概要
恐竜型の頭部と翼竜の体を併せ持つ大型魔獣。
体色は灰色で、【ライバーン】、【ライバーンロード】の下位種にあたる。
名前の「テラノ」は頭をティラノサウルスに例えてのネーミングであろうか。もしそうだとしたら和訳すると「暴君蝙蝠」という恐ろしく強そうな名前になる。
もしくはプテラノドン(昭和期に発刊された恐竜図鑑ではラテン語の英語読みのテラノドン表記も見られる)からにも思えるが、後述のモンスターには当てはまらないので、やはり前述のほうが近そうだ。
この「テラノ」は他にも、同じくDQ4に登場する【テラノザース】、後のDQ7の【テラノライナー】が存在する。
DQ4
立派な翼を持ちながら、なぜか【王家の墓】にのみ出現する。
「バット」だから暗く湿った地下を好むのだろうか?
通常攻撃の他、おたけびを使ってこちらの行動を邪魔してくることもある。
王家の墓ははぐれメタル狩りの聖地のため、姿をよく覚えているプレイヤーも多いだろう。
攻撃呪文は総じて有効であり、特にヒャド系が確実に効く。
各自得意な攻撃で手早く片付ければ、おたけびもあまり気にならないはず。
下で述べられているように、大した敵ではない。
落とすアイテムは【キメラのつばさ】。
【格闘場】では王家の墓の同期【ビビンバー】、赤の他人の【レイギガース】と対戦。
状態異常にされて無抵抗なところをなぶり殺しにされてしまうかわいそうなやつ。
こちらもおたけびを使えるが、ビビンバーは1~2回行動なので全然救いになっていないばかりか攻撃できないぶん無駄行動になることも。
攻撃力もHPもビビンバーに負けており、飛べるのに素早さまで負けている。
オッズも3倍前後と高くない。もっともこのカード自体がおいしくないのでキャンセルした方がいいだろう。
リメイク版ではライバーンと体の色が入れ替わって黄色になった。
DQMSL
2014年11月30日「地図ふくびきスーパー」に実装。
ドラゴン系Bランク こうげきタイプ
リーダー特性「ドラゴン系HP+8%」
とくぎは【かまいたち】【おたけび】
特性「ひんしでみかわし」
転生先は【ライバーン】
星ドラ
バルザス大陸 ミミガーの塔の道中などで登場。
【おたけび】などを使用してくる。
ライバルズエース
真3弾カードパック「星降りの決戦」にて実装。占い師専用ユニットのスーパーレア。
6/4/5 ドラゴン系
テンションリンク:自分のデッキの1番上にあるカードがドラゴン系のカードなら
7/7のダースドラゴンを1体出す
ランダムな位置にカードを戻す
テンションがあがるたびにデッキトップを参照して、ドラゴン系のユニットであれば【ダースドラゴン】を出すことができる。
デッキトップを操作できるカードとコンボをすることで確実に発動できるが、自身も高コストである上にテンションを上げるのにMPを使うことを考えるとなかなか厳しい。
単純にデッキの割合をドラゴン系ユニットに偏らせるという手段をとりたいところだが、【しんりゅう】とともに有用なドラゴン系カードのほとんどがスタン落ちしており、グランプリルールの占い師専用ドラゴン系カードはテラノバット含めてたったの3種(内1種はレジェンドレアの【イブール】)であり、5枚しかデッキに入れられない。出るのが遅すぎたという他ない。
共通ユニットなら全11種あるので占い師専用ユニットと合わせて30枚のデッキの内最大で27枚をドラゴン系にすることも可能だが、肝心のドラゴン系ユニット達にドラゴン系としてのシナジーがないカードばかりとなっているのでテラノバット以外の勝ち筋がないデッキになりかねない。
そのため、スタン落ちしたドラゴン系シナジーカードを豊富に採用できるマスターズルールの方で真価を発揮した。
ダイの大冒険
【ダイ】が【ロモス王国】に【ゴメちゃん】を助け出しに行った際に持っていった金色の【魔法の筒】から、こいつと同種のモンスターが登場している。
また、最終決戦の処刑場に【ザボエラ】が潜ませた【魔界】の怪物の一員としても、同じ姿の魔物が登場している。
他のモンスター同様、最後は【超魔ゾンビ】のパーツになった。
アニメでは新旧いずれも、「デルパ! イルイル!」該当部分は展開が改変されたために出番が削られた。
新アニメでは、その後ロロイの谷の戦いでは原作通り登場し、ライバーンの色合いで描かれている。