【メイジバピラス】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:33:56

概要

赤い翼に黄土色の体色の【バピラス】の上位種。よくメイジ「パ」ピラスと間違えられる。

DQ2

【ロンダルキアへの洞窟】の上層部に出現し、【ルカナン】【ラリホー】を唱え、下位の【ほのお】を吐く。
が、打たれ弱い上に通常攻撃を一切しない。
つまりコイツらだけで現れたらルカナン=無駄行動となる。これは【ブリザード】と同じ。
ブリザードと違うところは周辺のモンスターの中でダントツで弱いこと。
ダメージ源が威力の弱い炎しかなく、【ザラキ】もよく効く。
また、FC版のルカナンは効果が微妙な上、ラリホーも【まよけのすず】があればほとんど当たらない。
強敵揃いのロンダルキアへの洞窟終盤では一番安心できる敵。
こいつらだけで出てきたら【ちからのたて】で回復するチャンスだ。
メイジの肩書がつかないただのバピラスが、中盤に出現して圧倒的な攻撃力で恐れられているのとは大違いである。
 
【公式ガイドブック】では「巨大なクチバシも破壊力大」とあるが、実際は上述の通り全く使わない。
使わないだけで使えば強いのかと言えば、別にそういうわけでもなく攻撃力は77と生息域では最低クラス。
一応、バピラスの攻撃力が75なので設定上は下位種より僅かに強いが、通常攻撃しないので意味はない。
 
ともあれ、こいつの最大の存在意義は、そのドロップアイテムにこそある。
それはレアな【ふしぎなぼうし】
性能自体はぶっちゃけ微妙だが、後列2人が装備できる唯一の兜とあってついつい欲しくなる一品。
しかもFC版ではこいつか中ボス【バズズ】のドロップに期待するしかなかったので、幾多のプレイヤーに乱獲されることとなる。ちなみに確率は最低の1/128。
後の【5強】や7に登場する1/4096などに比べれば大分現実的な数値ではある。
ただし、同じフロアにはDQ2屈指の理不尽モンスター【ドラゴン】が群れをなして出るので半端なレベルで彷徨くと全滅のリスクを伴う。
狩るなら一旦洞窟を抜けてほこらでセーブしてからにしよう。セーブさえすれば幾分気楽に狩りができる。
なお、既に不思議な帽子を所持している場合はドロップ品がお金の入った宝箱にすり替えられてしまうため、2個目を狙ってこいつを乱獲するのは時間の無駄となるので注意。

リメイク版

FC版とは打って変わって、その名前通りの存在感を見せ付けるようになった。
まず、通常攻撃も使用するようになり、ブレスが【ひのいき】になって威力が若干上がった。まあこれはさほど影響がない。
重要なのはルカナンが大幅強化されたこと。
しかも一緒に出現する敵が【キラーマシン】【ドラゴン】【バーサーカー】と力自慢ばかり。
そして、こいつが真っ先に動いてルカナンでこちらの守備力を大きく下げてくる。特に連発されると非常に危険。
中でもキラーマシンとの組み合わせはロト装備で身を固めた【ローレシアの王子】をも一瞬で瀕死に追い込むほど。
こいつ自身の通常攻撃だけでも十分危険な目に遭わされることもある。
さらに、FC版に比べHPと守備力が上がったため、若干撃ち漏らしやすくなっていることにも注意。
ザラキが必ず効くようになり、ラリホーと【マホトーン】もかなり効きやすくなっているので、上記の敵と一緒に出現したらこれらを駆使して優先的に対処したい。
ドロップ品狙いのために最後に残す場合でもなるべく野放しにしないように。
こいつ自身のスペックというよりは、主にルカナンの性能が修正されて強さが変わったと言える。
もしかすると、元々こういう立ち位置になる予定だったのかもしれない。
 
不思議な帽子がダンジョン内で1個手に入るようになったが、リメイク版ではちゃんと2個目もドロップするようになったので安心して乱獲しよう。
性能もFC版に比べると上がっている。

小説版

ロンダルキアへの洞窟で炎を吐きながらパーティを襲った。

ライバルズ

第6弾カードパック「小さな希望のシンフォニー」にて実装。占い師専用のレア。

2/2/2 ドラゴン系
絶好調
絶好調状態の味方ユニットが攻撃する度自分のデッキから占いカードを1枚引く

通常のバピラスよりも先に実装された。
【スモーク】【レッドプリン】といった絶好調ユニットで攻撃すると占いカードをドローしてくれる。
絶好調を軸としたミネアはほとんど注目されることがなかったため、このカードが構築に入ることは滅多にない。