【シーザリオン】

Last-modified: 2021-10-20 (水) 08:27:55

ロトの紋章

2代目の海王。先代海王【リバイアサン】【パール】の遺児で、リバイアサンの生まれ変わりでもある。
リバイアサン同様筋骨逞しい男性の姿を取るが、黒髪のリバイアサンと異なり髪の色は薄い。パールの髪の色なのかもしれない。
また顔つきは先代リバイアサンよりも若干若々しい。
 
両親の最期と同時に小魚の姿で誕生、【アルス】の手で【海の長老】に託され、【異魔神】復活時には成人と思われる外見になっていた。
 
進撃する異魔神の第二形態を父の愛槍【トライデント】を巨大化させることで背中から貫いた。
【超高密度魔法言語】「たいよう」による反撃を受けて海に落ちるが、落命することなく、巨大な海竜の姿(海の長老曰く「真の姿」)に変身して抵抗する。
不意を打つことで異魔神を一時ねじ伏せ、やってきていたアルスたちの攻撃の突破口を開くが、異魔神によって口から体を真っ二つに引き裂かれ死亡。
その後、エピローグで世界樹の花によって蘇生した。
 
復活した異魔神と相対した際に「私は生まれ変わったのだからな」と発言していることから、生まれ変わったのは肉体だけで前世の記憶はそのまま引き継がれているとも受けとれるが、アルスたちと会話を交わしあうこともないまま速攻で殺されてしまったため、そのあたりがどうなっているのかについては不明である。
 
名前の由来・元ネタは、ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)とクレオパトラ7世の子、シーザリオン(カエサリオン)からか?
本来は海の生物とは全く関係ない古代エジプトの人物名を海の生物にあてがったのはロト紋が最初とされており、現在では「シーザリオン=海の怪物」というイメージが根付いて各種サブカルに時折登場しているのは、このロト紋の影響があるからとも言われている。
元々「海=sea(シー)」の生き物の名前が「シー」で始まるのはさほど珍しくはなく、【シーライオン】(アシカの別名)と語感も似ているので案外違和感はない。