【プロビナ飛ばし】

DQ7（PS版）

【プロビナ】のボスの【りゅうき兵】との戦いを飛ばすことができるバグ。
【小さな橋】に魔物の化けたラグラーズ軍が攻めてくるところまでストーリーを進め、
橋の前にいる【ラズエル】に方向ボタンと△ボタン（もしくは◯ボタンでメニューを開きつつじりじり近づいても良い）を同時に押すような感じで近づいて話しかけると、
なんと彼は場違いにも主人公たちへのお礼と別れの言葉を吐くのである。
彼の別れの言葉は現代プロビナ復活のフラグとなっているため、
過去プロビナが魔物に襲われているにもかかわらず、現代の世界にプロビナが出現してしまうのだ。
なんだか【ルーメン】みたいである。
　
この後の【聖風の谷】に進むためには【神父のカギ】を使って石版を手に入れる必要があるため、
結局村が全滅するところまではストーリーを進めなければならないが、
それよりも先を進める必要がなくなってしまうので、りゅうき兵とのボス戦をしなくて済むというわけだ。
　
このバグを使い、村が襲われて全滅して神父のカギを手に入れる所まで進めてプロビナを放置した場合、
プロビナは聖風の谷クリア後に勝手に平和になる模様。
　
このバグを使うことによる時短効果はそれほどでもないが、ボス戦を飛ばす関係上、
ボス戦のところで手元からなくなってしまうはずの【女神像の上半身】と【女神像の下半身】が
なくならないため、アイテムコンプリートを目指す人必須のバグである。
　
ボスの方のりゅうき兵は【モンスターずかん】に載らないので、【ゴスペルリング】獲得の条件にも問題は全くない。
　
ちなみに、聖風の谷地方への石版を完成させた後でも戻ってきてイベントの続きを進めることも可能。
それどころか【マリベル】離脱・【アイラ】加入までイベントを進めてから戻ってくることさえできる。
そうした場合、本来ならまだいないはずのアイラのセリフは存在せず、
また離脱していないはずのマリベルのセリフは（マリベルが実際にいるかどうかに関わらず）発生する。

　
当然ながらリメイク版では修正され、ラズエルに近づく前にイベントが始まるようになった。