【マサール】

Last-modified: 2023-12-16 (土) 23:29:26

DQ5(PS2版)

仲間モンスターのくさったしたいの2体目の名前。
まさか、大賢者マサールの変わり果てた姿、なんてことはないだろうが…。

DQ6

終盤に登場する【大賢者】で、兄の方。名前の由来は「賢る」から来ているのだろうか。
CDシアターでの声優は塚田正昭。
英語版での名前はIsaac。
 
弟の【クリムト】ともども、最初に名前を聞けるのは海底の【ポセイドン城】で、かつて兄弟でここを訪れたことがあるらしい。
その後【欲望の町】では、湖にマサールの宝が眠っていると聞かされるが、その宝の箱は中身がなくただの囮である。さらに【牢獄の町】でもマサールが囚われているという話が人々から信じられていたが、実は弟のクリムトの方である。
実際に本人を目にするのは【嘆きの牢獄】。大魔王【デスタムーア】に幽閉され、精神世界で【ズイカク】【ショウカク】によって弟が処刑される悪夢を見せられている。最初こそ強い精神力で拷問に屈しなかったものの、さすがに何度も繰り返されると耐えられなくなり、降参しようとするまで追い詰められる。そこに弟と主人公たちが現れ助けられる。
兄弟が再会すると本当のチカラを発揮。自分を縛っていた鎖を自ら解き、弟とともにデスタムーアの作った世界に大穴を開け、さらに【ムーアの城】の下にそびえる巨大な岩山を崩壊させて城を地上に落とす。
主人公たちがデスタムーアを討伐後は兄弟ではざまの世界を脱出し、【ゼニスの城】に移動する。
 
弟と比べて町中で話題に挙がることが多い反面、パーティに同行することは無いのでその点では弟よりも影が薄いが、実力はマサールの方が上。おそらくゲーム中最強の破壊力を持つ猛者。すごいよ!!マサールさん。
デスタムーアが恐れ、その力を欲しがったのも納得である。
 
この兄弟は生まれつき2つの地点を繋げる力、いわゆる【旅の扉】を作る力を持っていたとのことだが、他シリーズの扉も彼らのような異能者が作ったものなのだろうか?
ちなみに、岩山を崩すときは「オー エイザンメイザン レイスパラン ジェムネイバン」という謎の【呪文】を唱えている。本作には、このような謎の怪しい呪文がたびたび出てくる。
 
なお、上述のようにポセイドン城で目撃されていることからもわかる通り、彼らは【現実の世界】の人間である。
エンディングの冒頭ではゼニス王の傍に侍っているが、クラウド城に訪れたのは初めてのようで、「しばらくはここに留まるつもり」と言って、それ以降はエンディングに登場しない。
【夢の世界】の実体が消滅した後、彼らが一体どうなったのかは不明である。