【バトルアックス】

Last-modified: 2024-03-24 (日) 04:50:24

概要

DQ4以降とリメイク版DQ3に登場する常連武器。初出はDQ4。
DQ3の【てつのオノ】に代わる形で追加されたが、リメイク版でDQ3にも逆輸入された。
 
鉄の斧は農具でもあるが、バトルアックスはその名の通り戦闘用の斧。
3枚の異なる大きさの刃に長柄を有する斧で、いわゆる「ポールアックス」の類型。
DQ8では先端に刺の付いたシンプルな両刃斧といった風貌にデザインが変更されている。
 
力のある者にしか装備できないが、なぜかDQ4やDQ6のように「パワー系武器の中でこれだけは主人公も装備できる」設定になっていることが時々ある。DQ3の鉄の斧の名残だろうか。
そのDQ3のリメイク版ではその鉄の斧と共演したためか、こちらは戦士専用になった。
 
いずれの作品においてもパワー系キャラの中盤の武器であるが、なんとなく不遇感のある武器。
何気に初登場のDQ4以降本編シリーズ皆勤を続けていたが、DQ11では斧系の武器は存在するにもかかわらず装備可能者の加入時期に合わないと判断されたのかハブられてしまっている。
一字違いかつオノ使いのモンスター【バトルレックス】は、意外にもこのオノを落としたことが無い。(落とすのは色違いの【アックスドラゴン】)
 
ライバルのFFシリーズでは「バトルアクス」という名前で1作目('87年12月発売)から登場している。

DQ3(リメイク版)

攻撃力60、8700G。【戦士】が装備可能。
本編シリーズに登場した中でも最も攻撃力が高い。
リメイク版では【ゾンビキラー】【サマンオサ】以降でしか買えなくなったため、船を手に入れてすぐに【スー】の村で買える点は大きい様に見えるが、実はそうでもない。
船を入手後に、特にダンジョンやボスをクリアする必要もなく【さいごのかぎ】を取りに行ける仕様のため、実質的に、船入手直後からサマンオサには行けるためである。
他の職業間で使い回しができない戦士専用装備であるため、【おおかなづち】【ウォーハンマー】と同様にわざわざ購入するプレイヤーは多くはないと思われる。
船を手に入れる前に貯めたゴールドは、先に【まほうのよろい】などの防具に回したほうがいいだろう。

DQ4

攻撃力50、5500G。【勇者】【ライアン】が装備可能。
【はじゃのつるぎ】と攻撃力5しか変わらないのに2000Gも高く、割に合わない。
おまけに船入手後にしか買えないので、どうせ買うなら【まどろみのけん】【ドラゴンキラー】に金を費やしたい。
一応、シナリオ通りに寄り道せずに進めた場合は、【コーミズ】に到着した時点では2人にとっての最強攻撃力の武器になっているが…。
 
高い割に全然それに見合った性能ではない上に装備者も少なく使い勝手も悪いので買う価値がない。本作では欠場している【おおかなづち】にそっくりな特徴をもっている。
買う価値こそないものの【サイおとこ】が1/64とそこそこ高めの確率で落とすので、偶然入手できれば金策の役には立つだろう。
これに限ったことではないが金槌や斧といった重量級武器は不遇な扱いを受けているのが多い。

小説版

【サラン】にて武器防具連盟から贈られ、ライアンが装備する。
通れそうにない場所を掘削したり、ドラゴンライダーの鉤爪に掴まれたミネアを救出したりとかなり活躍している。
最後の出番はアッテムトで、誰かしらが斧を持ち込んだ描写があることからライアンがまだこれを装備していることが推察される。
その後ライアンの武器については長く描写がされないが、最終決戦では剣を使っていたためどこかで武器を変えたようだ。

DQ5

攻撃力45で4000G。
パワータイプ用の武器に割り当てられているため装備できるキャラが異常に少なく、人間では【サンチョ】のみ、モンスターでは【ブラウニー】【装備グループ】のみが装備できる。
【おおきづち】【いしのオノ】【おおかなづち】と、ランクごとに攻撃力が10ずつ上がってきたが、ここにきて15ポイントの上昇。ちなみに次の【ウォーハンマー】もここから15ポイント上昇する。
販売場所はルーラで飛べない【山奥の村】【テルパドール】(SFC版のみルーラ不可)、【チゾット】の3箇所。
 
これが初めて店頭に並ぶときに装備可能なのはブラウニーのみで、そのブラウニーはここまでにリストラされている可能性が高いため、大抵は武器屋でカーソルを合わせたときに「そうびできない」がずらりと並ぶことになる。
実は重戦士系の仲間モンスターにとっては青年時代前半の最強武器なので、【オークキング】【エリミネーター】らはこの時点ではこれ以上の武器がない。彼らをスタメン起用したい場合は使うことになるだろう。
特にエリミネーターにはものすごくよく似合う。
だが同時期の武器には、同じ攻撃力でグループ攻撃ができる上に値段の安い【モーニングスター】、攻撃力+55で【眠り】の追加効果を持つ【まどろみのけん】などがあるため、それらよりも劣るバトルアックスしか装備できないという点が既に不遇である。
これに限らず、本作のパワータイプの武器(斧・ハンマー)は同時期の武器に性能・コスパ面で劣る例が非常に多い。
 
青年時代後半になってすぐに攻撃力+85の【らいじんのヤリ】が買えるようになるので、オークキングやエリミネーターの加入時期を考えると、バトルアックスはスルーしてもいいかも知れない。

DQ6

攻撃力49。4300G。かっこよさ15。
人間キャラでは【主人公】【ハッサン】【テリー】【アモス】が装備可能。
モンスターでは装備グループB・Fのキャラが装備可能。
 
【ムドー】撃破後にようやく商売を開始する【トルッカ】の北西の武器屋がこれを扱っているほか、【アークボルト】でも購入可能。
ドロップでは見た目どおり【ドラゴンソルジャー】が1/64、【アックスドラゴン】が1/128で落とす。
攻撃力42の破邪の剣より安いお値打ち武器だが、破邪の剣はムドー戦前に購入可能なこともあって、これを店売りで見かける前に主人公には破邪の剣を持たせていることが多い。
そうなると、わざわざ破邪の剣からこれに買い替えるのは出費がかさむため、これの購入を見送る人も多いだろう。と言っても下取りすれば差額はわずか1000Gで、このあとしばらく上位の武器は出てこないので武道家のまわしげりの火力上昇などを考慮すれば実はそんなに悪い買い物ではない。
ハッサンはこれより強くて無料で手に入る【ほのおのツメ】があるので店で買う必要性は低い。ただし道具使用目的で主人公などの他のキャラに炎の爪を渡している場合は次点の武器が【はがねのつるぎ】まで落ちるのでその場合は装備させる価値はある。
 
ただ、購入を検討する場合でも後に【旅人の洞窟】の宝箱から一つタダ入手ができることは覚えておきたい。
アモス用の武器にはこの洞窟を抜けた後の【ジャミラス】戦で2個目の炎の爪を入手できる可能性があるため、そちらが首尾よく手に入れば以後は主人公用として長く活躍することになる。【クリアベール】に行くまでこれ以上強い武器はない上に、それまでに先述のジャミラスや【洗礼のほこら】の試練達と、ボス戦が4戦も待ち受けている。
適切な時期に無料入手できるので、シリーズで最も重宝したことだろう。
 
なお、SFC版では【レイドック西の森】北西のエンカウントエリア漏れを利用してアックスドラゴンと戦うと上記のトルッカやアークボルトよりも早く入手可能。真の最速入手はゲーム開始直後のお使い中だが、通常プレイで勝つのは不可能だろう。
そもそも【くちぶえ】のない時期にここでエンカウントすること自体が難しく、ドロップ率も低すぎるので倒せるレベルまで上げる労力も含めて廃人級のやり込みが必要。理論上はそんなこともできるよという話にすぎない。
 
イラストは3方向に鋭利な刃のついた斬撃武器なのだが、前作と違ってなぜかハンマーと同じ打撃武器のエフェクトになっており、正しい使い方をしているのか疑わしい(側面で叩いている?)。
なお、本作に登場するもう一つの斧である【いしのオノ】の方が見た目は鈍器っぽいが、あちらのエフェクトはちゃんと斬撃である。なぜ…?
そしてSFC版ではその打撃音がやけに甲高い。ちなみに【はかいのてっきゅう】も同じ音。
重量級の武器を叩きつける音として設定されているようだが、音色があまりそういう雰囲気ではないため少々不思議な設定。
なお【おおかなづち】は別の音(重々しく殴り付けるような音)である。

DQ7

攻撃力49で6500G。
【主人公】【アイラ】が装備可能。
【ハーメリア】周辺で市販されている。
【フズ】で武器屋前の戦士がこの武器を褒めている通り、時期的にはなかなかの数値。
しかし、主人公は直後の【海底都市】【さざなみの剣】が手に入るので、実はあまり買う必要がない。
アイラはこの時点では未加入な上、初期装備の【ユバールの剣】が強いので不要。
同時期に武器購入するならば、ガボの【ほのおのツメ】にお金を回した方が良いだろう。
 
過去【旅の宿】【ラッキーパネル】で出ることがあり、その時点では非常に強力。
とはいえ同ラッキーパネルでそれ以上に強力な【ウォーハンマー】【のこぎりがたな】も出るため、若干影は薄い。
 
心入手の為にプロトキラーを狩っている際に、これをドロップして愕然とさせられるのはお約束。

リメイク版

過去の旅の宿のラッキーパネルから削除され、ラッキーパネルでは現代旅の宿からの登場となった。
ここでは主人公の武器として更に【ようせいのけん】【ゾンビキラー】まで追加されるため、余計に影が薄くなってしまった。

DQ8

攻撃力45で4300G。【オノスキル】を持つ【ヤンガス】のみが装備可能。【サザンビーク】で市販されている。
また、【ボーンファイター】が通常枠で落とす(1/64)。
【とうぞくのカギ】と錬金すればより上位の【さんぞくのオノ】になるので、購入後装備されることなく即錬金釜行きとなることだろう。
また同じくサザンビークで買える【きんのゆびわ】を素材に【破毒のリング】を作れば【闇商人の店】での報酬としてこのさんぞくのオノが手に入ってしまう。
バトルアックスからさんぞくのオノを作るより微妙に安く手に入るので、初回では闇商人の店の利用を推奨する。
ただし、さんぞくのオノは【バンデットメイル】を経て【ギガントアーマー】にすることができるため、これを作るつもりならバトルアックスからさんぞくのオノをもう一つ作っておくと戦力低下しないので良いだろう。お財布と相談しながらお好みでどうぞ。
加えてさんぞくのオノは資金と【鉄のクギ】さえ十分調達出来ていれば財テクにも有効。
そんな訳で武器自体の性能面よりも、錬金材料としての需要の方が高いと言える。

DQ9

攻撃力52で3900G。グビアナ城以降で市販される。
コレ+【月のめぐみ】【おかしな薬】【ムーンアックス】
コレ+【パルチザン】【ハルベルト】が作れる。
さっさと上位の品に錬金してしまおう。

DQ10オフライン

主人公(【戦士】【レンジャー】)、【ヒューザ】が装備可能。

-+1+2+3
攻撃力37414651
みりょく3456

【旅人バザー】にて+1のものが1485Gで、+2のものが1755Gで売られることがある。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【バトルアックス作成術】に記載。
必要な素材は、【ぎんのこうせき】x4、【ヘビーメタル】x2。

DQ10オンライン

レベル21から装備可能。基本攻撃力は37。
ちなみに、バトルレックスの持つオノは【レックスのオノ】として登場している。
詳しくはこちらを参照。

DQM

攻撃力52、特殊効果なし。
オノ系は種類が少なめな割に特殊効果を持たない武器が多い。

スラもり3

シヴァレルゆきやまで拾える。
攻撃力は40。登場時期的にはギリギリ使えるかどうかという微妙な数値だが、【会心の一撃】が出やすいという特徴がある。
大ダメージのロマンを狙いたいなら、入れてみる価値はあるかもしれない。
余談だが、グラフィックはどう見ても【てつのオノ】である。
また、船のかざりをレベル5にする際、1800Gに加えてこれと【金塊】がそれぞれ3個必要。

ヒーローズ1

【ヤンガス】専用装備で攻撃力は36、防御力は6。価格は2700G。
【シーラ】解放後から購入可能。

ヒーローズ2

攻撃力は36。価格は2200G。

ビルダーズ1

フリービルドモードにおいて、【仕立て台】を使うことで【さびた金属】2個と【はがねインゴット】1個で作れる。攻撃力38。
 
立ち位置的には1章における【ウォーハンマー】的役割のはずなのだが、2章でははがねインゴットを入手する手段がないため作成不可能。
そしてフリーモードではより強く作りやすい【まじんのかなづち】や最強のビルド武器【ビルダーハンマー】、果ては【大砲】【まほうの玉】による発破採掘があるため、この武器の出番は全くないと言っていい。

ビルダーズ2

レベル22でレシピを習得できる、シドー専用武器。攻撃力74。
レシピは【はがねのインゴット】×3、【鉄のインゴット】×3。
 
今回はレベル習得なので、日の目を見ることのなかった前作より活躍の機会はある…と思いきや、【ムーンブルク島】では罠を仕掛けて放置してるだけでガンガンレベルが上がっていくので、それを知ってしまうと大して活躍の場もなく次の武器を作れてしまう事も…
相変わらずの使いづらさは見事に継承された。
インゴットの素材は無限化出来るので作ること自体は無駄ではないのだが。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.151
レアリティトレジャー
カテゴリーヒストリー
コレクション武器
標準価格870,000G

ウォーク

ふくびきで入手できる☆3の武器として登場。
習得できる特技は【たいぼく斬】