【妖毒虫ズオー】

Last-modified: 2020-03-21 (土) 20:58:48

DQ9

【サンマロウ北の洞窟】のボスモンスター。
洞窟内に古くから棲息していた毒グモが毒と妖気を吸い続けた結果、旅人も出会ったら最後と恐れるほどのおぞましい人喰いモンスターとなったもの。
鳴き声は名前通り「ズオオオ…」。
英語版での名前はTyrantula。
色違いには【デスタランチュラ】【ボーンスパイダ】がいる。
 
見た目に反して素早さが高く2回行動。
【もうどく弾】【かまいたち】などの全体攻撃を多用するので、回復が追いつかない場合もある。
【あやしいひかり】で状態変化への耐性を下げた上で【クモ糸縛り】で1ターン休みにするコンボも凶悪。
全員に回復手段を持たせ、打撃中心で戦おう。
雷・爆発属性が若干効きやすいので、【へびのおうぎ】などがあるとダメージ効率がよい。
イオも効きやすいが、ダメージが低くてコストパフォーマンスが悪すぎるので、魔法使いは補助に回った方が無難。
ルカニで守備力を下げた後の【キラーブーン】も、攻撃力が高ければ有効な手段になる。
その場合は【キラーピアス】と組み合わせるとより効果的。
【一人旅】の場合は中盤の壁ボスとして立ちはだかる。もうどく弾+クモ糸縛りの連続で何もできないままダメージを与えてくる鬼畜。
とりあえず【破毒のリング】を身に着けてから挑もう。あとはクモ糸縛りが来ないのを祈りつつこちらの火力を高めながら攻めていこう。
 
なお、【女神の果実】集めの最中に戦うボスモンスターの中では唯一、果実の力で誕生(あるいは怪物化)したわけではないモンスターである。果実無しでこれだけの戦闘力を誇るということか。
妖毒虫ズオー以外の、女神の果実集め最中に戦うボスモンスターは以下の通り。
【魔神ジャダーマ】【ぬしさま】【石の番人】【アノン】【呪幻師シャルマナ】【魔教師エルシオン】
 
ちなみに彼は通り道の邪魔をしている訳でも、誰かに倒すのを依頼された訳でもない。巣への侵入者を排除するだけで悪役という訳でもない。
巣にしているサンマロウ北の洞窟は人間社会に重要な場所でもないので、もし【マウリヤ】が巣に迷い込まなければ倒されることもなく、もっと長生きできたかも知れない。
DQ9のモンスターは【ガナン帝国】関係を除けば全体にそんな感じである。
 
ドラクエシリーズ初の「強いクモ」だったが、次回作と次々回作では、クモ系モンスターは【怪蟲アラグネ】系統に取って代わられ、ズオー達は外伝でしかお目にかかれなくなってしまった。