【ラズエル】

Last-modified: 2022-12-12 (月) 09:43:22

DQ7

過去の【プロビナ】の村の長老【オルドー】の息子。
英語版での名前はPS版ではRazuel、3DS版ではCaleb。
 
【プロビナ地方】でのシナリオで、良くも悪くも中心的な働きをする人物である。
人に裏切られ足を引っ張られ、波乱万丈の人生を送った件の【神父】の、(結果的には)最後のとどめを刺してしまった人物。
 
彼の行った働きについての詳細は、【黄金の女神像】やその他の関連ページを参照。
 
性格は良く言えば血気盛ん、悪く言えば命知らず。勇敢だが短気、かつ無鉄砲な面が目立つ。
物事の繋がりや、自らの行動がどう影響するのかを考える前に動いてしまう傾向が強い。
「焦ると頭がこんがらがって思考が停止してしまう」という描写もあり、やはり頭を使うのは苦手な模様。
上記の通り頭脳労働が苦手なのに、直情径行で行動力が(無駄に)あるため、一番始末が悪いタイプ。
その一方で戦闘能力はなかなか高いようで、足を負傷したものの【ベビーゴイル】【マージインプ】を倒している。
この時点では雑魚のベビーゴイルはともかく、マージインプより強いなら自力でラグラーズ兵ぐらい追い返せたのでは無いだろうか?まあだからこそ臆さずに後述の行動を行えたのかもしれないが。
 
女神像のせいで争いが起こるという考えから【ラグラーズ】兵の前で壊すという暴挙に出る。
軍事力による収奪に屈しないという気概を見せつける(一度命令に屈したらその後ずっと強請られ続ける可能性がある事も村長の息子としては考えねばならない)ためや、目の前で壊さねばどこかに隠したことを疑われ、村や住人に被害が出るかもしれない事を考えての行動ではある……のだが、実際にはこのラグラーズ兵たちはモンスターが化けていたものであり、図らずも彼らの思惑を叶えてしまう結果となった。
 
プロビナがそれまで安全を保っていられたのは紛れもなく、モンスターを寄せ付けない【女神像】のおかげである。
これが消失すれば、【ラグラーズ】関係無しに村は消失してしまう。また、もし【ラグラーズ】兵の正体がモンスターでなかったとしても、強国の尖兵の目の前でメンツを潰した事でそのまま村ごと焼き払われていたか、交渉材料を失った事で成すすべなく陥落・併合させられていた筈である。
少し考えれば、いくら争いの原因だからと言っても「女神像を叩き割る」なんていう行為は悪手中の悪手なのは明白だが、彼にはそこまで考える頭が足りなかった、という事か。
彼の父であるオルドーの外見が壮年男性であることからラズエルもそれなりの年齢であると思われるのだが、その割にはどうにも思慮が足りていない。
 
モンスターとの戦いで足を負傷したため【主人公】たちと【りゅうき兵】との戦闘中の場には遅れて駆けつける。
その際主人公たちに代わって【女神像の上半身】【女神像の下半身】を聖なる力を付与された泉に投げ込み再生させ、りゅうき兵を弱体化させることに成功する。
これにより主人公たちはりゅうき兵を倒すことができたため、ラズエルも最後の最後で名誉挽回できたと言える。
 
主人公たちが村を立ち去る時には橋までやって来て別れのセリフを言うが、主人公たちがただの旅人ではないと見抜いているなど、勘は良いようだ。
プロビナでの一件のあとは、村の長は継がずに神の道へと進んだらしい。
自分たちを守って命を落とし、結果的に村を救った例の【神父】に対して、彼なりに思うところがあったのだろう。
現代のプロビナ山頂の教会では、彼の子孫と思しき親子が神父を務めている。なんだかんだで子孫は残したようである。
父親の老神父はほんの一時ながら同行型NPCとしてパーティーと一緒に行動する。
なお彼の孫にはラズエルの「考えると頭がこんがらがる」という悪癖が遺伝してしまっており、それを見た【マリベル】は彼がラズエルの子孫であることを確信している。

裏技

彼に話しかけることで立つフラグを利用した【プロビナ飛ばし】と呼ばれる裏技が存在している。詳細は該当記事参照。

リメイク版

プロビナ飛ばしはできなくなった。