正義感と優しさを兼ね備えた立派な戦士である。
 
ネタ分の少ない中年は不人気になりがちだが、ホイミンとのタッグを組んだ彼の人気は比較的高く、他作品への登場も数多い。DQ8ではホイミンと共にゲスト出演を果たし、DQ9やSwitch版ヒーローズ2(こちらではホミロンとのタッグ)などにも登場。
また、久美沙織作『小説ドラゴンクエスト4』における彼は異常なまでの男前と評判。
声優はCDシアターでは小川真司、ヒーローズ2やライバルズでは杉田智和。
 
近年の作品でも片手剣持ちなのは、【究極爆裂剣】でホイミン(ホミロン)を野球のノックのように掴んで打ち上げるために左手をあけておく必要があるからなのかもしれない。

DQ4

【第一章 王宮の戦士たち】では彼を操作することになる。
FC版では【冒険の書】の名前を入力後に初めて操作するのが彼。
持ち前の【攻撃力】と強力な装備により魔物たちをなぎ倒す。
生粋の【戦士】であるため【MP】を持たず素早さも低いものの、一方で戦闘において重要なステータスである攻撃力と耐久力が高め。複雑な補助技もないのでRPG初心者でも戦闘が簡単。
ゲーム最初の1章担当ゆえに、チュートリアルを兼ねて最初から強めに設定されている。
 
戦士といっても1章では戦士の定番装備である【はがねのつるぎ】は意外にも登場しない。
1章の最終盤ではもっと強い剣が入手可能だが、1章での店売りに限れば最強武器は【てつのやり】になっている。
このへんは王宮戦士ということでむしろ【兵士】のイメージを優先したのかもしれない。
しかしそれ以上の武器を手にする頃には自らの使命にたどり着き、一介の兵士から導かれし者である戦士へとイメージも変わってゆくことだろう。
 
【イムルの村】で起こる「連続子供失踪事件」を解決せよという【バトランド王】からの命を受けて旅立った彼は、捜査の途中にホイミンとの運命的な出会いを経て、最終的に神隠し事件の元凶を討つという大役を果たした。
一連の事件が「勇者を子供のうちに見つけて殺す」という魔物達の計画である事を知ったため、まだ見ぬ勇者を守護せんと新たな旅に出る決意を固め、その際王からの餞別として経験値を受け取った。
 
バトランドを出国した後の姿や足跡は以後の章で何度か見聞することができる。
 
第二章では【エンドールの旅の扉】を夜になってから訪れると「勇者を探して旅をしている」という彼に会える。
ここでの邂逅はCDシアターでも取り上げられており、彼に対し何とも不思議な縁を感じたアリーナが「もしかしたら私、敵わないかもしれない…」と、ライアンの技量を見抜くシーンになっている。
すぐ近くで武術大会が開催されているのだが、本人は実力の披露にもモニカ姫にも興味がないのか出場はしていない。
 
第三章では【エンドール】【カジノ】にて営業休止中の間のみ会うことが可能。
営業停止中なのに何故入れるのか(トルネコも同様だが)、そして何故ライアンはそんなところにいたのかは不明。
まだ【ブランカへの洞窟】が開通していない時分なので、単にエンドールで足止めを食らっていたのだろう。
あるいは重大な使命を背負った長旅の中でも少しくらいは息抜きをしたかったんだろうか?
 
第五章では旅の途中の先々で【コナンベリー】から【ミントス】、さらには【キングレオ】へと渡り歩くライアンの噂を聞くことができる。
砂漠や海をどうやって渡ったんだと突っ込まれることがあるが、砂漠は往来する隊商に乗せてもらえばなんとかなるし、海は当然ながらコナンベリーからの船に乗ったと推定できる。ちなみにコナンベリーの港が閉鎖されたのは勇者一行が到達するほんの少し前だと作中で明言されている。
【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】では【オルテガ】よろしく徒歩や水泳で強引に渡った、なんてネタにもされたが。
むしろ不可解なのはバトランドからサントハイム大陸、エンドールへの道程の方だが、これもバトランド王が手配した船に乗ったと考えるのが自然だろう。
 
パーティに加入するのは【キングレオ】戦後。
裏技を使わない限り、導かれし者たちでは一番最後の加入である。
 
なお、ライアンがバトランドを旅立った後、勇者と出会うまでにどのくらいの間旅をしていたのかについてはハッキリとした描写がない。
一章の時点で「まだ子供である」とされた勇者が五章時には既にいっぱしの若者になっていたことを考えると10年程度であろうか。
だが一章で助けた子供が五章でも未だに年端もいかない子供のまま……
まぁ一口に「子供」といってもその範囲や捉え方は千差万別。
五章時の勇者だって人によってはまだまだ「ケツの青いガキ」と言えなくもない。
よって魔物たちの想定した「子供」の年齢層と、実際の勇者の年齢が大幅に乖離していたのかもしれない。
魔物たちは十年以上もの間「子供だけ」を執拗に追い回していたのか…そもそも魔物と人間の年齢感覚が違うのか?
あるいは、一章の時点で「まだ子供」という情報が、端から間違っていた可能性すらある。
ただし、5章開始時の【シンシア】の台詞で「私たち、大きくなっても」という表現が見られるため、この世界の17歳はまだ大きくなっていない(子供)ということなのかもしれない。

リメイク版

【仲間会話】により性格がより明確になった。
基本的には真面目だが多少茶目っ気もある武人、古武士といった感じの演出となっている。
また、スタンシアラでの「王には王の考えがある。下々の者が口をはさむべきではない」など、いかにも王宮務めらしい台詞がしばしば見られる。
なお子供の頃はなかなか腕白ものであったらしい。
 
普段は真面目でストイックな言動なのだが、一方で女性への関心は人並み以上にある模様。
バトランドにいる【貴婦人】との関係を仲間に聞かれて咳払いでごまかしたり、【レディースタウン】を鼻息荒く「パラダイス」と評したり、【鏡】を見た際に「このようないかめしい顔をしているから女性にもてないのだろうか」と嘆いたりなど、程よく真面目で程よくスケベな愛すべきおっさんである。
でも相変わらずモニカ姫には興味が無いようで武術大会には出場しない。間違って王家入りしたりしたら勇者を助けるための旅ができなくなるし、一国の兵士の身分で他国の王家の誘いを断るのは問題あると判断したのかもしれない。
また、移民の街関連で言えば、【グランドスラム】だとテンションが上下に触れるキャラは結構いるが、ライアンは大人の余裕をみせてくれる。
 
また第二章で出会ったアリーナが「強そう」、第三章では【スコット】が「俺なんかではとても(敵わない)」とコメントしており、導かれし者たちの中でも実力者として描写されている。

能力

初期値

レベルちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさ最大HP最大MP
1741312270
成長率(FC版)

成長率(FC版)
MP以外(F:0 E:1 D:2 C:3 B:4 A:5 S:6 SS:8)
MPについては(F:0 E:2 D:3 C:4 B:5 A:6 S:8 SS:10)
HPは概ね体力の1~3倍の範囲で伸びる。
実際は乱数の都合により、概ね上記の標準値よりやや低い値で推移する。標準値が大きいほどブレも大きくなる。
成長率Fは全く成長しない。また、成長限界値を超えていた場合、乱数判定で0か1上昇する。

レベル帯ちからすばやさたいりょくかしこさうんのよさMP
 1~10CEDFEF
 B(6~)E(6~)
 11~20A(11~)
 S(16~)
 21~30
 S(26~)SS(30~)
 31~40D(31~)
 41~50D(41~)
 D(42~)
 51~99

典型的な戦士タイプで【HP】【力】【体力】が非常に高く頼りになる。
【素早さ】が極端に低いという欠点はあるが、これを逆手に取って素早い敵に対し、確実に【賢者の石】で後から回復させられる強みも。
【呪文】【特技】の類は一切使えないものの、それをアイテムで補うこともできる。 
同じ打撃専門タイプのアリーナと比べ、最も異なる点は重装備ができること。
金さえあれば【ドラゴンキラー】【ドラゴンメイル】【ドラゴンシールド】【てっかめん】を加入直後に装備可能。
ドラゴンキラーさえ購入できれば破格の攻撃力が手に入り、中盤の攻撃要員としては申し分ない。
装備可能な武器の種類は19と単独トップ(2位が勇者の18)。ただ前作では【おおばさみ】【おおかなづち】【まじんのオノ】といった最重量級の武器は戦士専用であったが、本作ではそれと同等な位置付けにある最重量級な武器(【バトルアックス】【まじんのかなづち】)は勇者も同等に装備できる傾向にあるため、専用装備がないので個性としては地味な感がある。
同じように専用の装備がないのはクリフトやブライも同じだが、この二人は固有の呪文が多いので、それだけでキャラとしての個性は充分出せている。
防具の【守備力】【耐性】も優秀で【こうねつのガス】【ふぶき】といった強力なブレス攻撃を耐え、返しに強烈な一撃を叩き込むその姿は勇ましく、戦士の本分が攻めだけでなく守りにあることを再認識させてくれるだろう。
ただし、FC版では大抵の場合呪文耐性は呪い武具であり素早さが完全に失われる【まじんのよろい】でしか得られないのがネックか。もっとも元々の素早さが低いばかりか後述の通りそれを「安定して最後手を取る」という長所に転用できるので、あまり気にならないが。
リメイク版ではその欠点すら改良され、終始強力な主力キャラとなってくれるだろう。
レベルアップに必要な経験値は全メンバーの中でも少なく、低レベルで遅い加入でもすぐ追いついてくれるのも良い所である。
 
クリアレベル帯まではHPは断トツ。力はアリーナに次ぐ。
FC版ではLv60~65あたりになると最大HPではトルネコに抜かれ、アリーナにも肉薄される。
それでもトップ2の高さを誇り、トルネコやアリーナには一切装備不可能な耐性防具の恩恵も得られるため、勇者やアリーナと共に前衛として申し分ない高い水準を維持する。
リメイク版ではクリア後でもトルネコに抜かれることはなくなったがピサロというライバルが立ちはだかる。

お役立ち度

FC版

基本的に行動の選択肢は打撃か【道具】使用しか無く、なかなか融通の利かない【AI】の扱い難さに悩まされることもほとんどないため、初心者から上級者まで、誰にでも扱い易いキャラになっている。
トルネコのような特殊行動も無ければ、クリフトやブライと違って呪文も使えないため、面白みには欠けるが…。「打撃のみ」という欠点を補えるような道具を持たせると効果的。
もちろん道具で選択肢を増やすとAIの融通面とはトレードオフになることを覚悟する必要がある。それでも持たせる道具の変更である程度調整できる点は、本職の呪文使いよりは融通が利くと言える。
 
打撃一辺倒のキャラとしてアリーナとよく比較されるが、ライアンの加入直後の時点ではアリーナのウリである会心率はまだ低く、防具も貧弱なため彼女を前線に出すのはやや厳しい。
ただし、加入直後のライアン本人もまだ【レベル】が低いため、過信は禁物。それでもその頃であれば、レベルアップの速さではトルネコに次いで速く、ちょっと戦うだけでもレベルはグングン上がっていき、またHPの伸び幅も大きいのですぐ最前線で体を張れるようになるだろう。
金銭的事情にもよるが、ライアンの場合強力な武器や耐性防具を手早く揃えることもできる。
また、一撃の重さでもアリーナに勝り、さらにHPも高いため最前線の要塞役にもってこいである。
呪文等の行動パターンや装備品においては特徴的に欠けるものの、特筆すべきはやはりこの高い最大HPによるタフさだろう。前作の戦士は中盤になると大体勇者より少し上回る程度で終盤になればほとんど並ばれ、また防具が1ランク下のものしかないので打たれ強さで劣ってしまっていたがライアンは合流直後こそLvが低いため見劣りするものの、すぐに追い越しその後は後半期は常に勇者の五割ほども高いHPを維持し続ける。
防具面では前作の戦士同様、高性能な勇者専用品や低い素早さもあって単純な守備力では譲るものの、その群を抜いて高いHPがそれを充分カバーしており、その打たれ強さでは勇者にひけを取らない。
本作の勇者は、まさに非の打ち所のないオールラウンダーであり特に呪文にあっては性能もさることながら、習得数も群を抜いている上、共通する呪文は習得レベルも【ザオラル】以外はその専門職と大差ないことから魔法職(特に威力に劣る攻撃呪文が中心のマーニャ)は完全にその下位互換にされてしまっている感が否めないので、この勇者に勝る抜群な打たれ強さは紛れもなく彼の個性であり魅力であることは間違いない。
 
戦士は一般的に装備に金が掛かるのが難点だが、彼は第五章では【宝箱】から強力な武具を入手可能なため、実際はあまり金が掛からない。
第一章での【はじゃのつるぎ】をはじめ、第五章では道中の宝箱からドラゴンシールドや鉄仮面、【こおりのやいば】【はぐれメタルのけん】【ふうじんのたて】を入手可能で、【メダル王】の褒美で【きせきのつるぎ】も入手できる。
装備に関しては色々と選択できよりどりみどりな上に、入手場所を把握できていれば先述の数々の装備品がタダで入手可能という財布に優しい戦士なのだ。
初プレイなどでドラゴンシールドや鉄仮面を先走って買ってしまうこともあるだろうが、後で宝箱から手に入るのを売却すれば実質1/4の値段で手に入ったも同じなので、初プレイでも前作の戦士よりはかなり経済的。
勇者からのお下がりも含めて購入する必要のある物と言えば、せいぜいドラゴンキラーやドラゴンメイル、【まどろみのけん】【はぐれメタルよろい】くらいか。
ただし、さすがに加入直後から戦力にしたい場合はある程度の出費が必要になる。
その場合、後で宝箱から手に入らないものから優先的に購入した方がいいだろう。
 
Lv25を超えた辺りからアリーナの会心率が10%を超えはじめ、打撃役としてのポジションが危うくなる。また、ライアン自身のレベルアップ速度も鈍り始め、クリアレベル帯まではアリーナ、クリフト、マーニャに抜かれ4.5番手あたりとなる。
力と素早さの成長率が異常とも言えるほど高く、戦闘では真っ先に【キラーピアス】による連撃&会心を繰り出す最強の姫の前では、たとえライアンほどの戦士であっても見劣りする感があるのは否めない。
だが、アリーナに比べて高いHPと高性能な武具が装備できるため、安定感においてはライアンに軍配があがる。
特に奇跡の剣との相性が良く、高い力により回復量が多いので、長期戦でも疲弊せず戦い続けることができる。最後まで奇跡の剣一本で戦っても問題ない。
壁役をこなしつつ強力な打撃を与えられるライアンは、最後まで隊列の最前線で活躍が期待できる。
上述の通り、普通のプレイをしていると冒険終盤でレベルアップの速度が鈍るものの、それを超えると再び速くなりLv99に到達する速度はトルネコに次ぐ第2位である。
また、アリーナと違って行動が後手に回る関係で勇者の空振りを誘発しないのもある意味長所と言える。
 
上述のように、FC版ではAIの仕様上、呪文の使い手は味方のステータスが一定の値を超えたら強化呪文を使用しなくなり、学習が済むまで敵に効くか効かないか不明な呪文を撃ち続けるといった無駄な行動を取りやすい傾向にある。
行動の選択肢が通常は打撃だけでコンスタントに単体相手に高ダメージを叩き出し、賢者の石や氷の刃を持たせておけば臨機応変に使用してくれるライアンをアリーナと共に1軍メンバー入りさせていた人も多いのではないだろうか。
 
また、ボスさえ眠らせる凶悪武器のまどろみのけんを装備可能な点もポイント。
これを装備できるのは最終メンバーでは勇者とライアンだけで、他の仲間には無い利点と言える。
ただし、まどろみの剣を道具使用して遊び出すこともあるので、ボス戦時は【アストロン】で学習させるといいだろう。
 
最大の欠点としては素早さがほとんど成長しない点が挙げられる。
一応ほぼ後攻に回ることを活かして【しゅくふくのつえ】や賢者の石を持たせておけば安定して回復できるという利点もある。
しかし、ボス戦だけならまだしも雑魚戦においても後攻を余儀なくされるため、他キャラならば先攻で倒せる敵からも攻撃を喰らうことになる。
他の仲間も巻き込まれる全体攻撃を受ける機会が多いというのはパーティ全体の消耗を招いてしまう重大な欠点と言える。
後攻に回ることは雑魚とボスで真逆の評価になる点については留意しておこう。
ついでに言えば、上記の回復アイテムは第五章もかなり後半に入ってやっと入手できるアイテムである。
そのため、第五章道中の大半で先制できない欠点が如実に表れてしまう。
回復アイテム入手前は全体攻撃をする敵の多い地域や【ダンジョン】ではメンバー起用を控えた方が無難かもしれない。
 
素早さが低い関係上、素の守備力はパーティ内で最低だが、豊富な装備品と耐性防具で補って余りある。
終盤は【みずのはごろも】の登場で魔法使い系に耐性面で追い抜かれるが、HPではかなり優勢。
また、そこまで進める頃には誰よりもHPが高くなっていることもあり、それならば守りよりも攻めを重視して【やいばのよろい】でダメージを稼いでみるのもいいだろう。
水の羽衣と同様の耐性を持つ魔神の鎧を装備して、確実に後攻を取れるキャラに仕立ててもいい。
元々ライアンの素早さは【ほしふるうでわ】を装備しても人並み以下になるほど低い。
レベル40まで上げても25にすら届かないことも普通にあるため、魔神の鎧により素早さが0になっても大して影響はない。しかも素早さは0にされても、それに伴う素の守備力は無くならない。
魔神の鎧のみならず、タダで入手できる呪い武具を一通り装備できるので、プレースタイル次第では有効活用できることもある。
また、FC版ではアリーナが耐性防具を装備できないため、総合火力・素早さで劣ってはいても耐久力の面で大きく差をつけることができる。
これに【フバーハ】や奇跡の剣のHP回復効果を合わせた場合はボス戦時にかなりの打たれ強さを発揮するため、先頭に立って仲間を守る役割に一層磨きが掛かるだろう。
 
理論上、やり込みにより【ドーピング】で全キャラのステータスを最大値まで持っていくと、打撃力でもキラーピアス装備のマーニャ・ミネアに追い越されてしまう。
だが、素早さをMAXまで上げたライアンは守備力・耐性面で勇者に次いで高い守備能力を得ることが可能。
ついでに、2つ目の魔神の鎧が取れたら【ステータス倍率消失バグ】で素早さが0になることも防げる(入手には【トルネコの盗み】推奨)。
奇跡の剣での自動回復やまどろみの剣での強制睡眠を兼ねた打撃を繰り出す難攻不落の要塞として活躍できる。
まぁ、裏ダンジョンも裏ボスもいない本作でそんな酔狂なことをするプレイヤーはほとんどいないだろが。

リメイク版

リメイク版でも相変わらず打撃一辺倒の彼だが、作戦【めいれいさせろ】の導入により【バイキルト】【ルカニ】を待っての後出し攻撃がしやすくなり、特に豊富な補助呪文の使い手ブライとの相性が抜群に良くなった。
また、リメイク版では【はやぶさのけん】が実装され、これは移民の街の発展次第ではタダで手に入る。
アリーナのように【会心の一撃】には期待できない上にダメージ補正が3/4になる足枷はあるが、雑魚戦やバイキルトを回す余裕がない場合では、ライアンにとっては最高ダメージを与えうる武器となる。
さらに【はかいのてっきゅう】による全体打撃攻撃が可能になった。これは同じ戦士タイプである勇者にはない長所。
新たに登場した強力装備の【てんしのレオタード】の存在で、アリーナに耐性で追い抜かれたものの、相変わらずトップクラスのHPを維持しているため、安定感の高さは揺るぎない。
むしろはぐれメタル鎧に呪文耐性が付き、【盾の耐性が無効になるバグ】が修正されドラゴンシールドでブレス耐性が付けられるようになったため、守備力面では差が開いている。
勇者と共にドラゴンメイルとドラゴンシールドを身に着ければ、こうねつのガスや【こごえるふぶき】ではビクともしない前衛布陣が完成する。
おまけにブレス耐性が付加された【はぐれメタルのたて】もFC版と異なり装備可能になる(ただし一点物なので、元々頑丈なライアン以外に回される可能性が高いが)など、他メンバーほどではないものの確実に装備面が強化されている。
また、勇者やアリーナと異なり、HPや体力がリメイク前と比べて下方修正をほとんど受けていないため、レベル30台末でHPが350を超えることも珍しくない。
ここまでHPが高いと、デスピサロの痛恨の一撃をもらっても十分耐えられる。「戦士は守りやボス戦でこそ真価を発揮する」を地でいくのである。
 
とはいえ他の七人に特徴がありすぎ、またゲーム中での合流が一番遅いせいで加入時のレベル差が開きやすく、戦力としては申し分ない存在だった割に地味だったことも否めない。
ただし、レベルアップに必要な経験値がトルネコを抜いてメンバー中で最も少なくなったので、キングレオを倒した時点の他キャラのレベルが20くらいでもそのうち追い抜き、誰よりもレベルが高くなる。
何だかんだ前線に出しておけば頼れるパーティの盾として活躍してくれるだろう。
 
ちなみに1章クリア時に【バトランド王】からもらえる経験値がFC版よりも増えており、5章合流時のレベル差が小さくなるという地味ながら重要な改善が施されている(普通に1章をクリアするとFC版ではレベル12で合流するが、リメイク版ではレベル15になる)。
このおかげで装備さえ揃えておけば、合流直後から即戦力になれるのはありがたい変更点である。
 
しかし、クリア後のおまけの第六章では打撃と各種特技、呪文攻撃、補助回復、守りでもハイスペックなピサロが加入する。
ライアンは打撃と道具使用しかできず、守備力・耐性面でも専用装備を揃えたピサロに及ばないため、立場が危うくなってしまう。
力とHPで優るとはいえ、はぐれメタルの剣と【まかいのつるぎ】の性能差で攻撃力は逆転される。
ライアンが鈍足なのに比べ、ピサロはマーニャ・ブライ並に素早いことも大きい。
 
ただし、何度も謎のダンジョンを踏破して魔界装備を揃えるまでは、やはり壁役として彼に活躍してもらうことになるだろう。
最終的には、はかいのてっきゅうで安定した全体攻撃が可能なため雑魚戦では活躍の機会が多いはずだ。
【エッグラ】【チキーラ】戦でも鉄球で両方の敵を一気に叩けるため、削り役として活躍してくれる……と思いきや、チキーラが頻繁に【羽をまきちらす】ので物理攻撃要員のライアンはここではお荷物になりがち。
また、最終決戦ではピサロが強制的にメンバー入り&馬車使用不可、他三枠のうち二枠は攻守万能な勇者+唯一の【フバーハ】使いであるミネアでほぼ確定と考えると、最後の席争いを物理オンリーのライアンが勝ち取る可能性は非常に低い。
クリア後は雑魚戦専門で頑張ってもらった方が良さそうだ。
というかエグチキを戦士系(ラ・ア・ト)で倒すとかこいつらの最短撃破を目指すとか自分なりに目標を決めない限り倒すべき敵もいないしそれでいいのだろう。
 
一応ライアンのみが持つ特徴として、武器の扱いに長けている点が挙げられる。
装備できる武器の種類が全キャラ中最も多いため、それらの使い分けで行動選択肢の少なさを補えるのだ。
全体攻撃の破壊の鉄球、特定系統特効のドラゴンキラー・はぐれメタルのけん、追加効果狙いのまどろみのけん・【デーモンスピア】、回復付きのきせきのつるぎ、2回攻撃のはやぶさのけんと多種多彩なので、ライアンを起用する際はめいれいさせろでこれらの武器を持ち換えながら戦うといいだろう。
ピサロも特技と装備を合わせればほとんど同じことができるとか言ってはいけない。
 
成長速度は本当に早く、一人だけ550万程度の経験値で早々にレベル99になる。
よく比較対象になるアリーナは700万近く、ピサロは830万と極端に遅い。
プレイスタイルで差は出るが、条件を合わせて割り当てた場合ライアンがレベル99になる頃はアリーナはレベル86、ピサロは74相当。
ステータスの値が戦闘力に如実に反映される前衛は、成長速度も割と重要なのだ。

小説版

小説版の設定では山岳の少数民族の出であったが、その働きを認められバトランドの大臣の養子となる。
大臣の没後に財産の大半を城に譲渡し一兵卒として仕えるも、周囲からの嫉妬ややっかみの視線は無くならず、孤独感に苛まれることもあった。
第一章の時点で30歳前後(一章の「遠征先での祝宴中」というオリジナルシーンより)、10年後の第五章では40歳でトルネコと同世代(キングレオを倒した~バルザック+を倒すまでの船旅のシーンより。他のキャラの歳もこのシーンで判明する)。
この時間経過は、ゲーム本編における「勇者は一章の時点ではまだ子供」という点から取り入れられたものだろう。
ちなみに挿絵では一章と五章で容姿に変化があり(特に最大の特徴であるヒゲ)、きちんと年齢を重ねていることが表現されている。
 
マーニャとの関係を連想させる描写があり、とにかく異常なまでに格好よく描写されている。賛否両論が激しい【久美沙織】によるノベライズ版でも特に好意的に受け止められる要素の一つであり、「単なるピンク色の鎧を着たオッサン」程度の認識であるプレイヤーは価値観を一変させること請け合い。

DQ5

【仲間モンスター】になる【アームライオン】の名前の一つ。
同じ【天空シリーズ】だが、関連は無いと思われる。
詳細は【アムール】を参照。

DQ6(リメイク版)

【デスコッド】で「ちかいみらいの夢」を選ぶと【武器屋】のところにいる。
剣が折れてしまったので買いにきたのだが、武器屋のくせに剣を売っていないことを愚痴っている。
SFC版にいた兵士らしき謎の人物と似たようなセリフであり「ネコのすることはわけがわからんでござるよ」と言う。

DQ8

【モンスター・バトルロード】Sランク2回戦の相手として【ホイミングレイス】を率いて登場。
勝利後、闘技場内にいる彼に話しかけると、時の流れを寂しがるような発言をする。

DQ9

【リッカの宿屋】【スペシャルゲスト】としてやってきた。
配信は2010年7月16日で、最後のスペシャルゲストとしてトリを飾った。
様々な条件を満たすと彼の装備をもらえ、そのコスプレを完成させると「王宮の戦士」の【称号】がもらえた。
そのとき【サンディ】がかなりのハイテンションで評価してくれた。

バトルロード2

肩書きは原作どおり「王宮戦士」。
【スペシャルカード】【仁王立ち】をスキャンすると登場する。
【とどめの一撃】【究極爆裂剣】。詳しくは該当項目へ。
 
第五章以降は「ダーマの神殿チャレンジバトル」で「伝説の戦士」として登場。
彼を倒すと【バトルマスター】への転職が可能となる。
ステータスはHP:2321 ちから:121 かしこさ:17 みのまもり:138 すばやさ:42。
また【せいどうのたて】を装備しているので、物理攻撃は通らないことが多い。
仲間モンスターは【ホイミスライム】のホイミンと【さまようよろい】のジョニー。
ホイミンは原作通りとして、ジョニーはさまようよろいのホイミスライムを呼ぶ習性が元になっているのだろうか。
仲間モンスターの詳細は元のモンスターと同じなので該当項目を参照。
使う技は「じゅくれんの技」と「れきせんの技」。
前者は盾を構えて敵1体に突進し、怯ませると同時に剣で切り裂く。物理的行動不能の効果も持つ。
後者は剣を一度鞘に収め、素早く抜刀して敵全体を薙ぎ払う。
 
HPはそこまで高くないものの、ホイミンのホイミで長期戦になりやすい。
技の威力も高く、ジョニーのキングダムソードの後に狙われると大ダメージは免れない。
【ゆうき】の溜まる速度も速いため【つばぜり合い】は必須。
 
Vジャンプ2010年5月号には彼のカードが付属し、プレイヤーが使うことも可能になった。
 
ちなみにモリーセレクションの彼のカードとホイミスライムのカードを並べると、ライアンの左腕にホイミンが抱きついているイラストになる。芸が細かい。

ビクトリーではクリア後【ルイーダ】が彼を使用し、勝利するとカードが貰える。

ヒーローズ2(Switch版)

パーティメンバー:ヒーローズ2

【ラゼル】【テレシア】【オルネーゼ】【ツェザール】

【トルネコ】【マリベル】【ガボ】【ハッサン】

【テリー】【ミネア】【マーニャ】【ククール】

【ゼシカ】【アリーナ】【クリフト】―【ライアン】(Switch版)

【アクト】【メーア】【ディルク】【ジュリエッタ】

【ビアンカ】【フローラ】【ヤンガス】【ピサロ】

Nintendo Switch版の追加キャラクターとして登場。ストーリー上では序盤の【グリーネ草原】からちょくちょく登場し、【ゼビオン】奪還時に仲間となる。
やはりトルネコと同じく、バトルロードで【ククール】【ゼシカ】と会っていたことはなかったことにされている。
声優は杉田智和(3DS版DQ8で【イシュマウリ】を担当)。この人選はオーディションで決まったものではなく、堀井による指名だったらしい。
 
片手剣による様々な特技や自己強化技を持つが【MP】を使用せず、発動までの時間が長く隙が大きい代わりに、使い放題なのが最大の特徴。そのため、【ちからのゆびわ】【いかりのタトゥー】【スーパーリング】との相性は抜群。
 
ハッサンとテリーを足して割ったような性能で【ウォークライ】で攻撃力、【不死鳥天舞】で会心率を上げて自己強化しつつ、連続斬りを5回以上続けたら溜め時間を短縮した【全身全霊斬り】につなげる戦法はシンプルながらも強力で、会心の一撃が決まったときの威力は圧巻。また、先述の隙の多さという難点も【みかわし斬り】を活用すれば緊急回避にも便利な上、コンボを繋げやすく相手によっては止まることなく戦い続けられる。
さらに守備力と怯み耐性を上げて守りを固める【戦士の戦陣】、敵の攻撃力を下げる【やいばくだき】でサポートも可能、【パーティコンボ】はその両方を発動できるという至れり尽くせりな性能、と一言で表すなら近接戦のエキスパート。
上記の特徴や広範囲攻撃を持たないことから中型以上とのタイマンを得意とし、シンプルな性能から初心者でも扱いやすく、ゼビオン奪還以降強敵との戦いが増える終盤以降や【時空の迷宮】での心強い助っ人となるだろう。
片手剣使いなのでジャストガードによる弾き返しが可能でテンションも上げられるが、テリーや主人公と違い盾を装備できないので剣で弾き返す。
 
戦士のため回避性能が低そうに見えるが(事実オルネーゼは低い)ライアンはしっかりみかわし性能大アップを持ち、熟練度でさらに上がるため全キャラでも上位のみかわし性能になる、さらに防御性能も高くスキルと熟練度でツェザールに次ぐレベルになる、弾き返しもあり、守りもかなりの高性能。
 
初期MPは原作同様0だが、彼のスキルにはパーティコンボのためにMPアップが存在する(逆に言うとMPが0のままだとパーティコンボができない)。
パートナーはホイミンの代わりに【ホミロン】となり、ホミロンよびや究極爆裂剣を使用する。

スキル

固有

アクション

コマンドアクション
Y連打連続斬り
X【ウォークライ】
X→X斬り下がり
X→X長押したたきつけ
空中でY→Y空中連撃
空中でX空中強攻撃

ボイス集

ルイーダの酒場選択時このライアンが、お供致しますぞ。
ステージ開始このライアンが、道を切り開きますぞ!
さあ、共に参りましょうぞ!
ボスステージ開始
モンスター召喚任せたぞ!
ゆけい!
キャラチェンジいざ!
最後の猛攻!むっ、新手とは小癪な!
大ボス撃破それしきの力で、このライアンを抑えられるものか!
レベルアップこのライアン、まだまだ強くなりますぞ!
ふんぬー!燃えてきましたぞ!
スーパーハイテンション目にもの見せてくれる!
必殺技ゆくぞ、ホミロン!究極爆裂剣!
勝利誇り高き戦士として、情けない所は見せられませんからな。
戦士たる者、常に強くあらねば。
うむ。一件落着ですな。
わが剣の腕前、皆の役に立っただろうか。
瀕死うぉぉっ…これしきの傷…!
死亡うぉぉっ…!(む、無念…)
蘇生したしっかりするのだ!
アリーナを蘇生した目を覚まされい、アリーナどの。
クリフトを蘇生したシャキッとせい、クリフトどの。
トルネコを蘇生した立つのだ、トルネコどの。
マーニャを蘇生した起きるのだ、マーニャどの。
ミネアを蘇生した行くぞ、ミネアどの。

トレジャーズ

お宝に【ライアン&ホイミンの像】が登場。

DQM3

他の導かれし者達と共に少しだけ登場。
また彼のマントは【英雄のマント】という名のアクセサリーとして登場し、入手可能。

ライバルズ

第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。戦士専用のレジェンドレア。CVは杉田智和。

9/3/7 冒険者
貫通 召喚時:前列に召喚した場合、ホイミンを後ろに出す
対戦中に味方リーダーが攻撃した回数分コスト-1

同作のさまようよろいの強化版のような性能。
ホイミンは味方を回復する能力を持ち、ライアンがいる限りダメージを受けない。ライアン自身もタフなため、回復役として活躍する。
戦士はリーダー攻撃を多用するスタイル上リーダーのHPが減りやすいので、上手く活かしたいところだ。
攻撃回数が少ないとコストが重く出しづらいので、【はやぶさのけん】などの攻撃回数に貢献するカードと組み合わせたい。

いたストSP

Cランクのキャラクターとして、ホイミンとコンビを組んで登場している。
戦術は【カンダタ】ほどではないが攻撃的で、5倍買いもけっこう仕掛けてくる。
しかし株を利用するのはあまり得意ではないようなので、あまり上位にくることはない。
スフィアバトルにおける職業はもちろん戦士。

ウォーク

2019年11~12月のDQ4コラボイベントで登場。
イベントの2章3話をクリアすると助っ人として加わり、モンスターなどから入手する「剣の奥義書」を渡すと絆レベルが上昇する。
強敵の【アンドレアル】への対策として有効で、最大で50%のダメージ増加が可能。
レベル4でれんぞくぎり、8でやいばくだき、12でホイミンよびを使うようになる。
レベル14になるとアンドレアルとの戦闘開始時に2ターンブレス攻撃無効化の効果を与える「ブレスガード」を使う。
攻撃、回復どちらもこなせるため、アンドレアル以外にもメガモンスターのデスピサロにも安定起用できる。

タクト

DQ4イベントで仲間にできる英雄系のAランクキャラとして登場。
アリーナとクリフトはSランクでガチャ産なのにも関わらず、ライアンのみがAランクと若干かわいそうなことになっている。
とくぎは【やいばくだき】【ウォークライ】【鉄甲斬】、必殺技に不死鳥天舞を持つ。
特性の「ときどきホイミン」で、時々HPを自動で回復することがある。
1凸以上で「いどう+1」を覚えられる。
 
ステータスは優秀で、割り切ったように低いMPと賢さ以外はランク内ではなかなか高水準。とくせいのときどきホイミンのおかげで耐久も安定している。
問題点として、見ての通り無属性の物理とくぎしか覚えない。加えて必殺技を持つ関係上とくぎの書で属性斬撃を覚えさせることもできず、敵の弱点を突けないため火力面では他のモンスターや英雄たちに大きく劣る形となってしまう。
逆を言えば半減されることもないのでどこでも使えるともとれるか。
性能と関係ない部分でいうと、周回によるドロップで入手できるモンスターと違いライアンは覚醒素材をメダルで交換するというものになっている。この交換レートがなかなかに高いため、イベントをかなり多く周回しないとライアンの完凸は不可能。
【アンドレアル】やイベント装備のかけらを集めるついでに回るなどして並行して集めたいところ。
 
ちなみにイベントで対峙するライアンは【うらぎりこぞう】が化けている個体である。

ドラけし!

DQ4イベント「それぞれの旅立ち」で実装。
限定ドラポンから排出される星5紫属性のドラ消しで、スキルは六角形の範囲を物理攻撃する「不死鳥天舞」。

ドラゴンクエスト4コママンガ劇場

原画イラストから髪型は不明だが、ヒゲと同色の角刈りにされてることが多い。
FC版【公式ガイドブック】では自己紹介の一人称が「拙者」だった影響からか「~でござる」など、彼を侍口調に設定している作家も存在した。
ただし、ゲーム中の一人称は一貫して「私」であり、口調も普通。
そもそも彼は容姿からもわかる通り西洋スタイルの戦士なので、侍的な要素も侍口調になるような場面も一切無い。
ちなみにCDシアターでは礼節を弁える紳士的な側面が強調されており、主君バトランド王やサントハイム王女のアリーナ、ようやく巡り会えた勇者の前では一人称に「それがし」を用いることがある(普段の一人称は「俺」)。

蒼天のソウラ

1巻で【ドラゴンクエスト】という作中用語の説明として登場。
【ソロ】【アリーナ】【トルネコ】と共に【マスタードラゴン】に乗って飛ぶシーンが描かれていた。
 
4巻のソウラによる【ガイアのつるぎ】の生成を発端に、【アストルティア】に歴代のドラゴンクエストが息づいていることを感じるシーンで、様々な歴代ドラクエキャラ達と共に描かれている。