【デスジャッカル】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:03:51

概要

返り血を浴びたかの様に赤い体毛の犬型モンスターで、【アニマルゾンビ】【バリイドドッグ】の色違い。
なお、紛らわしいが【ヘルジャッカル】はまた別のモンスターである。
 
ちなみに、実在の動物であるジャッカルは主に動物の屍肉を食べる習性があることで有名。「ミイラ取りがミイラになる」ならぬ、屍肉喰らいが屍肉となった皮肉なモンスターである。

DQ3

系統最上位種で、【バハラタ】近辺に出現する。
【ロマリア】周辺のアニマルゾンビから短期間で同属3種が続けざまに登場するという怒涛の犬ゾンビラッシュだったが、コイツが最上位種ということで早くも打ち止めとなる。
これ以降、犬ゾンビはもうこの作品(それどころかドラゴンクエスト本編)には出てこない。
 
攻撃力が高く、仲間を呼んだり【マヌーサ】を使用してくることがあるため長期戦になることがある。
とはいえ、攻撃呪文に滅法弱く、ゾンビのくせに補助呪文も良く効く。
使うまでもないが【ラリホー】【マホトーン】をかけておけば戦闘が長引くこともなく楽。
ニフラムも有効なので消耗が激しくなるのを避けたいならさっさと消してしまってもいい。
周囲に出て来るモンスターにはもっと厄介な種族が多く、そのため印象に残りにくいモンスターではある。
ただ、【ノルドの洞窟】東口周辺では【キャットフライ】と組んで出ることがあり、キャットフライの【マホトーン】とコイツのマヌーサが組み合わさると、打撃の命中率低下&呪文も封じられ、こちらからの攻め手が無くなってしまう。
このコンビの出現地域はすぐ通り抜けることができるものの、山岳地帯のためエンカウント率が高くなりやすい。運悪くこのコンビに出会ってしまったら逃げた方が良いかも知れない。
 
一方、リメイク版では高レベルキャラで【すごろく場】をプレイすると森のマスで頻繁に登場するため、変な形で認知度がアップした。
落とすアイテムは【いのちのきのみ】
 
余談だが、FC版の公式ガイドブックには「呪文を唱える最強の死犬属」とある。
確かに系統最上位種で最強なのだが、登場間隔が短いこともあり下位種とそこまで実力差はなく、呪文は他の死犬属も使うので、どちらも特筆することでもなかったりする。
FCのガイドブックでは1や2より素早さ依存が行動順に影響しやすくなっているテンプレの画面でも出てきており、妙に恵まれている。

ジョーカー3

ゾンビ系Eランクで、下克上されたらしくバリイドドッグの下位種になった。ライドタイプは陸上・歩行。
野生では出現しないが、位階配合で作れる。
 
固定特性は【アンチみかわしアップ】で、他は【ノーマルボディ】【ジャミングブレイク】
+25で【いきなりバイキルト】、+50で【亡者の執念】、+100で【即死攻撃】
メガボディ化で【AI2回行動】、ギガボディ化で【ときどき冥界の霧】、超ギガボディ化で【やみのはどう】が追加される。
初期スキルは【ゾンビフォース】

DQMSL

「レジェンドクエストⅢ」で追加された討伐モンスターの一体。
【ゾンビ系】のSランク。リーダー特性は「ゾンビ系の攻撃力+15%」。
Bランクのアニマルゾンビ、Aランクのバリイドドッグを経て転生する。
習得特技は【毒】【眠り】【マ素】特効の多段斬撃「悪夢裂き」と、 息防御を1段階下げる全体斬撃「ブレスブレイク」。
できれば下位のバリイドドッグから【悪夢の吐息】も継承しておきたい。
特性は【亡者の執念】の下位互換「亡者の恨み」と、 【死亡】時に一度だけ敵全体を【猛毒】にする【ラストポイズン】
 
豆知識によると、【アークデーモン】達の狩猟犬らしい。

没モンスター

アニマルゾンビ同様、DQMJ1に登場する予定だったようで、データの残骸が存在する。
ゾンビ系のEランクで、所持スキルはアンデッド。特性はかいしんでやすい。
グラフィックは無く、攻撃を受けたりするとフリーズする。
だが、Eランクというデータは後のDQMJ3で採用された。