概要
現在の【HP】や【MP】の値に応じて色付きバーの長短が変化する、視認性システム。
ライフ制アクションゲームでは主に画面の上か下に表示されるが、RPGではパソコン時代からHPやMPが主に数値で表示されてきたため、ゲージの採用は比較的遅かった。
ゲージの長さは数値によらず概ね一定。
具体的ではないが「最大値からどのくらい減ったか」が直感的にわかるため、戦況が有利かどうかを判断しやすい。
敵の攻撃をあと何回耐えられるか、等といった重要な情報は数値を直接見て計算しよう。
不思議のダンジョンシリーズでは最初のトルネコ1からの定番であり、モンスターズではPS版DQM1・2で初導入。本編では海外版DQ8(日本語版ではDS版DQ4)から登場し、それ以降はごく当たり前に使用されるようになった。
本編
減っている部分はいずれも黒。
作品 | 機種 | 色 | 表示位置・備考 | |
---|---|---|---|---|
HP | MP | |||
DQ4 DQ5 DQ6 | DS | 薄青 | なし | 下画面に敵の様子と共に表示 上画面のステータスの位置と対応 HP25%以下で黄色に |
スマホ | 薄青 | 薄青 | 画面上部に数値のすぐ下に表示 | |
DQ7 | 3DS | 青 | 緑 | 下画面に現在値の下側に表示 |
スマホ | 青 | 緑 | 画面上部に数値のすぐ下に表示 | |
DQ8 | PS2 (海外版) | オレンジ | 青 | コマンド入力時に画面上部に表示 一定のパーセンテージ以下になるとバーが点滅 |
スマホ | 緑 | 青 | コマンド入力時に画面下部に表示 | |
3DS | 青 | 緑 | 下画面に現在値の下側に表示 | |
DQ9 | DS | 青 | オレンジ | 下画面に現在値の下側に表示 |
DQ10オフライン・オンライン | 緑 | 青 | 画面右下に表示 ダメージ等により減った部分は一瞬だけ赤く表示 | |
DQ11 | PS4 | |||
DQ11S | 3Dモード | |||
DQ11 | 3DS | 緑 | 青 | 3Dモードのみ 下画面に現在値の下側に表示 |
不思議のダンジョンシリーズ
このシリーズでは初代のトルネコ1から定番。
画面上中央のHP表示の真下に置かれ、現在HPが緑色で、減っている分が赤色で表示される。
空腹時や【変な呪文】等のHP減少状態(あるいは回復停止状態)でのみ現在HP分が黄色に変わる。
1ターンが短く、HPが自然回復するので、直感的に理解できるゲージはかなり便利。
他のシリーズと違い、最大HPが上がると同時にゲージ自体も伸びていく。
画面端まで行けば伸びるのは止まり、後は1HPあたりのゲージの変動量が減っていく。
ただしトルネコ1のみ、HP160辺りで画面からはみ出してさらに伸びていくので、ダメージを受けてもゲージの見た目は全く減らない(画面外で減っている)といった現象も起きる。
DQM1・2(PS版)
本編作品よりも早く、PS時代から登場。
画面上部にHPのやや裏側に表示。
現在値に応じて色が変化し、全快で緑色、減るごとに黄緑色→黄色→オレンジ色と変化する。
減っている部分は黒。
剣神
画面左上にあるロトの紋章の右にオレンジ色のゲージが伸びている。
詳しい数値は表記されない。
ソード
詳しい数値が表記されるようになった。ゲージの色は緑で、減った部分が一瞬だけ赤く表示される。
バトルロードシリーズ
HP1500を一区切りとし、HPの低い順に色が赤→黄色→緑→水色→青→紫→暗い赤→暗い黄→暗い緑と変化する。